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終章 勇者侵攻
第九十四話 二日目
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夜が明けましたわね。
こんな時でもぐっすり眠れる自分の適応力、素晴らしいですわね。
「さあ、皆さんごきげんよう! 朝ですわ、敵さんの状況はどうなっておりますの?」
ワタクシは作戦会議室になっいる、会議室にやってきましたわ。
すでにマウナさんやモルテさん、ベティさんとアルティアさん、サティさんやシェンナさん達メイド……とにかく沢山集まっておりますわね。
「現在は敵に動きはありませんな、しかし何やらやっておるようです」
「敵さんも作戦準備中ってところかしらねぇ」
「そうでしょうな」
初日にアレだけのダメージを与えたのが幸いしておりますわね。
敵は動かない、なるほど。ならばこちらは回復と準備に専念すべきでしょうね。
「でしたら、本日は警戒しつつ交代で休息と準備をすべきですわね」
「それが無難でしょうな」
ワタクシがモルテさんと会話していたところ、扉が開き兵士の方が入ってきました。
「会議中失礼します!」
皆が兵士に注目します、まさかチヨルカンが行動を開始したのでしょうか?
「どうしましたか?」
マウナさんが兵士に先を促します。あ、魔王国の兵士は当然ながら人間じゃありませんわよ。
「は! ヨネダ中尉達が帰還しました」
キノコ中尉が良いタイミングで帰ってきましたわね、やはりここはプロの方がいる方が方針を決めやすいですものね、さっそく会議に加わってもらいましょう。
「中尉には休憩して頂きたいところですが、先に会議に参加してくださるよう言伝をお願いしますわ」
「は、了解です」
兵士が会議室を出ていき一〇分ほど待つと、ヨネダ中尉がやってきましたわ。
「米田義臣、只今帰還しました」
ヨネダ中尉はボロボロになったウッドゴーレムに寄生したまま、会議室にやってきました。
「中尉、ご苦労様ですわ。そして申し訳ないのですが会議に参加してもらってもよろしいかしら?」
「了解であります」
中尉が来たので会議を再開します。
「さて、では再開しましょう」
「わかりました」
モルテさんが地図を広げ現在の状況の説明をしてくれております。
状況としては、我々魔王国の東に位置しているチヨルカンと魔王国を繋ぐ大きな橋を爆破する作戦にてチヨルカンの進軍を妨害、これにより行き成り膠着状態を形成。
チヨルカン側はサルジーン国から吸収したワイバーン隊による航空戦力を持って兵士を移動させますが一度に多くの兵は運べず小競り合いが続いている状態ですわね。
大部隊を囮にチヨルカンは地続きとなる不毛の地の森からの別動隊を出しておりましたわね。
しかしヨネダ中尉の活躍によりこの別動隊は壊滅、そして敵方のもう一人の将軍である、ソンジンもベティさんの活躍により捕虜にできましたわね。
一日目での出来事にしてはかなり戦況は動いたと思いますわね。
「現在はチヨルカンに動きはなく、何かの準備をしているものと思われます」
「まあ、ワタクシが思うにはおそらくは橋の修理でしょうね」
「そうよねぇ、橋は壊したといえ完全には破壊できてないものねぇ」
ベティさんも同意見のようですわね。
「ヨネダ中尉はどう思われますか?」
マウナさんが中尉に話を振りますと、少し考えてから中尉が口を開きます……口無いですけどね。
「そうでありますな、橋の修理は当然やっているでしょう。しかしあの規模の橋を簡易的に修理するにしても時間も人員も必要でありましょう」
「そ、そうですね。さ流石に全員で、しゅ、修理ってことはないと思いますけど」
「そうでありますな、全員で修理はまずありえません。ですが橋がないと大部隊を一気に動かすことは無理であります」
まあ、そうですわね。
「ですが、別の手段があるならどうしますか?」
「別の手段ですか?」
マウナさんが先を促します。
「水路か空路があればそれを使うはずであります。チヨルカンはサルジーンから吸収した航空部隊がありますがワイバーンに乗れるのはせいぜい三名ほどでありましょう、騎手が一名必要として二名ほど、二〇〇匹ほどいるとの話、しかし一気に運べるのはせいぜい四〇〇名。ですがワイバーン隊の練度はそこまで高くないとのこと、そしてブライアン殿達の活躍により約三割は失っております」
「水路を使うということですの?」
ワタクシは疑問を口にすると、中尉はゴーレムの首を横に振ります。
「それは無いでしょう。まずこの国に上陸するならば港を抑えるしかありません。魔王国には港は一つであります、ここを抑えるなら初日に相当数の戦力を使って一気に落とさねば無駄になりましょう」
「初手を失敗した、今チヨルカンが海軍を動かすことはないと?」
「そうであります」
ならば、やはり空路ということになりますわね?
