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後後68 二匹の竜王 将棋では無いので念の為

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翌日、朝からブッチャーまさおに行った。勿論朝食のためである。

朝定食も美味い。
「なんか、宿を移動したの失敗でしたねぇ、、」俺
「まぁ、今の所は一応立場もあるし、、謁見後であればこちらに戻っても問題なかろう。」領主様

野上達はうめぇ、と言っているけど、食事と飲むとき以外は動きたくって、つまり走りたくってうずうずしている様子。
あと2,3日だからねー。

あの高級宿やまさおで、他に外人が来ているかどうかきいてみたが、「見たことがない」とのこと。

うーむ、、やることがない、、

まさおの店員に、美味い団子屋とか、蕎麦屋とかない?と訊いたらあると即答。
その店に行ってみる。

「まさか時間潰ししなけれなならんとは、、」領主様

そばも団子もうまかったけど。ケーキより人狼達にはケーキより評判良かった。



晩メシ時
「食べるのか?夕食を?」領主様
「はい。食べれる時に食べておく。が基本で、、」
「いや、、儂らは明日もちゃんと食べられる状況だけどな?」
「・・・・でも、ほら、、」
と、野上達の方に視線をやる俺

「・・・儂らも一緒に食べないといかんのかのう?」
「彼らは護衛ですし、、領主様食べないと彼らは食べにくいでしょう」俺
・・・・・

食後、結構休憩してから風呂に行く。
風呂から上がったら、領主様はそのまま寝ると部屋に行った。
なので俺達も寝に帰る。飲みに行かないので残念そうな野上達に
「明日は多分いけるから」と声をかけておいた。


翌朝
朝食に起きたら、あの宝石商の店主が、食堂で茶を飲んで待っていた。
「おはようございます。今更ですが、食事に関しては、こちらのほうがよほど良いですな。」店主
「食べたんですか?というか、そんな早くに来られた?」俺
「はい、なにせ夜明け頃に城からの使いが来ましたので。」
・・・・どーゆーお城?

「で、ここで朝食を食べてみました。ブッチャーまさお、名が通っていますからね、一度は食べてみたかったのですよ。」
ほうほう、、アッパークラスまで?

「あのホテルも、王都最上級というわりに、食事はお粗末なので、どうにかさせませんといけません」
「ですねぇ、、」

他雑談をしていると、領主様が降りてきた。

「王宮の使いによれば、いつでも来て良い。とのことです。ただ、たまたま空いていない時は少し待ってもらうことになる。だそうです」
なんか町医者に行く感じ?
そんなんでいいの?
何気に好感もっちゃうよ?

謁見中に腹が鳴っても不味いんで、皆ちゃんと朝飯を食べていこう、と領主様。

朝飯。昨日の朝とは違ったおかず。
さすが美味しい店は手を抜かない。
お新香が毎回付いてるんだけど、結構好き。
なんだろ?ぬか漬けじゃないんだよね、塩もみでもないし、、、これだけ丼ごはんの上に山盛りにしても食えるかな?

つーか、元の野菜もうまいんだけどな!

ーー

王宮、控えの間。
俺ら以外にはいない。先程1組居たけど、呼ばれていった。

「なんか、どきどきっすね!」俺
「・・ガク、お主と泉はいろいろ王族らとお友達なんじゃろ?」
「いやー、それはそれでも、こっちははじめてですしぃ、、」
「ま、おまえの緊張したのを見るのも、合唱の時以来か?」
あー、そーいったのもありましたねー
誰かさんにおもいっきり嵌められた、あれ、っすねー

で、お呼びがかかった。
領主様、その部下の俺と野上がお供でついていく。



謁見の間、、
ではなく、、

奥に案内される。

私室?
(え?王様の私室ですかね?)俺
(うむ、、、、そのようだの)
野上を見ると、緊張してる様子

ずんず歩いていく。

(大丈夫か野上?)俺
(はい、とても強い気を感じるんで、、私にはお2人が逃げる時間稼ぎの一部しかできそうもありません、、)野上
(大丈夫、そうならないから)と、俺はきっぱり言う。

(ふん、しっかり指揮者然しとるの)

巨大な扉の前で、案内の者は停まる。
コンコン、
入れ、と内側から声が聞こえた。

案内の者が扉を引き開け、我々に入るように手で促す。
作法は土地土地で違うので、従う。間違ったら謝ればいい。

危険があるので俺が先に、とおもったが、領主様がさっさと入っていった。

執務机とおぼしきデカイ机の向こうに、小柄な男性が座っていた。
領主様が跪く、俺も、野上も。

「あー、よい、よい、楽にせよ。というか、そこのソファに座ってくれ、3人共に。」

「かしこまりました」領主様
一瞬あっけにとられたが、すぐ対応できる領主様すげー!
俺だけだったら、へ?へ?へ?だったね!

さて、、と言いながら、立ち上がりこちらに来て、向かいのソファに座る王様?

「はじめてお目通りさせていただきます。私うみの向こうの・
「話の腰を折って申し訳ない、、が、、手短に行こう、、おーい、出てこいやー」

「あ、打ち合わせと違うじゃないですか!!ぷんすかぷん!!」
と言いながら出てきたのは、、

「「ああああああ!!!!」」
お互いに指を指す!! 俺と日のいずる国の王様!

「いや、お主はしってたろーが・・・・」ドラゴニア王
「ちっちっち、、ツッコミがまだまだ甘いですねぇ、、、そう、、ハニードラゴン汁みたいに、、、」日のいずる国王
「へ?そんなドラゴン、いるんですか?」俺
「何が?」日の(略)王
「ハニードラゴンって、、」俺
「なにそれ?」日の王
「・・・自分が言ったんやんけっつ!!!!!」俺
ほわほわほわほわ~~♪

「ほっほっほ、、ま、この程度はほしいですな!」日の王

それをジト目で見ている領主様と、一切無関心な野上。
ド王は、苦虫を噛み潰している最中系な顔になってる。

「まぁ、こんなんでも親戚なんだな」ド王
「ええ、親戚なんですね?」日の王
「えと、、お国から飛んで来たんですか?」俺
「んなわけあるかいっつ!!」日の王
「うーん、イマイチなボケだな?国に帰って鈍くなったか?」日
「いいぇ、実は今のはボケではないのです」俺
・・・・

「で、儂らは転移門なんか作るの容易でなー」日
あ、話変えたけど、まーいーか、、

「うちの隊長たちから、もうすぐ入るんじゃない?って聞いていたんで、彼(ド)と待っていたんだよ?」日
「・・驚かそうと、ですか?」俺
「正解!!正解商品は、僕との永久相方でぃーす!!」日
「あ、遠慮します、、」
「つれないのぉ、、相変わらず、、」
「僕、モフ命ですので!!」

「何?コヤツはモフラーとかいう、アレなのか?」ド
「困ったもんですよ」と、やれやれのポーズをする、日

クッ、、、「もフラーを甘く見る者は、いずれ泣く日が、、」
「いや、ねーよ、、」日
「・・・だよね、わかってた」俺
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