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中−14 変なキャラはあまり増えないほうが平和だよね?
しおりを挟むメイリンはメイリンっていうんだよ!
と、その幼女は言った。
法師の娘、ではなく、一番下の妹だという。
20歳くらい離れているよね?ガッツだな大中小華人夫婦、、、
法師は転移・転送を使えるほどであった。自国からここまで、向こうの人間を特定してここまで転送させてしまう力量、普通ならアリえない。
俺に無関係なのにそこまで使える者など、見たことなかった、ここ勇者9回ほどで。
「すっげーな、お前の飼い主、、」俺
「飼い主じゃねー!!おっしょさんだ!!!」石猿
「おしょうさん?坊さんなんだ、だからハゲてるんだね」
「ハゲじゃんねー!!剃ってるんだ!!」
「猿よ、面倒くさいから生えないようにした。よって、私はハゲだぞ?」三蔵
「「・・・・・・・・・」」
幼女はそのつるつるをぺしぺしと叩いている。三蔵に背負われて。
こいつらなんか面倒くさそうだからタカシに丸投げしようかな?
タカシを紹介する。
「こいつがすげー使えるんで、なんか相談時にはこいつを頼ってください。きっちり出すもん出してもらえれば、こいちはきちんと仕事をこなします!」俺
ええーきいてないっすよー、おれ嗅ぎに戻ります、と戻ろうとしたのを見えない紐できっちり縛って引き戻す。
おお、紐、解けそうになったぞ?すげータカシ、成長したなー、でもぜってー解かせないけどw
法師も猿も目をこれでもか!ってほど明けっぱなしで瞬きすらしていない。
見えるんか?わかるんか?っすがだなーー
「お、お主ら、なに、やってるんだ??」法師
猿はさすがに口聞くことすらできていない
幼女はまだぺしぺしやっている。気持ちがいいんだろう。
「いやいや、これ見えるなんて人類じゃできないはずなのに、さすがですな!!はっはっは!!」俺
くそー!と、もがき続けるタカシ
「コレも修行の一貫だってわからんのか?タイ人スキル、じゃねー対人スキルバク上げしないと観察眼ができないだろう?それには経験を積むしか無いんだよ?」
・・・・・
どうになタカシは納得(籠絡=言いくるめられた)したようだ。
ちなみにタイ人スキルの最たるものは「生唐辛子の旨いまずいがわかる!」だ。勿論そのまま食って判別する。
皆も試してみよー!!! w
「それはそーと、その幼女はなぜこちらに?」俺
「ふむ、、それはそれは深いわけが会ってだのう」三蔵
わかった、大して理由はないんだな?
「拠点が出来たから可愛い妹に自慢して尊敬を勝ち取りたい、とかですか、、なるほど、、」俺
クッ、、なぜそれを、貴様が、、、by三蔵
「おぜうちゃん、特技とか、あるの?」俺が訊く
「えーとね、スチール(スティールのことだな?盗む、か)と、ウイスパー(囁きだな)と、デシーブ(騙し・・)と、
インテリゲート(聴く、尋問する、とかだったか?)とか、捕縛、連行、透明化、とか、かなー」
・・・・
危険人物だよな?とタカシに囁くと
「は?かわいいじゃないですか?」
全くわかっていないよこいつ!
「おじょうちゃん、帰国っ!!」
シュン!!! 決してこれ以上へんなキャラを増やしたくないからではない。たまたまだ。
「おう、三蔵、てめーあまりふざけてますと、異界送りしますよ?」
・・・・・真っ青大汗な三蔵と猿・・・
「わ、、わかったから、、助長するから、、」
あ?
「間違っただけじゃ、、、自重するからっつ!!!」三蔵
よし。
んじゃ、とタカシを押し付けて、退散する。
はぁーー
食堂端の定位置
「また難儀なのが来ましたよねぇ、、なんか、主さま、そういうの引きつける癖があるんじゃないですか?」メフィ
なんかそーゆー気が、俺もしてきてるんだよ、、
「第一、あのネジクリ曲がったふざけるだけの神共が食いついてきちゃった、ってとこで、その癖(ヘキwで)の尋常ではない強力さがわかるよな?」
まぁ、わかりたくなど無いですけど、、、つか、私関わりたくなくなってきましたね、、、
「いやぜってーてめーを手放さないからな?一蓮托生だからな?」
・・・・・こいつ、、、これが勇者の本性っつ!! byメフィストフェレス
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