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11章
592.やきもち
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ミヅキはケンタウロスの背中を堪能するとニコニコしながら満足そうに戻ってきた。
【嬉しそうだな…】
シルバが少し寂しそうにミヅキの顔を覗き込む。
【シルバも乗りたかったの?】
ミヅキが今度は一緒に乗ろうねと頭を撫でるとシルバは顔を背けてムスッとしてしまった。
【でもケンタウロスさんの背中もいいけど…やっぱりシルバの背中が一番安心するな】
ミヅキはそう言ってシルバに抱きついて笑いかけるとシルバの顔を覗き込む。
【そうか…】
シルバは素っ気なく答えながら尻尾が揺れるのを抑えられなかった。
ケンタウロス達の食事を終えると今度は違う食事を準備する。
【今度は誰のだ?またベイカーにでもやるのか?】
シルバがもういいだろうと顔を顰めると
【これは商人の人達の分だよ】
ミヅキがあまったスープを持って商人達の元に向かうとシルバ達がついてくる。
【あんな奴らどうでもいいだろ。ミヅキは近づかない方がいいぞ】
【そうだよ~また誘拐されたらどうするの?】
【そうだな、私もそれはシルバ達の意見に賛成だ】
シルバ達が行くなと進路を妨害してくる。
【だってさすがに何もあげなかったら死んじゃうよ?】
【だからってミヅキがやる事はない!】
シルバ達が行かせないと立ち塞がると
【主、お困りでしたら我らがやりましょうか?】
シルバ達が揉めているとケンタウロスが声をかけてきた。
【それはいいな!ミヅキそうしろこいつらに頼め】
ケンタウロス達がコクコクと頷き手を差し出す。
【え?ケンタウロスさん達があげてくれるの?じゃあお願いしようかな?】
ミヅキはスープをケンタウロスに渡した。
心配だから後ろからついて行くと籠の前でケンタウロスが止まる。
「な、なんだよ…」
商人達は怯えて籠の奥に逃げた。
「デロ、メシヲヤル」
「い、要らん」
商人が怯えて断ると
「ナンダト…」
ケンタウロスが触っていた籠の部分がメキッと音を立てて潰れた。
【あー!おじさん、かご壊さないでよ】
コハクが急いで籠を直した。
「コイツラナマイキナ…クサイヤツラダカラテカゲンハイラナイナ」
ケンタウロスは籠を開けると商人を一匹出した。一人が商人を押さえつけ一人が無理矢理スープを飲ませようとする。
「ノメ」
熱々のスープを口を開けさせ流し込む…
「ちょ、ちょっとみんな…やり過ぎじゃ…」
ミヅキが止めようとすると
【お前らなかなかやるなぁいい感じだ。その調子で頼むぞ。ミヅキにはあまり見せない方が良さそうだから…俺たちは向こうに行っているぞ】
【わかりました!任せて下さい!】
ケンタウロスはシルバに褒められて調子にのりドンドンスープを飲ませる。
「ああ!」
ミヅキが止めようとすると…シルバはミヅキの服を甘噛みしてポイッと放り投げ自分の背に乗せた。
【大丈夫だ、ちゃんとやる様に言ったからなミヅキは出発の準備をしてろ】
シルバはクルッと向きを変えて商人達が見えないようにミヅキを離した。
ミヅキ達が完全に見えなくなると…
「ジャアツヅキダ…」
ケンタウロスがニヤリと笑う。
「や、やめてくれ…口が…火傷で痛いんだ」
涙目になりながら商人が首を振ると、ケンタウロスが頭を掴んで口を開かせる。
「メンドウダ、ゼンブナガシコモウ」
ケンタウロス達は上を向かせた商人達の口にスープを流し込んだ。
「ゴ、ゴホッ!」
商人達は口から喉まで火傷をし…無理矢理熱々のスープを入れられて堪らずに吐き出した。
すると吐き出したスープがケンタウロスの顔にかかってしまった。
「あ、ああ、あ…」
商人はやばいと顔を青くする…
「イトシゴサマノスープヲ…」
かけられた事よりミヅキのスープを無駄にしたことの方が何倍も怒りがわいた!
