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下−110 もぐとの戦い!!とうがらし戦役。

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朝、畑ちゃんに魔力注ごうかなーと、行くと、、
どちくしょう!
どこのドイツだ、、俺様のかわいい野菜たちを、、
見るとその根っこが、、、
根っこを食われしおれかけた野菜たちを収穫し、中途ハンパな育成なので全部漬物にするしか無いので、急遽漬物樽をメギーにいっぱい作ってもらって、野菜を洗って葉物なので一枚一枚にして漬けた。味は塩とダシと唐辛子にしてみました。
漬物だけで丼いっぱい行けるぜ!

菜の花畑は潰されてしまいました。
「モグラだな、、」
収穫中に至る所にモグラの穴。集団?リーダーでもいるのかな?

メフィに聞くと、ふつーあまりいないと。でも、魔獣化していると、一般のもぐらを配下にすることもあるとか。
「あ、でも、、なんか、もしかしたら、ですが、、転生の臭いもかすかにするような気配がしないこともないかも?」
まぁ、もぐら、ちっさいからな、、判り難いかもね、、

まさか、土竜と書いてモグラだから、竜に転生できると勘違いした人とか、いないよね?あっはっはっは!
あの話面白かったけど完結されちゃったからなぁ、、
なんのことだか、、、

あ、でも、モグラは根っこ食わない、ミミズを大量に食うから農家に嫌われるとなんかで聞いたことあったよーな、、
で、メフィに聞いた見た。
「え?食いますよ?大食漢なので雑食ですよ?主様の世界のモグラは小食なんですか?」
いや、、すんげー食うけど、、虫の幼虫とかみみずのみみたい、、
「へぇ、、グルメなんですね、へっ、、ww」と言われてしまった、、

まぁいい、、
どーしよう?
「リーダー捕まえれば、そいつが理解できるようなら他に行かせて、だめならそのまま燃やせば?」メフィ
まーそーだけど、、人だと躊躇しないのに、モグラだとなんか躊躇しちゃうよね?モフ系だからかな?

畑に行って地中を探索、、、へぇ、、いっぱいいるな、、主にきもい系生き物のが、、、
あ、、、ふつーのモグーか、、なかなかいないね、、範囲広げるか、、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・?
ダンジョンの中からぁ?

ダンジョンの魔物の一種ぅ?
(メフィ、、たびたびわるい、、ダンジョンの中からこっちまで来ているらしいんだよモグラリーダー、)
(へぇ、、魔物ですか、、はじめて聞きましたね、、つーか、魔国は今まで畑とか作ってなかったんで、知らないだけですね。ふーん、、、)
(いや、、だからぁ、、ダンジョンから魔物が出てきてていいの?)
(・・・・・なるほど、、んじゃ、そのモグラの穴がダンジョンの延長化しているかどうか?ですかね?)
めんどくせいことになりそうかな?

まぁいいや、見てみる。
??
(なんか、ふつーの穴みたいだぞ?)
・・・・
(んじゃ、普通に捕まえて食べちゃえば?)
(うまいのか?)
(だから誰も知らないですって、そんなのが居たなんて)
(・・・メフィ、食う?)
(今さっきご飯食べたばかりなので、、)
こいつ、、、

まぁめんどくさいけど捕まえてみる。ホントは放置したいんだが、今後もやられたらやなので、、

キーキー無くもぐっと、いやも少しモフっとした可愛い系小動物。
が、シャー!!とか怒った猫みたいになってきた、、これが魔獣もぐの特徴かな?

えさ、えさ、、えさ、
あ、さっき漬物作った時のあまりの、、、唐辛子、、緑の、、、(一般的に、赤→緑→黄色、と辛くなる)。
さあくえ!
くんくんくんくん、、ぷい!
はなっつらにぐいぐい押し付ける
っしゃーー!!!きしゃーー!!!
ちょど口開けたので、押し込む、で、手でその顎を閉じ、、押さえつけ、、
ごっくん、、
あーんしてみ?
よしよし、、お代わりな、、
・・
一本
日本
三盆
売り切れでーす!
よく完食しましたね!えらいですねー!

