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ユウト調教編

夕食と休憩

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 次に目を覚ますと、やはりヴィクトリアの部屋の中にある調教部屋にいた。

「うぶっ、おええぇっ!!!」

 目を覚ました直後に吐きそうになり、ユウトはゲロを吐いてしまう。

「大丈夫ですか?
まったく…タナトスとヴィクトルと来たら、恐怖を与える事しか出来ないのでしょうか…」

 そのゲロを水魔法で処理されながら見たこともない女が言った。

「あなたは誰ですか?」

「ワタクシは初代魔王ヘカテー、今はヴィクトリアの許可が無ければ出て来れませんが、パンドラのもう一人の母親と言ったところですね♪
ユウト君の事はパンドラから聞いていますよ」

 初代魔王…

 この世界の昔話にある魔族が支配していた時代の王、確かにヘカテーという名前だったはずだが、最後は勇者ヴィクトルに倒されたはず、その強さは歴代最強だったと聞く。

 しかし…彼女からはヴィクトリアやタナトスみたいな得体の知れない恐怖は感じられないぞ…

 もしかすると、この人が一番まともな気さえするんだが…

「あの、ヘカテー様、もう帝国に返してください…パンドラ様…ご主人様にはもう逆らいませんし、反省もしました…。
だからもう調教はいいと思うんです、殺されるのだけは嫌なんです、もうあんなのは無理なんです…耐えられません…だから帰してください」

「そうね…でも、申し訳ないけれど、ヴィクトリアに逆らえないワタクでは無理なの…ごめんなさい…だからせめて…」

「え?」

 ヘカテーがユウトを膝枕して頭を撫でてくる、すると眠くなりユウトは目を閉じた。
 彼女の太ももの感触が心地よく、体からは凄く良い匂いがしてくる。
 体がリラックスし、力が抜け、そのままユウトは眠りにはいった。

「ぐっすり眠りなさい。
深い眠りに付いて、全てを忘れ、今だけはリラックスしてくださいな」

 不思議と夢を見なかったが全身の筋肉がほぐれ、ぐっすりと眠りについた。
 まるでマッサージでもされながら眠るような心地よさがあった。

 そして目が覚める。どれほど時間が立ったのかわからないがヘカテーはまだ膝枕していて驚かされた。
 その時だった、ヴィクトリアとタナトスが中に入ってきた。
 
「ひぃいいいっ!!」

 ユウトは驚いて飛び起きる。

「夕食だ、食堂へ行くぞユウト。既に四人分予約してある」

「やったぁ!
高級食堂楽しみぃ!」

 ユウトは服を着せられ、タナトス、ヴィクトリア、ヘカテーと歩き食堂へ連れられて行く。

(俺がマゾ教で服着て歩いてるなんて、逆に不自然だな…)

 そんな事を思いながら歩いているとすぐに目的地に到着した。

「ここだよ」

 ヴィクトリアが入り口に立って言った。

「こっちの食堂は久しぶりだから、私楽しみ♪」
「良い匂いですね、ここはいつ来ても食欲をそそられます」

 タナトスが嬉しそうにしているが、俺にはもうヴィクトリアやタナトスがトラウマで恐怖しかなかった。
 そんな俺はヘカテーの後ろに隠れながら着いていった。

(魔王が一番優しいって…おかしいよ)

 しかし到着した場所は、あの調教師部下や男囚人がいた食堂ではなく、別の豪華そうな場所だった。

「あの、ここは?」

「君達が行ったのとは違う食堂だよ、本来なら君は絶対に入れない場所だが、今はボクの権限で特別に食べさせてあげるんだ、感謝するように」

 するとヴィクトリアの説明に、タナトスが補足の説明をして来る。

「調教師、幹部、司教しか入れない食堂よ?
少年みたいな男囚人には無縁の場所ね♪
来られてよかったわね」

「はい、ありがとうございます…」

 よくわからないがとりあえずお礼を言っておいた。

 その後、入り口ではヴィクトリアが虹色のカードを取り出し、食事係の人達に見せていた。

(あれって、パンドラが見せてくれたタダになるカードか…つまりヴィクトリアや調教師は高級食堂でタダで食べていると…)

