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うちの子がこちらにお邪魔してませんか?
うちの子がこちらにお邪魔してませんか?
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夏に芽生えた恋を確かめる秋が過ぎて行って……冬も春も飛ばして夏です。夏。季節は廻り、また夏がやってきたのだった。
「またセミが鳴き狂う夏が来たって感じね……」
「あんた、ちゃんとテキスト持って来たんでしょうね?」
また、母の運転で田舎の祖父宅にやってきた。あと何回この田舎で自由な夏を過ごせるのかと思うと泣けてくる。田舎はいい。人は少ないし、時間はゆっくりで穏やかな気分になる。……と、思うのも最初の三日間だろう。毎年そうだ。
「──みほちゃん?」
ハイハイ。来たわね。いつものタイミングだ。驚くまい。既に誰が待っていたかわかってしまっているが、ゆっくりと声がかかった方に顔を向ける……と、また飛びかかって来た。
「なっちゃん!」
「久しぶり! 会いたかった! さみしかった! 本物のみほちゃんだ!」
今年も熱烈な歓迎だ。暑い。それに、デカい。デカいのだ。なっちゃんが。去年会った時よりも更に、比べるまでも無く大きくなっている。私の頭に頬を寄せるほど背が高くなり、体つきまでガッシリしてきている。
「なっちゃん、大きくなったね! それに……焼けたね?」
天使フェイスのなっちゃんは、顔だけでは無く全身で天使を体現しているのだ。その人間に転生した天使である、なっちゃんは陶磁器のように天然ベビー色白お肌だったはずなのに、今年はすでにうっすらと日焼けしているではないか! なんてことだ! せっかくの美白肌が! しかも悔しいことに、若いからか少し焼けたぐらいではノートラブルのようだった。解せぬ。
「みほちゃんに会えなくて暇だったから水泳部入ったりして遊んでたんだけど、楽しくなっちゃって」
結構、速いんだよ? と頬を染め私にマーキングするかのようにすり寄るなっちゃんは今日もかわいい。
「あらぁあ! 夏樹くん、本当に大きくなっちゃってぇ! 驚いちゃった」
「ルミさん、お久しぶりです。今日もお綺麗ですね」
「やぁだもう~~~おばさん照れちゃうわ~」
「みほちゃんも更に綺麗になった。とってもかわいい」
いつものように母へリップサービスを贈った後、こちらに視線を戻しふわっと笑んだ。かわいいのはお前だよ。
そして、なっちゃんはその可愛い顔を少し寄せて耳元で「食べちゃいたいぐらい」と言った。
ちょっと。親の前ではやめなさい。ピピー!
今年もご機嫌になった母は、挨拶もそこそこに単身赴任中の父の家へ旅立っていった。
母の車を見送り、暑さから逃げるように屋内へ避難しようと身を翻すとなっちゃんの腕が私の腰を包むように捕らえ、顔を寄せてきた。
「んっ。ダメ」
顔を右に逸らしてキスを避けると、左頬に優しく唇が触れ蟀谷にコツリとおでこをぶつけてきた。
「ダメ? 久しぶりなのに?」
日傘で人目を避けるように隠しても、こんなとろでは何をしているかなんてわかってしまうだろう。そう思うのに、おでこコツンなんてあざと可愛い仕草をされては逆らえない。すがるような声色でダメ? と色っぽい声を耳に吹き込んでくるなっちゃんに根負けした。チラリと視線を向けると、する? と唇が近づいてきた。するさ。するよ。
──三度目のキスで、やっと体の間に手を入れ距離をとることが出来た。
「ダ、メだって。ここじゃ」
「ここじゃなかったらいいんだね!」
静止では無く提案として聞こえたのか、なっちゃんはパァっと天使の笑顔を繰り出した。場所を変えれば良い、そんな話だっただろうか……? と考えている内に、品川家邸宅の離れにある部屋まで連れてこられた。
離れの玄関に入り、日傘を閉じる。後ろから伸びてきた腕に抱きこまれ、日傘は取り上げられ玄関に置かれてしまった。引きずられる勢いで部屋に入ると、またキスが降って来た。離れていた分を取り戻すかのような勢いに少しくすぐったくなってしまう。
いつの間にかベッドの傍まで来ていたのか、足がもつれてなっちゃんごとベッドに倒れた。クスクスと静かな笑い声と、キスの音しか耳に入らなかった。なっちゃんが顔を少し上げて冷房のスイッチを押した。目の前にさらけ出された首にキスをしながら、わざとリップ音を出す。
