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「少し撫でただけで中から溢れて来るのなら、前の穴は解す必要無いな。ヒナが料理をしながら、欲情していたのは分かっていた」
「んんっ、誰のせいよ。キッチンであんなことされたら、嫌でもこうなっちゃうわよ」
クロッチをずらして中に入り込んだ触手は薄い下生えを掻き分け、敏感になっているクリトリスを探し当てた触手の先端が二つに分かれ、ぱくりと食らい付く。
「あっ」
「フッ、嫌だと?」
「ひぁあんっ!」
クリトリスを吸われる快感で嬌声を上げた陽菜は、上半身を揺らしてギルの腕を掴んだ。
息を整える間もなく、ギルの背後から伸びた触手が愛液をした滴らせる秘部の中へ入ってくる。
マットレスに座っている体勢のため、侵入しやすいよう太さを半分にした触手はゆっくりと膣壁を擦り、奥へと進んでいく。
「あん、あっあっギルッ」
胸とクリトリス、秘部への愛撫に体を震わし、ギルに抱き付いた陽菜の背後へ回った触手はショーツの隙間から中へ入り、半分に割れた先端から液体を分泌して自らに纏わす。
「はぁうっ!? おしりぃ、いきなり入ってこないでぇ」
「ははっ、入るなと口では言っていても、前の穴も尻穴も吸い付いて来るぞ。だが、これだけでは厭らしいヒナの体は物足りないだろう?」
ベッドの上に座ったままではショーツを横にずらしても狭い隙間しか作れず、先端を細くした触手は膣と直腸の浅いところまでしか侵入出来ない。
触手が中を掻き混ぜる快感はいつもに比べてゆるいものだが、ショーツの中から出た先端を二つに割った触手が布ごとクリトリスを食み転がしだし、濡れた布が擦れて強い快感を生む。
「はぁ、ああっもう、わたし、もうっ」
尻穴に入っている触手が潤滑油となる液体を分泌し穴を解すように動き、愛液で滑りが良くなっている秘部と尻穴を触手が出入りする度に、陽菜の耳にはにゅちゅにゅちゅという音、ギルの舌が乳首を転がす水音が届く。
「いいぞ、イケ」
触手がクリトリスを甘噛みした瞬間、陽菜の頭の中で高まっていた快感が爆ぜた。
「あああっ!?」
全身に広がる快感によって、恍惚の表情となった陽菜は下半身に力を入れて達した。
「ヒナ」
きゅうきゅう収縮する膣から触手が引き抜かれショーツから出ていくと、脱力して崩れ落ちそうになる彼女の体をギルが抱きとめる。
「いいか?」
耳元で問われた言葉の甘美な響きに、口の端から零れそうになっていた唾をコクリと飲み込み、陽菜は頷いた。
触手によって達しても、これではまだ足りない。
悔しいが快感に貪欲なこの体は、触手ではなく悪の帝王そのものが欲しいのだ。
「はぁはぁ……また脱がないで、するの? その、下着に精液が付いて染みになったら困るの。ギルの精液が布に付くと、落ちないから」
「俺の精液には魔力が含まれているからな。それに、俺の印だから、簡単には落とせない」
触手がブラジャーのホックを外し、解放された両乳房がふるりと揺れた。
触手が離れた代わりにギルの腕が支え、ベッドへ仰向けになった陽菜の腰と太股に巻き付いた触手が腰を持ち上げる。
中心部が愛液で濡れて張り付いていたショーツは、触手によってあっさりと脱がされた。
「ヒナ」
ギシリ……
全裸になった陽菜の上に、いつの間にか黒装束を解いたギルが覆いかぶさる。
シックスパックに割れた見事な腹筋の下、赤黒い色をした表面に血管を浮き上がらせて硬く立ち上がった二本の陰茎は、亀頭の先から先走りの液が溢れ出し陽菜の太股に垂れ落ちる。
凶悪な陰茎を初めて見た時は恐怖で慄いていたのに、今は早くコレが欲しいと陽菜の胸が高鳴っていた。
「んっ」
二本の陰茎が秘部と尻穴の入口を往復し、愛液が掻き混ぜられる水音が響く。
陰茎を馴染ませるだけのゆるい動きに我慢出来ず、陽菜は陰茎へ手を伸ばした。
「はあっ、ギル、焦らさないで。早く、ナカに入れてぇ」
焦らされるのが嫌で、早く中に欲しいと陽菜は涙を浮かべて懇願する。
快感に飲み込まれている陽菜の泣き顔を凝視し、息を吐いたギルの喉ぼとけが上下に動く。
「っ、望み通りにしてやろう」
陽菜の太股に巻き付いている触手が動き、押し当てられている陰茎が欲しいと引くつく秘部と尻穴がギルの目前に晒された。
「はやく、ぁあっ!」
ずんっと音を立てて中へ入った陰茎は、一気に子宮口と直腸の奥を目指して突き進む。
「あん、あああー!!」
子宮口と直腸の奥へめり込んだ亀頭により強烈な快感を与えられ、圧迫感と快感を同時に与えられた陽菜は悲鳴に似た嬌声を上げ、大きく目を見開き背中を仰け反らせ達した。