 中に入ると他にも客が居た、マゾ教の幹部が何人か居た。

 マゾ教の幹部や調教師は怖いが、先ほどから凄く美味そうな匂いがしていてユウトも食欲をそそられていた。
 食べている内容は様々だが肉料理も魚料理も凄く美味しそうだ。

 そしてユウトは四角いテーブル席に四人で座らされた、残念ながら隣がヴィクトリアで真正面がタナトスだ。

 一番優しいヘカテーは斜め前。

 しかしユウトは出された食事の美味さに驚き、味わいながら食べていた。

「明日もボクが調教するからな、今のうちにたっぷり食べておくんだぞ」

「君も優秀なペットになれるように、ヴィクトリア様から色々吸収するんだよ?」

(は?あれで何を吸収しろと?
もしかして明日からは違うことするのか?)

 ヘカテーはからかわれる俺など見ずに、美味しそうに夕食を食べているだけだった。

 その後、ヴィクトリアはタナトスと外へ行き、ユウトとヘカテーが話をしながら元の部屋まで帰った。

 その日は意外にも、ぐっすりと眠りにつけた。


 デルタ王国南
「レッドタウン」 

 城のようなマゾ教の建物からセクシーなゴスロリファッションに身を包んだヴィクトリアが出てくる。

 時刻は夜21時…

 彼女はマゾ教の建物から外に出てレッドタウンを歩いていた。レッドタウンは治安が悪く盗みや強姦事件も多いスラム街のような場所だった。

 しばらくヴィクトリアが歩いていると、男3人組が周りを取り囲んだ。

「ふふ…♡
こんばんは、
ボクに何か用かな?
お兄さん達…♪」

「うおっ、良い女発見!」
「犯っちまおうぜ!」
「へへっ…こんな美人見たことねぇ、おら、こっち来いよ!」

「あっ…ちょっと待って、そんな、酷いよ君達…」

 ヴィクトリアが困った表情になりながら引っ張られてビルとビルの間の暗い場所に連れ込まれていく。


──30分後──

 そこには手、足、首がありえない方向に曲がって死んだ死体が二つあった…

 それから腕を組んで男を見下ろすヴィクトリアの姿があった。

 生きている男は青ざめた表情で土下座をして彼女に命乞いをしていた。

「お願いだ…
殺さないでくれ!」

 彼女を強姦しようとした男は恐怖で青ざめ別人のような顔になって脅えていた。

「ふふ…ふふふ…♡
駄目だよ、ボクと遊びたかったんだろう?
だったら最後まで遊んで貰わないとね♪」

 ヴィクトリアが命乞いをする男に向かって勃起ペニスを差し出した、男は驚いて顎を外しそうなぐらい口を開けていた。

「男…だったのか…」

「そうだよ、
ほら、自分より強い雄のちんぽだ。
殺されたくなければ、どうすればいいかわかるだろう?」

「ひいぃ…む…無理だ、勘弁してくれ…」

 その答えが気に入らなかったのか、彼女は男の頬を殴った、すると歯が数本吹っ飛び殴られた男は頬を押さえながら震え上がっていた。

「ごめんなざい…もう…さからいまぜん…舐めまずから…しゃぶりまずから…
げほっ…げほっ…」

 殴られた男は口から血を吐いて苦しそうにしながら言っていた。目からは涙が溢れヴィクトリアを見て脅えている。

「一発殴られただけでそれか、情けないな…
男らしさの欠片もない…雑魚の虫けらめ…」

 男はうずくまり苦しそうに血を吐いている、そして、すがりつくように彼女の勃起ペニスを手で握り手で扱き始めた。

「許して下さい…殺さないで下さい…」

「ふふ…ふふふ…♡
良い表情するじゃないか屑の癖に、殺されたくなかったらボクを気持ち良くしてみろ♡
もしイカせる事が出来れば、君だけは生かしてやってもいいよ♪」

 男がガクガク震えながらヴィクトリアのペニスを手で扱き、ぎこちない手つきで握って前後に擦りあげていく。

「あの…こういった感じでしょうか…未経験なもので…」

 すべてを諦め、死んだような表情の男に彼女は興奮しながらペニスを硬くしていった。
 彼女は優しく微笑んでいたが男にとってはトラウマでしかなかった。
 さっきまで仲間を2人楽しむように殴り殺していたのだ、しかも笑いながら…。

