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第157話 多忙な休息日の始まり
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長い一日を終え、風呂場から聞こえたグラの嬌声で悶々とした妻達と熱い一夜を過ごしたセムネイルは朝から酪農エリアを訪れていた。
妻達は先程まで淫れていた為、全員ぐっすりと眠っている。
隣には分裂したセムネイルが寝ているので、ほぼ徹夜でもセムネイルの体調はすこぶる良い。
「おはよう、オルガ。 朝早くからお疲れ様だな」
「おはようございますセムネイル様! お早いですね、何か御所望ですか?」
羊達の世話をしているオルガと出会い、朝の挨拶を交わす。
「そうなんだ。 今日の昼は妻達と焼き肉にしたくてな。 肉に出来そうな家畜の確認と、朝食用に卵を幾つかくれるか?」
「ふふ、それはとても楽しそうですね。 畏まりました。 ちょうど、朝に解体したのがありますので後ほど家に届けますね。 卵は鶏の小屋でミリム達が頑張って採取してる筈なので行ってみましょう」
「おう、すまん。 ありがとうな」
オルガはセムネイルに礼を言われただけなのに、嬉しくて耳まで真っ赤に染める。
「い、いえ……とんでもないです。 どうぞ、こちらです」
セムネイルはオルガの後を付いて、鶏小屋へと向かった。
◆◇◆
「にぎゃー! ちょっと! 痛いって!! 卵を貰わないといけないんだってばー!」
鶏小屋の中からは、元気に叫ぶミリム達の悲鳴が聞こえていた。
「おーおー、元気だな。 おはよう、この前は卵助かった」
「あ、セムネイル様! お、おはようございます!」
鶏小屋の前で呆れていた鬼人の娘に挨拶し、中を見る。
中ではセムネイルが助けたミリム達が鶏達に追い回されながら卵を回収しているのが見えた。
「うむ……その、何だ。 鬼人達は皆が家畜の世話が得意と云う訳では無いのだな」
顎に手を当て、何とも言えない顔で足を鶏に突かれ悲鳴を上げるミリム達を見つめる。
「あはは……鬼人族にも色々と違いがありまして、里によって役割が異なるのです。 私達は家畜を世話し、育て、解体する狩人の里。 時には狩りに出たりもします。 ですが、話を聞くにミリム達は守り手の里出身ですね。 我等が鬼人の女神モーンデ様を信仰し、鬼人族同士の諍い等が起きないように仲裁をする役割を持つ里です」
「なるほどな。 だから、ミリム達は家畜の世話が不馴れなのか」
「ま、まぁ……そうですね。 本来の役割を考えると致し方のない事なのです」
苦笑いのオルガと話したセムネイルは、ふとある事を思い出した。
「……ん? そういえば、亜人の神々はどうなったんだ? 俺が封印される前は、外の大陸でそれぞれの亜人を統治し守ってた筈何だが」
唐突な質問にオルガは頭を傾げる。
「申し訳ございません、セムネイル様。 モーンデ様の存在は言い伝えとして聞いておりますが、詳しくは存じないのです」
「そうか……。 俺の昔の女達が亜人の神々に助けられたみたいでな。 会えるなら礼をしたかったんだが……」
「ミリムは里長の娘だったと聞きました、もしかしたらミリムに聞けば何か分かるやもしれませんけど」
「分かった、ありがとう。 しかし……まだ終わらないのか? やれやれ……俺が行くか」
オルガと話し終えたセムネイルは鶏小屋に入り、鶏達に軽く殺気を向けながら命令する。
「止まれ」
それだけで、鶏小屋に居た大勢の鶏達は動きをピタリと止めた。
「ふえー……あれ? あ、セムネイル様! おはようございます、セムネイル様ー!」
走ってくるミリムを受け止め、セムネイルは苦笑いで応える。
