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14章
609.お届け
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「ライバル?ディムロスのじじいと?」
「ああ!あいつとは同じ歳で冒険者になったのも一緒…だがあいつにはいつも勝てん、先にS級になったのもあいつだしギルマスに昇格したのも…」
「ディムロスじいちゃん凄い!」
ミヅキがじいちゃんが褒められるようで嬉しくて手を叩くと
「じいちゃん?お前…ディムロスの孫かなんかか?」
ミヅキを見つめると
「うん!そうだよ!じいちゃん大好き!」
ミヅキが頷きニコッと笑った。
ガクッ…
ギルマスが膝をついた…
「ディムロスの野郎…なんか息子がバカタレで孫なんか拝めないって言ってたのに…」
悔しそうに床を叩く。
「あ、あれ?」
ミヅキは急に崩れ落ちたギルマスを見ると
「ロバートさん下ろして」
ロバートさんから下ろしてもらい項垂れるギルマスの元に向かうと…
「おじいちゃん…大丈夫?おじいちゃんもかっこいいよ…私はあの副ギルより好きだなぁ」
慰めるように肩を叩く。
「ち、ちびっ子…」
「チビだけど名前はミヅキね」
「ミヅキ…お前めんこいのぉ…」
大きなゴツゴツの手でミヅキの頭を撫でた。
「それでね…おじいちゃん聞いてくれる?私達ここに来る途中で闇商人が獣人の子達を誘拐してる人達を捕まえたの…」
ミヅキはこれまでの経緯をギルマスのおじいちゃんに一から説明した。
すると…
「なんだと!!」
建物にまで響くような大声で冒険者達を睨んだ!
「この子が言っていることは本当か!」
冒険者達は何も言えずにいると
「本当だよ!私おじいちゃんに嘘なんてつかないよ!」
ミヅキはじっとおじいちゃんの瞳をじっと見つめた。
「ああ、こいつはそんな事しない」
ベイカーも自信満々にミヅキの頭に手を置くと
「ディムロスの育てた奴だ…嘘をつくとは思えん…おい!ハミル!裏口の様子を見てこい!」
「は、はい!」
ギルマスのおじいちゃんは近くにいた職員らしき人に指示を出した。
「もしこれがお前らの言う通りなら…エイダン…どうしてくれよう」
ギルマスが腕をポキポキと鳴らすと隣にいたベティの顔が蒼白になる。
「あのお姉さんも共犯だよ」
ミヅキがベティを指さすと
「な、何言ってるの!このガキ黙ってなさい!」
ベティが慌ててミヅキを睨んだ。
「ベティ…それは本当か?」
「ち、違います!私は…言われた通りに仕事をしただけです!」
ベティが違うと首を振ると
「ベイカーさんに色目使ってましたー!絶対に怪しいです」
「ベティも捕まえとけ!後で尋問する!」
ギルマスが言うと近くにいた冒険者達がベティを羽交い締めにした。
「は、離せ!私は悪くない!」
暴れるベティの様子に
「どうやら本当の様だな…あの女、猫を被っていたのか…」
悲しそうにギルマスはベティを見つめた。
ミヅキはつんつんとギルマスの服を引っ張ると
「男が女に騙されるのはしょうがないことだからいいらしいよ」
笑って教えてあげると
「な!ミ、ミヅキ!なんだその変な知識は!?」
ベイカーさんがミヅキの発言に驚くと
「えっ?アランさんが言ってたよ?わざと騙されてあげるんだって」
「そうか…」
ベイカーさんはセバスさんに報告しておこうと忘れずにメモを取った…
「ギルマス!確かにうちのA級の冒険者達が倒れてました!しかも皆最近昇格したばかりの奴らです!」
様子を様子を見に行っていたハミルが急いで戻ってきた。
「それと外に魔獣が待機してます!ど、どうしましょう!」
青い顔でおびえている。
「なに…じゃあまずはそっちの処理からか…」
ギルマスが動こうとすると…
「あっ!待ってそれは私の子達です!ちゃんと従魔の印つけてませんでしたか?」
ミヅキが聞くと
「あっ…そういえば確かに…こっちみて唸るので怖くて…」
ハミルが震えていると
「す、すみません…うちの子達が、後で注意しておきます…」
ミヅキがペコッと頭を下げた。
「従魔の後ろに荷車があってそこで最近素行の悪かった商人達が捕まってました」
「やはり売買に関わっておったか…その処分はエイダンに任せたはずだが…」
「ギルマスが居ない間全ては副ギルのエイダンさんが指示を出していましたから…」
ハミルが答えると全て察したギルマスが申し訳なさそうにこちらを向いた。
「お前達…すまなかった!」
ギルマスのじいちゃんが私達に深々と頭を下げた。
「俺の監督不行き届きだった…申し訳ない。下のもの達のミスは俺のミスだ!」
「そんな…ギルマスはだって…」
ハミルが口を挟むと
「ハミル!いいんだ、ちょうどいいかもしれん俺はギルマスを引退する…すべき事があるからな…」
「えっ…おじいちゃんギルマス辞めちゃうの?」
「ああ、これからギルドの本部に連絡して他のギルマスと副ギルを送って貰う、それまでにここの仕事も整理しとかんとな…」
ギルマスの言葉に冒険者達から声が上がる!
