上 下
267 / 409

後後141 小位ち時間問い詰めとケーキ

しおりを挟む

最近シューレ(食い物担当大精霊)がおとなしい。
とういうことで、
泉さんと領都に行く。
領都のケーキ屋でなんかしてるんじゃね?ということだ。
だって村の食堂じゃ何ら変わらんので、なんかしているふうには見えないからね!

領都までは以前は馬車でもそこそこ掛かったが、今はすごく良い道できてるんですぐだ。馬なら変わらんけどね。
でも帰りに「どんなみやげがあるかわからん」と、泉さんと皮算用して馬車にしてみた。そんちょに借りたのだ。
御者は俺でもできるけど、泉さんの方が上手い。馬とウマがあう?(小館おっさん流のなのでスルーしてください)

街道沿いはいつもと変わらず。そうそうかわってたまる も の か、、、、、?
おや?
「なんすかね?」
「・・もっと近づかないとなぁ」泉さん、御者台に乗り込んでくる。

がたがたが、た、た、、、
はーい君達ここでまてってねー、車輪度目の棒をホイールに通して馬車を停車させ、当該物件に近づく。

「あー、きみたち。あまり近づいたらいかんよ」
警備のおっさん?
「なんなんだ?こう、、アレな、、この、建物?」泉さん
表現的確だねっつ!!

「さあ?儂も聞いていないなぁ、そう言えば・・」
のんきだね?

「危ないもんか?」
「・・・・え?そうなの?」
いや、こっちがな、訊いてるんだよ?

高い塀で囲っているので近くに来ると全く見えない。
遠くから見た時は、なんか高いものとかでこぼこあった。

「・・誰の仕事だ?」泉さん
「なんか、領主様?将軍様?」

ほれ、と、泉さんは領主様から頂いている金色のタグ、首からぶら下げているのをその警備?のおっさんに見せる。
・・・・!!、、
「失礼しました。入って、、、いいのかな?」
「どうだろ?現場監督いるか?責任者呼んでくれないか?手が塞がっていたらいいや」泉さん、特に中を見たいってわけじゃないみたい。
だよねぇ?将軍様案件じゃあ、、できればこのまま立ち去りたいかな?

ほどなくやって来ました監督さん。
見ない顔。
王都からだな?

泉さんが話を聞くと、やはり王都かららしい。なんかインテリ風で、ボクはすごいんだから君達にかかずらわってるのももったいないんだからね!ってのがよく見えて面白い。一日でも眺めてられるよねーこういうののやってること♪

でも、泉さんは将軍様から預かってるほうのタグは見せないwwww印籠は出さないほうがいいのだ♪
そこらは、俺と気が合うよな、さすが長くコンビやってるだけあるぞ♪!!ww

「浄水場ディスカァ?」、英語人風に登場な俺!
はぁ?何言ってんの?つか浄水場ってなによ?という顔。
ぷ!としたいのを堪えて、
「デースカァ!ナラァバァ、ナーンディスカア?」いい加減飽きてきたな、、
「内緒にしとけ、と将軍様より厳命されているのだ。これがあの施設だとバレたりした日にゃ、あの大田さんからどんな嫌がらせをウケることか、、ねちねちね・・おほん、、いや何でもない」

「ほうほう、、遊技場?かな?」俺
どーせ大したこと考えていないんだろ?で、将軍様にウケるようなこんなデカイものっちゃー、闘技場か遊技場か、、で闘技場はもう王都にあるし。しかも外から見て中にでこぼこあるし、、
某ネズミーだろーよ。

「・・・・お前、何者だ?スパイか?スパイだな?!!!」
「遊技場をスパイしてどーしろってんだ?え?少し説明してもらおうか?あ?どうしろってんだよ!」
「・・・・・・・」
「そこに座れ、、」
と座らせて、小一時間問い詰めました。
スパイしてどういう利があるのか?その情報をどう使うのか?使いよういってみろ!
なぜスパイなどと言ったのか?その時もお前の内心はどうだったのか?
などなど、どんどん心の奥底のそいつのアレな部分を見させてぇ、、