「いいぞ、次は手でしながら口に含んでしゃぶってみろ…」

「はい…こんな感じでしょうか、あむっ、んっ、あむっ、ちゅっ、はむっ、じゅぶっ、じゅぶぶっ」

 周りを見ると骨が折れて死んでいる仲間の死体がある、首や手足は紫色に変色し血も出ていた。

 男は仲間の死体が視界に入る度に恐怖で震えだし、まるでヴィクトリアのちんぽに逃げるようにしゃぶっていた。

「いいよその顔…♡
「次は自分じゃないか…自分が死ぬ番じゃないか?」って脅えているんだね?
もちろんボクをイカせられなかったら君もお友達と同じようになる♪
だから、生き残りたいならボクを気持ち良くして射精させるんだ」

「はい、しゃぶりますから、お願いですから、感じて下さい…
俺の手で、舌で、口で気持ち良くなって下さい…」

 男は必死で今まで犯した女のフェラチオする姿を思い出しながら真似てしゃぶっていた。するとヴィクトリアの肉棒はピクピク動きながら口の中で大きくなっていった。

「ふふっ…いい感じ…
そろそろ射精しそうだ…
このまま飲ませてあげよう、こぼしたら殺すからそのつもりで…」

(じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ)

 自分を強姦しようとした男が完全屈服し絶対服従した態度に彼女は興奮し、男の頭を掴みながら激しくイマラチオさせてゆく。
 しばらくするとペニスが膨らみ絶頂に達し、男の口の中に精液を大量発射した。

(ごくっ、ごきゅっ)

 男は喉を鳴らし精液を飲み干した、しかしその後、気分が悪くなり吐いてしまった。

「ううっ、ゲエエェェェッ!!!」

 すると彼女は満足そうな表情で踵を返し帰って行こうとする。

「スッキリしたよ、
ありがとう…気持ち良かったよ♪
約束通りボクは君を殺さない、ボクはね…♡」

 しかし、ヴィクトリアが帰ろうと歩いていくと後ろの影が立体的になり人間型になる。

 それは大きな鎌を持った銀髪ロングな髪型のゴスロリ服を着た美少女になり、男の方へ向かって行った。

「冗談だろ?
どうして影から人が…
ぎゃああぁぁっ!!!!」

 その美少女、タナトスの鎌により男の首は跳ねられて死亡した。

「ふふふふっ…
あはははははっ♡」

 ヴィクトリアは笑いながら後処理をタナトスに任せ、マゾ教に帰って行った。


 ──次の日──

 ユウトは身体中の感度を敏感にする薬を塗られた状態で、ちんぽをフェラさせられていた。

 和室の部屋の掘りごたつのテーブルの下に潜り込まされ、黒と赤のゴスロリ服のスカートの中に顔を潜り込まされ勃起ペニスを口に咥えさせられている。

 中からは黒ストッキングやヴィクトリアの下着、香水の良い匂いがしていた。

(ああ…早くこの太くて硬いご主人様のオチンポが欲しい…奥まで突いて欲しい…)

 ユウトは時間が立つにつれ、薬の影響で体が疼いて、我慢が出来なくなってくる。
 
 彼女の綺麗でセクシーな足も下着からはみ出した勃起ペニスも、十分すぎる興奮材料で私を我慢出来なくさせる。

(んっ、ちゅぷっ、ちゅぱっ、はむっ、はむっ、あむっ、じゅぷっ、じゅぱっ)

 熱心に竿も、カリも、亀頭も舐めて刺激しているが、彼女はこちらを見てくれずテレビを眺めながら酒とステーキっぽいおつまみを食べている。
 ヘカテーが台所にいるので作っていたのだろう。