「そんな…辞めないで下さいよ…」
「ロブさん居なくなったら…俺違うギルドを拠点にしようかな…」
「ま、まぁ待てくれよ!俺達は別にあんたに辞めろなんて言ってないぞ、あの副ギルは辞めてもらうがあんたはまともそうだからな」
「いや、最近はこっちの仕事をほとんど出来て無かったんだ、だからちょうどいいんだよ!お前らの事はきっかけに過ぎん」
ギルマスは気にするなとベイカーの肩を叩くと…
【ミヅキ】
プルシアの声がする!
【プルシア!早いね!もう帰って来たの?】
【ああ、あと少しだな。ギルマスを連れてきた、他に余分なのもいるが…】
【余分?】
ミヅキが首を捻る。
「どうした?」
ベイカーが難しい顔をしているミヅキに話しかけると
「プルシアが帰ってきたみたいなんだけど…」
「おっ!ちょうどいいタイミングだな!おし!ギルマス、ちょうどいい奴を呼んだんだ!来てくれ!」
ベイカーはギルマスを外へと連れ出した。
ミヅキ達も後を追うと…
「ミヅキ、どうしたんだ?」
浮かない顔のミヅキにコジローが話しかけると
「んー…なんかプルシアが余計な物も持ってきったって…なんだろ?」
「まぁ行ってみればわかるだろ?」
コジローさんは私をひょいと抱き上げるとスピードをあげて外へと急いだ。
「ああ!あいつとは同じ歳で冒険者になったのも一緒…だがあいつにはいつも勝てん、先にS級になったのもあいつだしギルマスに昇格したのも…」
「ディムロスじいちゃん凄い!」
ミヅキがじいちゃんが褒められるようで嬉しくて手を叩くと
「じいちゃん?お前…ディムロスの孫かなんかか?」
ミヅキを見つめると
「うん!そうだよ!じいちゃん大好き!」
ミヅキが頷きニコッと笑った。
ガクッ…
ギルマスが膝をついた…
「ディムロスの野郎…なんか息子がバカタレで孫なんか拝めないって言ってたのに…」
悔しそうに床を叩く。
「あ、あれ?」
ミヅキは急に崩れ落ちたギルマスを見ると
「ロバートさん下ろして」
ロバートさんから下ろしてもらい項垂れるギルマスの元に向かうと…
「おじいちゃん…大丈夫?おじいちゃんもかっこいいよ…私はあの副ギルより好きだなぁ」
慰めるように肩を叩く。
「ち、ちびっ子…」
「チビだけど名前はミヅキね」
「ミヅキ…お前めんこいのぉ…」
大きなゴツゴツの手でミヅキの頭を撫でた。
「それでね…おじいちゃん聞いてくれる?私達ここに来る途中で闇商人が獣人の子達を誘拐してる人達を捕まえたの…」
ミヅキはこれまでの経緯をギルマスのおじいちゃんに一から説明した。
すると…
「なんだと!!」
建物にまで響くような大声で冒険者達を睨んだ!