「す、すみま…しぇん…」
腫れた口で必死に謝ると
「ノメ…」
「え?」
ケンタウロスが地面を指さしている…見ると自分が吐き出したスープが地面に染み込んでいた…
「こ、これを…」
「ノメ…」
それしか言わずに怒りに顔を赤くするケンタウロスに商人は必死に地面を舐めた。
それを見ていた他の商人達は熱々のスープをこぼす事無く全部飲み込んだ…
全員にスープを飲ませると
「ヨシ」
ケンタウロスは満足そうに戻って行く…商人達は満身創痍で気力を失い呆然と座り込んだ…
【主よ!ちゃんと食わせました!】
ケンタウロスは空の皿を持ってシルバ達の所に戻ってきた。
【早かったな、全部食ったのか?】
綺麗になっている皿を見ると
【はい!こぼした奴がいましたのでそれも全部食わせました!皿も綺麗になるまで舐めさせましたので】
【そうか、よくやった】
シルバはニヤッと笑い頷いた。
【ミヅキ!あいつら全部食べたらしいぞ】
シルバが尻尾を振りながらミヅキに報告する。
【あっ本当に?良かったこれで獣人の国まで大丈夫だね】
「ケンタウロスさん達ありがとうね」
ミヅキは笑顔でお皿を受け取ると…洗ったように綺麗な皿を受け取って固まる…
「あれ?これって…なんか凄い綺麗なんだけど…」
ミヅキが眉を顰めてシルバとケンタウロスをみる。
「アア、センブナメルヨウニタベサセタ」
ケンタウロス達は得意げに笑う。
【シルバ…なんか変だね…ケンタウロス達にはなんて言ったの?】
ミヅキはシルバの前に腕を組んで仁王立ちする。
【な、何も言ってないぞ!勝手にこいつらが食わせたんだ!】
シルバは違うと首を振る!
【本当に~】
ミヅキはシルバの顔を掴むとじっと近くで目を見つめた。
シルバはミヅキの真剣な顔を間近で見ていると…ペロン!
ミヅキの顔を舐めた。
「わっ!」
ミヅキが驚いて仰け反ると
【シルバ!何するの!】
【そんな可愛い顔を近づけるミヅキが悪い、俺は悪くない!あいつらの事もだ!ミヅキが何かする必要なんて無いんだ!そんな事をするなら俺と遊べなくなるだろ!】
シルバが駄々をこねた…
【シルバ…もしかして寂しかったの?】
ミヅキが伺うようにシルバを見ると
【知らん!】
シルバはミヅキの元から駆け出すと凄い速さで何処かに行ってしまった…
【シ、シルバ!】
ミヅキが叫ぶとシンク達がそばに来た。
【どうしよう…シルバ怒らせちゃった…】
シルバが消えた先を不安げに見つめる。
【大丈夫だよ、怒った…っていうか焼きもちだよねアレ】
【そうだな、ミヅキが獣人やケンタウロスを構っていたからな…私達も寂しかったからシルバは尚更だったんだろ】
【えっ…ごめんね。みんなの事、ないがしろにしてるつもりはないよ!だって大好きだもん】
シンクやプルシア達に気持ちを伝えるように抱きつくと
【わかってるよ、シルバだってわかってるけど…まぁちょっと虫の居所が悪かったんだね】
【シルバ…帰ってくるよね…】
ミヅキの心配そうな顔にシンク達は苦笑する。
何故ならシルバは離れたとはいえ、ミヅキが確認出来る範囲までしか離れてなかったからだ。
【大丈夫だよ、お腹すいたら戻ってくるよ】
あまり心配してくれないシンク達にミヅキはしょんぼりとシルバの消えた方向を見つめた。
【嬉しそうだな…】
シルバが少し寂しそうにミヅキの顔を覗き込む。
【シルバも乗りたかったの?】