「んんっ、誰のせいよ。キッチンであんなことされたら、嫌でもこうなっちゃうわよ」
クロッチをずらして中に入り込んだ触手は薄い下生えを掻き分け、敏感になっているクリトリスを探し当てた触手の先端が二つに分かれ、ぱくりと食らい付く。
「あっ」
「フッ、嫌だと?」
「ひぁあんっ!」
クリトリスを吸われる快感で嬌声を上げた陽菜は、上半身を揺らしてギルの腕を掴んだ。
息を整える間もなく、ギルの背後から伸びた触手が愛液をした滴らせる秘部の中へ入ってくる。
マットレスに座っている体勢のため、侵入しやすいよう太さを半分にした触手はゆっくりと膣壁を擦り、奥へと進んでいく。
「あん、あっあっギルッ」
胸とクリトリス、秘部への愛撫に体を震わし、ギルに抱き付いた陽菜の背後へ回った触手はショーツの隙間から中へ入り、半分に割れた先端から液体を分泌して自らに纏わす。
「はぁうっ!? おしりぃ、いきなり入ってこないでぇ」
「ははっ、入るなと口では言っていても、前の穴も尻穴も吸い付いて来るぞ。だが、これだけでは厭らしいヒナの体は物足りないだろう?」
ベッドの上に座ったままではショーツを横にずらしても狭い隙間しか作れず、先端を細くした触手は膣と直腸の浅いところまでしか侵入出来ない。
触手が中を掻き混ぜる快感はいつもに比べてゆるいものだが、ショーツの中から出た先端を二つに割った触手が布ごとクリトリスを食み転がしだし、濡れた布が擦れて強い快感を生む。
「はぁ、ああっもう、わたし、もうっ」
尻穴に入っている触手が潤滑油となる液体を分泌し穴を解すように動き、愛液で滑りが良くなっている秘部と尻穴を触手が出入りする度に、陽菜の耳にはにゅちゅにゅちゅという音、ギルの舌が乳首を転がす水音が届く。
「いいぞ、イケ」
触手がクリトリスを甘噛みした瞬間、陽菜の頭の中で高まっていた快感が爆ぜた。
「あああっ!?」
全身に広がる快感によって、恍惚の表情となった陽菜は下半身に力を入れて達した。
「ヒナ」
きゅうきゅう収縮する膣から触手が引き抜かれショーツから出ていくと、脱力して崩れ落ちそうになる彼女の体をギルが抱きとめる。
「いいか?」
耳元で問われた言葉の甘美な響きに、口の端から零れそうになっていた唾をコクリと飲み込み、陽菜は頷いた。
触手によって達しても、これではまだ足りない。
悔しいが快感に貪欲なこの体は、触手ではなく悪の帝王そのものが欲しいのだ。
「はぁはぁ……また脱がないで、するの? その、下着に精液が付いて染みになったら困るの。ギルの精液が布に付くと、落ちないから」
「俺の精液には魔力が含まれているからな。それに、俺の印だから、簡単には落とせない」
触手がブラジャーのホックを外し、解放された両乳房がふるりと揺れた。
触手が離れた代わりにギルの腕が支え、ベッドへ仰向けになった陽菜の腰と太股に巻き付いた触手が腰を持ち上げる。
中心部が愛液で濡れて張り付いていたショーツは、触手によってあっさりと脱がされた。
「ヒナ」
ギシリ……
全裸になった陽菜の上に、いつの間にか黒装束を解いたギルが覆いかぶさる。
シックスパックに割れた見事な腹筋の下、赤黒い色をした表面に血管を浮き上がらせて硬く立ち上がった二本の陰茎は、亀頭の先から先走りの液が溢れ出し陽菜の太股に垂れ落ちる。
凶悪な陰茎を初めて見た時は恐怖で慄いていたのに、今は早くコレが欲しいと陽菜の胸が高鳴っていた。
「んっ」
二本の陰茎が秘部と尻穴の入口を往復し、愛液が掻き混ぜられる水音が響く。
陰茎を馴染ませるだけのゆるい動きに我慢出来ず、陽菜は陰茎へ手を伸ばした。
「はあっ、ギル、焦らさないで。早く、ナカに入れてぇ」
焦らされるのが嫌で、早く中に欲しいと陽菜は涙を浮かべて懇願する。
快感に飲み込まれている陽菜の泣き顔を凝視し、息を吐いたギルの喉ぼとけが上下に動く。
「っ、望み通りにしてやろう」
陽菜の太股に巻き付いている触手が動き、押し当てられている陰茎が欲しいと引くつく秘部と尻穴がギルの目前に晒された。
「はやく、ぁあっ!」
ずんっと音を立てて中へ入った陰茎は、一気に子宮口と直腸の奥を目指して突き進む。
「あん、あああー!!」
子宮口と直腸の奥へめり込んだ亀頭により強烈な快感を与えられ、圧迫感と快感を同時に与えられた陽菜は悲鳴に似た嬌声を上げ、大きく目を見開き背中を仰け反らせ達した。
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