名も無き農民と幼女魔王

寺田諒

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第二部 第三章

粗朶作り

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 ソフィは喉の奥まで丸見えになるほど大きく口を開き、そこからあくびを出した。



「ふわー……、んあ」



 目を瞬かせてからゆっくりと息を吸い込む。少しばかり眠気を感じ、小さく首を振った。蔵の中では鶏小屋作りが着々と進んでいる。その様子を見ていると、リディアの活躍がよくわかった。

 木材を大きく切り出すために、リディアは公爵家に伝わる宝剣を存分に使っている。本来、木を切るとなれば斧やノコギリなどを使わなければいけない。その上、丸太を切断したり板に加工するとなれば時間がかかる。しかし、リディアは大の男が作業しても時間がかかる部分を一気に進めてしまっている。



 アデルはリディアが用意した木材をさらに適当な大きさに揃えていく。台カンナやノミを使い、シシィの指示通りに材料を作っていた。

 シシィは主に寸法を測ったり、木材に墨で線を引いたりといった作業をしている。



 そんな三人の仕事ぶりを眺めていると、自分はいらないのではないかと思ってしまえた。

 アデルはすでに額に汗が浮かんでいる。リディアは涼しい顔だし、シシィは何やら真剣な表情で長さなどを測っている。



 落ちた木屑などを箒とチリトリで回収して回っているのだが、こんな作業は別に今やらなくてもいいのではないかと思えた。最後の最後にまとめてやってしまえばすぐに済むだろう。



 こんなお情けのような仕事を割り振られたことに腹は立つが、かといって大工仕事をしろと言われてもできるはずもない。リディアのように木が切れるわけでもないし、アデルのように細かいことができるわけでもない。シシィがやっているような仕事も自分には無理だろう。





 リディアは大体の仕事を終えたらしく、汗も掻いてないのに額を拭う動作をした。

 切られたばかりの木材を見ていると、剣で切ったとは思えないほどによく揃っている。



「おお、なんと、どれも幅がピッタリではないか」

「でしょー、あたしね、長さとか幅とか大きさとか、見ただけでパッて把握できるのよ」

「凄い特技じゃのう」

「だからおっぱいの大きさとかも見たらすぐにわかるわ」

「無駄な使い道じゃのう」



 得意顔のリディアに呆れてしまう。

 確かにリディアがいくら優れた剣技を持っていても、剣を振り下ろす対象までの距離や、どの地点に振り下ろすのかという判断をするためには優れた測距の技術が必要になる。



 思えばリディアは自分の足を見ただけでピッタリと合う靴を手に入れていた。

 肉体的な強さのみならず、優れた目もまたリディアの強さの秘訣なのだろう。









 リディアは自分の仕事は終わったと思ったのか、剣を綺麗にする作業を始めた。一応大事にはしているらしく、その刃を矯めつ眇めつしてから布で綺麗に拭き取っている。

 とりあえず、リディアが離れた隙をついて床の掃き掃除をしておこう。



 箒で木屑を寄せ集めていると、リディアが剣を鞘に戻してからベッドの中へと放り込んだ。それからみんなに聞こえるような声で言う。



「カールちゃんが来たみたいね」

「カールじゃと?」



 顔を上げる。蔵の入り口のほうへ目を移すと、何かを抱えたカールと目が合った。カールは朝日よりも眩しい笑みを浮かべると、小走りに蔵のほうへと駆け寄ってきた。

 それから蔵の中に入ってくると、開口一番明るい声を出した。



「おはようございます」



 カールの頬は朱が差していて、鮮やかな金髪はまるで春の陽光のように煌いている。血色が良いところを見るに、おそらく走ってここまでやってきたのだろう。

 みんな口々に挨拶を返した後、アデルがカールの前に立った。



「カール、昨日も言ったが、そこまで気にせんでよいのに」

「でも、僕がわがままを言ったからアデル兄ちゃんが」

「そいうことはわしも覚悟の上で鶏を引き取ったわけでじゃな、カールがそこまで気にするようなことではなかろう」

「でも、お父さんも持っていけって」

「ふーむ、では仕方がないのう」



 どうやらカールは礼として卵を持ってきたらしい。それとあの鶏用のエサなのか、麻袋を持っている。中身はおそらく穀物か何かだろう。

 アデルはカールから卵の入った籠を受け取った。その籠はまるで鳥の巣のような構造と大きさをしている。卵を入れるにはちょうど良さそうだ。



 アデルは卵とエサを受け取り、再びカールと何事か話し始めた。

 箒で掃除をしながらカールの横顔を眺める。気のせいかもしれないが、アデルに対して随分とキラキラした目を向けているように感じる。尊敬の念がカールの細い体から溢れてしまっているようだ。





