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下−63 極上の街 pu
しおりを挟むイサムが下でちちにまみれていると、タカシが降りてきた。
(ちにまみれる、とちちにまみれる、じゃ地獄天国だね?)
「や、、やっと、、極上に近いもの、、発掘、、」ドタッツ、、、右手にしっかり握っている靴
倒れる時は、前のめり、やるなぁタカシ、、、
ママがお店の手の空いている娘に「持ち主を連れてきて!」
「あ、ママ、今タカシ、極上にちかいもの、って言ったよね?」
「え?ええ、なんかそんなこと言ったわね」
「んじゃ、その持ち主のほかの靴も持ってきてもらえるかな?多分、極上あるんじゃね?」
「そうなの?」
「可能性だけどな、ほら、花だって切ってすぐと、萎れかけじゃ香りが違うだろ?飯だってそーだし」
「まぁ、、そうね、、(よくわからないけど、、)」
で、連絡娘2号が、「他に所有する靴、サンダル全て持ってきて」という伝言を持って走った。いや、歩きでもいいけど、、
その後、靴が全部来た頃、タカシは起きあがり、今度は全てタカシ好みの匂いなんで喜んで鑑定したww
「・・・・でた、、、」
店内はしーんと静まりかえり、、次の瞬間
「「「「「「「「「うっわー!!!」」」」」」」」」」と爆発したような歓声!!
仕方がないからママに言ってケーキ屋から一番でかいホールケーキを持ってこさせた。
「おめでとうタカシ!!極上発見記念パーティ」と書いてもらったやつ。
その晩はタカシのために店を借り切り。協力してくれたほかの店の娘達、そこの店に居た客達も呼んで盛り上がった。店の外まで溢れかえったが。
タカシは、その極上靴娘の靴全てを貰えた。
倍全紙に念写、タカシのサイン入り。
(こいつ、達成しちゃったんで、これからごろごろしかしねーんじゃね?仕事しなくなっちゃったらどーしよ?)
と危惧するイサム
(ダイジョブじゃないすかね?なにより、自分で動いてやったのは、タカシにとって貴重な経験なのではないでしょうか?さほど心配しなくてもいんじゃないでしょーか?)メフィ
(まぁ、、最初んメフィの予言も当たったしなぁ、)
そう、最初俺はタカシがつかいものにならんデッドストックになると危惧していた。が、メフィは大丈夫だと言っていたのだ。確かに結果は、今は多くから信頼を得ている。本人見ると「えー?」だが、なぜか結果は出ているので、皆それをちゃんと見ている。
今回も、多分、メフィの言うとおりになるかもしれない?不安だけどw
だってタカシだしぃ
いや、あんただってどんだけいい加減?って言う者もおおいだろう。でも結果出ているから皆信頼して付いてきている。全く一緒じゃんwイサムと。
「ねぇ、、街あげてパレードとか、する?臭い靴の街極上の街、とかいう街の名前にさせてもいんじゃない?最近町長ができてね、、まとめ役がやっとやる気になってくれてさ、、だから丁度いい機会かもよ?」とママ
「いや、やめてくれ、、臭い靴の店、とかばんばんできたらどうよ?町中臭くなっちゃうとおもうけどな?だって、臭い靴売れるとなったら、世界中からくっさいのが集まってくるぞ?」
「・・・・・・そ、それは、、、」
「それに、パンとか、魚とか、カビやすくなって、魚なんかみなクサヤになったらどーするよ?クサヤ、好き?」
「いや、、たべられない、、」
「大豆とかも、みな納豆になっちゃうかなー、、、足のにおいと納豆の匂いって一緒だろ?」
「・・・・・もう、納豆食えない、、かも、、、」
「肉屋だって
「わかった!わかったから、、もーいいわ、、わかったわよ、、ものにはほどほどってのがあるのよね、ほどほどにしておくのが一番なのね、、」
「いい子だ、よくわかった。」なでなで、、
ーー
翌々日、やっと森の宿に帰ってきたタカシとイサム。
昨日は引き止められて、引き続き騒いだ。まぁ今回は仕方がないだろう。なにせタカシが自分で極上モノだからな。
あ、俺も調達の苦労から逃れられたんだ!らっき!♪
で、帰ってきてからタカシは整理をはじめた。
今までストッカーの試運転みたいに他の不味いブツで保管具合を試していたが、上物、準極上モノ多数、極上モノが手に入ったので、不味いだけのものを皆捨てて、ストッカーをクリーンできれいにして、日に当てて干した。
「夜には新らしい子たちをしまいます♪」だそーだw
「で、同じ持ち主なんだから、あれこれ嗅いでも大丈夫みたいです♪よかった!!」ほんとに嬉しそうである。
嬉しいんだろうなぁ、、、今ひと、、今1000くらいわからんが!!
昼にタカシが降りてきた。
お昼は納豆定食だった。
よく食べるタカシ。
「おまえ、納豆好きだなぁ、、」
「うーん、昔はたべれなかったんですけどねぇ?こんな美味しいものを」タカシ
そうですか
ギルダーはどうかな?とおもってサブマスターにそれとなく聞くと、ここんとこ機嫌よく、しごともがんがんやっているとのこと。
たまに息抜きに連れて行くのがいいんだな。そういうのが俺の仕事かぁ、、、あ!
今度はタカシと行かせよう!♪
カビをもってどく毒を制するってやつだな!!
その後、タカシは積極的に夜のお遊びに出たがるかな?とか思ったら逆で
「いまんとこいーです。大量にゲットしたんで十分♪」
まぁ、ほどほどを知っているのは良いことである。
しかし、
集めるより、嗅ぐことがメイン、とちゃんとわきまえているのが、プロw
で、訊いてみた
「おまえ、今回の極上の靴の持ち主の子の名前、覚えている?」
「・・へ?なんで?知りませんが?」タカシ
やっぱな、、嗅ぐこと、以外には全く頓着しやがらねぇ!!
タカシの春は永遠にこなさそうである。
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