「あはははっ♪
ティファの奴も面白い企画を考えるなぁ、囚人はこうやって効率よく活用しないとな♪」

 マゾ教のテレビ番組を見ながら彼女は酒とつまみを食べて笑っていた。

 その内容は裸の男囚人達が見せ物にされたり酷いことをさせられて笑われている人権侵害な酷い番組だった。

 差別用語も女尊男卑な台詞もバンバン登場する、身分の低い全裸男はけして司会者に逆らえず命令されたら従うしかなかった。

 命懸けでどんな企画でもチャレンジする彼らをアルファ会員や幹部達が嘲笑っていた。

 ユウトとしては胸糞悪くなるものが多かったが今は薬の影響でそれどころじゃなかった…

(ああ…何とかご主人様に
その気になって貰って早く可愛がって貰いたい……
早く体を触られたい…抱かれたい…お尻マンコにちんぽを挿れられたい…)

 ユウトはそう考えて発情期の雌猫みたいになりながらオチンポをフェラして、たまに頬ズリしていた。

「ぷはぁ、はぁ、ひゃい、あむっ、ちゅぷっ、じゅぷっ、じゅぶっ」

 ヴィクトリアはテレビを見ながら酒を飲み、ユウトには無関心だった。

 その間、手で扱いてみたり、口に入れて尿道を吸い上げたりしてペニスにご奉仕をしていた。

 しばらくテーブルの下で彼女のモノをしゃぶり続けているとヴィクトリアのペニスは一瞬大きく膨らみユウトの頭を掴んだ。

「くっ…出すぞ…
全部飲め、ホモ便器…
こぼしたら殺すからな」

どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ

 頭を掴まれた状態で喉の奥に暖かい大量のザーメンが発射された。

(ああ、あたたかい、精液好きぃ…すごく興奮する…ご主人様のオチンポ最高ぉ…♡)

 ユウトはそのザーメンをすべて飲み干して笑顔でヴィクトリアを見た。

「ごくっ、ごくっ、ごきゅっ、ぷはぁ…♡
美味しいです、ご馳走様です、ご主人様ぁ…♡」

 私は無意識で恍惚とした表情で射精後のペニスに頬ずりをしていた。
 ああ…一体どうすればこの立派なオチンポを私のホモマンコに挿れてくれるんだろう…

 ユウトはこのまま相手をされなくなるのが一番怖かった。薬を使われる前は近付かれるのも怖かったのに、今は触って欲しくて掘って欲しくてたまらない。

 ご奉仕してでも、機嫌をとってでもアナルにぶち込まれたくてたまらなくなっていた。

(オチンポ様凄い素敵…
早くお尻にぶち込まれたい…
恥ずかしいけど、もう我慢できない…
こうなったら、一か八か…)

 ユウトは猫みたいにテーブルの下で「にゃんにゃん」言いながら、ヴィクトリアを見上げて言ってみた。

「ご主人様の精液美味しいにゃん、ユウトはもう、このおちんぽ様のペットだにゃん…♡
ユウトは今すぐ挿入されたいザーメン中毒の雌猫にゃん♪」

 するとヴィクトリアが一瞬吹き出し、意地悪そうな顔でこちらを見て言った。

「くくっ…雌猫じゃなくホモネコの間違いだろうが…汚らわしい…♪
どうせ、もう薬が全身に回って発情して体が我慢出来なくなったんだろう?
体中ボクに触って欲しくてたまらないんだろう?
ホモネコ!」

「ひゃい…♡
そうにゃんれす…♡」

「でも駄目だな、ボクはまだ食べ終わってないしテレビ見てる最中だからね♪
あぁ…でもその語尾は続けろよホモネコ♪
ボクのちんぽが欲しければそうやってずっと機嫌を取り媚びるように鳴いてろ。
気が向いたら挿れてやるかも知れないぞ」

(あぁん酷いぃ、でも、ご主人様素敵ぃ…♡)