「おう、おはようミリム。 他の皆も朝から大変そうだな。 とりあえず、俺が居る間は絶対に動かないからさっさと卵を回収してくれ」
「流石です、セムネイル様! 皆、早く集めてー!」
「「「「はい! ミリム姉様!」」」」
其処からは、作業が早く進みあっという間にカゴ一杯の卵が取れた。
「オルガお姉様、卵の回収終わりました!」
そして、外で待っていたオルガにミリムは抱きつく。 まだ服を支給できていない為に、ボロボロで薄い布の服でオルガに抱きつく姿はとても目の保養になるがセムネイルは敢えて目を逸らした。
「じゃあ、幾つか卵は貰うな。 そうだ、ミリム」
「はい! どうしましたか?」
セムネイルはオルガから聞いた話をミリムに伝え、亜人の神々がどうなったか聞いたがミリムの表情は暗かった。
「これは……あくまで私の里に伝わる話なのですが……少なくとも鬼人の女神モーンデ様は、はるか大昔にお姿を隠されました。 もし、お亡くなりになっていれば私達鬼人は弱体化し滅ぶ筈ですから……まだ何処かで御存命だと私達守り手は確信しているのです」
先程までの情けない姿からは想像ができない程に、真面目な顔で話すミリムを見てセムネイルは声を出す。
「……あ!」
「セムネイル様?」
驚いたミリムとオルガを見てから、セムネイルは4次元を開く。
「前にな、大迷宮と呼ばれる未踏破のダンジョンを攻略したんだ。 その最終ボスが魔神でな。 何かを守っていたようなんだが……よっと、これが最奥の部屋にあったんだ」
開いた4次元から巨大なクリスタルを取り出し、オルガ達の前に置いた。
「グラが云うには、女神らしいんだが……」
「えっ!?」
「まさか……!」
2人の前に取り出されたクリスタルの中には、赤髪の巨大な女性が閉じ込められている。
「ミリム、私は話でしか知らないのですけど……この方はやっぱり」
「間違いありません……このクリスタルの中で眠るお方は、我等が鬼人族を創造して下さった女神モーンデ様です!」
驚く2人を見ながら、セムネイルは後ろ頭を掻きすっかり忘れていた事を恥じていた。
妻達は先程まで淫れていた為、全員ぐっすりと眠っている。
隣には分裂したセムネイルが寝ているので、ほぼ徹夜でもセムネイルの体調はすこぶる良い。
「おはよう、オルガ。 朝早くからお疲れ様だな」
「おはようございますセムネイル様! お早いですね、何か御所望ですか?」
羊達の世話をしているオルガと出会い、朝の挨拶を交わす。
「そうなんだ。 今日の昼は妻達と焼き肉にしたくてな。 肉に出来そうな家畜の確認と、朝食用に卵を幾つかくれるか?」
「ふふ、それはとても楽しそうですね。 畏まりました。 ちょうど、朝に解体したのがありますので後ほど家に届けますね。 卵は鶏の小屋でミリム達が頑張って採取してる筈なので行ってみましょう」
「おう、すまん。 ありがとうな」
オルガはセムネイルに礼を言われただけなのに、嬉しくて耳まで真っ赤に染める。
「い、いえ……とんでもないです。 どうぞ、こちらです」
セムネイルはオルガの後を付いて、鶏小屋へと向かった。
◆◇◆
「にぎゃー! ちょっと! 痛いって!! 卵を貰わないといけないんだってばー!」
鶏小屋の中からは、元気に叫ぶミリム達の悲鳴が聞こえていた。
「おーおー、元気だな。 おはよう、この前は卵助かった」
「あ、セムネイル様! お、おはようございます!」
鶏小屋の前で呆れていた鬼人の娘に挨拶し、中を見る。
中ではセムネイルが助けたミリム達が鶏達に追い回されながら卵を回収しているのが見えた。
「うむ……その、何だ。 鬼人達は皆が家畜の世話が得意と云う訳では無いのだな」
顎に手を当て、何とも言えない顔で足を鶏に突かれ悲鳴を上げるミリム達を見つめる。
