僕っ子聖女は男と女の二つの性を持って育ち女性たちに愛されて喜びや苦しみを知り大聖女になる話

＝＝第十一章僕っ子聖女は変調を調べる＝＝

1•僕が知らないところで事が動きだす

それからみんなで聖教国にやって来ました何がおきてるでしょうかはっきりしません今日はオリーと一緒に寝ます

「なんともいえない気持ちだよオリー」

「そうね私も少し嫌な感じはするわよ」

「うぅん」「大丈夫マギーしっかりして」

「大丈夫よ私よ」「もしかしてウィズ」

「そうよ私よ何だか二人とも感じたわね」

「そうなの私も手紙をもらうまではね」

「それはねきっと聖女特有の能力だわ」

「それはどういう事なの分からないわ」

「なにか良くない前兆が分かるの聖女は」

「そうなの知らなかったわ聖女なのにね」

「仕方ないわ平和が長く続けばね」

「それってウィズが生きた時代は違うの」

「そうね３００年前かしら私の時代はね」

「そんなに昔からあそこにいたのね」

「そうよきっとそれだけ無念だったのね」

「３００年前はどんな時代なのかしらね」

「そうお祖母様が魔王を封印した後だわ」

「魔王なんているの知らなかったわ」

「そうよねこの平和な時代に魔王なんて」

「それはマギーの変調と関係あるかしら」

「分からないわまだ調べてみないとね」

「どうやって調べればいいのかしら」

「そうね大きな国なら文献が残ってるわ」

「私たちの国でも一度調べてみるわ」

そしてみんなは動きだす