145 / 687
番外編【ネタバレ注意】
書籍化お礼番外編『セバスさんとお仕事編』ロシアンルーレット
しおりを挟む
私達は裏の事務所に通された…そこは表の煌びやかな雰囲気とは真逆で薄暗く装飾など一切ない簡易的な造りの部屋だった。
それは決して客に見せるような場所ではなかった。
私はチラッとセバスさんを見ると、セバスさんが不安そうな顔をしている。
あー…なるほど…怯えた方がいいのかな
私はセバスさんの足にくっ付くと不安そうな顔で見上げた。
その姿にセバスさんが口元を押さえる。
あれ?
なんか喜んでる?
可笑しいなとセバスさんの顔を覗き込もうとするが顔を逸らされてしまった。
「さてと…ここにでも座って頂けますか?すみませんね、裏は従業員だけなので散らかってまして」
先程よりも高圧的な話し方をされる。
「すみませんが勝った分のお金を頂けますか?貰ったら直ぐにでも帰りますので…」
セバスさんは指し示されたソファーには座らずに私を抱き上げてそう答えた。
「すみませんがそれは出来ませんね…」
ニヤリと笑い腕を組んでソファーにもたれかかった。
「何故ですか?」
「そこの子供にイカサマの疑惑があります…ここでのイカサマが見つかった場合のルールを知っていますか?」
いいえとセバスさんが首を振った。
「イカサマが見つかった場合金銭は全て没収…そしてその倍の金額を賠償金として支払って貰います…もし払えないようであれば…奴隷になってもらいます」
「そ、そんなぁー!」
私がわざとらしく口に手を当てた。
「私イカサマなんてしてないよ!」
「そんなのは口ではなんとでも言えるんだよお嬢さん」
男がニヤニヤと私を見ると、セバスさんがスっと動かして視線を逸らした。
ピリッと空気が冷たくなる…あれ?セバスさん?怒ってる?
セバスさんにぎゅっと掴まり顔を見上げた。
「大丈夫ですか?」
そっと囁かれるので
「セバスさんがいますから…大丈夫です」
私には何の不安もなかった。
すると空気がふっと柔らかくなる…
「しかしイカサマをしたという証拠などありませんが?そもそもしてませんから」
「そ、それは…」
男が顔を顰めて歯をギリッと噛む。
「でもしてないと言う証拠もないよな…絶対にあんな事は有り得ない、俺は絶対にあの穴に入れたのに…」
最後にディーラーをしたお兄さんがこちらを睨んだ。
「そこで…コレで俺と勝負しろ!コレでお前が勝てたら金を払う…しかし負けたらイカサマを認めて貰う」
そう言ってボタンがたくさんのあるスイッチの様なものを取り出した。
「なんですか?」
私はそれがわからずに覗き込もうと身を乗り出すと、セバスさんが抱き直して私を隠すようにした。
頭まですっぽりと抱きかかえられる。
えー!
私はドキドキして戸惑ったがセバスさんの顔は真剣なものだった。
「それは、爆弾ですよね…そんな物騒な物で何をしようと言うのですか?」
えっ?あれ爆弾なの?
セバスさんからの抱きかかえられたすき間からもう一度それを見た。
分厚いボードの上にボタンがランダムに付いている。
なんかでっかい電卓のような形に不規則にボタンが付いている感じだ。
どうやって爆発するんだ?
「これは爆弾を改造した新しいゲームですよ、順番にボタンを押していく…そして起爆ボタンは一つだけ…先にそのスイッチを押した方が負けだ」
「負け…というより怪我ではすみませんよね」
セバスさんが男を睨むと
「大丈夫、火薬は減らしている。まぁ腕は吹き飛ぶけどな、イカサマをする悪い手は無い方がいいだろ?」
男は余裕で笑っていた、あれにも何かカラクリがあるのかな?