なっちゃんの手が今年も着込んでいたUVカットカーディガンを脱がした。二の腕を熱く大きい手が伝い、その手はそのまま私の胸へと意思を持って……
「ちょ、ちょま、待って!」
胸に触れようとしていた手を掴み上げた。
「……ここで、待て…?」
なっちゃんは大人しくイタズラな手を掴まれ、困惑した表情で「待って」いる。いや、はい、そうね。ベッドの上で転がってキスして気分が最高潮に盛り上がっていましたね。いえ、しかし。しかし、ですよ。
「その手は何?」
なっちゃんの目が言っている。”何をわかりきったことを”と。しかし、あえてわかりきったことでも言葉にして確認しなければいけないこともある。今がその時である。
「……みほちゃんに、触れようと」
いい子だ。なっちゃんは意図のわからない質問に困惑しつつも私が何を言うのか待っている。こんな状況でも待てる男はイイ男。ハイ、これテストに出ます。
「どこを」
「……どこって」
なっちゃんの目が言っている。”何をわかりきったことを”と。パート2だ。そう、わかっているが、ここでハッキリさせておかないといけないのだ。
「ダメ」
「え」
なっちゃんは「待て」の姿勢で固まってしまった。
「……ダ、メ……?」
対応していない言語を検知した壊れたロボットのような声を出したかと思ったら、今度はしょぼんと見えない耳を垂れさせてきた。ぐっ……! 私がこの顔に弱いと知っているのだろう。バッチリ効いている! し、しかし、ここは譲れないのだ。私は心で血の涙を流しながらも、「だめじゃないよ」と口から出そうになっている自分に言い聞かせるように言葉を繰り返した。
「そ、そんな顔してもダメ……っ」
「……なんで触っちゃダメなの? オレ、みほちゃんに触れたいよ」
んんん!!??
自分のことオレって言うようになったの? は? かわいいかよ。この前までボクって言ってたのに、オレって言うようになったの? はあ? 成長期の醍醐味いただきましたありがとうございます。ボーテ!
「ま、まだ中学生でしょっ」
もう心の中は白旗で血を拭うほど瀕死だが、ここは負けられないのである。そう、我々は戦車にも竹槍で立ち向かうのだ。急成長したなっちゃんの姿に惑わされてはいけない。彼はいたいけな中学生なのだ。中学生とは義務教育中のことである。彼はこの間までヤギを一緒に眺めていた天界からお預かりしている天使な少年なのである!
「──中学生は好きな子に触っちゃいけないの?」
「え?」
目の前の天使な少年がキョトン顔で顔を右に傾げた。私も一緒に頭を右に倒す。こてん、だ。
「中学生だって好きな子に触りたいって気持ちあるよ。それって変なこと?」
「それは……変じゃない。自然な精神発達と欲求だと……思う……?」
確かに……?確かに、それはなんらおかしいことじゃない。自然な気持ちだと思う。うん。中学生って言ったら体が子どもから大人に変わる過渡期だ。色々変わっていく自分の体と心の変化に戸惑う時期だろう。うんうん。
「変じゃないなら触ってもいいんじゃない?」
「た、確かに……?」
変じゃない=欲求のままに、行動していい……?
「じゃあ」
と、なっちゃんは掴まれた手をそのまま進行させ、手を胸に近づけて来た……が。
「──やっぱりダメ」
いやいやいや、流されかけたがダメダメ! 危ない。私の理性はまだ生きていたようだ。 欲求のままに行動していいわけあるかい!
「なんで……っ」
「そんな目してもダメ! や、やっぱりまだ早いよ!」
なっちゃんは項垂れるように、私の首筋に顔を埋めてグリグリと頭を動かしながらウンウン唸り始めた。だからあざとかわいいな! わざとなの!? 撫でろって誘ってるの!?
しっかり誘惑に負け、なっちゃんのフワフワな頭をナデナデしておいた。はぅん。かわいい。
「……じゃあ、服の上から触るだけなら中学生っぽくてセーフなんじゃない?」
ガバッと顔を上げたなっちゃんは、ひらめいた!というような顔で折衷案を出してきた。いやいやいや、ひらめいた!じゃないのだよ。かわいいな。
「みほちゃんの言う通り、【中学生らしく】段階を踏むことが大事だよね」
「うんうん」
そうそう、中学生のデートって言ったら進んでる子でキス(ディープではない)って相場は決まっているのよ。少なくとも私の知っている中学生はそう。うんうん。
「だから服の上から触る。動かさない。乗せるだけ」
うんう、ん……?
