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下−186 北桜VSダンジョン最下層

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さて、前回のおけつ放映、結構人気だった。
おけつが、では無く、リゾートが。
放映に問い合わせ先などが無かったので、魔王宮に問い合わせが殺到。
おかんはアタル達の仕事の練習にちょうどよいと喜んでいた。

人間の国の方では、各防衛軍に問い合わせが来ていた。
でも誰も知らないし、、おかんくらいはダンジョンのリゾートのこと知っていたが、防衛軍とか「へ?」である。
で、皆がメフィに聞く。
メフィさんならなんか知っているはず!
と思うのは当然だろう。

特に魔国ではあの2人が滑った滑り台に興味を持ったらしく、、、

「テスターとして魔人達には開放していんじゃないですか?」メフィ
流石実験好きだなー、と思うイサム

魔王と現地と相談し、一階は「うちは被害こないでしょうから」と容認。被害って、ナニよ?
最下層ボスは「おおせのままに!」。
いいのかよ、わかってのかなぁ、とも思ったが、経験ってのは必要だよね?と思ったイサム。

んじゃ、と、
準備が終わった数日後、魔王が大々的に仮オープンを行った。
ゴジ*になって、入口前にドーン!と足型付けて開園!
わーーー!と押し寄せる客達。
って、魔王に群がってどーすんだよ魔人達っつ!!

踏んでもらいたいとかいう声がそこここから聞こえるのは空耳だな?
魔人達のそれは前型タカシとちょと違うようだ。

「んじゃ、数日様子見だなー」
と魔王と話し、
・・・・
「折角だし、山に狩りに行ってみるべ?」
となった。

目視できるのでそのまま転移。
・・・・
このフロア、、、、
「なぁ、イサム、、ここ、、魔獣とかのマソ、皆あのボスにいっちゃってるのか?」
ああ!なるほど!

「・・・・ああなるほど!って顔したな?」
「だって知らねーもん」
なるほど、、いきあたりばったりが一番面白いとか思ってるメフィのせいだな?とわかった魔王。
それを感知してはじめて真相を知ったイサム!!
・・ま、そんなもんだよなー、だけだったイサムの感想。
自分がそうだからね!!

なので狩りもなにも、、いねーんだから、、、あ、、
「フツーの獣はいるんだなぁ、、」
「ああ、食材はあるよ、ってことか、、、」
うむ、、よくわからん、、w

その後、仕方ないので魔物の森の宿の村に戻り、蕎麦屋で魔王とイサムはいっぱいやった。

ーー

A学園のタカシの授業中。あまりやることないけど、暇なんで授業する。雑談?
「せんせー!りぞーとってなんですかー?」C輔
「・・・パスタ、の親戚じゃなかったかな?」タカシ
「それはリゾット!!」ちみっ子、物知りである!

「私も知りたいです」チー
「リゾートってのはね、保養所みたいなの」ちみっ子
「北桜とどう違うんですか?」
「北桜は、冬にスキーする場所で、雪がないと田舎の街なだけなんだけど、(ひでーな)
最近知られたあのリゾートはダンジョンの最下層にあるんでなんか年がら年中暖かいみたいで、プールが売りになってるらしいの。身体強化できない人間が入ると死ぬ!と言われてるらしいわ。」

「・・・闘うのですか?」
「まぁ、、一種の闘いよね?」
ちがいます、あそべよ!!

「得物は、たべれますか?おいしいですか?」
「どうだろう?」
いねーよ!

皆心の中で突っ込んでいるけど、面白いんでそのまま聞いている。
C輔にしても、タカシがどう返してくるか?を知りたかっただけだった。あまりおもしろくない返しだったけど、、

「んじゃ、しかたがない、特別授業で社会見学いきましょう!」タカシ
なんかにそそられた様子。闘い?おそうなよ?

