222 / 383
下−147 こたつむりえだにはい
しおりを挟む食堂
食事を終えて茶を飲みながら話したイサム。
100階層のボスの話を聞いたメフィ。
「使えそうですねぇ」
・・・・・・・
「何に?」
「さぁ、まだ今はなんとも、、でも使えると主様も思うでしょう?」悪い顔のメフィ
「・・まぁ、、肯定するけどよー、、あまりアレすっとかわいそうだろう?」
「折角育ったダンジョン!刈り取らねば意味無いではないですか?!」
「なんか、冒険者のそれとは全く違う意味で、、不味い方向で言ってないか?」
「いえいえ、イサム軍団のためです!」
「でた!数々の名作の中で、必ず主人公側を致命的に破壊する内部の中心人物が、それを行う時に必ず吐くセリフっつNo1!!!!!」
「ほほう、、そんなに有名なんですか!!まぁ、私もそこまでに上り詰めた、ということですかね?ふっふっふ」メフィ
「・・・内部からの破壊魔、ですけども?」
「ええ、一番オモシロイのは内部でしょ?一体今まで私の活躍の何を見てきたのか、、、主様とあろうお方が、、」
・・・そうなの?、、あー、、まー、、、人間の精神を汚染させ内部から自分の人生破壊させる手法だったよーな、、
「ちなみに、私の今回のは、オーベルシュタイ*を演じてみました!」
「おまえ、そいつ、あのバカ小僧がオーベルを雇っがためにあの小説で最もかつ唯一まともな人間なきるひあいすが死んだんだぞ?」
「ふーむ、、、それは不思議に思ってました。あの主人公ではオーベルなやつを配下にする理由に乏しい、あるとすれば、、作者がなんか話をこじらしていければなーと、無理やり主人公に引き取らせたのかな?としか思えなかったですねぇ、、かなり無理無理な、違和感ばっちり、、でも他にもあれこれあれなんで、そこだけ言うわけにもいかないし、、」
「やめろ、基本は面白いんだから狂信的信者も多んだから、、、マンガも良かったし、、」
「はい、ウイスル貼り付けられてもなんですもんね!」
「で、勝手に連れ出すとかできるのか?ダンジョンってマスターとか居るんじゃないの?」
「?何言ってんですか?魔力与えて育てたのが育ての親ですよ?誰が親ですか?」メフィ
「そりゃー俺が魔力ぶち込んでたけど、、」
「マスター様!=主様」
「そーいった意味合いもあったんかいっつ!!!!!」
「だからおとなしく酒のんだんじゃないスカね?」
というメフィの言い分も、それなりに聞こえてしまう。もともと人が良さそうに見えたけどなあの魔獣。
あ、あれ、魔王に会わせたら気が合って、魔王城に連れて帰るとかいい出しかねないな、、
「それおもしろソーですね、、」
「いや、やめたげて、、まだお仕事したこと無いんよあの子、、」
「いーじゃないですか、、初めてのお勤めは魔王城!カッコイイでしょ、魔獣の夢か憧れの伝説になるんじゃないですか?」
なるかよ、、、
第一魔獣と魔人って違うじゃん、、
「そこはそれ、いーんですこまけーこたぁ」
こいつ、、、、全ては面白いことのために!!だなぁ、、、
んじゃ、かってにやってちょーよ、、って
逃げて亜空間部屋に戻り、ビジョンをつけた。
がちゃがちゃがちゃがちゃ、、ろくなのないなー、、、
番組表を呼び出して、、
なになに?
”画伯、スコア更新中!心停止今回は100人超!放映を重ねるごとにスコアを伸ばしている画伯・・”
”イサム世界の旅人マサシ!今回は過疎老人の村で下の世話に邁進!性格が悪すぎて捨てられた老人たちを救う必要性に悩むマサシ!”
”イサム世界の地元生粋勇者アタル、小学校でオオモテ!!”
うち、結構多いのな、、、上位に、、
”内神、自分の世界の新たな場所で、また新た獲物発見!あいかわらすあほ系ダメ系が好きなのか?!!”
あいつ、、まだなんかやってんのか、、まぁ荒れてないからいいのか、、
今日はあまりおもしろそーではないので、漫画を読み漁ろーかな、と広げてみたが、この間おもいっきり読み漁ってたんだよな、数周読んだ。
で、飾ってあるCBみても、まだ外を乗り回すには環境よくネーし、、、どっか峠にコース作りてぇ、、今度ね。
そいえば嘘800さんのバイクはオフタイヤだったなー、なら森でも乗り回せるなー、、今度な。
しかたねーので北桜の湖に転移。
ぴよぴよぴよ、、いばりが高く飛び、、暖かい春の風、、小春日和ってやつか、、(今秋です)
いいね、、釣り日和、、連れなくってもいいのだ、のんびりできりゃー
・・
・・
こういう時に限ってイレグイ、、、
なので10匹程度つれたあと、餌つけずに針だけで放り込む。
が、、
なぜか釣れる、、、よく肥えた魚達、、
バカなのかな?
