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下−160 死ぬほどうま、、くもないけど死にそうになるくらいな
しおりを挟む狩り遠征部隊は出立した。っても転移なんですぐ。
現地でサラマンダー?でっけーとかげを各班は2匹くらいずつ狩れた。結構居たみたいだった。
で、とりあえず昼飯用にとチーが最初の一匹を利用して、、いろいろ試してみた。
ゴムと岩って、何やってもゴムと岩なんだなぁ、、とつぶやくチー。
デ族の生活の知恵や方法にも限度があったのか?
というか、デ族って、かなり貧相な食生活?
いや、珍味グルメ?とか呼んであげよう。じゃないと哀れすぎて泣ける、、、
その、何でも食えるようにしていた一族の努力の歴史の結晶であるデ調理法でさえも、ゴムと岩は食えないようだ。
外は岩、中はゴム、行けるとしたら内蔵?モツ煮?
まぁ、、
ちみっ子は悩むチーを見て、モツ煮を提案。
「ん、内臓はあまり危なくないみたいだし、、いいかも」チー
あれ?
この子、
今、
あまり、
とか言った?
・・・・
「あまり、って?」
「大丈夫だと思う」
「・・・どのへんが大丈夫?」
「・・・まず、死なない」
「、それから?」
「・・・それから、、死なないし痺れるだけかも、、」
また来た
「かも?かもって?」
「麻痺?」
「うん、却下しようね。わざわざくろうしt,、、、、、」
もしかして、、
「もしかして、おいしいかもしれないの?」
「いやそれはないと思う。ほぼ絶対なほど」
多分、知的生命体の中で最もなんでも食えるようなデ族の子が、ほぼ絶対というのだから、努力の甲斐は皆無に等しいだろう。
「却下。他の素材つかいましょ」
「らじゃー」
でも後日、でっけーとかげは「ゴムの素材」として利用されることになった。荷車や馬車の車輪に。
よかったね!
なので、フツーに蜘蛛のでかいのとかGのデカイのとかをデ族式で調理して、まずくはない、レベルまで昇華させ、参加者たちを驚かせた。
ちなみに、最初は素材を言わなかったので皆ふつーに食べた。
なんかみんなドラゴンだと思っていた様だ。
で、
このドラゴンおいしいんじゃないの?
と、誰かが言ったのがまずかった。
「ドラゴンだめだった。あれは行けない。でも、デカ蜘蛛とGはこのように食べれるようになった。」
・・・・
「さすが冒険者関係だけあって、吐かないのね」と、感心なちみっ子F。
ちなみにちみっ子は食っていない。常にストレージに干し肉入っているので、それ食って空腹をごまかしてた。
ただ、
「おう!G、食えるんだ、へぇ、、ぼろぼろ湧くからさー、いままでつぶして畑の肥料にしてたんだけど、、ウチの領の食堂に提案してみるかな?」A子
領民いなくなるぞ?
C子、黒い笑みしないっ!!!
あれ?タカシも来ていたの?
タカシの皿はきれいになっていた。おいしかったんだろう。美味しくないと残すのだタカシは。
あれだな、軍団員の良い働きにも満足なのかな?嬉しそうにしている。
学生たちは思った。
俺らも、いずれ、こーなっちゃうのかな?、、なんか、、いやかもしれない、、
午後は、ここらへんでしか見ないような魔獣を捕まえたらボーナスな!というA子のそそのかしの皆喜んで乗っかって、へんなものをいっぱい狩ってきた。
それが食卓に乗せられると、どーしてわからないのだろうか?!!!危機感無いのかよこいつらっつ!!
素材を全部チーのストレージに入れ、チーとフェイリパは先に寮に帰った。
・・・・・・・
よほど素材がむずかしいものばかりだったのだろう、、その晩はコックさんが作った安全なご飯だった。
翌日、
朝から。
見た目はちゃんと。
食べたら、少しピリ辛系?とか思う感じ。
でも学校でなんか皆麻痺し始めた。
素材1却下。
速攻でやって来たイサム。
「A子、生徒たちで実験するの、だめな?」イサム
「ええ?!!んじゃ誰でやればいいんだっ!!!どーしよー!!」A子
イサムは知っている。A子自身は強すぎて、今朝の食事でさえ全くなんともなかった。なので自分で実験をできないのだ。モルになれない体質、というか後天的体質。
子供の頃から森にはいちゃー、なんでも狩ってその場で食って、何度も逝きかけて鍛え上げたその体!!びんぼーによる努力の結晶!!
その強さたるや、、タカシ並と言えるかも知れない?!!
「・・・B子、、と、、C子、、は、?」イサム
「「却下だ!」」B、C
まぁ、普通に
「んじゃ、自発的にモルになってくれる人のみな?」
ということで。
実験は禁止しない。こいつらやめねーし、、おもしろいことだから。
なんかとても美味しくできるものとか、もしかしたら奇跡的にあるかも?とかも思うよね?
無いだろうけどw
ドリアン、なまこ、うに、くさや
人類の歴史はチャレンジの歴史なのだ。
別名、変態達の勝利の結果、とも言えるが。
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