「自分の考えではおそらく安全に空路を使用できる方法の模索、またはその準備をしていると言ったところでしょう」
「確かに、安全に空から運べるのなら使わない手はないですね」
ファンタジー世界だとどんなビックリ手段があるか分からないから困りますわね。
「まずはある一定数の人員を橋の向こうに送り込み橋の修理の防衛に回す。そして別動隊を輪が魔王国付近に降ろし強襲を仕掛けるといったところだと思われます」
「時間稼ぎ……あわよくば陣営の設置が目的と言ったところですね」
「そうであります」
マウナさんの発言に中尉が賛成を示しました。
「だったら、俺たちは先手を打って攻め込むって方針になるのかな?」
「それも手ですね」
カーチスが攻めの意見を出し、セルカドが賛同しておりますわね。
「それもありでありますが、敵もそれは予測範囲内でありましょう。罠があると考えるべきであります、敵がどのような手段で人員を送るかの情報が無い今は後手になってしまいますがこちらも警戒しつつ防備を揃え、兵士たちを休ませるのが無難だと思います」
ヨネダ中尉の提案ですとワタクシたちの最初の方針と同じということになりますわね。
「ただし、情報収集は怠らずすぐに動けるようにしておくべきであります」
「わかりました、ではそのように動くことにしましょう」
中尉の意見も取り入れいくつかの部隊に分け、休息と準備を交代で行うこととなりましたわ。
――
――――
予定通りことを進め本日は終了しましたわ。
こんな時でもぐっすり眠れる自分の適応力、素晴らしいですわね。
「さあ、皆さんごきげんよう! 朝ですわ、敵さんの状況はどうなっておりますの?」
ワタクシは作戦会議室になっいる、会議室にやってきましたわ。
すでにマウナさんやモルテさん、ベティさんとアルティアさん、サティさんやシェンナさん達メイド……とにかく沢山集まっておりますわね。
「現在は敵に動きはありませんな、しかし何やらやっておるようです」
「敵さんも作戦準備中ってところかしらねぇ」
「そうでしょうな」
初日にアレだけのダメージを与えたのが幸いしておりますわね。
敵は動かない、なるほど。ならばこちらは回復と準備に専念すべきでしょうね。
「でしたら、本日は警戒しつつ交代で休息と準備をすべきですわね」
「それが無難でしょうな」
ワタクシがモルテさんと会話していたところ、扉が開き兵士の方が入ってきました。
「会議中失礼します!」
皆が兵士に注目します、まさかチヨルカンが行動を開始したのでしょうか?
