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養成所編

薬師 【修正】

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この装備つけたままだし、兄貴と会うまでに、
後3人ハーレムに入れると、勢いで言ってしまったしな、
どんな顔して教室戻ればいいのか、兄貴が来るのが早くなったからとか、
他人のせいにするようなことを、言い訳にしていた。

俺が教室にはいると、どよめきが走り

クラスメイト「おーー! かっこいい」

など、肯定的な意見ばかり聞こえたので、ホッとした。

兄貴が「講義はじめるぞ」のひとことで、ざわついていた教室が静まり返した。

10組の教室には、カイト、サラ、マリと現役Bランク相当3人という豪華な顔ぶれになった。

マリは、補助にてっし録画した内容を全生徒に向け配信することになった。

この動画は、それから何十年も受け継がれ、神配信として受け継がれた。

カイト「まず、暗黒騎士の弱点をいえ。」

何人かの生徒が手を上げひとつずつ答えていった。

生徒A「対物、耐魔耐性が弱い」

生徒A「ヘイトがヒーラーに飛びやすい。」

カイト「他は?」

沈黙

カイト「暗黒騎士の弱点は、この2つしかない。
   しかし俺は、他のタンクよりも、耐性が強く、ヒーラーにヘイトを飛ばしたことなど、一度もない!」

ここでサラがおおきく、うなずく。

カイト「まず、サラが説明してくれ。」

サラ「私のファーストジョブは、薬師で特性A、セカンドは、白魔導士で特性Bです。

   このクラスには、私の特性と同じ生徒が、何人かいますね。

   では、薬師の弱点を言いますね。

   薬師が調合した効き目はたかいが、薬の有効時間が短い(約5秒)ために、
   タンクのすぐ近くで調合、治療しなくてはなりませんでした。」

   そのために、薬師は、死亡率が高くなり手が少なくなりました。

   反面、冒険者開放後は、必須ジョブになりました。

   ジョブ特性Cでも、もとの世界に戻れれば、需要はいくらでもありますから。

   開放後の薬師の活躍で、従来の治療法と薬師た比べると、
   患者の負担も軽く、費用もかなり軽く済むことがわかってきました。

   薬師の特性Bをもつ冒険者は比較的に多く、全体の30%は、特性あります。

   カイトと私で、この解決策を考えました。

   まずは、この銃を見てください。これが薬玉(薬莢)になら、2発同時発射になります。

   この薬玉は、回復の薬の作成途中の別々のものか、2発で1セットになります。

   ケイト前に出て、後ろを向いてくれる?

   ケイトの鎧の肩甲骨の間と、尾てい骨の上辺りに、半球状に窪んたところがあります。

   これが反応釜になっていて、そこにこの薬玉を打ち込めば反応がおこり、回復の薬になります。

   また、鎧の反応釜には、薬玉の誘導魔道具が組み込まれております。

   20m離れたところから、魔銃特性のないわたしでも、必ず当たります。

   さらに、魔物はタンク自身がヒールをしたと勘違いをして、

   私がヒールをすればするほど、タンクに、ヘイトが集まります。

   なので、私にヘイトが集まることはありません。

   アタッカーが被弾して、ヒールが欲しい場合にはサインを決めています。

   メンバー全員の装備に反応釜をつけているので、メンバー全員のヒールも問題ありません。

   ただ、大盾と、ナイトのスキルのために、この薬玉が弾かれてしまいます。

   杉田製作所で開発を進めてはいますが、目処がついていません。

   後、1発で、2つの薬玉がはいる薬莢と、専用銃、
   防具に取り付ける誘導式反応釜の開発が杉田製作所で終わり、来月から販売が開始されます。」

   カナ、これが発売される薬銃2丁と薬玉のはいったアイテムボックスです。

   使い方はメールしましたので活用してください。」

カナ「はい、今すぐジョブチェンジしてきます。」

タブレットを小脇に抱えて、教室から飛び出した。


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