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下−223 バイクでへんたいむ、、引退村に(続)

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引退村には転生前のキヲクというか、、趣味の記憶のみなのかなあ、そういうのが半分くらいいるそうな。
でも、生粋の地元民たちも排他的な奴はまず居ない。というか、逆に彼等が作り出すわけわからん意味不明な役にも立たないものでさえ面白がるという。

「いい人多い」
「ああ、引きこもる気なくなるね」
「引きこもりに張り合い無いので出てきちゃうね」
おまえら、引退したのは引きこもりたいからだったのか?

「一流のヒキコモリストにしてみれば、ここは微妙だ」
ヒキコモリスト?

「冒険者できちゃうんで、ニートの称号が付かないのが厳しいな」
称号なの?

・・・?
「おまえら、フツーに話せているじゃん?ホンモノのヒキコモリは、ひとと話せないんじゃないか?」イサム
聞きかじりだけど、、イサムの時代には無かったからな、そういう職種w

「・・・ち、違うんです、、ちっちゃいころは喋れなかったんです、、、1歳くらいまで、、」
うん、ふつー、そうだよな?

「俺も違うんだ、なろうと思ってこうなったわけじゃ、ないんだっつ!!あのスタンビード祭りが悪かったんだ!!あのせいだっつ!!」
・・・・・突っ込んで訊いたほうがいいのか、放置がいいのか、、、どっちを望んでいるんだろう彼は?

「うん、おれもそれまでは採取のみで毎日死ぬ間際で暮らせていたのだが、、あの宿ができてしまい、、、気まぐれに訓練を受けたら強くなってしまって、、、、スタンビード祭りの時にひと財産築いてしまった、、訓練で人生誤ったな、、」
死ぬ間際での暮らしがしたかったの?ヒキニーとかって、それが、、何?ほこりというか挟持というか、、あ!所謂仕事をしたら負けってやつか?

「ああ、おれも街を歩いていたら人の流れに流されて気がついたらダンジョン一階の宿に住んでいたよ、、焦ったね!部屋がきれいなんだ、とても住めたもんじゃない、、飯付きだし、一日朝晩出て胃が破裂するかと思った、一日一食、干し肉2切れ、堅パン1切れで十分なのに、、しかも流れに乗せられきづいたら3階層とかに居て目の前に魔獣居たからやべって剣放り出して逃げようとしたら剣が魔獣に刺さって魔獣が魔石になっちまうし、、」
説明長いね?3行以下にしてほしい、、
あと、も少しリアルっぽく考えてほしい、、

「、おほん、、あ、ぼく、、いま、こわい、ひと、おおい、、はなし、できない」
ぶっぶーーー!!!!
だうとおおおお!!!
ダメダメだああ!!
臭すぎ
異臭かな?
原始人かよ!
記憶ないんじゃん?
「んじゃオメーらやってみろよーつ!!」

「・・・・・ぁ、ぅんこ」
小さく言えばいいってもんじゃねー!

「・・・・・だめだ、、どんなんだったっけ?」
「ああ、俺もオレオレしか言えねぇ、、」
おまえダウトじゃなくってアウトな!それ。


よう!今日は畑休みか?
と、通りがかりのとてもまともそうな中年引退者おっさん(鍬所持)が声を駆けてきた。
「あ、ちょーろー、ええ、休みですっ」
「ちょーろーこんにちはー、今日は友達が来てるんで、、」

あーお前らにも外に友達が居たんだな!安心したわ!よかったなー大事にしろよー!
と畑の方に向かっていった。

「やっぱ、わかるんだな」イサム
・・・・・・・・(皆)

「いや、おまえら良かったじゃん?いい人達と一緒に村やってるんだぜ?・・・・でも、ウザイのとかいないの?」
「え?・・・いない?」
「あー、、以前に居た気も、、」
「つまらんことは記憶消去しちゃうからなぁ、、記憶容量あけとかなきゃねー」
「居ましたね、でも数日で消えましたね!」
「あー、そんなこともあったかな?」
「気がするかもしれない?」
長老達が追い出したのかな?

