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100 魔法の先生
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グリコが夕方の訓練に参加したおかげで僕らがいかにこちらの魔法について疎かったかを痛感した。
そこでグリコに魔法についての講義をしてもらおうと頼んだんだけれど、彼女は困った顔で僕らを眺めた。
「もうしわけありません、わたしもとくべつにまほうについてくわしいわけではないのです。『マジックボルト』はははにおしえられほめられもしたのでとくいですが、ほかのまほうとなるとみなさんにごきょうじゅするほどのちしきはもちあわせていないのです」
グリコのフサフサの尻尾がぺた~っと地面にヘタリ込んでしまう。
ああ、グリコを落ち込ませてしまった。
「大丈夫大丈夫、魔法については僕らだって詳しくないんだから一緒だよ。無茶なお願いをしようとしちゃってゴメンね?」
グリコの首の辺りをワシャワシャと撫でながら機嫌をとろうとするんだけれどもグリコのテンションは下降したまんまちっとも上向こうとしない。
「いいえ、いいえ、ナッちゃんたちがあやまるひつようなどないのです。わたしはせっかくみなさんがわたしをたよってくれようとしたのにそれにこたえることのできないじぶんのふがいないさまがくやしくてたまらないのですっ」
「キュキュッ! キューッ!」「ふがいなくなんてないよっ! グリコはガンバってるもんっ!」
と、アオちゃんがグリコの背中にしがみついて尻尾でバンバン背中を叩きながら励まそうとする。
アオちゃん、グリコ痛そうだから尻尾で叩くのはやめてあげて。
「………………………ッ! ………………………ッ」「グリコちゃん、しらないのならこれからシャノンたちといっしょにおべんきょうしていけばいいじゃない。そんなかなしいかおしないで」
シャノンも穴の向こう側から必死になって慰めようとしているけれど、悲しいかな、付き合いの浅いグリコではシャノンのジェスチャーの細かいニュアンスが理解できなかった。
「おや? 幻獣の子らが揃って何事かの集いか? もう陽も暮れる頃合い、楽しげな様子だがそろそろお開きにしてはどうだろうかな?」
僕らが訓練をすることも忘れて落ち込んだグリコを励まそうとするしていると茂みを掻き分けて現れたその巨体がそう僕らに声を掛けてきた。
その瞬間、僕は叫んだね。
「センセーーーーッ!!」
「む!?」
そうじゃんそうじゃん、判らないならば判るヒトに聞けばいいだけの話じゃない。
そして賢者とも讃えられるヨウタロウさんならばきっと知っているに違いない。
そう考えた僕たちはヨウタロウさんに魔法のいろはを教えてもらえないかと頼んだんだ。
「ふむ、魔法についての知識か、確かに我も魔法を行使する都合上そのなんたるかは心得ているつもりだが……」
「キュ~ッ♪ キュイッキュッ♪」
アオちゃんが「センセイだー♪ 教えて教えて♪」って喜んでいるけれど、まだヨウタロウさんが教えてくれるって決まった訳じゃないんだぞ。
けれどヨウタロウさんもアオちゃんのはしゃぎっぷりに断れなくなったのか僕たちに魔法の授業をしてくれるのを承知してくれた。
「ただし、教えるのは明日からにしよう。先ほども申したがもう陽が山の影にはいりすぐに夜になってしまう。今日はもう住み処に戻り休むがいい」
ヨウタロウさんが言う。
そうだね、教えてもらうにしたって今からじゃ帰るのがかなり遅くなってしまう。僕たちはヨウタロウさんの言葉に従って帰り支度を始めた。
「それじゃぁまた明日ね。バイバイシャノン」
「キューッ♪」
「さようならシャノンちゃん、またあしたあいましょうね」
「…………♪」
それぞれ別れのあいさつを交わして僕たちはシャノンに見送られながら集落のある方向へと歩いて行く。
シャノンも明日のヨウタロウさんの授業が楽しみなのだろう、今日はことさらに別れるのをさみしがりはしなかった。
「それにしても魔法の授業とはな、我も知識を溜め込みはしたもののそれを他者に伝えるなどした記憶があまりない。上手く教える事が出来るであろうか?」
帰り道、ヨウタロウさんも今日はトロールの集落に泊まると言うので雑談をしながら一緒に戻る。