「……乗せるだけ?」
「乗せるだけ」
なっちゃんの曇りなき眼がこちらを見ている。なんて澄んだ瞳だ。邪気がない。
「……みほちゃんに触れたい。ここにいるんだって確かめたいんだ。やっと会えたから……」
なっちゃんの頭に耳がついていたら、間違いなくペターンとなっていただろう。なっちゃんの、この寂し気な顔に弱い私は思わず、なっちゃんの手を胸へ誘導していた。降参だ。参った。
「の、乗せるだけだからね」
ちゅ、と唇を寄せ忠告をすると聞いているのか聞いていないのか、なっちゃんは尻尾を振り回しながら(幻覚)嬉しそうにキスを何度も何度もしてきた。
なっちゃんの手は約束通りピクリとも動かなかった。イイ子。
「またセミが鳴き狂う夏が来たって感じね……」
「あんた、ちゃんとテキスト持って来たんでしょうね?」
また、母の運転で田舎の祖父宅にやってきた。あと何回この田舎で自由な夏を過ごせるのかと思うと泣けてくる。田舎はいい。人は少ないし、時間はゆっくりで穏やかな気分になる。……と、思うのも最初の三日間だろう。毎年そうだ。
「──みほちゃん?」
ハイハイ。来たわね。いつものタイミングだ。驚くまい。既に誰が待っていたかわかってしまっているが、ゆっくりと声がかかった方に顔を向ける……と、また飛びかかって来た。
「なっちゃん!」
「久しぶり! 会いたかった! さみしかった! 本物のみほちゃんだ!」
今年も熱烈な歓迎だ。暑い。それに、デカい。デカいのだ。なっちゃんが。去年会った時よりも更に、比べるまでも無く大きくなっている。私の頭に頬を寄せるほど背が高くなり、体つきまでガッシリしてきている。
「なっちゃん、大きくなったね! それに……焼けたね?」
天使フェイスのなっちゃんは、顔だけでは無く全身で天使を体現しているのだ。その人間に転生した天使である、なっちゃんは陶磁器のように天然ベビー色白お肌だったはずなのに、今年はすでにうっすらと日焼けしているではないか! なんてことだ! せっかくの美白肌が! しかも悔しいことに、若いからか少し焼けたぐらいではノートラブルのようだった。解せぬ。
「みほちゃんに会えなくて暇だったから水泳部入ったりして遊んでたんだけど、楽しくなっちゃって」
結構、速いんだよ? と頬を染め私にマーキングするかのようにすり寄るなっちゃんは今日もかわいい。
「あらぁあ! 夏樹くん、本当に大きくなっちゃってぇ! 驚いちゃった」
「ルミさん、お久しぶりです。今日もお綺麗ですね」
「やぁだもう~~~おばさん照れちゃうわ~」
「みほちゃんも更に綺麗になった。とってもかわいい」
いつものように母へリップサービスを贈った後、こちらに視線を戻しふわっと笑んだ。かわいいのはお前だよ。
そして、なっちゃんはその可愛い顔を少し寄せて耳元で「食べちゃいたいぐらい」と言った。
ちょっと。親の前ではやめなさい。ピピー!
今年もご機嫌になった母は、挨拶もそこそこに単身赴任中の父の家へ旅立っていった。
母の車を見送り、暑さから逃げるように屋内へ避難しようと身を翻すとなっちゃんの腕が私の腰を包むように捕らえ、顔を寄せてきた。
「んっ。ダメ」
顔を右に逸らしてキスを避けると、左頬に優しく唇が触れ蟀谷にコツリとおでこをぶつけてきた。
「ダメ? 久しぶりなのに?」
日傘で人目を避けるように隠しても、こんなとろでは何をしているかなんてわかってしまうだろう。そう思うのに、おでこコツンなんてあざと可愛い仕草をされては逆らえない。すがるような声色でダメ? と色っぽい声を耳に吹き込んでくるなっちゃんに根負けした。チラリと視線を向けると、する? と唇が近づいてきた。するさ。するよ。
──三度目のキスで、やっと体の間に手を入れ距離をとることが出来た。
「ダ、メだって。ここじゃ」
「ここじゃなかったらいいんだね!」
静止では無く提案として聞こえたのか、なっちゃんはパァっと天使の笑顔を繰り出した。場所を変えれば良い、そんな話だっただろうか……? と考えている内に、品川家邸宅の離れにある部屋まで連れてこられた。
離れの玄関に入り、日傘を閉じる。後ろから伸びてきた腕に抱きこまれ、日傘は取り上げられ玄関に置かれてしまった。引きずられる勢いで部屋に入ると、またキスが降って来た。離れていた分を取り戻すかのような勢いに少しくすぐったくなってしまう。
いつの間にかベッドの傍まで来ていたのか、足がもつれてなっちゃんごとベッドに倒れた。クスクスと静かな笑い声と、キスの音しか耳に入らなかった。なっちゃんが顔を少し上げて冷房のスイッチを押した。目の前にさらけ出された首にキスをしながら、わざとリップ音を出す。
なっちゃんの手が今年も着込んでいたUVカットカーディガンを脱がした。二の腕を熱く大きい手が伝い、その手はそのまま私の胸へと意思を持って……
