《瞑想小説 狩人》

交差

地下牢の娘 其の４

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うらわかき
むすめかなしや
ショータイム
むざんでかげきな
そのさまを
さあさあ、みなさま
ごらんあれ

やわはだに
すくってすくった
へびのむれ
まえもうしろも
とらえはなさず

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…聞いていません
　こんな、こと…

言ってないもの
そりゃそうよ
皆に見られて
果てるが良いわ

…見世物です、か
　わたくし、は

そうとも言えるわ
なかなかね
光届かぬ
地下牢は…
見世物小屋とも
言えるわね

…挿入って
　挿入って
　挿入って、きちゃう

そういう遊びよ
我慢しなさい
ほらほら皆様
お喜び

…嗚呼
　嗚呼
　おしり、が

小さい蛇よ
こんなの序の口、宵の口
《先は長いわ》
色んな意味でね

…お願い、抜いて
　お願い、します

駄目よ
駄目、駄目
このまま見せるの
見ていただくの
貴女の悶える
姿を、ね

…お願い、助けて
　お願い、します

御覧下さい
皆々様がた
前も後ろも
蛇に犯され
悶える娘の
苦悶の表情

其の穴はじめて
迎え入れるは
指では非ず
オトコで非ず

割って挿入るは
蛇の頭よ
飛沫は止まず
花は散りゆく
後ろ蕾は処女の味

…嗚呼
　駄目
　よして
　
…お願い
　何でも
　します、から…

止めないわ
何を言うのよ
これからよ
みんなに見られて
感じるでしょう

：：：：：：：：：：：：

寄って集（たか）って
群がる蛇に
要望有れば
何でもどうぞ

不無
不無
成程

此のまま逝くまで
放置しますか
先ずは其処から
参りましょうか

体位は如何
致します？
どんな縛りも
思いのままに

不無
不無
流石

背面位とは
お眼鏡高い
あなる見るには
絶好ですもの

暫時お待ちを
暫時お待ちを

手首、足首
枷を外して…
ぐるり身体を
回してうつ伏せ

手首と足首
揃えて並べて…
動いちゃ駄目よ
動くとぶつわよ

…嗚呼
　駄目
　嫌、嫌、

…恥ずか、
　しい…

麻縄で
こうして縛って
本結び
被虐の猫よ
猫のポーズよ

皆様、如何（いかが）
四つん這い
前も後ろも
全部筒抜け
動けぬ身体に
縄目を添えて

ぱち
ぱち
ぱち
ぱち

恐悦至極に
存じます
拍手喝采
万雷、春雷（しゅんらい）

お尻を上げて
もっと高くよ
失礼でしょう
お客様にね

…嫌
　嫌
　やめ、て

…恥ずかしくって
　もう…死んじゃう

恥ずかしいのね
其れはそうよね
全部見られて
しまっているもの

でも
でも
でもね

そう簡単に
人は死なない
死ねないの
だから困るの
みんな困るの

もっと
もっとよ
お尻を高く
蛇が挿入った
其の穴を
見て頂くのよ
皆様方に

…嗚呼
　駄目
　お願、い

お願いするのは
貴女じゃないわ
顧客第一
安全第一
クラゲに成るか
おばけに成るかは
観客様の
お求め次第

四つん這い
乙女恥じらう
艷姿（あですがた）
暫しこのまま
蛇に委ねて…

前も後ろも
満員御礼
もぞもぞ動いて
奥へ奥へと

…嗚！
　呼！
　嗚！
　呼！

…やめ、て
　お願い…

蛇の生態
若干ながら
補足で説明
申し上げます

餌で好むは
ネズミ、カエルに
シロアリ、コオロギ
冷凍マウス

水はそれほど
求める事無く
人肌程の
温度を好む

乙女の身体に
色々混じった
スプレーを…

髪にも
しゅっ
しゅっ

お顔に
しゅっ
しゅっ

背中に
しゅっ
しゅっ

クリトリスには
念入りに

もぞもぞ
動いて
暴れて散って
全身あらあら
蛇まみれ

お口を開けたら
挿入ってくるわよ
嫌でしょそんなの
怖いでしょ

…嗚呼
　駄目
　止め、て…

背骨の中にも
快楽中枢
その下端には
クリトリス

剥いて絞って
舐めて小突いて
ほらほらどうなの
感じてくるでしょ

…葉ぁ
　葉ぁ
　葉ぁ…っ

…其処は…
　お願い…
　
…もう、駄目
　おかし、く…

御覧あれ
弓なり背中
乙女の逝く様

……☓☓
……☓☓