上 下
146 / 220

第145話 エオルニアの慢心

しおりを挟む
 「ひぎっ! あぐっ、ひんっ! エ、エオルニア様、も、もぉ、お許しをっ!」

 小柄なシスターの少女を極太の肉棒で容赦無く犯しているのは、美しくも何処か畏怖を感じさせる女神エオルニアである。

 『ダメよ、貴女は生前私に対する祈りが足りなかったの。 だから、私が満足するまで愛されるのよ? ねぇぇぇ? 幸せ? そうよね、幸せよね? 敬愛する女神に抱かれる事以上の幸せ何て存在しないんだもんねー? あははははは!』

 女神エオルニアは豊満な乳房を揺らし、長く美しい金髪を靡かせながら腰を少女の臀部に打ち付ける。

 女神エオルニアは気持ちよさそうだが、犯される少女は痛みにその顔を歪めている。

 「あぁぁぁぁっ! 死ぬ、死んじゃう! いやぁ、助けて、誰か助けてぇぇっ!」

 遂には痛みに耐えられずに、少女は泣き叫び助けを求め始めてしまった。 少女が犯される部屋には数名の美しい天使達が仕事をしているが、少女の悲鳴に聞く耳を持つことは無かった。

 『お前……この私に愛されて幸せじゃないの?! 何て不遜な小娘! 何て不遜な人間! そんなに助けて欲しいなら望み通りにして上げるわぁ! ほらほらほらほらほら!』

 少女の身体が宙に浮き、女神エオルニアの肉棒が容赦無く突き上げ続けた。 

 「あぎっ?! あぁぁぁぁぁ! お許しを! お許し下さいエオルニア様! いやぁぁぁぁぁぁっ!」

 ビクッと少女が痙攣すると、結合部から夥しい量の白濁液が漏れ出し女神エオルニアが達したことを告げる。

 そして、お腹が大きく膨れる程に射精された少女はそのまま息絶えてしまいピクリとも動かなくなった。

 『ふぅ……イマイチだったわね。 これ、捨てといて』

 肉棒に突き刺された少女の亡骸を引き抜き、天使の1人に放り投げる。

 『次は勇者で死んだ娘を連れて来なさい。 少しは丈夫な奴ね』

 「畏まりました、我等が絶対神エオルニア様」

 女神エオルニアは全裸のままベットに腰掛け、次の哀れな生贄が来るまで仕事をしている部下の天使を見つめる。

 『むふ、ねぇ……お前、良いお尻してるわね。 ちょっとだけ、ちょっとだけ味見させてよ』

 「ふふ、お戯れをエオルニア様。 私の手が止まれば世界の管理が滞ります」

 『ふんっ、分かってるわよ。 でも……人間はやっぱり脆いのよねぇ。 数百年前に手放した魔王ちゃんはずっと壊れなくて良かったのにな~……そういえば、犯してから封印した亜人の女神達って無事だっけ?』

 エオルニアの言葉に天使は一冊の本を取り出しパラパラと捲る。

 「はい、今の人間達では到底攻略出来ないダンジョンに散りばめてますね」

 『ん~……試しにさ、一柱だけ封印解除して数百年だけ犯すのってダメかなぁ?』

 「エオルニア様に好きなだけ愛される名誉、私もお受けしたい……所、です……が?」

 本を捲っていた天使の表情が凍りつき、珍しい天使の様子にエオルニアは首を傾げる。

 『ねぇ、どうしたのぉ? 凄く……唆る顔してるわよぉ?』

 「エ、エオルニア様大変です! 亜人の女神の一柱が封印したダンジョンから消失してます!」

 『……へ? いやいや、今の下界にいる人間や亜人如きじゃ無理でしょ? まさか……龍が?』

 「いえ、それは無いでしょう。 龍の大きさで入れないダンジョンを選びましたから。 それに、封印が解けたなら場所が分かる筈……なのにどこにもいません!」

 慌てだす天使達を他所に、エオルニアは顎に手を当てて呟く。 

 『……やっぱり最高のお尻してるわよね、貴女』

 エオルニアはスルスルと慌てる天使の臀部に手を伸ばし、撫で回した。

 「ひゃんっ♡ エオルニア様!? もぉ、ダメですってば! それより、亜人の女神が、んっ♡」

 『別にほっとけば良いんじゃないのぉ? たかが亜人の女神の一柱や二柱。 ねぇ、それよりやっぱり我慢出来ない』

 「もぉ……次の愛し子が来るまでですからね?」

 エオルニアは満面の笑みで天使をベットへと連れ込み、純白のベールを剥ぎ取った。

 それから暫く、エオルニアの自室では天使の嬌声が響き続けるのであった。 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