「ちょ、ちょま、待って!」
胸に触れようとしていた手を掴み上げた。
「……ここで、待て…?」
なっちゃんは大人しくイタズラな手を掴まれ、困惑した表情で「待って」いる。いや、はい、そうね。ベッドの上で転がってキスして気分が最高潮に盛り上がっていましたね。いえ、しかし。しかし、ですよ。
「その手は何?」
なっちゃんの目が言っている。”何をわかりきったことを”と。しかし、あえてわかりきったことでも言葉にして確認しなければいけないこともある。今がその時である。
「……みほちゃんに、触れようと」
いい子だ。なっちゃんは意図のわからない質問に困惑しつつも私が何を言うのか待っている。こんな状況でも待てる男はイイ男。ハイ、これテストに出ます。
「どこを」
「……どこって」
なっちゃんの目が言っている。”何をわかりきったことを”と。パート2だ。そう、わかっているが、ここでハッキリさせておかないといけないのだ。
「ダメ」
「え」
なっちゃんは「待て」の姿勢で固まってしまった。
「……ダ、メ……?」
対応していない言語を検知した壊れたロボットのような声を出したかと思ったら、今度はしょぼんと見えない耳を垂れさせてきた。ぐっ……! 私がこの顔に弱いと知っているのだろう。バッチリ効いている! し、しかし、ここは譲れないのだ。私は心で血の涙を流しながらも、「だめじゃないよ」と口から出そうになっている自分に言い聞かせるように言葉を繰り返した。
「そ、そんな顔してもダメ……っ」
「……なんで触っちゃダメなの? オレ、みほちゃんに触れたいよ」
んんん!!??
自分のことオレって言うようになったの? は? かわいいかよ。この前までボクって言ってたのに、オレって言うようになったの? はあ? 成長期の醍醐味いただきましたありがとうございます。ボーテ!
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目の前の天使な少年がキョトン顔で顔を右に傾げた。私も一緒に頭を右に倒す。こてん、だ。
「中学生だって好きな子に触りたいって気持ちあるよ。それって変なこと?」
「それは……変じゃない。自然な精神発達と欲求だと……思う……?」
確かに……?確かに、それはなんらおかしいことじゃない。自然な気持ちだと思う。うん。中学生って言ったら体が子どもから大人に変わる過渡期だ。色々変わっていく自分の体と心の変化に戸惑う時期だろう。うんうん。
「変じゃないなら触ってもいいんじゃない?」
「た、確かに……?」
変じゃない=欲求のままに、行動していい……?
「じゃあ」
と、なっちゃんは掴まれた手をそのまま進行させ、手を胸に近づけて来た……が。
「──やっぱりダメ」
いやいやいや、流されかけたがダメダメ! 危ない。私の理性はまだ生きていたようだ。 欲求のままに行動していいわけあるかい!
「なんで……っ」
「そんな目してもダメ! や、やっぱりまだ早いよ!」
なっちゃんは項垂れるように、私の首筋に顔を埋めてグリグリと頭を動かしながらウンウン唸り始めた。だからあざとかわいいな! わざとなの!? 撫でろって誘ってるの!?
しっかり誘惑に負け、なっちゃんのフワフワな頭をナデナデしておいた。はぅん。かわいい。
「……じゃあ、服の上から触るだけなら中学生っぽくてセーフなんじゃない?」
ガバッと顔を上げたなっちゃんは、ひらめいた!というような顔で折衷案を出してきた。いやいやいや、ひらめいた!じゃないのだよ。かわいいな。
「みほちゃんの言う通り、【中学生らしく】段階を踏むことが大事だよね」
「うんうん」
そうそう、中学生のデートって言ったら進んでる子でキス(ディープではない)って相場は決まっているのよ。少なくとも私の知っている中学生はそう。うんうん。
「だから服の上から触る。動かさない。乗せるだけ」
うんう、ん……?
「……乗せるだけ?」
「乗せるだけ」
なっちゃんの曇りなき眼がこちらを見ている。なんて澄んだ瞳だ。邪気がない。
「……みほちゃんに触れたい。ここにいるんだって確かめたいんだ。やっと会えたから……」
なっちゃんの頭に耳がついていたら、間違いなくペターンとなっていただろう。なっちゃんの、この寂し気な顔に弱い私は思わず、なっちゃんの手を胸へ誘導していた。降参だ。参った。
「の、乗せるだけだからね」
ちゅ、と唇を寄せ忠告をすると聞いているのか聞いていないのか、なっちゃんは尻尾を振り回しながら(幻覚)嬉しそうにキスを何度も何度もしてきた。
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