「カールめ、そんな可愛い顔で見つめおって」



 見ていると、アデルもどこかデレデレしているようにも見えた。カールからすれば、アデルは大事にしていた鶏を助けてくれた恩人なのだろう。もうすぐ死ぬはずだった鶏を助けてもらったのだから、感謝の気持ちが生まれてもおかしくはない。

 兄弟のような関係ならば微笑ましいかもしれないが、カールの顔立ちが可愛いせいでどうにも歪んで見えてしまう。

 もしかしたらアデルもデレデレしてないのではないかと思って一度目を擦ってみたが、やはりデレデレとだらしない顔をしているように見えた。



「これアデルよ、いつまでもカールとお喋りをしておる場合ではないのじゃ」

「おっと、そうじゃった」



 アデルはやや高い声の調子でそう言った。カールと話している時に少しばかり調子に乗っていたから、低い声に切り替えられなかったのだろう。アデルは一旦咳払いをしてからカールに言った。





「うむ、手伝ってくれるというカールの気持ちはありがたい。わしらだけでどうにかするつもりであったが、カールにも手伝ってもらうとしよう」

「うん! 任せて、僕なんでもするよ!」



 カールは意気込んでいるのか拳をぐっと握り締めた。手伝うらしいが、カールに大工仕事などできるのだろうか。

 そう考えていると、アデルがこちらに顔を向けた。



「ソフィはカールと一緒になって粗朶作りをしてくれ」

「そだ? なんじゃそれは」

「粗朶というのはじゃな、えーと、なんじゃ、細い枝やらをひとまとめにしてじゃな、えー、束にしたものじゃな。まぁ詳しいことはカールに聞いてくれ」

「適当じゃのう」

「はっはっは、しかし重要な仕事じゃ。とりあえずは粗朶で柵を作ろうと思っておるでのう。鶏が一羽であれば大層な柵などいらん。粗朶で十分じゃ」

「ふむ、つまり枝を拾い集めるわけじゃな」

「そういうことじゃ。束にするのはカールがやってくれるでな」



 アデルはそう言って頷いた。おそらくカールは最初からこの仕事をカールと自分に任せるつもりでいたのだろう。アデルはカールが来るのではないかと考えていた。そしてどのような作業をさせるのかも考えていたのだろう。



 リディアはカールに近づき、笑みを浮かべながら言った。



「寒いから気をつけてねカールちゃん」

「は、はい!」



 カールは何やら頬を染めながらそう言った。その横顔を見ていると、カールが不憫に思えてならない。どうやらカールはリディアに惚れてしまったようだ。

 リディアのような美人を見ればそれも仕方がないことなのかもしれないが、カールの望みが叶うことはないだろう。ここは友人としてカールの燃え上がっている気持ちに水を差してやらなければいけない。





