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2章〜フォレスト王国王都〜
70、ステータスの基準とは
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しばらく経って、フェアディが口を開いた。
『チカ。お前は何獣人なんだ?お前からは我と似た力を感じるんだが……』
「?猫獣人です。……多分??」
『何故疑問形?というか猫ではないだろう。また今度ティーア様に聞くか』
えっ!?チカのこと猫獣人だと思ってた。違うんだ。というかチカも自分が何獣人なのか分かっていないんだね。
何獣人かな?分かるのが楽し……って、私が鑑定すればいいじゃん!!
でも確か、奴隷市場ではチカ以外には白色の人を見なかった。猫だとしても珍しいのかな?
まあとりあえず鑑定だね。
「チカ、チカのこと鑑定してもいいかな?」
「鑑定を持っているのですか?」
「うん。そうだよ~」
「「『『えっ』』」」
「え?」
……あ。
私達、皆誰が何使えるのか知らない。
大体種族で何が使えそうかは分かるけどね。だけど、私のは予想もつかないだろうなと自分でも思う。
なんたってこんなの普通なしでしょっ!!と思うぐらいのチートだもん。夜にでもステータスの見せ合いをしようかな。
「じゃあ鑑定させてもらうね」
「はい」
よしっ。では鑑定!!
~ステータス~
【名前】チカ
【年齢】十五歳
【種族】白虎
【職業】リティアの従者兼家族
【魔力】35000
【体力】41000
【魔法】生活魔法・風魔法350・神聖魔法400
【スキル】マジックボックス・魔力察知・家事
【称号】白虎の生まれ変わり・神獣白虎・リティアの従者・リティアの家族・リティアに全てを捧げし者
……何か凄そう!
それしか言えない私を許して。だってステータス、私以外を見たのは初めてで、基準がどこにあるのかが分からないんだもん。
うん。分からないから今求められている事だけを言おう。
「チカは白虎なんだって。しかも神獣」
『ほう。我と同じ神獣なのか』
「生まれ変わりってあるんだけどフェアディは前会った事とかあるの?」
それだったら変な感覚だよねぇ。
でもそんなことにはならなかった。
「いや、会ったことはない。我が生まれる少し前に魔力枯渇で死んだらしい』
「フェアディはどうやってその情報を手に入れたの?」
フェアディはずっと私の側にいたと思う。なのに最新らしき情報なんて持っているのかな?
「何で知ってるの?」
『む?あ、ああそうか。知らないのか。神獣では一年に一度、念話を使った集会が行われるんだ。そこで噂話等をする』
「へぇ~、そんなものがあるんだ。役立ちそうだね」
『……まあ、な』
何でかフェアディの歯切れが悪い。でも強引に聞き出したりはしたくない
『チカ。お前は何獣人なんだ?お前からは我と似た力を感じるんだが……』
「?猫獣人です。……多分??」
『何故疑問形?というか猫ではないだろう。また今度ティーア様に聞くか』
えっ!?チカのこと猫獣人だと思ってた。違うんだ。というかチカも自分が何獣人なのか分かっていないんだね。
何獣人かな?分かるのが楽し……って、私が鑑定すればいいじゃん!!
でも確か、奴隷市場ではチカ以外には白色の人を見なかった。猫だとしても珍しいのかな?
まあとりあえず鑑定だね。
「チカ、チカのこと鑑定してもいいかな?」
「鑑定を持っているのですか?」
「うん。そうだよ~」
「「『『えっ』』」」
「え?」
……あ。
私達、皆誰が何使えるのか知らない。
大体種族で何が使えそうかは分かるけどね。だけど、私のは予想もつかないだろうなと自分でも思う。
なんたってこんなの普通なしでしょっ!!と思うぐらいのチートだもん。夜にでもステータスの見せ合いをしようかな。
「じゃあ鑑定させてもらうね」
「はい」
よしっ。では鑑定!!
~ステータス~
【名前】チカ
【年齢】十五歳
【種族】白虎
【職業】リティアの従者兼家族
【魔力】35000
【体力】41000
【魔法】生活魔法・風魔法350・神聖魔法400
【スキル】マジックボックス・魔力察知・家事
【称号】白虎の生まれ変わり・神獣白虎・リティアの従者・リティアの家族・リティアに全てを捧げし者
……何か凄そう!
それしか言えない私を許して。だってステータス、私以外を見たのは初めてで、基準がどこにあるのかが分からないんだもん。
うん。分からないから今求められている事だけを言おう。
「チカは白虎なんだって。しかも神獣」
『ほう。我と同じ神獣なのか』
「生まれ変わりってあるんだけどフェアディは前会った事とかあるの?」
それだったら変な感覚だよねぇ。
でもそんなことにはならなかった。
「いや、会ったことはない。我が生まれる少し前に魔力枯渇で死んだらしい』
「フェアディはどうやってその情報を手に入れたの?」
フェアディはずっと私の側にいたと思う。なのに最新らしき情報なんて持っているのかな?
「何で知ってるの?」
『む?あ、ああそうか。知らないのか。神獣では一年に一度、念話を使った集会が行われるんだ。そこで噂話等をする』
「へぇ~、そんなものがあるんだ。役立ちそうだね」
『……まあ、な』
何でかフェアディの歯切れが悪い。でも強引に聞き出したりはしたくない
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