R18 短編集

上島治麻

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颯ちゃんの部屋に入ると、懐かしい気持ちになる。
ベッドも学習机の位置も変わってない。
「狭くてごめんね。いつもはパパのマンションなんだけどね。今日はお客さんの希望でこっちに来ちゃったからぁ。」
「でも、そのお陰でノル君が来てくれたんだよね。お客さんも喜んでたよ。ノル君に御礼言わないと。」
「そうだねパパ。ノル、ありがとう。」
颯ちゃんに改めて御礼を言われて、むずがゆい気持ちになる。
「でもなぁ♡あっちだったらいっぱい玩具とかあるんだけどなぁ♡」
残念そうに言う颯ちゃん。
「ははは。ソウ、最初っから玩具はびっくりしちゃうだろう?」
「えぇ~♡俺には容赦なく使ったのにぃ♡」
颯ちゃんは拗ねたように言う。
「それはソウがイイコじゃなかったからだろう?」
パパが颯ちゃんを小突く。
「そうだけどぉ♡」
「それに今では玩具大好きじゃないか。」
「それはぁ♡そうだけど♡」
上目遣いでパパを見る颯ちゃん。
すっごい甘えている。
好きな人に媚びる女子みたいだ。
「まぁまぁ、時間が無いからさ。今日はソウがノル君の事パパに教えてくれる日ってことでどう?」
「そうだね♡パパ♡じゃあ、ノル♡まず一緒に横になろっか♡」
言われて颯ちゃんのベッドに横になる。
しばらく帰ってなかったと言うだけあって少しほこりっぽかった。
「ちょっとほこりっぽいね。あいつら掃除も碌にしなかったんだなぁ」
颯ちゃんもベッドに上がってからちょっと怒ってた。
でも、すぐに
「まぁ、汚れちゃうからいっか。」
なんて言って、俺にフェラをしてくれた。
パパが折角だからやってあげたら、どんな風に気持ち良くなるか見たいって言うから。
颯ちゃんは「じゃあする。」って言ってしてくれたんだ。
颯ちゃんのフェラは絶品だった。
舌が凄い動く、ペロペロ舐められただけで起っちゃって。
敏感な所を舌先を尖らせてつんつん突かれて。
手も使ってくれて、自分でも知らなかった気持ち良い場所を教え込まれた。
その上に、舌ピが冷たくってすっごく気持ちが良くって、すぐピュッってでちゃった。
颯ちゃんも予想外だったみたいでほっぺにかかっちゃって。
「早いよ♡」
って笑いながらほっぺを拭ってた。
「やだぁ@濃い@ベタベタする@」
って颯ちゃんが笑う。
パパも「二回目なのに、濃いんだ。溜まってた?」なんて言って笑うから恥ずかしくなってしまった。
「濃いのは良いんだよ。段々薄いのしか出なくなっていくのってメス堕ちの目安にし易いからさ。」
「そうだよ@俺も@段々薄くなっちゃって、今は潮噴きばっかり@もうオスじゃないって思い知らされちゃうんだ@すっごい情け無くってぇ・・・気持ち良くなるよ@」
言われた事を想像してみると身体がぶるりと震える。
颯ちゃんは俺が怖がっているって思ったのか、
「でもぉ♡潮吹きすっごい気持ち良いし、こっちもすっごい気持ち良いんだよ。」
って言いながら、俺のアナル周りを優しく揉んでくれた。
「ここねぇ@凄いんだぁ@パパの味覚えちゃったらもういつでもキュンキュンしちゃうんだよ。でもパパのおっきいから、ノルの此所、ゆっくり解していこうね。大丈夫。気持ち良くなれるよ。」
って言ってくれた。
パパも俺に
「大丈夫。焦らないから。今はソウがいるからね。そんなにがっついてないから。安心してね。それに、貴重なノンケ男子高生だから大事にするよ。」
って言ってくれた。
それを聞いて颯ちゃんがまた拗ねてしまった。

「いや、だって、調教前のノンケ男子高生は貴重なんだよ。ソウは本当にパパのドンピシャ好みだったからちょっと強引にしちゃったけど、それだけソウに夢中なんだよ。」
パパが一生懸命颯ちゃんの機嫌を取っている。
色んな所を撫で撫で、揉み揉み、最後にチュッチュッって口同士をくっつけて、ぶっちゅーってキスしてようやくご機嫌が治ったみたいだ。
っていうか、颯ちゃんボーっとしてる。
颯ちゃんが黙り込んだから、改めてパパは俺の方を見て呟いた。
「ノンケ男子高生が続けて手に入るなんてなぁ。本当ついてる。そうだ記念撮影しよう。」
って、言って、俺はパパに指示されるままに色んなポーズで写真を取ってもらった。
パパのスマホで。
綺麗に撮れたから皆で共有しようってパパが言って連絡先を交換した。