 とりあえず、コソコソとリディアの後ろへと移動した。カールからはこちらの姿はリディアの影になって見えないだろう。



「よし、ここらへんでよいのじゃ」



 リディアの後ろあたりに陣取り、軽く膝を曲げた。それから袖をまくって腕を出し、唇を肘の内側あたりに付けた。そこへ一気に息を吹き込む。



 ぶぼぼっ! と、勢いの良い音が鳴った。



 すかさず言う。



「おーっと! リディアよ、こんなところで盛大におならとは恥ずかし、ぎゃん!!」



 振り向いたリディアに思い切り頭を叩かれた。目の裏で火花が飛ぶような衝撃の中、リディアがこちらの肩を思い切り揺さぶってきた。



「何してるのよソフィ! まったくもー、イタズラなんかしちゃって、違うからね、あたしじゃないわよ!」



 そう言いながらリディアがアデルに視線を向けている。アデルは宥めるように手を伸ばしている。



「お、おお、わかっておる。じゃからソフィをそれ以上揺さぶるでない。ソフィの首がカックンカックンしておる」

「もー、ソフィったら、そんなイタズラなんかしてたらダメでしょー」



 くわんくわんと視界が揺れる中、リディアは赤い顔でそう告げてきた。

 ことを見守っていたシシィがぽつりと言う。



「今のはソフィが悪い」





























 林の中に入ると何故か寒さが和らいだような気がした。日が当たっていないのだから実際にはこちらのほうが寒いはずなので、気分の問題だろう。



「うむむ、まだ痛いのじゃ……」



 リディアに頭を叩かれたせいで、頭頂が痛む。もちろん、リディアは手加減はしていただろう。そうでなければ頭の骨ごと陥没していたに違いない。



「ソフィちゃんがあんなことするから」

「なんじゃと!? 元はと言えばカールが悪いのじゃ!」

「え? 僕?」



 カールはキョトンとしている。理由を説明してやろうかと思ったが、それをすればカールを無駄に傷つけることにもなるだろう。別に傷つけてもいいような気もしたが、ここは自分のほうが大人なのでグッと我慢してやることにした。



「フン、お子さまのカールにはわからんのじゃ。それより、粗朶を作ると言っておったが要領はわかっておるのか?」

「うん、大丈夫だよ。枝を集めてひとまとめにすればいいだけだから。焚き木と違って生っぽい枝でも大丈夫だから、きっとすぐ終わるよ」

「ふむ、ならばよいが」



 そう言ってからカールの腰元に視線を落とす。そこにはアデルから預かった小さな手斧がぶら下がっている。小さい斧とはいえ、カールが腰に差しているとそこそこ大きなものに見えた。

 カールはこの手斧を受け取った時は実に嬉しそうな顔をしていた。こういうものを任されるというのは、信頼されているということとほぼ同じだからだろう。

 斧の刃の部分は革製の鞘で覆われている。カールは腰から斧を引き抜き、その鞘を外した。銀色に光る斧の刃が、薄暗い林の中ではよく目立った。





「よーし、がんばるぞ」



 カールは意気軒昂といった様子だが、こちらはリディアに揺さぶられたせいでまだ世界が揺れているような気がしてならない。林に立つ木々もまるで揺らめいているかのようだ。



「うむ、ではそのようにすればよいのか妾に教えるのじゃ」

「えっとね、ソフィちゃんはこういう感じの枝とかを拾い集めてもらおうかな」

「ふむ、わかったのじゃ。拾って持ってこればよいのじゃな」

「うん」



 カールが示した枝を見る限り、その太さは大体人の指くらいだった。そういう枝を拾い集めて束にし、それを柵として使うのだろう。カールは集めた枝などを斧で長さを調節したり、束ねたりといった作業をするようだ。



 まずは二人で林の中を歩き回り、枝を拾い集める。



「なんじゃ! ぬるってしたのじゃ! ぬるって!」



 枝の中には朽ちかけのものもあったようで、地面と接する部分が腐食しているものもあった。そこらへんの木で手を拭い、再び枝拾いに取り掛かる。

 着火に使うような枯れ木とは違い、まだ生っぽいものでも良いらしい。そうなると特に困難もなく枝を拾い集めることができた。



 ある程度集まったところで、カールは太めの枝を斧で調節し、長さがカールの身長ぐらいになるように切断した。

 それから集めた枝などを縄の上に置き、膝で体重をかける。ある程度枝の束を圧縮したところで、カールは縄を使って枝の束を作った。



「ふむ、粗朶というのはこういうものなのじゃな」

「うん、それでっと」



 カールはさっき作った長い枝を束の間に差し込んだ。どうやらさっきの太い枝は天秤棒の代わりとして使うつもりだったらしい。太い枝の両端に作ったばかりの粗朶をいくつか刺しこんでから、カールは一気に持ち上げた。



