僕っ子聖女は男と女の二つの性を持って育ち女性たちに愛されて喜びや苦しみを知り大聖女になる話

＝＝第四章僕っ子聖女のひと夏の思い出＝＝

1•僕はリリーと一緒に辺境に帰ろう

お姉様とお別れして寮の玄関ホールに行ったリリーはもう待ってたみたいだ。

「ごめんね待たせたかなリリー」

「大丈夫よ今来たところだから」

「そうならよかったさあ行こうか辺境に」

「マギーの領地に行くの凄く楽しみだわ」

「あまり観光地ではないけど自然が多くていい所だからゆっくり出来るよ」

こうして借りておいた馬車に乗って辺境に帰る一週間後はリリーが一人で帰るけど僕が護衛したほうがいいのかな相談しないと

「リリーここから５日ぐらいだからのんびり帰ろうどこか寄りたい所があったら何時でも言ってね」

「ありがとうマギー隣国は初めてだから楽しみだわ」

そうして馬車は街をぬけ国境を目指して走る国境までは３日ぐらいかなその間は宿をとってゆっくり帰ればいいかなそういえばリリーと一緒の部屋で寝るんだよね緊張して寝れるか心配だな大丈夫かな

「マギー何か考え事かしら大丈夫」

「ごめんね女の子と旅するの初めてだから少し緊張してただけだよ」

「そうね私も家族以外の人との旅は初めてだわマギーと一緒ね」

こうして話ながら順調に旅は進み夕方ごろに町についた。今日はここで宿をとる

「リリー宿は二人部屋で大丈夫かな」

「うん大丈夫よマギーと一緒なのね」

「そうだね何かあるといけないから」

「そうだね女の子が一人は危ないわ」

こうして二人部屋をとって部屋に入った二人一緒かなんだか恋人みたいで少しドキドキするなリリーはどうなんだろう意識するものなのかな大丈夫だ