ミヅキが今度は一緒に乗ろうねと頭を撫でるとシルバは顔を背けてムスッとしてしまった。
【でもケンタウロスさんの背中もいいけど…やっぱりシルバの背中が一番安心するな】
ミヅキはそう言ってシルバに抱きついて笑いかけるとシルバの顔を覗き込む。
【そうか…】
シルバは素っ気なく答えながら尻尾が揺れるのを抑えられなかった。
ケンタウロス達の食事を終えると今度は違う食事を準備する。
【今度は誰のだ?またベイカーにでもやるのか?】
シルバがもういいだろうと顔を顰めると
【これは商人の人達の分だよ】
ミヅキがあまったスープを持って商人達の元に向かうとシルバ達がついてくる。
【あんな奴らどうでもいいだろ。ミヅキは近づかない方がいいぞ】
【そうだよ~また誘拐されたらどうするの?】
【そうだな、私もそれはシルバ達の意見に賛成だ】
シルバ達が行くなと進路を妨害してくる。
【だってさすがに何もあげなかったら死んじゃうよ?】
【だからってミヅキがやる事はない!】
シルバ達が行かせないと立ち塞がると
【主、お困りでしたら我らがやりましょうか?】
シルバ達が揉めているとケンタウロスが声をかけてきた。
【それはいいな!ミヅキそうしろこいつらに頼め】
ケンタウロス達がコクコクと頷き手を差し出す。
【え?ケンタウロスさん達があげてくれるの?じゃあお願いしようかな?】
ミヅキはスープをケンタウロスに渡した。
心配だから後ろからついて行くと籠の前でケンタウロスが止まる。
「な、なんだよ…」
商人達は怯えて籠の奥に逃げた。
「デロ、メシヲヤル」
「い、要らん」
商人が怯えて断ると
「ナンダト…」
ケンタウロスが触っていた籠の部分がメキッと音を立てて潰れた。
【あー!おじさん、かご壊さないでよ】
コハクが急いで籠を直した。
「コイツラナマイキナ…クサイヤツラダカラテカゲンハイラナイナ」
ケンタウロスは籠を開けると商人を一匹出した。一人が商人を押さえつけ一人が無理矢理スープを飲ませようとする。
「ノメ」
熱々のスープを口を開けさせ流し込む…
「ちょ、ちょっとみんな…やり過ぎじゃ…」
ミヅキが止めようとすると
【お前らなかなかやるなぁいい感じだ。その調子で頼むぞ。ミヅキにはあまり見せない方が良さそうだから…俺たちは向こうに行っているぞ】
【わかりました!任せて下さい!】
ケンタウロスはシルバに褒められて調子にのりドンドンスープを飲ませる。
「ああ!」
ミヅキが止めようとすると…シルバはミヅキの服を甘噛みしてポイッと放り投げ自分の背に乗せた。
【大丈夫だ、ちゃんとやる様に言ったからなミヅキは出発の準備をしてろ】
シルバはクルッと向きを変えて商人達が見えないようにミヅキを離した。
ミヅキ達が完全に見えなくなると…
「ジャアツヅキダ…」
ケンタウロスがニヤリと笑う。
「や、やめてくれ…口が…火傷で痛いんだ」
涙目になりながら商人が首を振ると、ケンタウロスが頭を掴んで口を開かせる。
「メンドウダ、ゼンブナガシコモウ」
ケンタウロス達は上を向かせた商人達の口にスープを流し込んだ。
「ゴ、ゴホッ!」
商人達は口から喉まで火傷をし…無理矢理熱々のスープを入れられて堪らずに吐き出した。
すると吐き出したスープがケンタウロスの顔にかかってしまった。
「あ、ああ、あ…」
商人はやばいと顔を青くする…
「イトシゴサマノスープヲ…」
かけられた事よりミヅキのスープを無駄にしたことの方が何倍も怒りがわいた!
