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お品書き 異世界 女騎士 純愛オーク姦

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 とある王国の騎士団達がオークの集団と戦闘していた。

 戦闘と言っても、騎士団が一方的にオーク達にやられているが先頭に立つ女騎士はボロボロの身体で奮い立つ。

 「くっ! なんて強さなの! 我等栄えある乙女騎士団! 最後まで戦い抜くのよ!」

 乙女騎士団の団長を務める、クンヒマ フォル ララは直剣を構え鎧を鳴らしながらオーク達に最後の突撃をした。

 迎え撃つのは、黒髪を生やした人間寄りの顔をしたオークだ。 
 立派な体格に、手に持つ斧捌きは乙女騎士達を遥かに上回っていた。

 最後の勝負は一瞬でつき、乙女騎士団の団長は地に倒れた。

 「団長! うわぁぁぁぁぁ!!」 「「「「「きゃぁぁぁぁ!」」」」」

 30名からなる乙女騎士団は、未知のオークの集団に完全に敗北したのであった。

 ◆◇◆

 「あれ……? え……わっ!? くっ、降ろせ!」

 オークに殺されたと思っていたララが目覚めると、何故か戦ったオークに抱えられていた。 ララは必死に抵抗するが、オークの力には全く叶わない。

 「……動くな。 傷に触るぞ」

 魔物のオークが言葉を発した事に驚いたララは目を見開く。

 「貴方……喋れるの?」

 「そんなにおかしいか? まぁ……普通のオークとは違うからか」

 ララの知っているオークは下劣で醜い魔物である。
 しかし、このオーク達は確かに見た目も違う。

 だが、ララの心は不安でいっぱいだ。  

 元来、オークには雄しか居ない。 その為に、他の種族の雌を攫い孕ませるのだ。

 「わ、私をどうするつもりだ! もし……辱めるつもりなら騎士の情けだ。 殺せ!」

 「元気だな。 お前……名前は?」

 ララの言葉を無視するオークに、ララは少し怒りながら答える。  

 「私はクンヒマ フォル ララよ! 栄えある乙女騎士団の団長をしてるわ。 貴方は……名前はあるの? それとも、魔物には無いのかしら?」

 「ん? おう、よろしくなララ。 俺はダッゴンだ。 偉大なオーク王の息子にして、慈愛の母の子だ」

 「そう……ダッゴンね。 それで……何処に向かってるの? やっぱり……私をオーク達の寝床に連れて行くのかしら。 其処で私を……くっ、殺しなさい!」

 「はぁ……何ですぐそうなるんだ。 一応向かってるのは、俺達の家だ。 お前等の治療が必要だからな」

 ララはダッゴンの言葉を聞き、周囲を確認した。

 他のオーク達も部下である乙女騎士団の騎士達を抱えて歩いている。

 「まさか……誰も殺さなかったの?」

 「まぁな」

 ララは信じられない事に困惑するが、ダッゴンが知っているオークよりと理知的なオークだと分かってからは腕の中で大人しくする。

 ダッゴンの逞しい腕に、少し胸をドキドキさせながら。

 ◆◇◆

 巨大な山の洞窟に入り、暫く進んだ先に明かりが見えた。

 「着いたぞ。 ララ、此処が俺達の家だ」

 「え……凄い」

 ダッゴンに抱えられたままララは広がる光景に感嘆の声を上げた。

 巨大な山中をくり抜かれ、作られた王国が広がっていた。
 道には、オーク以外の魔物達が歩き、傍らには人間や亜人の男女が仲睦まじく寄り添っている。

 「ダッゴン……此処は何?」

 「俺達の母がもたらした楽園だ。 此処は、知性を得た魔物達が亜人や人間達と夫婦になり平和に暮らす王国なんだ」

 後ろでは、他の乙女騎士達も感動の声を上げていた。

 「よし、俺の家に行くぞ。 お前等、今日は良く戦った。 各々で治療をしてやったら、ちゃんと説明しろ。 無理強いはするなよ?」

 「「「「「おう、兄貴!」」」」」

 ダッゴンは弟達に釘を差し、ララを抱えたまま家に向かう。

 「ねぇ、ダッゴン。 さっきのはどういう意味?」

 「ん? 着いたら説明する」

 暫く進み、大きな石造りの家に到着した。

 「此処だ。 よっと、座ってろ。 直ぐに治療してやる」

 ダッゴンは柔らかなベッドにララを座らせ、ララの鎧を外し始める。

 「え? あっ、待ってくれ。 自分でやるから」

 「いい、俺がするから大人しくしてろ」

 鎧が全て外され、薄い服だけになったララは何故か胸がドキドキするのに戸惑っていた。

 「ん? 痛むか?」

 「だ、大丈夫だ! 私は騎士だぞ? これぐらいの傷、平気だ!」

 戦闘で身体中に出来た切り傷に、ダッゴンは優しく煎じた薬草を塗る。

 「これは、スライムキング叔父上が栽培している薬草だ。 ほら、もう傷が治っただろ?」

 ダッゴンの言う通り、ララの全身は瞬く間に綺麗になっていく。

 「す、すごいな……それにスライムキングって、隣国で数十年前に大騒ぎになった魔物だよな。 ダッゴン……? どうした?」

 「いや、すまん……ララの髪、綺麗な金髪だなって思ってな」

 「なっ?! ば、馬鹿者……突然何を言うんだ。 私みたいな女を捨てた騎士に言うことじゃない……ぞ。 でも、その……治療ありがとう」

 ララが頬を赤く染めていると、ダッゴンは片付けをしララの前に跪いた。

 「ララ、聞いてもいいか?」

 「な、なんだ……ダッゴン」

 「国に恋人は居るのか?」

 唐突な質問にララは驚き答える。

 「い、居るわけ無いだろ! 見てくれ、私を! 幼少の頃から騎士になる為に訓練に明け暮れた身体を! 古傷だらけ、筋肉もついてる。 胸は……少し自信があるが、それでも王国の男は誰一人として私に……見向きもしなかったんだ」

 「居ないなら良かった。 ララ……オークの習性は知ってるか?」

 ララは顔を反らしながら頷く。

 「今日、俺達兄弟は番になる相手を探しに外に出ていたんだ。 そして、お前を見つけた。 一目惚れだった。 まぁ……まさか会話する前に斬り掛かって来るとは思わなかったが」