「我々がそんな危ないゲームをする必要性が分かりません」
「これもゲームだよ!イカサマじゃないと言うならこれに勝って気持ちよく金を受け取ればいい」
これをやらない限り金は払わない…そう暗に言っているようだった。
まぁいいけど…私はセバスさんに下ろして貰うと
「わかりました…」
了承して前に一歩踏み出す。
「駄目です」
するとセバスさんが止めた。
「?セバス…私なら大丈夫…だよ?」
「ミヅキさん…」
さん…って呼んだ、って事はこれはセバスさんとしてやらせたくないって事か…
その顔は心配で仕方ないと綺麗なまゆが限界まで下がっていた。
何処までも優しい人だな…
私は苦笑してしまう。
「大丈夫です、私は強運の持ち主ですよ!あんなゲーム絶対に負けません」
「し、しかし…万が一と言うことが、ここは私がやります。私なら爆弾くらいどうにかなるでしょう」
「それこそ駄目です。これはお嬢様として命令します!セバスは黙って私の勝負を見てなさい!」
びっ!と指を立ててセバスさんを騙させた!
「決まったな!、さぁお嬢ちゃんここに座りな」
汚いソファーに座れと言われる。
他の人達はそこから離れた部屋の隅にいればどうやら爆発には巻き込まれないようだ…この感じだと何度もこの勝負をしているのだろう。
セバスさんも避難したかな?と後ろを振り返ろうとすると…また抱かれてその膝に座らされた。
「え?」
「はっ?」
私も驚くが相手のお兄さんも驚いている。
セバスさんは汚いソファーに座ってその上に私を座らせた。
「私達は一蓮托生です、最後までお付き合いさせて下さい…お嬢様…」
にっこりと微笑んだ。
「セ、セバス…」
「問題無いですよね?」
セバスさんは相手に確認する。
「セ、セバスさん危ないですよ…」
私がコソッと声をかけると、
「言う事を聞かない悪い娘にはこのくらい問題ないですよね」
ニコリと笑われる。
あーちょっと怒ってるなこりゃ…しかも爆発したら捨て身で助けるつもりなんだろう…
絶対引く気のないセバスさんに私は俄然負けられないと気合いを入れた!
そんな私達にもにディーラーのお兄さんは笑っている。
「要はお前も怪我したいって事だろ?こっちは問題ない。さてルールは簡単だ、順番にボタンを押していく。先に起爆ボタンを押した方が負けだ、いいな?」
「うん!了解だよ!最後の一個になったらどうするの?」
「それも押さなきゃならない…怪我をするとわかってるのに押せるかな?」
ニヤッと笑って脅かしてくる。
「うん、大丈夫。じゃあどっちから?」
私はそんな脅しをスルーして先を促した。
「こ、この…」
まぁいい…男はムカつく反応にフーっと気を沈めた。
このゲームはこちらの勝ちが決まっている…何故なら起爆ボタンがどれかこちらはわかっているからだ…、よく見ないと分からないが微かに跡が付いている…後はそれを押さないようにするだけ…
単純だが爆弾と言うだけでビビって確認もしない…コレで何人の腕が吹き飛んだ事か…
あんなそばにいればあの男もタダではすまないだろう。
俺はもう勝ちを確信して笑うのを必死に抑えた。
「ちょっとどんなのか見ていいですか~」
しかしそんな俺の考えに反してその子供は雑に爆弾を持ち上げた…
落とせば爆発は免れない…なのにその小さい手で興味深げに動かして見ている。
「あれ?なんかここ汚れてる…綺麗に拭いときますね」
しかもあろう事か目印に気が付きそれを消した…
ゾクッ…
部屋の空気が変わった…さっきまでこちらに吹いていた風が向きを変えた?
あの子供…わかって…いやまさか…
しかし気にした感じもなくその後もボタンを軽く押そうとして執事の男に怒られていた…
気のせいか…
しかし勝負は五分と五分…ランダムなボタンのおかげで印の場所がわからなくなってしまった…しかし端は大丈夫なはず…
爆弾を戻され子供はこちらに向き合うと…
「じゃあ始めましょっか!」
まるで遊びにでも行くような感じで笑っていた…
その笑顔に悪寒が走る…
「じゃあまずはどっちが先か決めるんですよね?」
「あ、ああ…」
「どっちが有利かなぁ~」
「そうですね…ミヅキ様なら先行が良いかと…」
執事が答えると子供はそうだね!と頷いた。
「先行後攻はコインで決める…まずは裏か表か決めろ」
「表!」
子供は間髪入れずに答えた。
それは決して客に見せるような場所ではなかった。
私はチラッとセバスさんを見ると、セバスさんが不安そうな顔をしている。
あー…なるほど…怯えた方がいいのかな
私はセバスさんの足にくっ付くと不安そうな顔で見上げた。
その姿にセバスさんが口元を押さえる。
あれ?