最後には
地べたに臥せってだらんと全く力ら無く、涙を流し続けるやつになっていた。

「よし、先を急ごう」泉さん

へ?これだけやっといて、中、見ないの?とか驚く警備?のおっさん。

「うん、急ぐから!ケーキが僕らを待っている!!」俺

ぽつりと、そのナメクジのようになって地べたにだらんとしている男が、ケーキ以下、、とつぶやいた。

「無駄な時間くったなー」
「食うならケーキっすよねー!」
あっはっはっはっは!!
と、馬車のあげる土煙とともに笑い声が去っていく。

ーー

領都に入るとすぐに領主様の邸に行って馬車を停めさせてもらい、そのままシューレのケーキ屋に。
もし王都店で、そのなんかしらんが目論見をやっているのであれば、もう手が届かないので、ここでケーキ食って帰る、ということで泉さんと話は着いている。

カランカランカラン!!
あ、いい鐘になったんだ。美味しそうだよね!
そうか?と泉さん
シュールレミングの犬ですよ、、とわけわからんことを言っておく

さて、、
と、泉さんはもうケーキを選んでて席に向かう。
さてはやつは新作オンリーだな!!
ふん、俺様は、、まだ食べたこと無いのから攻めていく地道派なのだ!
とか思っても、やっぱ新作、定番にはいればいいけど、そーでないと今回のみだからね!
と新作5つと、合う飲み物を頼んだ。

席に着いてから
「あ、ちがうじゃん、、今日って
「まぁ先に新作食ってからにしろ」泉さん
まーそだよねー、それでいいよねー、、と納得。

ほどなく来た新作達!
・・・
・・・
皆様御イシューございました!!
「こりゃ、皆定番になるじゃないか?」
「ですねぇ、、うますぎ♪♪まだ5個はいけるな」俺
アメリカまでとは言わないが、欧州で普通のケーキ屋並のケーキの大きさ、日本のチェーン店の一回りおおきいくらいで、しかも重量倍かな。具wもたくさん詰め込んである。ケチ臭くない。

それを、5個食べても、まだあと5個いける、ってくらいの作りなのだ。
すごいよね?
シューレ、本気になれば、人類をケーキだけ食って存在させることもできるんじゃねーの?

(多分、もうここに来た理由を忘れているんじゃ、ないかな?)
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活

空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。 最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。 ――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に…… どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。 顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。 魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。 こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す―― ※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。

退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話

菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。 そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。 超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。 極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。 生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!? これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。

25歳のオタク女子は、異世界でスローライフを送りたい

こばやん2号
ファンタジー
とある会社に勤める25歳のOL重御寺姫(じゅうおんじひめ)は、漫画やアニメが大好きなオタク女子である。 社員旅行の最中謎の光を発見した姫は、気付けば異世界に来てしまっていた。 頭の中で妄想していたことが現実に起こってしまったことに最初は戸惑う姫だったが、自身の知識と持ち前の性格でなんとか異世界を生きていこうと奮闘する。 オタク女子による異世界生活が今ここに始まる。 ※この小説は【アルファポリス】及び【小説家になろう】の同時配信で投稿しています。

死霊王は異世界を蹂躙する~転移したあと処刑された俺、アンデッドとなり全てに復讐する~

未来人A
ファンタジー
主人公、田宮シンジは妹のアカネ、弟のアオバと共に異世界に転移した。 待っていたのは皇帝の命令で即刻処刑されるという、理不尽な仕打ち。 シンジはアンデッドを自分の配下にし、従わせることの出来る『死霊王』というスキルを死後開花させる。 アンデッドとなったシンジは自分とアカネ、アオバを殺した帝国へ復讐を誓う。 死霊王のスキルを駆使して徐々に配下を増やし、アンデッドの軍団を作り上げていく。

いらないスキル買い取ります!スキル「買取」で異世界最強!