 「しょ……しょうがないでしょ。 にしても、一目惚れとか……嘘よ」

 「ララ、お前は凄く綺麗だ。 その長い金髪も、鍛えられた肉体も、騎士としての誇りある古傷も全てが愛おしい。 俺の……番になってはくれないか?」

 ララは人生で初めての告白に胸を高鳴らせると同時に、不安も過る。

 「もし、断ったら……?」

 「ん? 勿論、ララが帰りたい場所まで送るぞ? 他の弟達も同じだ。 無理強いだけは絶対にしない」

 真剣な顔をするダッゴンを見て、ララは微笑む。

 普通の人間よりも、魔物であるダッゴンの方がイケメンだと思ってしまった自分に笑ってしまう。

 「いいわよ、ダッゴン。 でも、生涯に1人の伴侶にしてよ?」

 「約束する。 オークは生涯1人の番しか愛さない」

 ララはダッゴンと口づけを交わし、そのままベッドへと倒れた。

 ◆◇◆

 「あっ♡ ダッゴン……優しいんだな。 手付きが、凄く優しい……♡ んんっ♡」

 ララの身体を太い指が優しく撫で、決して痛くないように最愛の雌を愛撫していく。

 未知の快感にララは背中をのけ反らし喘ぎ、それに興奮したダッゴンは残っている服を脱がし、ララの首元に口づけをする。

 「あんっ♡ うぅ……初めてだから、優しくしてくれよ? ひんっ♡」

 「俺も初めてだ。 だが、任せろ」

 愛を伝える様に、ダッゴンの唇が首元から下へと降りる。

 ララの柔らかな乳房を揉みしだき、舌と舌を絡ませる。

 「んちゅっ♡ んあっ♡ キス……好き♡ あむ♡ ひんっ?!♡」

 硬くなった先端の蕾に指が当たると、ララの腰が跳ねた。

 「痛かったか……?」

 ダッゴンの優しい瞳と声に、ララは大事にされる喜びに心を震わせる。

 「違うよ……ダッゴン♡ 気持ち良いの……さっきの所、触って?♡」

 「そうか……分かった」

 コリ……コリコリ♡ クニ♡ カリカリッ♡ ツンッ♡

 指先で捏ね、挟み、爪で掻き、指先で弾いた。

 「あんっ?!♡ あっ♡ あっあっあっ♡ 気持ち良いよダッゴン♡」

 「舐めてもいいか……?」

 喘ぐララが頷くのを見たダッゴンは、口先で硬い蕾を含んだ。

 クチュ♡ クチュクチュクチュ♡ ピチャ♡ ピチャピチャ♡

 「はんっ?!♡ んぁぁぁぁぁぁっ♡ それ、すごっ♡ 舐められるのやばすぎ♡ 気持ち良い♡ 気持ち良いよぉ♡」 

 ダッゴンはララに覆い被さりながら、愛撫を続ける。

 舐めた後は、唇をそのままヘソまでなぞり下腹部へと向かう。

 「ひぁっ♡ えっ?! 待つんだダッゴン、其処は汚っ♡ あぁぁんっ♡ あっ?!♡ き、気持ち良すぎてっ♡ 息が出来なっ♡ っっ!♡」

 クチュクチュクチュクチュクチュ♡ クリュクリュクリュ♡

 ダッゴンの大きく細い舌が、ララの敏感な豆を愛撫し凄まじい快感に身体がビクビクと跳ねる。

 指も、乳房の蕾を再度愛撫する為に攻め上がり。
 更なる快楽に襲われたララは一際大きく腰を跳ねさせた。

 「っっが♡ ダメだっ♡ あんっ♡ 頭真っ白になる!♡ 何か来る♡ 何か来るよダッゴン♡ ひぁぁぁぁぁっ♡」

 ビクンッ♡ ガクガクガクガク♡ プシャァッ♡

 初めて潮を吹いたララは、未知の余りに強すぎる快楽に身体を痙攣させる。

 「あ゙っ♡ あ゙っあ゙っ♡ こんなに……気持ち良いなんて知らなかった♡ え……? あ♡ ダッゴンの……すっごいな♡」