ラッキ!!と皆思ったが、、ぜってーなんかやるなこのひと(タカシのこと)と思っている皆。


現地
「俺のことはビーターと呼んでくれっ!!!」タカシ
またはじまったが、何のことかイマイチわからん者大多数。
モブになってしまっていたD担当デジレだけは、、諸君これはバグではない仕様である、とかつぶやいた。
イニャスもこのときばかりと、手鏡見ろや、とか言っていた。
チーは手元に手鏡を生成して顔見たが、なんもなかった。なんかの符号なんだろうか?

「わいはなにわのタイガーじゃ!!おまえらビーターは俺らに賠償せい!!かねよこしたがれざんすやんけ!!」イニャス
「おめーみたいのがいるから関西がそういうふーに思われるんだよっつ!!」と、デジレが本気でドロップキックしていた。ぶっとんだいにゃす。
当時の視聴者全員の思いが篭っているのだろう、、

観客はわけわからんが喜んで拍手していた。いにゃすがはるか向こうの彼方までふっとんだから。


うおーたースライダー最上部。
「だいじょうぶ!さいじょうぶ!」
「おもしろくないよタカシせんせー」
「たかいとこすきなせんせー、タカイせんせー!」
「そのまま逝って、他界せんせー!」
「高いより安いほうがいいことはいいが、やすけりゃいいってのは馬鹿だぞ?」タカシ
5点、3点、4点、おまけで6点、2点、言い募る子どもたち!
ちなみに100点満点だ。
おまえらも大概だけどな?

「よし!みんな準備ができたようだな!!いくぞ!!れっつらほー!!」
「けきょ!!」
「あむにょいきます!」いにゃす
とっかん!
はっしん!
にきび!
無言で飛び込むチー。チーは小さいので専用浮き輪に座ってる。左右にぶれないのだ。

で、こういうとき、いるよね?必ず。加速させるやつ。
「あ!音速禁止音速禁止!!禁止だからなーーー!!!」と皆に注意しながら落ちていくタカシ。
角度が角度なんで滑り降りるというか、落ちていく、の方がぴったりだなー、と。

で、下の方で二次曲線的にゆるくなっていくんでブレーキかかってその摩擦、、、

あちちちちちちちちちちちちち!!!タカシ
あちちちちちちちちちちちちち!!!A治
あちちちちちちちちちちちちち!!!美(B)雄
あちちちちちちちちちちちちち!!!C輔
あちちちちちちちちちちちちち!!!デジレ
あちちちちちちちちちちちちち!!!イニャス
あちちちちちちちちちちちちち!!!ふぇりぱ
???チー
チーの浮き輪は耐熱性。大気圏突入にも耐えられます。

あれだな、、構造欠陥なんだが、治そうとしないんだな?わざとだな?
まぁ、他の客達を見ていると、火だるまにまるアブラギッシュな魔人とか、喜んでいるよな?
最後にざっぷーーん!で一気に消えるのが「イイッツ!!」とか言っているし、、
わからん。

で、出たとこで「燃えない水着」って、看板だして売ってるし、、、
落ちたとこで?
「え?乗り場にも出してまよ?でも皆さん知らないんで気にしないんじゃないスカね?」

被害に遭わないと用心しない、ってやつか、、うむ、、我らもアホウだということじゃのう、、となんかジジィになっているA治。

だがしかし!皆タカシが燃えた水着を元に戻し、かつ、強化して大気圏突入仕様にしてくれた。もう大丈夫である。

なんか、この世界て科学とかもうどーでもいいよね?やろうと思えば光の速度を止めたり、光を逆戻りさせたりしそうだよね?
「え?おもしろいの?やってみようかな?」タカシ
いえいえ、ぜんぜんおもしろくもなんともないです、むしろめんどうくさく疲れるだけ、、
「んじゃやめた」タカシ
アブナイところだった!!

つか、ナレーションに割り込んでくるなよーもーー、、

次はチューブだ!!
と、あのうんこになった気分を味わえるというチューブなスライダーだ。

さあ!皆ちゃんとうんこになれるだろうか?!!!
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