町島航太
ファンタジー
 ひょんな事から異世界に召喚された木村哲郎は、救世主として期待されたが、手に入れたスキルはまさかの「買取」。  ハズレと看做され、城を追い出された哲郎だったが、スキル「買取」は他人のスキルを買い取れるという優れ物であった。

チート幼女とSSSランク冒険者

紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】 三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が 過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。 神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。 目を開けると日本人の男女の顔があった。 転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・ 他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・ 転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。 そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語 ※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。

【HIDE LEVELING】転生者は咎人だと言われました〜転生者ってバレたら殺されるらしいから、実力を隠しながらレベルアップしていきます〜

久遠ノト@マクド物書き
ファンタジー
【ステータス1の最弱主人公が送るゆるやか異世界転生ライフ】✕【バレたら殺される世界でハイドレベリング】✕【異世界人達と織り成すヒューマンドラマ】 毎日更新を再開しました。 20時に更新をさせていただきます。 第四創造世界『ARCUS』は単純なファンタジーの世界、だった。 しかし、【転生者】という要素を追加してしまってから、世界のパワーバランスが崩壊をし始めていた。挙句の果てに、この世界で転生者は罪人であり、素性が知られたら殺されてしまう程憎まれているときた! こんな世界オワコンだ! 終末までまっしぐら――と思っていたトコロ。  ▽『彼』が『初期ステータス』の状態で転生をさせられてしまった! 「こんな世界で、成長物語だって? ふざけるな!」と叫びたいところですが、『彼』はめげずに順調に協力者を獲得していき、ぐんぐんと力を伸ばしていきます。 時には強敵に負け、挫折し、泣きもします。その道は決して幸せではありません。 ですが、周りの人達に支えられ、また大きく羽ばたいていくことでしょう。弱い『彼』は努力しかできないのです。 一章:少年が異世界に馴染んでいく過程の複雑な感情を描いた章 二章:冒険者として活動し、仲間と力を得ていく成長を描いた章 三章:一人の少年が世界の理不尽に立ち向かい、理解者を得る章 四章:救いを求めている一人の少女が、歪な縁で少年と出会う章 ──四章後、『彼』が強敵に勝てるほど強くなり始めます── 【お知らせ】 他サイトで総合PVが20万行った作品の加筆修正版です 第一回小説大賞ファンタジー部門、一次審査突破(感謝) 【作者からのコメント】 成長系スキルにステータス全振りの最弱の主人公が【転生者であることがバレたら殺される世界】でレベルアップしていき、やがて無双ができるまでの成長過程を描いた超長編物語です。 力をつけていく過程をゆっくりと描いて行きますので「はやく強くなって!」と思われるかもしれませんが、第四章終わりまでお待ち下さい。 第四章までは主人公の成長と葛藤などをメインで描いた【ヒューマンドラマ】 第五章からは主人公が頭角を現していくバトル等がメインの【成り上がり期】 という構成でしています。 『クラディス』という少年の異世界ライフを描いた作品ですので、お付き合い頂けたら幸いです。 ※ヒューマンドラマがメインのファンタジーバトル作品です。 ※設定自体重めなのでシリアスな描写を含みます。 ※ゆるやか異世界転生ライフですが、ストレスフルな展開があります。 ※ハッピーエンドにするように頑張ります。(最終プロットまで作成済み) ※カクヨムでも更新中

気がついたら異世界に転生していた。

みみっく
ファンタジー
社畜として会社に愛されこき使われ日々のストレスとムリが原因で深夜の休憩中に死んでしまい。 気がついたら異世界に転生していた。 普通に愛情を受けて育てられ、普通に育ち屋敷を抜け出して子供達が集まる広場へ遊びに行くと自分の異常な身体能力に気が付き始めた・・・ 冒険がメインでは無く、冒険とほのぼのとした感じの日常と恋愛を書いていけたらと思って書いています。 戦闘もありますが少しだけです。

処理中です...