俺なんでハーレムなんか作ってるの？

冒険者編

母さん

ツイッギーさんを連れてマリと3人でダンジョン攻略を進めた。

特に問題もなく12の狸を10匹捕まえた。
肌には傷一つないのだが、捕まえた時に狸が暴れたせいで、身長が大きくなったために新しく購入した、ジーンズとパーカーが、ボロボロになってしまった。

捕えた狸を研究員に渡して病院に向かう。
「あ、テイム枠が5に増えてる！」と、ダブレットを見ながら喜んでいる。

「この枠の色ならもう少し上位の魔物をテイムできるかもしれません。」

「茶鳥いけるかもしれないね。一緒に頑張ろー。」

「はい、ありがとうございます。
ケイトさんの家政婦になってから、何もかも良い方向に進んでいます。
なんとお礼を言えばいいのかわからないほどです。
パーティー寮の空いてるお部屋にも住まわせて頂いてますし、給金も予定以上頂いてますし。
寄生のレベルアップまで無料で、、、
生きていくのが精一杯だった私に希望を持てる未来を頂きました。
本当に、ありがとうございます。」

「ツイッギーさんのためにしてることではなく、俺達の為にしている事です。
ツイッギーさんは、それに巻き込まれてるだけです。気にしないでください。」

「俺も自分の知らない間に、いろんなものに巻き込まれてる状態なんです。
チートだと言われたり、いつの間にかハーレムだったりね。
後悔はしてないけど、俺はただ、母さんや兄さんと普通に生活をさてすごして生きて行きたかっただけなんだよね。
ツイッギーさん、もう少し俺達に付き合ってほしい。
俺も兄貴も悪いようにはしないから、俺達のこと信じてほしい。」

「はい。新しく作られる会社の幹部としてではなく、これからもケイトさんの家政婦たして生きて行きたいです。」

「こちらこそお願いします。俺達といると大変なことに巻き込まれると思いますが、コラからもよろしくお願いします。」

病院にいくと、ミイとカナは今日はまだ退院は無理だが、リンの退院の許可が出ていた。

兄貴に呼び出されて、
ツイッギーさんのテイムの枠が増えたことや、上位の魔物に対応できそうだと話した。

食事は、狸で方向性は合ってそうだとなり、後1週間くらい同じように進めることに決めた。

「母さんが、引越したぞ。ダンジョン世界の入り口近くにできた、高給住宅街にあるマンションに今住んでる。来週にでも会いに行こう。俺やお前の妻達と一緒にな。
許可もおりてるから」

「マジかよ。母さんに結婚したこと報告してなかった。自分のことでいっぱいになってた。」

「母さんも喜んでるから、心配するな。」

「40層のキャンプ完成したら会いに行こう。」