きらきらしたのが好きとか?カラスかよ?食い意地がすごすぎ?
なので針すら点けずに糸だけ放り込む。
ぷ、、つんつんしているけど、くいつくもの無いのwwwざまぁww
ごろんと横になって空を見上げ雲でも見てたらそのまま寝入っていた。
くしゅん!
定番のくしゃみで起き、おお!夕方である。
どーしよ、、
魔王の保養所に泊めてもらおっかなー、、と大通りをそっち方面に行く。
「あ、イサムさん!」
「あ、ヘンズーラ、、国王さん??」
土方っぽい格好して?見間違うとこだったわ、、どっかの普通の土工おっさんと
「あっはっは、いやねー、あれからいろいろ面白くって、こっちでまたなんか作らせてもらってるんですよー!」
「よかったね生きがいできて!!」
「ええ!おかげさまで!」
で、まだ仕事終えてない王は現場に戻っていった。
ひと、様々である。、、、、、で、、いーんだよね?
魔国保養所はすぐ見つかり。空いているんでいーっすよー、と顔見知りの王宮の使用人がここの支配人をやっていたんで、すんなりと。
魚は夕食のおかずにしてもらい、酒の肴にもしてもらった。
客はあまりいないようで、支配人と一杯やった。
魔国からは特に地方の人たちが遊びに来るという。まだ冬を経験していないのでわかりませんが、と前置きし
「魔国にはユキがほとんど無いので、多分冬はかなり客が来そうで、、」
「皆一瞬で冬眠するんじゃないか?魔王そーだったぞ」
「そーなんですよねーー、多分言っても皆あまり聞かないだろうから、一度その目にあわせないとわからないでしょうね」
「めんどくさそうだな、、」
「ええ、人手を少し多めにしておかないと、、」
「でも、慣れりゃ楽しむだろうな」
「でしょうねぇ、、魔王様の作った湖のスケートや、メフィさんのゲレンデもあるし、、」
「ゲレンデ、足りるかなぁ?」
「ああ、、そうですねー、足りないかも、、」
「魔王に言って、ヘンヅーラの王様と共同でデカイ山作ってゲレンデこさえてよ、って言っといてよ」
「わかりました、うちで作ればゲレンデ名をヘンズーらと半分こできますからいんじゃないすかね?」
「デザイン、期待してるから!って魔王に言っといてね!」ニタリとワラスイサム。
今日もこともなし か?
0
お気に入りに追加
246
あなたにおすすめの小説
W職業持ちの異世界スローライフ
Nowel
ファンタジー
仕事の帰り道、トラックに轢かれた鈴木健一。
目が覚めるとそこは魂の世界だった。
橋の神様に異世界に転生か転移することを選ばせてもらい、転移することに。
転移先は森の中、神様に貰った力を使いこの森の中でスローライフを目指す。
9番と呼ばれていた妻は執着してくる夫に別れを告げる
風見ゆうみ
恋愛
幼い頃から言いたいことを言えずに、両親の望み通りにしてきた。
結婚だってそうだった。
良い娘、良い姉、良い公爵令嬢でいようと思っていた。
夫の9番目の妻だと知るまでは――
「他の妻たちの嫉妬が酷くてね。リリララのことは9番と呼んでいるんだ」
嫉妬する側妃の嫌がらせにうんざりしていただけに、ターズ様が側近にこう言っているのを聞いた時、私は良い妻であることをやめることにした。
※最後はさくっと終わっております。
※独特の異世界の世界観であり、ご都合主義です。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。教えていただけますと有り難いです。
今さら、私に構わないでください
ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。
彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。
愛し合う二人の前では私は悪役。
幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。
しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……?