で、話しているとバイクがほしい、どーやって作るの?と訊いてきた。
魔法どのくらい使えるか見てみると、、
「おまえらじゃーまだ作るの無理だなぁ」

全員がっかりモード。
「んじゃ、スクーター作ってやるよ」
と10台即作った。簡単だからね。

ヤマハのキャロット。モペットだ。スピード出ない安全仕様wwww当時の世界のモペットの中で最も非力だったんじゃねーかな日本のモペットは。ヤマハより前に出していたホンダのらったった号がもっと非力だったと思う。
族の好みのパッソルとかパッソーラにしようかな?と思ったが、、もっと非力のが安心だとw

ガソリン使わず、燃料タンクに魔石放り込めばいい仕様。
ゴブの魔石で村内一日乗り回すことできるんじゃない?くらい。空気汚さないでいいだろ?電磁波出ないので生き物に安全♪!!
ガソリンじゃないので事故でも燃えないしー。
レッグシールドつけて、そこに名前を書かせた。

「オレもこれで一端のバイク乗りだな!!」
「「「「「「「「おう!!」」」」」」」」
全く違うと思います。

一応半キャップ渡しといた。ラメの、紫、緑、銀、金、カッパー、ピンク、青、各種ツートン、、
揉めないように一人ひとりにイサムが渡した。、みな微妙は顔していた。
いーんだよおめーらはきゃろっとなんで、それでいいんだよ!! ぷw

で、
ハラ減ったので、森からオークを一匹呼び寄せて魔法でさばいて、串かつ屋のやつにとんかつ作ってもらって皆で食う。晩飯。

コンビの前に土魔法でテーブルとイスを幾つか作ってそこで。

飯時は、飯を食いながら漫画を読む者は多い。
口に詰め込めるだけ詰め込んで、咀嚼時間を長くして漫画を読むのだ。
気持ちはよくわかるけど、、

イサムは自分の蔵書のコピーが皆に読まれるのは嬉しい様子。
でも時たま、ぷ!と、笑う場面ではないところで笑うのって、なんだろう?

「左手でセーフティを降ろしているでござる!ウッズマンは右手用なのに、、ぷw」
「いや、3型から左でも使える用になってたと思う」
「え?マジ?!!くそう、、俺が迂闊であったか、、」
どこでそういう知識得ていたというか、どうしてそういう知識を持っていたんだ??

「マルネラって、常春とかいいながら時代劇になると雪降ったり、、、」
「紙吹雪じゃね?芝居だろ?」
「なるほど、、」
ギャグ漫画にツッコミ禁止だぞ?

「そういえば、ヤマトが宇宙で戦闘するとき、宇宙戦艦がやられると皆下に落ちていくのはどうして?」
「画ずら優先」
「それのみ」
「・・・・・・・・」

「あとなんか”水平”があるよね?ひっくり返ってても全く問題ないのに?」
「画ずら優先」
「それのみ」
「・・・・・・・・・・・・」

それ言うと銀エイデンもそーなんであまり突っ込まないでほしいかな?
いちいち突っ込んだら、ヤマトだろうがギンエイだろうがでかすぎる戦艦自体否定スべきとなっちゃうし、、ある程度で十分だし、、戦闘機なんかツッコミどころ満載だし、、

というか、
こいつらの漫画やアニメの楽しみ方って、こういう楽しみ方なのかー、、、

「おまえら、そういうふうに漫画やアニメ見てて楽しいか?」
「え?」
と、それが当たり前でしょ?とか普通だよね?とかの意見しか出てこないのが困った。
まぁいいけど、、というか、ごく一般的な楽しみ方の説明できないからww
「どうやって呼吸しているの?とかどうやって鼓動しているの?」みたいなのを説明しにくいのと一緒w

タカシと違った方向にアレなんだな?

ヘケロニメスはずっと聞き手だった。
なんか、うんうん頷いているんで、、、、、まぁ、、、危険でなけ、、、、こいつ、この村に住むとかいい出しかねないなぁ、、
(主様、様子見優先で行きましょう!)しっかり見ているメフィ
(わかった、、とりあえず、な)
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