「あはは……鬼人族にも色々と違いがありまして、里によって役割が異なるのです。 私達は家畜を世話し、育て、解体する狩人の里。 時には狩りに出たりもします。 ですが、話を聞くにミリム達は守り手の里出身ですね。 我等が鬼人の女神モーンデ様を信仰し、鬼人族同士の諍い等が起きないように仲裁をする役割を持つ里です」
「なるほどな。 だから、ミリム達は家畜の世話が不馴れなのか」
「ま、まぁ……そうですね。 本来の役割を考えると致し方のない事なのです」
苦笑いのオルガと話したセムネイルは、ふとある事を思い出した。
「……ん? そういえば、亜人の神々はどうなったんだ? 俺が封印される前は、外の大陸でそれぞれの亜人を統治し守ってた筈何だが」
唐突な質問にオルガは頭を傾げる。
「申し訳ございません、セムネイル様。 モーンデ様の存在は言い伝えとして聞いておりますが、詳しくは存じないのです」
「そうか……。 俺の昔の女達が亜人の神々に助けられたみたいでな。 会えるなら礼をしたかったんだが……」
「ミリムは里長の娘だったと聞きました、もしかしたらミリムに聞けば何か分かるやもしれませんけど」
「分かった、ありがとう。 しかし……まだ終わらないのか? やれやれ……俺が行くか」
オルガと話し終えたセムネイルは鶏小屋に入り、鶏達に軽く殺気を向けながら命令する。
「止まれ」
それだけで、鶏小屋に居た大勢の鶏達は動きをピタリと止めた。
「ふえー……あれ? あ、セムネイル様! おはようございます、セムネイル様ー!」
走ってくるミリムを受け止め、セムネイルは苦笑いで応える。
「おう、おはようミリム。 他の皆も朝から大変そうだな。 とりあえず、俺が居る間は絶対に動かないからさっさと卵を回収してくれ」
「流石です、セムネイル様! 皆、早く集めてー!」
「「「「はい! ミリム姉様!」」」」
其処からは、作業が早く進みあっという間にカゴ一杯の卵が取れた。
「オルガお姉様、卵の回収終わりました!」
そして、外で待っていたオルガにミリムは抱きつく。 まだ服を支給できていない為に、ボロボロで薄い布の服でオルガに抱きつく姿はとても目の保養になるがセムネイルは敢えて目を逸らした。
「じゃあ、幾つか卵は貰うな。 そうだ、ミリム」
「はい! どうしましたか?」
セムネイルはオルガから聞いた話をミリムに伝え、亜人の神々がどうなったか聞いたがミリムの表情は暗かった。
「これは……あくまで私の里に伝わる話なのですが……少なくとも鬼人の女神モーンデ様は、はるか大昔にお姿を隠されました。 もし、お亡くなりになっていれば私達鬼人は弱体化し滅ぶ筈ですから……まだ何処かで御存命だと私達守り手は確信しているのです」
先程までの情けない姿からは想像ができない程に、真面目な顔で話すミリムを見てセムネイルは声を出す。
「……あ!」
「セムネイル様?」
驚いたミリムとオルガを見てから、セムネイルは4次元を開く。
「前にな、大迷宮と呼ばれる未踏破のダンジョンを攻略したんだ。 その最終ボスが魔神でな。 何かを守っていたようなんだが……よっと、これが最奥の部屋にあったんだ」
開いた4次元から巨大なクリスタルを取り出し、オルガ達の前に置いた。
「グラが云うには、女神らしいんだが……」
「えっ!?」
「まさか……!」
2人の前に取り出されたクリスタルの中には、赤髪の巨大な女性が閉じ込められている。
「ミリム、私は話でしか知らないのですけど……この方はやっぱり」
「間違いありません……このクリスタルの中で眠るお方は、我等が鬼人族を創造して下さった女神モーンデ様です!」
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