「この子が言っていることは本当か!」
冒険者達は何も言えずにいると
「本当だよ!私おじいちゃんに嘘なんてつかないよ!」
ミヅキはじっとおじいちゃんの瞳をじっと見つめた。
「ああ、こいつはそんな事しない」
ベイカーも自信満々にミヅキの頭に手を置くと
「ディムロスの育てた奴だ…嘘をつくとは思えん…おい!ハミル!裏口の様子を見てこい!」
「は、はい!」
ギルマスのおじいちゃんは近くにいた職員らしき人に指示を出した。
「もしこれがお前らの言う通りなら…エイダン…どうしてくれよう」
ギルマスが腕をポキポキと鳴らすと隣にいたベティの顔が蒼白になる。
「あのお姉さんも共犯だよ」
ミヅキがベティを指さすと
「な、何言ってるの!このガキ黙ってなさい!」
ベティが慌ててミヅキを睨んだ。
「ベティ…それは本当か?」
「ち、違います!私は…言われた通りに仕事をしただけです!」
ベティが違うと首を振ると
「ベイカーさんに色目使ってましたー!絶対に怪しいです」
「ベティも捕まえとけ!後で尋問する!」
ギルマスが言うと近くにいた冒険者達がベティを羽交い締めにした。
「は、離せ!私は悪くない!」
暴れるベティの様子に
「どうやら本当の様だな…あの女、猫を被っていたのか…」
悲しそうにギルマスはベティを見つめた。
ミヅキはつんつんとギルマスの服を引っ張ると
「男が女に騙されるのはしょうがないことだからいいらしいよ」
笑って教えてあげると
「な!ミ、ミヅキ!なんだその変な知識は!?」
ベイカーさんがミヅキの発言に驚くと
「えっ?アランさんが言ってたよ?わざと騙されてあげるんだって」
「そうか…」
ベイカーさんはセバスさんに報告しておこうと忘れずにメモを取った…
「ギルマス!確かにうちのA級の冒険者達が倒れてました!しかも皆最近昇格したばかりの奴らです!」
様子を様子を見に行っていたハミルが急いで戻ってきた。
「それと外に魔獣が待機してます!ど、どうしましょう!」
青い顔でおびえている。
「なに…じゃあまずはそっちの処理からか…」
ギルマスが動こうとすると…
「あっ!待ってそれは私の子達です!ちゃんと従魔の印つけてませんでしたか?」
ミヅキが聞くと
「あっ…そういえば確かに…こっちみて唸るので怖くて…」
ハミルが震えていると
「す、すみません…うちの子達が、後で注意しておきます…」
ミヅキがペコッと頭を下げた。
「従魔の後ろに荷車があってそこで最近素行の悪かった商人達が捕まってました」
「やはり売買に関わっておったか…その処分はエイダンに任せたはずだが…」
「ギルマスが居ない間全ては副ギルのエイダンさんが指示を出していましたから…」
ハミルが答えると全て察したギルマスが申し訳なさそうにこちらを向いた。
「お前達…すまなかった!」
ギルマスのじいちゃんが私達に深々と頭を下げた。
「俺の監督不行き届きだった…申し訳ない。下のもの達のミスは俺のミスだ!」
「そんな…ギルマスはだって…」
ハミルが口を挟むと
「ハミル!いいんだ、ちょうどいいかもしれん俺はギルマスを引退する…すべき事があるからな…」
「えっ…おじいちゃんギルマス辞めちゃうの?」
「ああ、これからギルドの本部に連絡して他のギルマスと副ギルを送って貰う、それまでにここの仕事も整理しとかんとな…」
ギルマスの言葉に冒険者達から声が上がる!
「そんな…辞めないで下さいよ…」
「ロブさん居なくなったら…俺違うギルドを拠点にしようかな…」
「ま、まぁ待てくれよ!俺達は別にあんたに辞めろなんて言ってないぞ、あの副ギルは辞めてもらうがあんたはまともそうだからな」
「いや、最近はこっちの仕事をほとんど出来て無かったんだ、だからちょうどいいんだよ!お前らの事はきっかけに過ぎん」
ギルマスは気にするなとベイカーの肩を叩くと…
【ミヅキ】
プルシアの声がする!
【プルシア!早いね!もう帰って来たの?】
【ああ、あと少しだな。ギルマスを連れてきた、他に余分なのもいるが…】
【余分?】
ミヅキが首を捻る。
「どうした?」
ベイカーが難しい顔をしているミヅキに話しかけると
「プルシアが帰ってきたみたいなんだけど…」
「おっ!ちょうどいいタイミングだな!おし!ギルマス、ちょうどいい奴を呼んだんだ!来てくれ!」
ベイカーはギルマスを外へと連れ出した。
ミヅキ達も後を追うと…
「ミヅキ、どうしたんだ?」
浮かない顔のミヅキにコジローが話しかけると
「んー…なんかプルシアが余計な物も持ってきったって…なんだろ?」
「まぁ行ってみればわかるだろ?」
コジローさんは私をひょいと抱き上げるとスピードをあげて外へと急いだ。
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