なんか喜んでる?
可笑しいなとセバスさんの顔を覗き込もうとするが顔を逸らされてしまった。
「さてと…ここにでも座って頂けますか?すみませんね、裏は従業員だけなので散らかってまして」
先程よりも高圧的な話し方をされる。
「すみませんが勝った分のお金を頂けますか?貰ったら直ぐにでも帰りますので…」
セバスさんは指し示されたソファーには座らずに私を抱き上げてそう答えた。
「すみませんがそれは出来ませんね…」
ニヤリと笑い腕を組んでソファーにもたれかかった。
「何故ですか?」
「そこの子供にイカサマの疑惑があります…ここでのイカサマが見つかった場合のルールを知っていますか?」
いいえとセバスさんが首を振った。
「イカサマが見つかった場合金銭は全て没収…そしてその倍の金額を賠償金として支払って貰います…もし払えないようであれば…奴隷になってもらいます」
「そ、そんなぁー!」
私がわざとらしく口に手を当てた。
「私イカサマなんてしてないよ!」
「そんなのは口ではなんとでも言えるんだよお嬢さん」
男がニヤニヤと私を見ると、セバスさんがスっと動かして視線を逸らした。
ピリッと空気が冷たくなる…あれ?セバスさん?怒ってる?
セバスさんにぎゅっと掴まり顔を見上げた。
「大丈夫ですか?」
そっと囁かれるので
「セバスさんがいますから…大丈夫です」
私には何の不安もなかった。
すると空気がふっと柔らかくなる…
「しかしイカサマをしたという証拠などありませんが?そもそもしてませんから」
「そ、それは…」
男が顔を顰めて歯をギリッと噛む。
「でもしてないと言う証拠もないよな…絶対にあんな事は有り得ない、俺は絶対にあの穴に入れたのに…」
最後にディーラーをしたお兄さんがこちらを睨んだ。
「そこで…コレで俺と勝負しろ!コレでお前が勝てたら金を払う…しかし負けたらイカサマを認めて貰う」
そう言ってボタンがたくさんのあるスイッチの様なものを取り出した。
「なんですか?」
私はそれがわからずに覗き込もうと身を乗り出すと、セバスさんが抱き直して私を隠すようにした。
頭まですっぽりと抱きかかえられる。
えー!
私はドキドキして戸惑ったがセバスさんの顔は真剣なものだった。
「それは、爆弾ですよね…そんな物騒な物で何をしようと言うのですか?」
えっ?あれ爆弾なの?
セバスさんからの抱きかかえられたすき間からもう一度それを見た。
分厚いボードの上にボタンがランダムに付いている。
なんかでっかい電卓のような形に不規則にボタンが付いている感じだ。
どうやって爆発するんだ?
「これは爆弾を改造した新しいゲームですよ、順番にボタンを押していく…そして起爆ボタンは一つだけ…先にそのスイッチを押した方が負けだ」
「負け…というより怪我ではすみませんよね」
セバスさんが男を睨むと
「大丈夫、火薬は減らしている。まぁ腕は吹き飛ぶけどな、イカサマをする悪い手は無い方がいいだろ?」
男は余裕で笑っていた、あれにも何かカラクリがあるのかな?