「す、すみま…しぇん…」
腫れた口で必死に謝ると
「ノメ…」
「え?」
ケンタウロスが地面を指さしている…見ると自分が吐き出したスープが地面に染み込んでいた…
「こ、これを…」
「ノメ…」
それしか言わずに怒りに顔を赤くするケンタウロスに商人は必死に地面を舐めた。
それを見ていた他の商人達は熱々のスープをこぼす事無く全部飲み込んだ…
全員にスープを飲ませると
「ヨシ」
ケンタウロスは満足そうに戻って行く…商人達は満身創痍で気力を失い呆然と座り込んだ…
【主よ!ちゃんと食わせました!】
ケンタウロスは空の皿を持ってシルバ達の所に戻ってきた。
【早かったな、全部食ったのか?】
綺麗になっている皿を見ると
【はい!こぼした奴がいましたのでそれも全部食わせました!皿も綺麗になるまで舐めさせましたので】
【そうか、よくやった】
シルバはニヤッと笑い頷いた。
【ミヅキ!あいつら全部食べたらしいぞ】
シルバが尻尾を振りながらミヅキに報告する。
【あっ本当に?良かったこれで獣人の国まで大丈夫だね】
「ケンタウロスさん達ありがとうね」
ミヅキは笑顔でお皿を受け取ると…洗ったように綺麗な皿を受け取って固まる…
「あれ?これって…なんか凄い綺麗なんだけど…」
ミヅキが眉を顰めてシルバとケンタウロスをみる。
「アア、センブナメルヨウニタベサセタ」
ケンタウロス達は得意げに笑う。
【シルバ…なんか変だね…ケンタウロス達にはなんて言ったの?】
ミヅキはシルバの前に腕を組んで仁王立ちする。
【な、何も言ってないぞ!勝手にこいつらが食わせたんだ!】
シルバは違うと首を振る!
【本当に~】
ミヅキはシルバの顔を掴むとじっと近くで目を見つめた。
シルバはミヅキの真剣な顔を間近で見ていると…ペロン!
ミヅキの顔を舐めた。
「わっ!」
ミヅキが驚いて仰け反ると
【シルバ!何するの!】
【そんな可愛い顔を近づけるミヅキが悪い、俺は悪くない!あいつらの事もだ!ミヅキが何かする必要なんて無いんだ!そんな事をするなら俺と遊べなくなるだろ!】
シルバが駄々をこねた…
【シルバ…もしかして寂しかったの?】
ミヅキが伺うようにシルバを見ると
【知らん!】
シルバはミヅキの元から駆け出すと凄い速さで何処かに行ってしまった…
【シ、シルバ!】
ミヅキが叫ぶとシンク達がそばに来た。
【どうしよう…シルバ怒らせちゃった…】
シルバが消えた先を不安げに見つめる。
【大丈夫だよ、怒った…っていうか焼きもちだよねアレ】
【そうだな、ミヅキが獣人やケンタウロスを構っていたからな…私達も寂しかったからシルバは尚更だったんだろ】
【えっ…ごめんね。みんなの事、ないがしろにしてるつもりはないよ!だって大好きだもん】
シンクやプルシア達に気持ちを伝えるように抱きつくと
【わかってるよ、シルバだってわかってるけど…まぁちょっと虫の居所が悪かったんだね】
【シルバ…帰ってくるよね…】
ミヅキの心配そうな顔にシンク達は苦笑する。
何故ならシルバは離れたとはいえ、ミヅキが確認出来る範囲までしか離れてなかったからだ。
【大丈夫だよ、お腹すいたら戻ってくるよ】
あまり心配してくれないシンク達にミヅキはしょんぼりとシルバの消えた方向を見つめた。
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