「じゃあ一回持って行くから一緒に行こっか」

「いや待つのじゃカール」

「え?」

「妾だけ手ぶらで帰るのでは意味が無いのじゃ。カールが一人で戻るがよい。妾はその間に一人で枝を集めるのじゃ」



 そうすれば再びカールが戻ってきた時にすぐ次の粗朶を作ることができるだろう。一緒に戻ったところで何の意味も無い。

 しかしカールは困惑した表情を浮かべている。



「えっと、でも、僕、ソフィちゃんを林の中で一人にはできないし」

「なんじゃとーっ!! 妾は別に一人でも問題ないのじゃ!」

「で、でも、危ないかもしれないし」

「危険など無いのじゃ!」

「野生動物とか来るかもしれないし、悪い人とか出たりとか、転んで怪我したりとか」

「おのれカールめ! 妾を何じゃと思っておるのじゃ!」



 なんという侮辱だ。自分ひとり置いていくと危ないかもしれないから、わざわざ同行させようというのだ。まるで子ども扱いだ。



「おのれ、妾を虚仮にしおって」

「でもソフィちゃんさっき苔で転びそうになってたし」

「なっておらんわ!」



 倒れた木の上に乗った瞬間、苔で滑りそうになっただけだ。転びそうにはなっていない。

 カールは困惑顔でなおも続けた。



「それに僕、アデル兄ちゃんからソフィちゃんのことをよろしく頼むって言われてるし」

「妾はカールによろしく頼まれる筋合いは無いのじゃ」



 林で枝を拾うくらいのことで一体何をよろしくする必要があるのか。



「それに、枝は僕が持っていかないと」 

「ふん、では妾がその粗朶を担いで持って帰るのじゃ」

「でも重たいよ」

「そのぐらい妾にかかればちょちょいのちょいなのじゃ」



 所詮は枝の集まり、大した重さではないだろう。

 カールが束ねた枝を持ち上げてみたが、案の定大した重さではなかった。



「別に問題は無いのじゃ」

「でもずっと持ち続けると大変だし」

「ふん、妾を侮るでない」



 この程度の重さなら家まで持って帰ることは難しくないだろう。

 カールは諦めたのか息を吐いた。



「じゃあソフィちゃんに持ってもらうよ。僕は後ろからついていくから」

「なんじゃカール! 乙女に重たいものを持たせて一人手ぶらでついてくるつもりか!」

「ええっ?! でもソフィちゃんが持つって」

「まったく、女の代わりに重たいものを持つのは男の役目なのじゃ。そうせねば女に嫌われるのじゃ。それは困るであろう」

「え、えーと……、うん」



 カールは急にモジモジして視線を逸らしてしまった。おそらくリディアのことを考えているのだろう。カールがリディアに惹かれる気持ちはよくわかるが、その気持ちが通じることはない。そうなるとカールは無駄に傷ついてしまうことになる。

 できるだけ穏便に諦めさせてやりたかったが、さっきは失敗してしまった。



 カールの気持ちがどんどん積もって雪崩を起こす前に対処してやるのが優しさというものだろう。カールが無駄に傷つくのを回避しようとして、あまり時間がかかるのもよくないかもしれない。

 傷が深くなる前にすっぱりと諦めさせてやったほうがいいだろう。





「うむ、カールよ。よく聞くのじゃ」

「え?」

「時にカールよ、カールも一人の男。そろそろ女に興味が出てもおかしくはない年頃なのじゃ」

「え、ええ?!」



 カールは驚いているのか急にそわそわしだした。



「うむ、落ち着くのじゃ。別にカールを馬鹿にしておるわけではない。カールもそういうお年頃とかいう奴なのじゃ。妾はよく知っておる。おばちゃんが言っておったのじゃ」

「いや、僕は、その」





 カールはうろたえているのか視線の先をさまよわせている。

 とにかく、カールがリディアを諦めるように仕向けなければいけない。今後もカールがリディアを思い続けてもそれは無益なことだし、長い間好きでいた人と上手くいかないとわかれば盛大に傷つくだろう。



 どうやってカールの気持ちを静めるべきか悩む。

 リディアの悪いところを散々教え込めば諦めるだろうか。しかしあんまり大きな嘘を言い過ぎてリディアにそれが伝わるとまた痛い目に遭いそうな気がしてならない。



「よし、カールよ、よく聞くのじゃ。妾が女のことについて教えてやるとするのじゃ。妾が一肌脱ぐのじゃから真剣に聞くのじゃ、よいな」

「え、えええっ?!」



 カールは盛大に顔を真っ赤にしている。カールの今後のためにここはリディアへの気持ちを絶たせてやるべきだろう。













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