「ヨウタロウさんでも心配したり不安に思ったりするんだね。僕はヨウタロウさんはいつも泰然自若に構えてて不安なんかちっとも感じないと思っていたよ」
「そう見えるかね? だがそうでもない、生きるとは常に不安や焦躁に纏わり憑かれ続けるものだ。それは幻獣もヒトも変わらぬ真理よ。尤も我の知る限りに於いてはあの者だけはそう言った感情とは無縁だったようだがな」
「あの者?」
誰だろう? 不安や焦りに惑わされない強靭な意思をもったヒトも居るんだ。ちょっとうらやましいな。僕はいつも焦ったり不安になったりするから。
僕が考えているとヨウタロウさんは少し笑ながら僕を見た。
「そなたの祖父、日守源次の事だ」
「えっ! じいちゃん!?」
ああ、でもじいちゃんならそうかも。豪放磊落を地で行ってるようなヒトだし困った事が起こっても力業で無理矢理にでも何とかしちゃうイメージがあるよね。
でもね、ヨウタロウさん。
「じいちゃんもヨウタロウさんのことが村の大人たちにバレそうになった時は不安になったって言ってたよ」
「む?」
「ホラ、ヨウタロウさんがじいちゃんと出会った時って僕たちの世界では戦争の真っ最中だったんでしょ? その時は食べるものもあんまりなくってだからヨウタロウさんが見つかったら食べられちゃうんじゃないかって不安だったってじいちゃんは言ってたよ」
それで僕たちの世界にヨウタロウさんが居ると危ないからってヨウタロウさんを無理矢理に穴を通じて元の世界に戻したらしい。
「………しかしアヤツ、我の尻を蹴飛ばして追い出したんじゃぞ?」
「じいちゃんは不器用なヒトだからね、直接ヨウタロウさんのことが心配だなんて言えなかったんだろうね」
「………そうか」
それっきりヨウタロウさんが黙り込んで僕も話の切っ掛けがなくなって黙ったまま集落までたどり着いた。(その間もアオちゃんとグリコは魔法の話でずいぶんと盛り上がっていたけれども)
「夏」
「ん? 何」
集落に到着し僕らが住み処である部屋の扉を潜ろうとした間際になってヨウタロウさんが僕に声を掛けてきたので僕は振り向いた。
「源次のヤツ、我の事を夏になんと話とった?」
「親友だって」
僕の言葉にヨウタロウさんは少しだけうれしそうに口許を歪めてから呟いた。
「ふん、悪友の間違いじゃろう」
正直になれない同士、やっぱり親友なんだなって僕は可笑しくって笑ってしまった。
そこでグリコに魔法についての講義をしてもらおうと頼んだんだけれど、彼女は困った顔で僕らを眺めた。
「もうしわけありません、わたしもとくべつにまほうについてくわしいわけではないのです。『マジックボルト』はははにおしえられほめられもしたのでとくいですが、ほかのまほうとなるとみなさんにごきょうじゅするほどのちしきはもちあわせていないのです」
グリコのフサフサの尻尾がぺた~っと地面にヘタリ込んでしまう。
ああ、グリコを落ち込ませてしまった。
「大丈夫大丈夫、魔法については僕らだって詳しくないんだから一緒だよ。無茶なお願いをしようとしちゃってゴメンね?」
グリコの首の辺りをワシャワシャと撫でながら機嫌をとろうとするんだけれどもグリコのテンションは下降したまんまちっとも上向こうとしない。
「いいえ、いいえ、ナッちゃんたちがあやまるひつようなどないのです。わたしはせっかくみなさんがわたしをたよってくれようとしたのにそれにこたえることのできないじぶんのふがいないさまがくやしくてたまらないのですっ」
「キュキュッ! キューッ!」「ふがいなくなんてないよっ! グリコはガンバってるもんっ!」
と、アオちゃんがグリコの背中にしがみついて尻尾でバンバン背中を叩きながら励まそうとする。
アオちゃん、グリコ痛そうだから尻尾で叩くのはやめてあげて。
「………………………ッ! ………………………ッ」「グリコちゃん、しらないのならこれからシャノンたちといっしょにおべんきょうしていけばいいじゃない。そんなかなしいかおしないで」
シャノンも穴の向こう側から必死になって慰めようとしているけれど、悲しいかな、付き合いの浅いグリコではシャノンのジェスチャーの細かいニュアンスが理解できなかった。
「おや? 幻獣の子らが揃って何事かの集いか? もう陽も暮れる頃合い、楽しげな様子だがそろそろお開きにしてはどうだろうかな?」
僕らが訓練をすることも忘れて落ち込んだグリコを励まそうとするしていると茂みを掻き分けて現れたその巨体がそう僕らに声を掛けてきた。
