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下−175 流れ流れて北の果、、元西の領都にあった店
しおりを挟む保養所に居る時は、当然温泉に入る。
温泉に入ると、その後は宴会だ。これは決まりである!曲げてはならぬ決まりであるっ!!
温泉は外にあるでかいのに行った。
その帰りにぶらぶらしながら、飲み屋を見つけるのがイイのだ!
この街には、まずハズレは無いだろうし、、、、、、、、、、、、多分、、
あ、
「魔王、あれ、アラタの店だよ、、」
「あー、マッチョになってたもんなぁ、、人間ってあーゆーの好きだよなぁ、、」
「一部だけどな?ほんの一部だけだぞ?」
でも店の外にも防衛軍のマッチョ仕様の制服着た奴等がたむろってるんで、、あまり説得力なかった。
でも強そうに見えるんで、アリだぜ?とかフォローしてくれる魔王。ありがとよ、、
で、
イサムはへんな(おもしろそうな)とこが好きなので、
魔王も最近はかなり染まってきてて、変な所に興味を持つ様だ。
「まっするバタフライ・・・・・飲み屋、だよな?」イサム
「それっぽいけどな、、、でも名前がそれっぽくない?ぽい?どっちだろう?入るぜ!」魔王
躊躇しねーのか、すげーな魔王、、と、付いていくイサム。
この街って。そういう方向に向かってるのかな?
いらっしゃーい!という多くのハスキーボイスと、ブーメランパンツにいきなり囲まれ、、、
お!びびってる!魔王、ビビってる!!初めてみたんじゃね?
でもイサムも後ろから急に抱き上げられ「うぎゃー!」とか声あげる。
ぷww、と魔王
くっそー、、、不覚をとったわ、、(イサム)
「あら?以前(下ー87話)、西の領の領都の店やってたころ、来なかった?若い子達連れて」
「あ、あそこのパマじゃん!」
オカマバーだったのだ、タカシ達を連れて行ったその店は。
「なんでこんなところまで流れ付いてるんだよ、」
「いやだわ、それじゃ、まるでアタシ達が人生誤って北の果まで流れ着いたようじゃない!」
?間違ってねーよな?大間違い臭いよね?北の果だよな?
「うん、あってる」
ズゴっつ!
あ、あのエルボー!!
「また防ぐぅう!!」
「でも、もうこれじゃ、見た目はオカマじゃねーよね?」
「心は汚れなき乙女よ!」
「腐敗しきった汚れなき、、、」
ドッゴン!!
「また防ぐぅううう!!」
いや、このソファーが浮きましたが、、
「また強くなってんなぁ、、どこまで強くなるんだよ、、」
え!
「みんな聞いたあああ??私強くなっているってええええ!!」
きゃーきゃーうるせー、、、
きれいとかじゃなくって、強くなってるって言われれ黄色い声あげるんじゃねー!!
魔王、なんかちびちび飲んでるが、、、おや?
うつむき加減の頭をぐいっと上げて、お、、目が逝ってる
「誰だー、またたび飲ませたのー、こいつ魔王だぞー」
「またまたあ!」
「まじだから。んーー、、なんかねーかなー」
懐を漁ると、??身分証明書?
まぁ、、おかん、か、、いい仕事?しているな?、、、、王に身分証っているのか?
まぁいい、助かった。
「ほれ、ほれぇえええ!!」
と印籠のように見せつける。
ぷ!全然違うじゃない!
って言われて、、念写真がゴジ*姿だお、?
って、後ろには人の姿のリバーシブル身分証だった!おかん!流石だ!!
「こっち見ろ!今の姿だ!ほれぇええええ!!」
きゃーきゃー!って皆店の中を逃げまくるんで追っかけて頭抑えて見せつける、一人ひとり。
「おまーら、、見なきゃいい、とか思っててもなぁ、、」
「でも知らなきゃセーフでしょ?」
「スリーアウトチェンジだよ、バーだけにチェンジされたかないだろ?!」
いやよね、
うん、名誉毀損だわ
難しい言葉しってるのねぇ?なにそれ
うーんと、めいよき、ってのがそんされたの、
チェンジは侮辱よね、と言ったのが、最もでかくて最もまっちょなやつだった。髭剃れよ、、
「まぁいいや、、」
「え?いいの?」
「遊びに来てるからな、俺もいるんでだいじょぶ」
「よかったわー」
全然ホッとしてない、というか、全く気にしていなかったろ!!
!!
「おまえら、あのムーチャスマッチョスと、なんか、関係あるの?」
「え!!なぜそれを!!生かしてはおけぬ!!」
・・・・
「役が違うぞー」
「一度やってみたかったのよ」
・・・・・
まぁ、まっちょは悪役に似合うけどね、ここの娘(男)達はもっと似合うけどねー
「なんか、ひどいこと思ってない?」
「いーや?まぁ、久ビザに会ったってことで、こっちまでの流浪の苦労をいろうての、宴会しよか!俺が貸し切りだああああ!」イサム
いろいろな歓声が混じり合い、ギャオーッス!!みたいな咆哮になり街に木霊した。
危機だと持って駆けつけたマッチョス防衛隊員達をも引き込み、アホウな馬鹿騒ぎは朝まで続いたという。
な?宴会になったろう?(無理やり回収w)
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