涙目のもぐ、、、
まぁ、今日のところはこのへんで、、
「今度来たら、この倍はごちそうしてあげるからね!♪」
と、もぐをリリースw

ふらふらになりながら穴掘ってった、、、

おもしろかった♪

(さすが!!斜め上の対応ですねぇ、、、やっぱ主様に付いてきてよかったですよ)メフィ
・・・・
真意が理解しかねるな、、今くらいの中途半端だと、、

畑の周囲に、ニラとにんにくと唐辛子を植えた。
どれかは効くんじゃないかな?w

唐辛子の枝葉は辛くないけどね、葉は美味いけど♪炒めたり、スープに入れたり、天ぷらでも美味いお!!

で、再度悪さ(畑をやってる者にとっての)をしに来るか?を確認するために、もいちどナタネを撒いた。
今度は指で穴開けて種入れて埋めて、、ってやって、バリアは張らない。(前回は、もろ撒いた、だけw)
鳥、カラスや鳶などがモグラを襲うから。

本葉がいくつも出はじめてもモグラ来た様子なかったので、二度目の歓迎はいらないつーことなんだな。よかったよかった♪

魔力をうまーく抑えて育成に利用したんで、半月ほどでキレイな菜の花畑になった。
甘い匂いが懐かしい、
おぼろ月夜がよく似合うんだが、、霞とか出ないからなここいらは。

ほんでも、結構見に来る人がいた。
畑は道より一段下にある。なので土手に座って茶を飲んだり、弁当食ったりしている。

何気に見ていると、、最近この街道、人通り増えた?
気づかなかった、、


風呂浴びて昼飯食いに宿の食堂。
飯を持ってきてくれたメフィに訊く
「最近、この街道、ひとが通るようになった?」

「・・・随分前からですよ?花火大会ころから、原因は敗戦国が出来て国境が実質無くなって、同盟内じゃ税金もほぼ無いに等しい状態になってるんで、往来はどこでもものすごく増えてますよ?」

「転移ばかり使ってるから、、気づかなかった、、、」イサム
「まぁ、仕方ないですね、、悪い方向ではなく良い方向なので気づく必要もないですしね。」メフィ
悪代官とかだと、庶民が少しでも豊かだと搾り取ろうとするので敏感だが、イサムは逆だからいいのだ。
そーいや、日本の消費z、ぴんぽーん!ん?誰だ今頃、、はーい、ただいまあけまー6%890「@p「ふじ「k・・・


昔、この森沿いのこの街道は、魔獣の出る街道だとして敬遠されていた。
が、魔獣などおいしいもんだ、とばかりに狩りまくる冒険者が2軒の宿によって常駐するようになったこの近辺。
更に国境がなくなり税もなくなり、人々がまともな暮らしができるようになると、どこの街道も往来も激しくなっていった。
なので、裏街道であるこの魔物の森の宿の前の小さめな街道でも馬車や旅人(多くは商人とかなんか者を運ぶ者とかのビジネス関係)が増えているのだ。

ただ、宿はほぼ冒険者でいっぱい、王都からの道のりではちょうど中途半端な位置なので、温泉に浸かりたいとかいう人以外は、だいたい飯食うだけで通り過ぎていく。

この村の飯は美味いという評判。なのでドマンの店の向かいの雑貨屋や蕎麦屋などで弁当を売りはじめているが、よく売れる。それを買って、花畑を見ながらの昼食なのだろう。

ちなみに旅人達の評判は「いろいろ不思議っぽい村」だと。

ここが、今の世になる発起点だと知る者は、旅人たちにはいないようだ。
知られたらなんかウザくなりそうだし、、
拝まれても困るよな?イサム。

ただ、、
モグラに唐辛子を無理やり何本も食わしていた、ということを、たまたま、旅の商人が見ていた。
「ほう、、そうやってモグラを追い出すのか、、」
勝手に納得。実験とか思わんらしいねこっちの人。

そして地味に、モグラには唐辛子を無理やり食わせるのが効く、という話が広まってったそうな。

もぐ達にとっては悪魔なイサムw
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