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セルフィーユ

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 朝はちゃんとご飯とお味噌汁を食べる。昼を食べる時間がとれないこともあるので、最悪昼食が四時とか五時になる。だから朝食はしっかりいただきたい。会議が長引けばトイレにも行けない。社長が入ると間違いなく長引くので、今日もお昼は食べられないだろう。次の会議の時間がきて急いで荷物を持って次の会議室へ行く。

 毎日毎日、何をやっているんだろう。社長のどうでもいい長話に付き合って、会議が全く進まない。
 自分のやりたかったことって何だったかな。反復して考えて、この会社にい続けるのもないな。と思い直す。

 自分は、美味しそうに食事をする子たちやあの人に、ただ笑って過ごして欲しかっただけだ。




 薄っすらと、意識が戻ってきて、瞼を瞬かせる。身体が重く、頭痛もあるか、首の後ろがズキズキする。寝返りをうってシーツに足を絡ませた。肌触りの良い布が心地良い。

 おかしな夢を見ていたようだ。不思議な男に口付けられて、自分の将来の夢が何だったかまでぶっ飛んだ。それにしたって、食事を与えていたって何だろうか。自分の仕事はただの企画開発でカスタマーとは関わらないし、食物とは関係のない商社である。

 酔っ払い過ぎて眠りが浅かったのだろう。痛む頭をのっそりと上げて起き上がった。
 部屋は1LDKだが、小さな部屋だ。ベッドと棚が入ればもういっぱい。壁と扉とクローゼットと窓に囲まれている。

 それなのに、見えるはずの壁が見当たらなかった。いや、壁はあるにはあったが、ベッドからずっと遠く、テラスに続くような掃き出し窓がいくつか続いている。自分の部屋は腰窓でベランダはなかった。それだけではない。自分の眠っていたベッドはシングルのはずなのにキングサイズで、天蓋があり布が垂れ下がっている。広い部屋は西洋風で、アンティークのような机や椅子、チェストなどがあった。

「どこ、ここ…」

 混乱する頭は二日酔いのせいでガンガン痛む。
 肌触りの良いシーツは自分の部屋のベッドのシーツのわけがなく、着ていたナイトウェアも薄いピンクのワンピース型ネグリジェだった。

 着替えた覚えなどないのに、そんな乙女のようなナイトウェアを着て、しかし下着を履いていない。着替えた覚えもないし、こんな外国のリゾートホテルのような部屋に来た覚えもない。痛む頭を抑えながら立ち上がると、窓の外が見えて、凛花はあんぐりと口を開けた。

「湖…?」
 窓から見える景色は深い藍色の湖で、遠目に雪をかぶった山が見える。ベランダに出ると、ここが結構な高さのある場所だと分かる。周囲の建物を見れば、まるで外国のお城のような幾つもの窓が並んでいた。
「何、ここ…っ」

 まだ夢の延長にいるようだ。外は少し肌寒いか、ぶるりと震えた。今は8月で連日酷暑が続き、夜などクーラーなしでは眠れないほどなのに。冷えた風が二日酔いの頭を通り過ぎて行く。

「目が覚めましたか」
 後ろから聞き覚えのある声が届いて、凛花は振り向いた。部屋の扉から現れたのは、あの銀髪の男だ。水差しをお盆に乗せて運ぶと、ナイトテーブルに置いた。

「外は冷えますよ。風邪を引きます」
 そう言って、凛花の足元を見やる。裸足でベランダに出ていたので、行儀が悪いと思われただろうか。
 いいや、靴も何もないのだ。自分が来ていたスーツも持っていたカバンもない。やはり夢としか思えなかった。この男自体が夢だったのだから。

「足元が冷えてしまいます。部屋にお入りなさい」
 男は凛花の手をとると、部屋へ入るように促す。後ろの窓を閉めると、凛花の手をとったまま、にこりと笑んだ。
 夢にしては男の手が暖かい。少し外に出ただけで身体が冷えたのか、男の手が暖かすぎるのか、温もりがホッと安堵させた。

「体調はどうですか、ラキティス」
 憂いげな声音を出しながら、男はそっと頰を撫でた。顔が近付いたので、つい仰け反る。
「や、あの。私、そんな名前じゃ…」

 そしてそんな顔を近付けないでほしい。間近で見るほど迫力のある美人だ。肌など透けるように白く美しい。日に焼けることを知らないような、卵のような肌である。歳も若いのだろう。自分よりも年下に見えた。
 男は微かに悲しげに笑んで、すぐにそれを消した。凛花にベッドに座るように促して、羽織をかけてくれる。ナイトウェアは背中がばっくり割れて、肌がむき出しなのだ。上着をもらえて背中が暖かくなった。

 男は隣に座ると、頰にかかる髪をそっと耳元にかけ、ゆるりと首元を撫でた。
 ぞわりと背筋に寒気を感じた。撫でた指はそのままするりと背中に流れて、腰元に触れる。

「あ、あの」
「では、名を教えてもらえますか?私の名は、セルフィーユ」
 セルフィーユはもう片方の手を凛花の頰へと伸ばし、顔をセルフィーユの方へ向けさせた。耳の後ろを撫でられて、声を上げそうになる。

「り、凛花、です。あの、夢にしては、体温が」
「夢?私が夢に見えますか?」

 その囁くような声に返事をする前に、セルフィーユの唇が自分のそれに合わさる。ぺろりと舐めると、そのままベッドへと押し倒してきた。
「ちょ、え、あの」
「私はあなたをずっと探していたのですよ、凛花。どれほどの時を待ったことか」

 どれほどの時って、どれほどなのか。幼い頃に会っていただろうか。いや、こんな美人がいたら忘れるわけがない。そして自分の名前はラキティスなんてわけがないので、間違いなく他人で夢である。
 だってこんな人外レベルの美人が愛しそうに人の頰を撫でて、迫ってくるわけがなかろう。

 セルフィーユは凛花にのし掛かったまま、息を吹きかけるように口付けた。口内に入り込む生暖かなものが舌に絡み、喉の奥へと押し込んでくる。

「ん、んんっ」
 夢なのに、それはまるで本当にキスのように、繰り返された。甘く食んだ口付けから、深く奥へと入り込む長い口付け。口内にセルフィーユの唾液が混ざり、息継ぎもままならない。

「んん、ふあ」

 こんな、妄想すぎる夢、欲求不満としか言いようがない。
 いくら昔付き合っていた男と別れたのが結構な昔だとしても、こんな儚い妖精みたいな男と、どうしてこんな激しく口付けを交わせるのだろう。いくら美人とはいえ、会ったばかりの男。いや、夢だからいいのか?夢だから何でもありか?

「凛花…」
 何度目かの口付けで、セルフィーユの舌が少しだけ離れる。しかし、まだ物足りないと唇を食んで、再び奥へと入り込んだ。
 二日酔いにひどい仕打ちだと思う。濃厚な口付けに抗う力などない。ただ大人しく受け入れているうちに気持ちよくなってきて、頭の中がとろりとしてきた。

「んふ、ふあ、はあっ」
「凛花、かわいですよ」
 そんな耳元で、セルフィーユは囁くと、そのまま耳たぶを食んでくる。そうして、生暖かな温もりが内耳へと沿って濡れていった。

「あ、やだっ」
 ぴちゃり、と耳の中に音が響いた。セルフィーユの舌が耳の中でかき混ぜられる。ぞわぞわと背筋が震えたが、それよりも別の場所に触れたセルフィーユの指先にびくりと身体を揺らした。
 一枚のナイトウェアがめくられて、内太ももから臀部にかけてゆっくりと撫でられる。その指は布を搔き上げると、凛花の秘所を露わにした。

「あっ、ダメっ」
 そう口にしても、セルフィーユの指先は止まらない。凛花の臀部を後ろからゆっくりなぞると、花弁に伸ばしてくる。それはあっと言う間に届いて、そろりと撫でた。
「や、やめっ」
「思い出させてあげると言ったでしょう?あなたの感じる場所は全て覚えていますから、ゆっくりと思い出させてあげます」

 色気のある声音にぞくりとした。セルフィーユは食んでいた耳元から首へと動き、一度カプリと噛み付いてそのまま肩から脇へとずれていく。背中のあいたナイトウェアは簡単に肩をむき出しにして、双璧を露わにした。

「だ、だめっ」
「大丈夫ですよ。ゆっくり、気持ちよくしてあげます」

 セルフィーユは言ったまま、鎖骨へ舌を這わせ山なりへと移動させた。花弁をなぞっていた指先はその山なりの頂に辿り着き、まだ柔らかなそれを軽く摘む。
「あ、やんっ」
 ちゅぱ、と頂が濡らされた。セルフィーユの舌がそれを絡めて吸い付いてくる。もう一つの山なりには指先があり、こねては摘み、頂を膨らませんとうねるように動いた。

「あん、やあっ」
「ふふ。あなたはここを舌で弄られるのが好きでしたね」
 言って、セルフィーユは頂に吸い付いて舌を絡め続ける。ぷくりと膨らんできていた頂がしっかりと立ち上がり、硬くなってきていた。それをちゅぱちゅぱと音を立てて舐め続けるのだ。

「ああっ、やめ、だめえっ」
「かわいいですよ、凛花。こんなに膨らませて、愛らしい。では、こちらはどうでしょうか」
 セルフィーユは凛花の花弁に指先を伸ばした。くぷり、と入り込む指が花蜜をぬるぬると擦り付ける。
「ひあんっ」
 セルフィーユの指先が花弁を押し付けて、くちくちと音を立て始めた。広げられた花弁がセルフィーユの指を受け入れ始めている。

「もう随分濡れてきていますね。ですが、もっと濡らさないと、痛むかもしれませんから」
「あ、やっ、だめ、やめてっ」
「ダメですよ。気持ちよくしてあげますから」

 セルフィーユは言うと凛花のナイトウェアを剥ぎ取って、包めるように凛花の両腕を拘束した。頭の上で布が絡まって動かない。ベッドに結びつけられたか、引っ張っても手首が締まるだけだった。
「久しぶりにあなたの中に入るのですから、堪能させてください」

 今までの柔らかな笑みはどこへいったか、セルフィーユはぺろりと唇を舐めて切れ長の瞳を細めた。銀色の髪を背中に流して、着ていた上着を無遠慮に脱ぐ。
 服の上からは分からなかったが、筋肉のある厚い胸板が露わになり、凛花はごくりと喉を鳴らした。身長はあるが細身に見えた身体は鍛えられてがっしりとしている。儚い妖精に見えた男が、野獣のように這い蹲り、舌舐めずりして首元に噛み付いた。

 生暖かい舌は身体の線を描くように下へと流れ、太ももへと近付く。広げられた股下にセルフィーユは頭を突っ込むと、凛花の花弁へと舌をほじるように食い込ませた。
「ひあっ!」 
 舌が花弁を通り越し、花蜜溢れる場所へと入り込む。ぐちゅぐちゅと音を立ててかき混ぜると、何度も出し入れした。

「やっ、ああん、やあっ、だめええっ」

 セルフィーユの舌は花床から花柱へと移動する。まだ眠っている花柱を舌で突き、その眠りを起こそうとする。
 凛花の身体がびくりと震えた。それなのにセルフィーユの舌は離れない。眠りを犯し目覚めさせるために吸い付いて、それを舌でこね回す。

「あっ、やああっ」
 凛花は堪らず身体を震わせて腰を上げた。しかしセルフィーユは押さえつけるように凛花の太ももを掴み、花柱に吸い付いたままだ。そうして花弁から滴り落ちて来た花蜜を抑え、指先を中へと押し入れる。

「ひあっ」
 ぐちゅり、と花蜜が溢れる音がした。セルフィーユは花柱を舌でこね回しながら、クスリと笑む。凛花の花蜜は溢れ出して、セルフィーユの手を濡らし始めていた。
 いつの間にか増えていた指先が花床を求めて奥へと進んでくる。ぐぷぐぷと漏れ始めた花蜜がシーツを濡らす。

「やあっ、あんっ、だめ、もうっ、いっちゃっ」
「いっていいですよ、凛花。今日はたくさん、気持ちよくしてあげます」
「ひああんっ!」

 ドプン、と花蜜が溢れたのがわかった。セルフィーユは舌でそろりと身体を這わせると、そっと凛花に口付けた。凛花の唇に優しく触れながら、凛花の花弁に露わになった太く硬い柱を這わせる。擦られると熱がこもり、花蜜が再び滴り落ちてくるのが分かった。

「あ、だめえっ」
「入れさせてください。あなたの中も欲しがっているでしょう?」
 屹立したセルフィーユの柱は、凛花の花蜜に触れてぬるりと滑る。

「あっ」
 ぴちゃり、と跳ね返った雫が音を立てた。とろとろになってよだれみたいに溢れている。セルフィーユの雄々しき柱を、凛花の花弁は欲しがっていた。ひくついた花弁が広がり、花床を見せてくぱりと口を開いている。セルフィーユも分かっているだろう。美しい花唇を上げると、嬉しそうに顔を綻ばせた。

「さあ、凛花。私を受け入れてください」
 セルフィーユはそろりと花弁に這わせると、開いた口へとゆっくり入り込んだ。
「ふあっ」
「大丈夫ですよ。力を抜いてください」

 ぐぷぐぷと音を鳴らして、セルフィーユが入り込んでくる。太く硬く膨らんでいるのに、凛花の花弁は開ききってセルフィーユを中へと送り込んでいた。何度も擦りながら入り口を広げて深く突き刺さっていく。激しさのないまま、じりじりと内壁をこじ開けていた。

「ああっ、んんっ、あんっ」
「始めはゆっくり入れましょう。私の形に慣らさなければ」
 その言葉に羞恥した。セルフィーユは凛花の両太ももを抑えると、ゆっくりと、けれど深く深くと進ませてくる。激しさのない分、入り込んでいるセルフィーユの形が分かるようだった。狭まっていた洞房が擦られて広がっていくのを感じる。何度も後ろへ戻ってもやはり進んで、奥へと突き進んだ。

「あっ、あんっ」
 花蜜がじゅぷじゅぷと鳴る音と、自分の喘ぎ声が部屋に響く。外の音も何も聞こえない静かな部屋で、それだけが耳に届く。くちくちと溢れて止まらない音だ。
 聞いているだけでもっと溢れ出してしまう気がする。セルフィーユの分身はお腹の中にいっぱいで、もう入りきらない気がした。

「あっ」
 ぱちゅん、と音がした瞬間、セルフィーユは突然激しく身体を突き出した。
「あんんっ!」
 洞房の奥深くに何かが叩きつけられる。セルフィーユの太い柱が奥の内壁を穿った。
「ひあっ、あんっ」
 セルフィーユが激しく打ち付ける。ぱちゅぱちゅ鳴って奥へと穿ち、太く硬い柱が内壁を削るように叩きつける。

「ふ、凛花。そんなにきつく咥えては、簡単に出てしまいますよ。それとも、一度出して欲しいですか?」
「あ、そんなっ。あんっ!」

 洞房から溢れ出る音が、何度も部屋に響いてくる。セルフィーユの太ももに花蜜が弾かれ、凛花の太もももぐっしょり濡れてきていた。滑りの良くなった柱は激しさを増し、凛花の洞房の奥深くへ突き刺してくる。激しく打ち付けられる内壁が卑猥な声を上げさせた。

「あん、あんっ、ああっ、そこっ、だめえっ、いっちゃ、あんっ!」
「かわいいですよ、凛花。何度でもいかせてあげますから、たくさん鳴いてください」
 セルフィーユは身体を回転させると、凛花の太ももを開きながら今度は後ろから突き刺してくる。

「ひあああ!」
「後ろからされるのも好きでしたね。あなたは相変わらずいやらしい。ですが、そこが堪らない」
「ああっ、やあっ、もお、いっちゃ、あんっ!」

 太ももからシーツへ滴り落ちる花蜜を気にもせず、セルフィーユは打ち続けた。洞房の奥深く突き、痺れるほどの刺激を与え続け、ついに凛花が嬌声を上げて達したのに、今度は身体を起き上がらせ後ろから抱きしめるようにすると、体重を掛けさせてずぶりと差し込んだ。

「あああっ!」
「凛花、かわいい。もっと鳴いてください」

 後ろから回された腕はふた山を撫でて、膨らんで硬くなったままの頂をこね回す。そうして腰は動き続け、凛花の花蜜を出し続けた。
「ああ、あん、あんっ、はああっ」
「凛花。凛花。こちらを向いてください」
 セルフィーユは後ろから抱えるように抱きしめて、凛花の頰を撫でる。振り向かされた先にいる美麗な君は舌を這わせて凛花の口内も蹂躙した。

「んふっ、ふっ、ふあっ、んんっ」
 激しい揺さぶりと激しい口付けに酔いそうになる。セルフィーユの銀髪が首元に絡んで、まるで締め付けるように纏わり付いた。セルフィーユは前から抱きしめると再びのしかかり、その身体を激しく揺らし続ける。重ねた唇はよだれまみれになって、ベタベタに頰を濡らした。打ち続ける身体は汗に濡れて、セルフィーユの白皙の肌を赤らめていた。

「私の名を、呼んでください。凛花」

 セルフィーユが身体を揺らしながら懇願するように声を吐き出す。そう言いながら、その口を封じ、舌を絡めては唾液を嚥下させてくる。

「んん、んあ。…、イユ。セルフィーユ、もうっ、いっちゃ、あああんっ!」

 嬌声を上げながら名を呼ぶと、セルフィーユは悲しげにして、けれど口元に笑みを称えて、洞房の奥へと強く穿ったのだ。
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