タイトル変更しました。
召還社畜と魔法の豪邸
紫 十的
ファンタジー
魔法仕掛けの古い豪邸に残された6歳の少女「ノア」
そこに次々と召喚される男の人、女の人。ところが、誰もかれもがノアをそっちのけで言い争うばかり。
もしかしたら怒られるかもと、絶望するノア。
でも、最後に喚ばれた人は、他の人たちとはちょっぴり違う人でした。
魔法も知らず、力もちでもない、シャチクとかいう人。
その人は、言い争いをたったの一言で鎮めたり、いじわるな領主から沢山のお土産をもらってきたりと大活躍。
どうしてそうなるのかノアには不思議でたまりません。
でも、それは、次々起こる不思議で幸せな出来事の始まりに過ぎなかったのでした。
※ プロローグの女の子が幸せになる話です
※ 『小説家になろう』様にも「召還社畜と魔法の豪邸 ~召喚されたおかげでデスマーチから逃れたので家主の少女とのんびり暮らす予定です~」というタイトルで投稿しています。
【第一部】異世界を先に生きる ~先輩転移者先生との異世界生活記!~
月ノ輪
ファンタジー
―私達と共に来てくれないか? 帰る方法も必ず見つけ出そう。
平凡な中学生の雪谷さくらは、夏休みに入った帰り道に異世界に転移してしまう。
着いた先は見慣れない景色に囲まれたエルフや魔族達が暮らすファンタジーの世界。
言葉も通じず困り果てていたさくらの元に現れたのは、20年前に同じ世界からやってきた、そして今は『学園』で先生をしている男性“竜崎清人”だった。
さくら、竜崎、そして竜崎に憑りついている謎の霊体ニアロン。彼らを取り巻く教師陣や生徒達をも巻き込んだ異世界を巡る波瀾万丈な学園生活の幕が上がる!
※【第二部】、ゆっくりながら投稿開始しました。宜しければ!
【第二部URL】《https://www.alphapolis.co.jp/novel/333629063/270508092》
※他各サイトでも重複投稿をさせて頂いております。
【ありがとうございます!!底辺の壁突破!!】拉致放置?から始まる異世界?生活?【進めー!!モフ☆モフ!!】
uni
ファンタジー
** この物語は他の世界で生きています。この文字を打っている者は、ただの打ち込み者です。禿げ老人が手を、指をぷるぷるさせながら、この物語電波を受信してそのまま打ち込んでいるだけです。なので誤字、誤変換、脱字は禿老人のミスであります。ご了承ください。 **
** ある日、いきなりどっかに放り出されていた少しオマヌケ資質な少年。折角受かった家から最も近い高校に一度も通った記憶はない。が、自転車で3時間ほど走った覚えはある。多分入学式には行ったのだろう。そこらも曖昧である。
そこからギリギリなんとか死なずに済んで、辺鄙な村に住み着くことになる。チートゼロ。水くみ面倒くさいので水を引く。ぽっとん便所、手が出てきそうで怖いので水洗を。あれやこれやでいつの間にか村の近代化?
村の連中ものんびりしていてオマヌケ資質があったのだろう、どんどん主人公の間抜けに感染していく。
幼女の体に転生した江戸期の武士といつの間にかコンビになり・・戦いや間抜けに明け暮れる。モフ多し。精霊多し。 **
【多くの方に愛読され、おかげさまでなろうでは13万PV達成しました。どうもありがとうございます!!同じ面白さを堪能してくれる方々がいるということがモチベーションになります。本当にどうもありがとうございます!!!】2021.10.15
夫に顧みられない王妃は、人間をやめることにしました~もふもふ自由なセカンドライフを謳歌するつもりだったのに、何故かペットにされています!~
狭山ひびき@バカふり160万部突破
恋愛
もう耐えられない!
隣国から嫁いで五年。一度も国王である夫から関心を示されず白い結婚を続けていた王妃フィリエルはついに決断した。
わたし、もう王妃やめる!
政略結婚だから、ある程度の覚悟はしていた。けれども幼い日に淡い恋心を抱いて以来、ずっと片思いをしていた相手から冷たくされる日々に、フィリエルの心はもう限界に達していた。政略結婚である以上、王妃の意思で離婚はできない。しかしもうこれ以上、好きな人に無視される日々は送りたくないのだ。
離婚できないなら人間をやめるわ!
王妃で、そして隣国の王女であるフィリエルは、この先生きていてもきっと幸せにはなれないだろう。生まれた時から政治の駒。それがフィリエルの人生だ。ならばそんな「人生」を捨てて、人間以外として生きたほうがましだと、フィリエルは思った。
これからは自由気ままな「猫生」を送るのよ!
フィリエルは少し前に知り合いになった、「廃墟の塔の魔女」に頼み込み、猫の姿に変えてもらう。
よし!楽しいセカンドラウフのはじまりよ!――のはずが、何故か夫(国王)に拾われ、ペットにされてしまって……。
「ふふ、君はふわふわで可愛いなぁ」
やめてえ!そんなところ撫でないで~!
夫(人間)妻(猫)の奇妙な共同生活がはじまる――
旦那様、そんなに彼女が大切なら私は邸を出ていきます
おてんば松尾
恋愛
彼女は二十歳という若さで、領主の妻として領地と領民を守ってきた。二年後戦地から夫が戻ると、そこには見知らぬ女性の姿があった。連れ帰った親友の恋人とその子供の面倒を見続ける旦那様に、妻のソフィアはとうとう離婚届を突き付ける。
if 主人公の性格が変わります(元サヤ編になります)
※こちらの作品カクヨムにも掲載します
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる