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下−90 氷の海、海難救助!!

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で、
今度はタカシのおごりで店貸し切り。あぶれていた女の娘?達はそとで客引きして常連達を捕まえてきた。フリーだから常連たちにいい思いしてもらいたい、ってのがあるんだろうね。いい子たちや、、よよよ。

明け方までどんちゃん騒ぎ?
酔ったら、あいつら結構ノルのなー、普段はひと目気にしすぎだわ奴ら、、
まっぱになるわ、、かわいいちんこで皿回しするわ、、魔法か阿呆かしらんが、店内を飛び回るわ、
水の固まりを浮かべ、熱くして、罰ゲームとか言って、まだゲームすらしていないのにタカシやら仲間を放り込むとか、わけわからんが、、
面白いんだろーな、奴らには。

俺にはまったくわからんかったが!!!

今度ギルダーも一緒にさせよう、、多分、系統的に同一だよな?
で、妖怪屋敷に放り込もう♪

いつの間にか店内はマグロづくしになっていた。
その頃はもう明け方になったんで、店の連中には「またねー」って、皆を連れて学校の寮に帰り、各部屋に放り込んで、、
「明日、休みだったよな?、、、ま、違ってもいいや、タカシも一緒に放り込んでたからw」ひとりごちた。

で、宿の食堂に戻ってきた。


もう冒険者たちは朝食を取っている。
このくらいの時間からダンジョン行きの馬車を出している。
なので、早めに入って、B1の宿からの送り迎えで昨日の終了場所に送ってもらい、そこから攻略を継続する。
そーすると時間と労力と資材に無駄がないのだ。

時間に余裕がある方が、安全性は高くなる。
なので真面目な冒険者ほど、早く起きて、余裕を見る。で、帰ってきたら早く寝る。
温泉があるこの宿は、そういう勤勉な冒険者にぴったりなのだ。


「オーナーは、なんか、真逆みたいですけど、、、それがいいのかもしれませんね!」
メフィが飯を持ってきてくれた。

貶すだけだとアレなんで、おまけをくっつけてみました?

「まー、ダンジョン作った甲斐があるってもんだよ。」俺
「当初はいろいろありましたが、安定してきましたし。」メフィ
「おまえの連れてきた魔人が、コントロールうまいんじゃないか?」
プチ宿の支配人やっている者のことだ
「ああ、彼は、もともと、他のダンジョンでそーんな感じの仕事していましたし、、」
余計なこと聞かないほうがいいな、、、


おや?
どっかで、見たことのある?
そいつは完全装備の数人の仲間たちと外に出ていった。



で、
「メフィ、今日は、特に何もない、かな?」
「ええ、アラタの訓練は、翔太とゴッツがうまくやってる様ですし、学校は問題なく。まぁ舞田がみてますからね。
王都も、地方も、ほかの国も問題なさそうですよ」
「ありがとう、さすがだなーお前は、、たすかるわ、、で、なんか、放置していることことか、ある?」
「・・・・・・・・・あ、

「あ?北の?常雪の国?は?常雪?北極とか?で?
海難救助?
なぜそんな流氷の国の海なんかに船なんか出しているんだよ!あほうか!!勝手に死んどけよ!」

「ああ、まぁ、そーなんですけど、、なんか、海一面が氷になってるんで、どーしても船で突っ込んでみたいって、、、
そこの学者が」
「??え?、バカ王とかバカ王子じゃなくって、、学者?え?学者?・・・・・・・・・・わかった語学学者とか、音楽学者とか、数学学者とか、、、ああ!経済学者だな!!バカでも嘘がうまけりゃなれるからっつ!」

「偏ってるというか、まぁ事実っぽいけど、、、。えと、、海洋学者、、」メフィ、申し訳無さそうに。

「・・・・・プロのくせに?そーゆーこと、したの?」 まぁ気持ちはわからんでもない。

「・・みたいですよ?、、、なんか、、海は!衝動だっつ!!!とか、張り切っちゃった、みたいな?こと、あそこの王が言っていたそうです、申し訳無さそうにw」 そこは理解できないなー

「え?誰がそれ聞いたの?つーか、今誰か行ってるの?」
「ええ、総隊長チームが行っています。他じゃ手に負えないって」

「うわ、、自らブラックにはまってるなぁ、、やつ、、、下の者、育たねーし、、、」
ちょっくら行ってくるわ、、
シュン!

シュン!
「・うわっつ!!!t・・あ、イサムさん」
「あ、イサムさん、じゃねーよ!!おまえ自分で来てどーする!こういう大変なケースこそ、部下が育つ良いケースだろ!!何分捕ってんだよっつ!!!」
「・・・・えー、でも下手したら部下しんじゃうし、、」
「蘇生とか、回復って、教えてないの?」
「教えてますけどー、、」

「んじゃ、教えたけど使えないとか?」
「いいえ、皆使えますけど」

「んじゃ、何処がどー問題なんだ?」
「んー、、危険そう?」

「・・・お前たちの職業は?」
「防衛軍です!!」

「職務内容は?」
「配属地域と、同盟全土の防衛ですっ!!」

「防衛って、何?」
「敵やなにかの脅威から守ることです!」

「そういうときって、皆危険じゃないの?」
「はい!危険です!!」

「救助ミッションも防衛の一環?」
「はい!そうです!次回から同様の問題が起きないように検討し、対策を行う、までが一連のミッションです!」

「そういうの、部下がやれば、よい教育に成るよな?」
「勿論です!!」

「なんで部下にやらせないの?」
「・・・危険、だから?」

娘にべったりのバカ親?

「副長、こいつの代行してくれ。今から一ヶ月。
で、隊長にはお見合いさせろ。毎日欠かさず2週間。その後、向こうからOK貰った相手をとっかえひっかえ毎日デートさせろ。欠かさずに毎日、だ。それを半月。
一ヶ月後、結果を報告してくれ。

で、副長は、今与えられた仕事、つまり総隊長の仕事、と、お見合い関係全般、そして今までの副長の仕事をの半分を、部下に丸投げしろ。権限も責任もすべて押し付け、押し付けた件にはおまえからは一切手出し無用。

いつ、隊長がいなくなっても、おまえが居なくなっても、問題がない態勢を、今回作れ。
 い・い・な・? 」
「・・・・承知いたしましたっつ!!!」
震えている副長

少し威圧しただけじゃん、、、大げさ?

「なので、ここでもお前の部下を指揮者にしろ。今お前のサブ、来ているのか?」
「はい!、ヨットコ!前に来て挨拶しろ!」副
「ヨットコ副官補佐です!」
よっとこどっこいほいさっさ?

「海の子、ヨットの子、なんか海の仕事に良いのでは?と思った次第です!」副
「まぁ、、いんじゃね?これから育ってもらうんだから。ガンバ!よっとこ。んじゃ副官?」

「ヨットコ副官補佐、今回の海難救助案件の指揮官を命ずる!」
げっつ!(よ)
「・・今回の海難救助案件の指揮官の任務、受けました!」
まじ?なぜいきなり?総隊長がやってたのを、副官も他の支部隊長もぶっとばして、俺に?・・(よ)

「まー、そう不安がるな。俺らが見ているから。あ、副官、隊長を連れて帰って床屋に行かせて、お前は見合い相手を募集するために街のおばはん連中に声かけてきて。明日から見合いしたい、って。午前と午後のダブルヘッダーでいかせてね?!!」イサム

呆然としている隊長を小脇にでっかいサーフボードを抱えるように抱え、転移していく副長。
残された隊員達。

「おし、おれが後見人でみててやるから。よっとこ、さっさと始めろ」

(総隊長、疲れが溜まったんでしょうかね?)メフィ
(ああ、かなり慢性化してたようだな、、気づかなかったオレも悪いが、、まぁ、家庭持てばよくなる病気だからな)
(そーゆーもんですか、、)


ヨットコは部下たちに指示して、現状の把握に向かう。
同時に、遭難海域であろうと思われる方向に、そこでもっとも威力のあるサーチを持つ者に探してもらう。
救助の船を出そうという案もあったが、二重遭難は見えているので却下。
空を飛べる者達で班を編成。4人居た。航続距離は一番短い者に合わせての、野宿の用意をし、出発待機させる。

イサムは、救助部隊の事務所になっている部屋の、目立つ所に小ぶりの魔石を置いといた。

なんだこれ?とある隊員がそれに気づく。
「あ!!指揮官!魔石を使って飛行魔法の航続距離、伸ばせるんじゃないですか?!」
「おおお!!よく気がついた!!偉いぞ!んじゃ、できうる限りの、魔力が多くこもっている魔石を用意してくれ!」
「少なくても、空き容量があれば追加で入れられますよ?」その提案した隊員
「そうなのか?よし!んじゃそれで頼む、おまえ全面的にそれの用意でお願いだ!!」


イサムは当該遭難船の場所はわかっていた。
そして、航空隊員には魔石が、一人2-3個あれば往復できるだろう。

あとは、その場所を、彼らが確定できればいいだけだ。

船の中の様子を見ても、問題はなさそうだ。
のんきにくつろいでいる。

「このまま春になるまで待っててもいいしなー、、」学者
「先生、食い物なくなっちゃいまよ?」
「氷に穴あけて釣りしようよ、毎日釣り三昧、いいんじゃないかな?」
「まぁ、それもなかなかいいかもしれませんねー。んじゃ晴れている今のうちに用意します!」

のんきであった。
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