異世界召喚されて神様貴族生活

シロイイヌZ
ファンタジー
R18です。グロテスクな表現や直接的な性描写などがありますので、不快に思われる方や未成年の方はお読みにならないようお願い致します。 『なんだよ。俺、こんなあっさり死ぬのかよ』 そう思って目を開けたら、目に飛び込んできたのは青空。 流れに任せて魔物と闘い、流れに任せて美少女たちとのハーレム生活。 異世界と現世を自由に行き来出来る上に、異世界で欲しい物も錬金術で思いのまま。 誰もが羨むような異世界生活とおっさんの快進撃が始まる! 本業の合間に細々と書いています。平日は出来るだけ更新したいと考えてますが、仕事が立て込んでいる時は更新が遅れることがあります。ご容赦ください。

分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活

SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。 クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。 これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。

【R18】ネットリ! ~俺は絶対にハーレムを作る ~3度目の転生者は性技スキルで無双する~ ~

きよらかなこころ
ファンタジー
 2度目の異世界も制圧したっぷりと子作りを楽しんでいたシンゴ。  しかし、またしても神の手違いで異世界に転送されてしまう。  そして、遂に説得スキルが使えなくなってしまう。  絶望に駆られたシンゴだったが、レベルの高さとステータスはそのままだった。  そして、豊富な性技スキルがついてきた。  気を取り直したシンゴは、性技スキルを駆使して、ハーレムを作るために動き出すのであった。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

俺のスキル『性行為』がセクハラ扱いで追放されたけど、実は最強の魔王対策でした

宮富タマジ
ファンタジー
アレンのスキルはたった一つ、『性行為』。職業は『愛の剣士』で、勇者パーティの中で唯一の男性だった。 聖都ラヴィリス王国から新たな魔王討伐任務を受けたパーティは、女勇者イリスを中心に数々の魔物を倒してきたが、突如アレンのスキル名が原因で不穏な空気が漂い始める。 「アレン、あなたのスキル『性行為』について、少し話したいことがあるの」 イリスが深刻な顔で切り出した。イリスはラベンダー色の髪を少し掻き上げ、他の女性メンバーに視線を向ける。彼女たちは皆、少なからず戸惑った表情を浮かべていた。 「……どうしたんだ、イリス?」 アレンのスキル『性行為』は、女性の愛の力を取り込み、戦闘中の力として変えることができるものだった。 だがその名の通り、スキル発動には女性の『愛』、それもかなりの性的な刺激が必要で、アレンのスキルをフルに発揮するためには、女性たちとの特別な愛の共有が必要だった。 そんなアレンが周りから違和感を抱かれることは、本人も薄々感じてはいた。 「あなたのスキル、なんだか、少し不快感を覚えるようになってきたのよ」 女勇者イリスが口にした言葉に、アレンの眉がぴくりと動く。

ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~

三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】 人間を洗脳し、意のままに操るスキル。 非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。 「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」 禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。 商人を操って富を得たり、 領主を操って権力を手にしたり、 貴族の女を操って、次々子を産ませたり。 リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』 王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。 邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!

【R18】異世界魔剣士のハーレム冒険譚~病弱青年は転生し、極上の冒険と性活を目指す~

泰雅
ファンタジー
病弱ひ弱な青年「青峰レオ」は、その悲惨な人生を女神に同情され、異世界に転生することに。 女神曰く、異世界で人生をしっかり楽しめということらしいが、何か裏がある予感も。 そんなことはお構いなしに才覚溢れる冒険者となり、女の子とお近づきになりまくる状況に。 冒険もエロも楽しみたい人向け、大人の異世界転生冒険活劇始まります。 ・【♡(お相手の名前)】はとりあえずエロイことしています。悪しからず。 ・【☆】は挿絵があります。AI生成なので細部などの再現は甘いですが、キャラクターのイメージをお楽しみください。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・思想・名称などとは一切関係ありません。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません ※この物語のえちちなシーンがある登場人物は全員18歳以上の設定です。

処理中です...