 馬鹿にされているのに胸がキュンキュンして嬉しくなってきた、もう私は駄目だ、おかしくなってる…

「にゃんにゃん…♪
ご主人様ぁ、足のマッサージをさせて下さい」

「あぁ、いいよ。
ボクはこれでも結構歩くからね、是非マッサージで癒してくれ」

「ありがとにゃん、ユウト嬉しいにゃん…♡」

 テーブルの下で、黒ストッキングの美しい足をマッサージしていく。

 彼女の脹ら脛、太もも、至る所の筋肉を揉みほぐしてゆく。

 男の足だというのに、パンドラ達といいヴィクトリアといい何故こんな綺麗で美しいのか不思議に思いながら、力を込めてプロ並みのマッサージをしていた。

 「先ほどからボクの足を見る目がいやらしいな、この前、胴体を真っ二つにされて死んだ事を忘れたか?」

 言われて思い出しユウトは青ざめた表情になった。そして卑猥な事を考えないように我慢してマッサージを続けた。

「申し訳ございません…そうでした、マッサージに集中するにゃん…」

 言われてみればそうだ…この前、回し蹴り一発で私の胴体は真っ二つに斬られたんだ…でも…何だこの感情…

「でもそんな、私の体を一撃で真っ二つにしちゃう、強くて美しい足にご奉仕が出来て、ユウトは凄く幸せだにゃん…♪」

 やはり変な事を考えてしまう、この足に負けた事が、殺された事が悔しくない、それどころか思い出すと興奮してアナルがペニスがキュンと来て反応してしまう。

 この足は私より強い、逆らえない、崇拝するか屈服したほうが幸せだと、そういう「敗北は気持ちいい」と言った感情が沸いてくるのだ。

「ふふふっ…♪
あんな目に遭ったのに、君はボクの足に屈服したのか…
もう男らしさの欠片もないな…
そんな惨めで情けない君を見ていると、また胴体を真っ二つにしてやりたくなるよ♡」

 ユウトは飛び上がり頭をテーブルにぶつけた。

「にゃぁんっ、ご主人様お許しを、ユウト何でもするにゃん、命令も聞くにゃん、ご主人様のお役に立てるにゃん、だから殺さないで欲しいにゃん…♡」

 マッサージをしているユウトに、彼女は黒ストッキングの足の裏を頬に擦り付けてきた。
 ざらざらする感触が気持ち良くて幸せそうな表情になる。

「ほらっ
足の裏を舐めろ…にゃんにゃん言いながら…
そしてボクの足に媚びてお願いするんだ。
「もう蹴らないで下さい」ってね…♡」

 嬉しかった…私を一撃で真っ二つに出来るヴィクトリア様の足にご奉仕出来る事が…

「あぁ…強くて美しいご主人様の足の裏を舐められるなんて、嬉しい…♡
ちゅっ、れろっ、れろっ」

「ふふっ…♡
可愛いぞユウト♡
負け犬、負け猫かな?
いい子だ、よしよ~し☆」

 舐めているのとヴィクトリアが反対の足の裏でユウトの頭を撫でてくる

「あんっ、れろっ、れろっ…♡
毎日ご主人様の脚をマッサージして揉みほぐして癒しますから、だから蹴らないで下さい…♡
ユウトは役に立てますから…だから…胴体を真っ二つにしたりしないで欲しいにゃん…♡」

「そうだな、それなら殺す事はやめるのも考えてやってもいい」

「ああぁぁ…ご主人様、ありがとうございますにゃん♪」

 その後反対の足の裏も舐め、しばらくすると解放された…

「あぁ…ボク、トイレに行きたくなっちゃったよ…」

 ヴィクトリアがわざとらしく掘りごたつの下の私の方を見る。
 意図を察した私は無言で近寄り口を大きく開けて待機した。
 すると彼女は頭を撫でてくれた。

「良い子だ、今から出すから全部飲むんだよ?
もしこぼしたら、さっきの話は無しだからな」

 彼女が小便を出し始め、ユウトはそれを慌てて口を閉じてこぼさないように飲み始める。
 口の中にアンモニア臭が溢れるが、我慢してゴキュゴキュと喉を慣らしながら恍惚とした表情で全部飲み尽くす。

「ぷはぁ、はぁ…けほっ、けほっ…
ご主人様ぁ、ご馳走様にゃん♪」

 口の中の違和感と臭いに吐きそうになったが、そんなそぶりをご主人様に見せるわけにはいかず、笑顔を作っていた。
 するとヴィクトリアは私の頭を撫でてくれた。
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