車いすの少女が異世界に行ったら大変な事になりました

＝＝＝＝＝＝＝＝第四章＝＝＝＝＝＝＝＝

15•ヴィオレット告白される

初日イクシアにキスされてビックリしたけど今日は別に何もなく朝から馬車に乗って別宅に向かっている会話も変わらず私が気をまわしすぎなのかもしれないいくら何でもイクシアが私を

「ヴィオレット大丈夫疲れてない」　　

「大丈夫です。すいません少し考えごとを」

「そう無理しないでね何かあったら言ってね」

いけない心配させてしまった。もう忘れよう
後半日ぐらいかな王都より涼しい観光地みたいだから楽しみだわ。それから休憩を挟んでようやく目的地に近づいてきた。確かに少し涼しいかもこんな所もあるのね。もう着くみたいね

それから一時間ほど走って別宅についた。確かに本宅よりは小さいけど十分豪邸ね。これから一週間ここで過ごすのね楽しみね。やっぱり王都より空気がおいしいわ避暑地って感じね

それから馬車を降ろされ自分が過ごす部屋に案内された。一人で過ごすには十分広いわね
それからお庭で三人でお茶をして夜はディナーを食べて今は一人だ本当に一人で来たんだみんなどうしてるかな前の世界ではお母さんが忙しくて一人で過ごすのは当たり前だったのに今は家族がいてくれるのが日常だったから少し寂しいかもでも明日からも楽しい事があるから早く寝ないといけないわね　

トントン　誰かな

「ヴィオレット少しお話しましょう」

「イクシアはいどうぞお入りになって」

「ごめんなさい疲れてるのに押しかけて」

「大丈夫少し寂しかったから助かったわ」
　
「そう一人で遠出は初めてだったわね」

「恥ずかしいわもうこの年なのに」

「年は関係ないわよそれだけ幸せなんじゃないかしら」

「そうね今はとても幸せだわ」

「ごめんなさい私の話ばかりで何か話があったんじゃないかしら」

「そうね昨日の話の続きなんだけど」

「結婚の話が出てるっていう話ね」

「そう貴族だから知らない人とも結婚しなければいけないのは分かってるんだけど」

「やっぱり結婚は嫌なのもう少し時間はもらえたりしないの」

「それは難しいわ向こうの都合もあるしまずは婚約を結ばないといけないから」

「そうよね私ではどうにも出来ないけどずっとイクシアのお友達よ」

「ありがとうヴィオレット私ね貴方の事好きなの女同士でおかしいかも知れないけど」

どうしよう告白されてしまいましたこれはどうしたらいいんでしょうかイクシアは大切な友達ですでもそれ以上の関係にはなれません