 「ララ、お前がイク姿を見て耐えられなくなった。 俺の、受け入れてくれるか?」

 ララの眼前には、人間の男等比較にならないほどに凶悪な肉棒が天を突いていた。

 先端は大きく膨張し、カリが開き根元はドクドクと脈打っている。

 「……良いよ。 来て……?♡」

 少し前までのララなら受け入れれなかっただろう。

 しかし、今は人生で初めて愛される喜びを知ったのだ。

 受け入れない選択肢はララの中には無かった。

 「ゆっくり挿入する。 もし、痛かったら直ぐに言ってくれ……止めるから」

 肉棒がララの花びらに当てられ、ゆっくりと肉壁を抉じ開け始める。

 ズプ……ズプズプ♡ 「ん……んあっ♡ 大きい……凄く熱い♡」

 蕩けきったララの密肉は驚くほどに、ダッゴンの凶悪な肉棒をスムーズに受け入れる。 

 互いが繋がる場所からは、愛液と赤い鮮血が流れながらもララは幸せを感じていた。

 「いいよ……奥まで♡ このまま奥まできて?♡ 私の一番奥を……ダッゴンに知ってほしいんだ♡ ん゙っ♡ 来た♡ お゙っ♡」

 ズプズプズプ……ゴリュゥゥッ♡ ゴリュ♡ 

 「奥すごっ♡ やばいっ♡ ゴリゴリ凄いっ♡ あ゙っ♡ あ゙っあ゙っあ゙っ♡ もっと、もっと動いて♡ 大丈夫だから、気持ち良いからっ♡」

 痛みの中にある快感に、ララは女の幸せを感じていた。

 「ララ、俺も気持ち良いぞ。 好きだ、好きだララ!」

 ドチュッ♡ ドチュッドチュッドチュッ♡ ドチュンッ♡

 ダッゴンの腰が早まり、突かれる度にララの奥が抉られる。 脳が焼ける程の快楽がララを包み込み、肉棒のカリがララの中を掻き回した。

 「ん゙あ゙っ♡ ひぁっ♡ またなんがぐるっ♡ 凄いぎもぢぃっ♡ ダッゴン♡ このまま、このまま一緒に♡ ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙あ゙っ♡ 頭真っ白になっちゃうっ♡ ん゙あ゙っ♡ ん゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ♡」

 パンッパンッパンッパンッパンッパンッ♡ ゴリュゥッ♡ 

 「ぐうっ! ララ! 好きだ! 好きだ!!」

 ララのお腹が膨れるほどに突かれ、一番奥で雄の精が吐き出される。

 ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル♡

 ビューーーーーーーーーー♡ ドクッ♡ ドクドクドクドク……♡

 永遠とも思える長い射精が終わり、ララからダッゴンの物が引き抜かれた。

 ズルルル……ヌポッ♡ ドロ……♡

 ララの子宮を満たした精液が溢れ、引き抜かれた淫穴から溢れる。  
 
 「ダッゴン……♡ 抱きしめて……」

 「勿論だ。 身体は大丈夫か?」

 「私は乙女騎士団の団長よ? これぐらい楽勝よ! それに……あんっ♡ もぉ……ダッゴン?」

 抱きしめ合う、2人の間に再度大きく硬くなった肉棒がまだ足りないと主張していた。

 「すまん……ララが綺麗過ぎて」

 「馬鹿……良いよ? おいで♡」

 絡み合う2人は長く長く愛し合った。

 ◆◇◆

 後日、ララはダッゴンとの間に多くの子供を授かり。

 他の乙女騎士達と同様に長く幸せにオーク達と暮らしたそうだ。  
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