その瞬間、僕は叫んだね。
「センセーーーーッ!!」
「む!?」
そうじゃんそうじゃん、判らないならば判るヒトに聞けばいいだけの話じゃない。
そして賢者とも讃えられるヨウタロウさんならばきっと知っているに違いない。
そう考えた僕たちはヨウタロウさんに魔法のいろはを教えてもらえないかと頼んだんだ。
「ふむ、魔法についての知識か、確かに我も魔法を行使する都合上そのなんたるかは心得ているつもりだが……」
「キュ~ッ♪ キュイッキュッ♪」
アオちゃんが「センセイだー♪ 教えて教えて♪」って喜んでいるけれど、まだヨウタロウさんが教えてくれるって決まった訳じゃないんだぞ。
けれどヨウタロウさんもアオちゃんのはしゃぎっぷりに断れなくなったのか僕たちに魔法の授業をしてくれるのを承知してくれた。
「ただし、教えるのは明日からにしよう。先ほども申したがもう陽が山の影にはいりすぐに夜になってしまう。今日はもう住み処に戻り休むがいい」
ヨウタロウさんが言う。
そうだね、教えてもらうにしたって今からじゃ帰るのがかなり遅くなってしまう。僕たちはヨウタロウさんの言葉に従って帰り支度を始めた。
「それじゃぁまた明日ね。バイバイシャノン」
「キューッ♪」
「さようならシャノンちゃん、またあしたあいましょうね」
「…………♪」
それぞれ別れのあいさつを交わして僕たちはシャノンに見送られながら集落のある方向へと歩いて行く。
シャノンも明日のヨウタロウさんの授業が楽しみなのだろう、今日はことさらに別れるのをさみしがりはしなかった。
「それにしても魔法の授業とはな、我も知識を溜め込みはしたもののそれを他者に伝えるなどした記憶があまりない。上手く教える事が出来るであろうか?」
帰り道、ヨウタロウさんも今日はトロールの集落に泊まると言うので雑談をしながら一緒に戻る。
「ヨウタロウさんでも心配したり不安に思ったりするんだね。僕はヨウタロウさんはいつも泰然自若に構えてて不安なんかちっとも感じないと思っていたよ」
「そう見えるかね? だがそうでもない、生きるとは常に不安や焦躁に纏わり憑かれ続けるものだ。それは幻獣もヒトも変わらぬ真理よ。尤も我の知る限りに於いてはあの者だけはそう言った感情とは無縁だったようだがな」
「あの者?」
誰だろう? 不安や焦りに惑わされない強靭な意思をもったヒトも居るんだ。ちょっとうらやましいな。僕はいつも焦ったり不安になったりするから。
僕が考えているとヨウタロウさんは少し笑ながら僕を見た。
「そなたの祖父、日守源次の事だ」
「えっ! じいちゃん!?」
ああ、でもじいちゃんならそうかも。豪放磊落を地で行ってるようなヒトだし困った事が起こっても力業で無理矢理にでも何とかしちゃうイメージがあるよね。
でもね、ヨウタロウさん。
「じいちゃんもヨウタロウさんのことが村の大人たちにバレそうになった時は不安になったって言ってたよ」
「む?」
「ホラ、ヨウタロウさんがじいちゃんと出会った時って僕たちの世界では戦争の真っ最中だったんでしょ? その時は食べるものもあんまりなくってだからヨウタロウさんが見つかったら食べられちゃうんじゃないかって不安だったってじいちゃんは言ってたよ」
それで僕たちの世界にヨウタロウさんが居ると危ないからってヨウタロウさんを無理矢理に穴を通じて元の世界に戻したらしい。
「………しかしアヤツ、我の尻を蹴飛ばして追い出したんじゃぞ?」
「じいちゃんは不器用なヒトだからね、直接ヨウタロウさんのことが心配だなんて言えなかったんだろうね」
「………そうか」
それっきりヨウタロウさんが黙り込んで僕も話の切っ掛けがなくなって黙ったまま集落までたどり着いた。(その間もアオちゃんとグリコは魔法の話でずいぶんと盛り上がっていたけれども)
「夏」
「ん? 何」
集落に到着し僕らが住み処である部屋の扉を潜ろうとした間際になってヨウタロウさんが僕に声を掛けてきたので僕は振り向いた。
「源次のヤツ、我の事を夏になんと話とった?」
「親友だって」
僕の言葉にヨウタロウさんは少しだけうれしそうに口許を歪めてから呟いた。
「ふん、悪友の間違いじゃろう」
正直になれない同士、やっぱり親友なんだなって僕は可笑しくって笑ってしまった。
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