「我々がそんな危ないゲームをする必要性が分かりません」
「これもゲームだよ!イカサマじゃないと言うならこれに勝って気持ちよく金を受け取ればいい」
これをやらない限り金は払わない…そう暗に言っているようだった。
まぁいいけど…私はセバスさんに下ろして貰うと
「わかりました…」
了承して前に一歩踏み出す。
「駄目です」
するとセバスさんが止めた。
「?セバス…私なら大丈夫…だよ?」
「ミヅキさん…」
さん…って呼んだ、って事はこれはセバスさんとしてやらせたくないって事か…
その顔は心配で仕方ないと綺麗なまゆが限界まで下がっていた。
何処までも優しい人だな…
私は苦笑してしまう。
「大丈夫です、私は強運の持ち主ですよ!あんなゲーム絶対に負けません」
「し、しかし…万が一と言うことが、ここは私がやります。私なら爆弾くらいどうにかなるでしょう」
「それこそ駄目です。これはお嬢様として命令します!セバスは黙って私の勝負を見てなさい!」
びっ!と指を立ててセバスさんを騙させた!
「決まったな!、さぁお嬢ちゃんここに座りな」
汚いソファーに座れと言われる。
他の人達はそこから離れた部屋の隅にいればどうやら爆発には巻き込まれないようだ…この感じだと何度もこの勝負をしているのだろう。
セバスさんも避難したかな?と後ろを振り返ろうとすると…また抱かれてその膝に座らされた。
「え?」
「はっ?」
私も驚くが相手のお兄さんも驚いている。
セバスさんは汚いソファーに座ってその上に私を座らせた。
「私達は一蓮托生です、最後までお付き合いさせて下さい…お嬢様…」
にっこりと微笑んだ。
「セ、セバス…」
「問題無いですよね?」
セバスさんは相手に確認する。
「セ、セバスさん危ないですよ…」
私がコソッと声をかけると、
「言う事を聞かない悪い娘にはこのくらい問題ないですよね」
ニコリと笑われる。
あーちょっと怒ってるなこりゃ…しかも爆発したら捨て身で助けるつもりなんだろう…
絶対引く気のないセバスさんに私は俄然負けられないと気合いを入れた!
そんな私達にもにディーラーのお兄さんは笑っている。
「要はお前も怪我したいって事だろ?こっちは問題ない。さてルールは簡単だ、順番にボタンを押していく。先に起爆ボタンを押した方が負けだ、いいな?」
「うん!了解だよ!最後の一個になったらどうするの?」
「それも押さなきゃならない…怪我をするとわかってるのに押せるかな?」
ニヤッと笑って脅かしてくる。
「うん、大丈夫。じゃあどっちから?」
私はそんな脅しをスルーして先を促した。
「こ、この…」
まぁいい…男はムカつく反応にフーっと気を沈めた。
このゲームはこちらの勝ちが決まっている…何故なら起爆ボタンがどれかこちらはわかっているからだ…、よく見ないと分からないが微かに跡が付いている…後はそれを押さないようにするだけ…
単純だが爆弾と言うだけでビビって確認もしない…コレで何人の腕が吹き飛んだ事か…
あんなそばにいればあの男もタダではすまないだろう。
俺はもう勝ちを確信して笑うのを必死に抑えた。
「ちょっとどんなのか見ていいですか~」
しかしそんな俺の考えに反してその子供は雑に爆弾を持ち上げた…
落とせば爆発は免れない…なのにその小さい手で興味深げに動かして見ている。
「あれ?なんかここ汚れてる…綺麗に拭いときますね」
しかもあろう事か目印に気が付きそれを消した…
ゾクッ…
部屋の空気が変わった…さっきまでこちらに吹いていた風が向きを変えた?
あの子供…わかって…いやまさか…
しかし気にした感じもなくその後もボタンを軽く押そうとして執事の男に怒られていた…
気のせいか…
しかし勝負は五分と五分…ランダムなボタンのおかげで印の場所がわからなくなってしまった…しかし端は大丈夫なはず…
爆弾を戻され子供はこちらに向き合うと…
「じゃあ始めましょっか!」
まるで遊びにでも行くような感じで笑っていた…
その笑顔に悪寒が走る…
「じゃあまずはどっちが先か決めるんですよね?」
「あ、ああ…」
「どっちが有利かなぁ~」
「そうですね…ミヅキ様なら先行が良いかと…」
執事が答えると子供はそうだね!と頷いた。
「先行後攻はコインで決める…まずは裏か表か決めろ」
「表!」
子供は間髪入れずに答えた。
343
お気に入りに追加
23,205
あなたにおすすめの小説
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
収容所生まれの転生幼女は、囚人達と楽しく暮らしたい
三園 七詩
ファンタジー
旧題:収容所生まれの転生幼女は囚人達に溺愛されてますので幸せです
無実の罪で幽閉されたメアリーから生まれた子供は不幸な生い立ちにも関わらず囚人達に溺愛されて幸せに過ごしていた…そんなある時ふとした拍子に前世の記憶を思い出す!