「どうしましたか?」
マウナさんが兵士に先を促します。あ、魔王国の兵士は当然ながら人間じゃありませんわよ。
「は! ヨネダ中尉達が帰還しました」
キノコ中尉が良いタイミングで帰ってきましたわね、やはりここはプロの方がいる方が方針を決めやすいですものね、さっそく会議に加わってもらいましょう。
「中尉には休憩して頂きたいところですが、先に会議に参加してくださるよう言伝をお願いしますわ」
「は、了解です」
兵士が会議室を出ていき一〇分ほど待つと、ヨネダ中尉がやってきましたわ。
「米田義臣、只今帰還しました」
ヨネダ中尉はボロボロになったウッドゴーレムに寄生したまま、会議室にやってきました。
「中尉、ご苦労様ですわ。そして申し訳ないのですが会議に参加してもらってもよろしいかしら?」
「了解であります」
中尉が来たので会議を再開します。
「さて、では再開しましょう」
「わかりました」
モルテさんが地図を広げ現在の状況の説明をしてくれております。
状況としては、我々魔王国の東に位置しているチヨルカンと魔王国を繋ぐ大きな橋を爆破する作戦にてチヨルカンの進軍を妨害、これにより行き成り膠着状態を形成。
チヨルカン側はサルジーン国から吸収したワイバーン隊による航空戦力を持って兵士を移動させますが一度に多くの兵は運べず小競り合いが続いている状態ですわね。
大部隊を囮にチヨルカンは地続きとなる不毛の地の森からの別動隊を出しておりましたわね。
しかしヨネダ中尉の活躍によりこの別動隊は壊滅、そして敵方のもう一人の将軍である、ソンジンもベティさんの活躍により捕虜にできましたわね。
一日目での出来事にしてはかなり戦況は動いたと思いますわね。
「現在はチヨルカンに動きはなく、何かの準備をしているものと思われます」
「まあ、ワタクシが思うにはおそらくは橋の修理でしょうね」
「そうよねぇ、橋は壊したといえ完全には破壊できてないものねぇ」
ベティさんも同意見のようですわね。
「ヨネダ中尉はどう思われますか?」
マウナさんが中尉に話を振りますと、少し考えてから中尉が口を開きます……口無いですけどね。
「そうでありますな、橋の修理は当然やっているでしょう。しかしあの規模の橋を簡易的に修理するにしても時間も人員も必要でありましょう」
「そ、そうですね。さ流石に全員で、しゅ、修理ってことはないと思いますけど」
「そうでありますな、全員で修理はまずありえません。ですが橋がないと大部隊を一気に動かすことは無理であります」
まあ、そうですわね。
「ですが、別の手段があるならどうしますか?」
「別の手段ですか?」
マウナさんが先を促します。
「水路か空路があればそれを使うはずであります。チヨルカンはサルジーンから吸収した航空部隊がありますがワイバーンに乗れるのはせいぜい三名ほどでありましょう、騎手が一名必要として二名ほど、二〇〇匹ほどいるとの話、しかし一気に運べるのはせいぜい四〇〇名。ですがワイバーン隊の練度はそこまで高くないとのこと、そしてブライアン殿達の活躍により約三割は失っております」
「水路を使うということですの?」
ワタクシは疑問を口にすると、中尉はゴーレムの首を横に振ります。
「それは無いでしょう。まずこの国に上陸するならば港を抑えるしかありません。魔王国には港は一つであります、ここを抑えるなら初日に相当数の戦力を使って一気に落とさねば無駄になりましょう」
「初手を失敗した、今チヨルカンが海軍を動かすことはないと?」
「そうであります」
ならば、やはり空路ということになりますわね?
「自分の考えではおそらく安全に空路を使用できる方法の模索、またはその準備をしていると言ったところでしょう」
「確かに、安全に空から運べるのなら使わない手はないですね」
ファンタジー世界だとどんなビックリ手段があるか分からないから困りますわね。
「まずはある一定数の人員を橋の向こうに送り込み橋の修理の防衛に回す。そして別動隊を輪が魔王国付近に降ろし強襲を仕掛けるといったところだと思われます」
「時間稼ぎ……あわよくば陣営の設置が目的と言ったところですね」
「そうであります」
マウナさんの発言に中尉が賛成を示しました。
「だったら、俺たちは先手を打って攻め込むって方針になるのかな?」
「それも手ですね」
カーチスが攻めの意見を出し、セルカドが賛同しておりますわね。
「それもありでありますが、敵もそれは予測範囲内でありましょう。罠があると考えるべきであります、敵がどのような手段で人員を送るかの情報が無い今は後手になってしまいますがこちらも警戒しつつ防備を揃え、兵士たちを休ませるのが無難だと思います」
ヨネダ中尉の提案ですとワタクシたちの最初の方針と同じということになりますわね。
「ただし、情報収集は怠らずすぐに動けるようにしておくべきであります」
「わかりました、ではそのように動くことにしましょう」
中尉の意見も取り入れいくつかの部隊に分け、休息と準備を交代で行うこととなりましたわ。
――
――――
予定通りことを進め本日は終了しましたわ。
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