さっそくパパが送ってくれた画像を見る。
バスローブを脱ぐ所を撮った写真。
全裸になって、恥ずかしくって両手で股間を隠している写真。
そこからちょっとずつ大胆に。
胸のアップや、お尻のアップ。
部分部分で顔が映らない所をいっぱい撮られていく内に段々慣れていって、最後はM字開脚で、ピースしてた。

撮った写真を見返す。
これは目線が良い。
ここはもうちょっと手をあげた方が良い。
胸の突き出し方がちょっと甘い。
でも、綺麗に撮れている。
って我に返った颯ちゃんが色々褒めてくれり教えてくれた。
何か懐かしい。
昔、こうやって颯ちゃんのベッドの上で寝っ転がってゲームとかした。
大きくなってからも颯ちゃんとこうやって画面を見て話をする日が来るなんて思いもしなかった。
パパが写真を見て、もっとはっきりわかった方が良いね。
って言って、乳首やお尻を測ってもらった。
颯ちゃんの学習机に入ってたプラスチックの定規で。
子供の頃の颯ちゃんの字で『みなかみ そうま』って書いてある定規。
子供会で貰ったヤツ。
俺も持ってる。
何か懐かしくなっちゃった。
その定規ごと写真とってもらって、颯ちゃんも入って記念撮影してもらった。
育った颯ちゃんの乳首と並ぶと俺の身体は貧相で恥ずかしかったけど、成長の過程が美しいんだよ。ってパパに慰められて気持ちが上向いた。
どう変わっていくかアルバムにしようね。
ちゃんと現像して綺麗に装丁してあげる。
って言われて颯ちゃんがずるいって言うから、凄い優越感でいっぱいになった。
それから颯ちゃんがチクニーの仕方を教えてくれて、俺も実践してみた。
その様子も動画に撮って貰った。
颯ちゃんは凄く気持ちよさそうにしてたけど、俺は全然感じなかった。
「大丈夫。その内、良くなるよ。だって、ノル君の乳首ちょっと立ってるから。」
ってパパに慰められて、颯ちゃんに、
「ちゃんと見直して復習して。」
って言われて、頑張らなきゃって思った。
パパが、
「慌てなくても良いよ。でも、頑張っておっきくできたらピアスを開けてあげようか。」
って言ってくれたから絶対毎日自主練しようって思った。
「パパは上手に開けてくれるよぉ♡こんな風にね。きゅっきゅって乳首触って硬くした所をグッと抑えてぇ♡」

颯ちゃんがパパに開けてもらった時の事を詳しく教えてくれる。
その時のファーストピアスは大事にとってあったけど、俺に譲ってくれるって言った後で、乳首にギュッと爪を立てられて呻いちゃった。
凄い・・爪立てただけでこんななんて。
ここに針刺されたらどうなっちゃうんだろう。
期待しかない。
ウットリしてたら、他の所開ける時のファーストピアスも全部あげるねって言われて凄く嬉しくなった。
ガキの時も颯ちゃんは下の子に色んなモノを譲ってくれていた。
なんか頼りがいのある悪ガキだったんだ。
俺は「楽しみ。早くそうなりたい。」って言ってこの後の事に凄い期待したんだけど、颯ちゃんに「もう帰らないと明日小テストあるんだろ。」ってベッドから下ろされたんだけど、気持ちが逸っちゃって颯ちゃんがパパに奉仕する所をちょっとだけ見学させてもらった。

颯ちゃんの学習机に座って、ベッドの上の二人を見る。
パパが颯ちゃんのベッドで上半身を壁に預けて座って、颯ちゃんがその真ん中に座って、パパのペニス・・いやおチンポ様にご挨拶する所とか、フェラする所を見て何だか凄い興奮してしまった。
俺にフェラした時よりもずっと濃厚だった。
って言うか、俺すぐイッちゃったし。
颯ちゃんがネチっこく舐め上げて、おっきく口広げて喉の奥まで入れて、激しくジュッポジュッポ言わせながら奉仕するのをガン見した。
凄い顔。
口がタコみたいになってる。
鼻の下伸びてる。
ホッペがぺこんって凹んでる。
あのおっきなおチンポ様を全部全部飲み込んじゃってる。
それで、喉がごきゅきゅ言ってて。
パパが笑う。
「ノル君、起ってるよ。」
って言われて、恥ずかしくなった。
「いいよ。気持ち良くなれちゃう子はイイコだね。そのまま気持ち良くなろっか。」
ってパパが優しく言ってくれる。
パパが見守ってくれている中でオナニーする事になった。
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