無実の罪で不幸な最後を迎えた母の為!優しくしてくれた囚人達の為に自分頑張ります!
野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。
「デブは出て行け!」と追放されたので、チートスキル【マイホーム】で異世界生活を満喫します。
亜綺羅もも
ファンタジー
旧題:「デブは出て行け!」と追放されたので、チートスキル【マイホーム】で異世界生活を満喫します。今更戻って来いと言われても旦那が許してくれません!
いきなり異世界に召喚された江藤里奈(18)。
突然のことに戸惑っていたが、彼女と一緒に召喚された結城姫奈の顔を見て愕然とする。
里奈は姫奈にイジメられて引きこもりをしていたのだ。
そんな二人と同じく召喚された下柳勝也。
三人はメロディア国王から魔族王を倒してほしいと相談される。
だがその話し合いの最中、里奈のことをとことんまでバカにする姫奈。
とうとう周囲の人間も里奈のことをバカにし始め、極めつけには彼女のスキルが【マイホーム】という名前だったことで完全に見下されるのであった。
いたたまれなくなった里奈はその場を飛び出し、目的もなく町の外を歩く。
町の住人が近寄ってはいけないという崖があり、里奈はそこに行きついた時、不意に落下してしまう。
落下した先には邪龍ヴォイドドラゴンがおり、彼は里奈のことを助けてくれる。
そこからどうするか迷っていた里奈は、スキルである【マイホーム】を使用してみることにした。
すると【マイホーム】にはとんでもない能力が秘められていることが判明し、彼女の人生が大きく変化していくのであった。
ヴォイドドラゴンは里奈からイドというあだ名をつけられ彼女と一緒に生活をし、そして里奈の旦那となる。
姫奈は冒険に出るも、自身の力を過信しすぎて大ピンチに陥っていた。
そんなある日、現在の里奈の話を聞いた姫奈は、彼女のもとに押しかけるのであった……
これは里奈がイドとのんびり幸せに暮らしていく、そんな物語。
※ざまぁまで時間かかります。
ファンタジー部門ランキング一位
HOTランキング 一位
総合ランキング一位
ありがとうございます!
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました
ひより のどか
ファンタジー
ただいま女神様に『行ってらっしゃ~い』と、突き落とされ空を落下中の幼女(2歳)です。お腹には可愛いピンクと水色の双子の赤ちゃんドラゴン抱えてます。どうしようと思っていたら妖精さんたちに助けてあげるから契約しようと誘われました。転生初日に一気に妖精さんと赤ちゃんドラゴンと家族になりました。これからまだまだ仲間を増やしてスローライフするぞー!もふもふとも仲良くなるぞー!
初めて小説書いてます。完全な見切り発進です。基本ほのぼのを目指してます。生暖かい目で見て貰えらると嬉しいです。
※主人公、赤ちゃん言葉強めです。通訳役が少ない初めの数話ですが、少しルビを振りました。
※なろう様と、ツギクル様でも投稿始めました。よろしくお願い致します。
※カクヨム様と、ノベルアップ様とでも、投稿始めました。よろしくお願いしますm(_ _)m
転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
天才になるはずだった幼女は最強パパに溺愛される
雪野ゆきの
ファンタジー
記憶を失った少女は森に倒れていたところをを拾われ、特殊部隊の隊長ブレイクの娘になった。
スペックは高いけどポンコツ気味の幼女と、娘を溺愛するチートパパの話。
※誤字報告、感想などありがとうございます!
書籍はレジーナブックス様より2021年12月1日に発売されました!
電子書籍も出ました。
文庫版が2024年7月5日に発売されました!
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。