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9章
501.幸せな再会
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ミヅキ達はリリアンさんの陣痛を何時間も見守っていると…
「そろそろ痛む時間が短くなってきたね…」
おばばがリリアンさんの足元を覗くと
「よし、そろそろ頭が見えてきたよ!もう少しだ頑張んな!」
リリアンさんに声をかけると
「はぁいいぃ…」
リリアンさんから力んでいる声がする…
「こら力むな!呼吸するんだよ」
おばばが声をかけると
「く、くるしい~!はぁ、はぁ…うー!!」
リリアンさんが苦しそうに息を吐く!
「リリアンさん!ヒッヒッフーだよ!ヒッヒッフー!」
私はリリアンさんに合わせて呼吸をすると…
「ひっ!ひっ!ふー…ひっ!ひっ!ふー」
辛そうにどうにか息をする!
「よし、いいよ!あんたが息をしないと苦しいのは赤ちゃんなんだよ!親になるんだろ!しっかりしな!」
「ほら!ルンバさんも呼吸を一緒にしてあげて!ヒッヒッフー!ヒッヒッフー!」
「リリアン!頑張れ!ヒッヒッフーだ!ヒッヒッフー!」
ルンバさんが真剣に呼吸をしていると
「ふふ…ヒッヒッフー…ヒッヒッフー…」
リリアンさんがふと笑う…
「きた!リリアン!今だ一気にいきみな!」
おばばの声にリリアンさんは顔を真っ赤にしていきむと
「はい!呼吸して!」
「ひっ!ひっ!ひっ!ひっ!」
リリアンさんがあまりの痛みに息を吸い続ける!
「違う吐いて吸うんだよ」
おばばが慌てると
「リリアン!大丈夫だ!俺がついてるぞ!」
「リリアンさん私もいるよ!頑張れ!」
ルンバとムツカがギュッと掴んでくるリリアンさんの手を握りしめると
「ふーーー!!」
リリアンさんの呼吸が戻る!
「ほらいきむんだ!一気に出しちまいな!」
おばばの声にリリアンさんは疲れきった体で力を振り絞り思いっきりいきむと…
「…ぉんぎゃぁ~!!」
元気な赤ちゃんの声が響く!
「う、産まれた…」
ミヅキが唖然として赤ちゃんを見ていると…
「ほら!ミヅキ消毒したナイフを持ってきな!」
「は、はい!」
「後は布!」
「はい!」
「お湯!」
「は、はい~!」
ミヅキは言われがまま用意していたものをおばばに渡していくと…
「ほら、あんたらの子だよ」
綺麗に拭かれた小さい赤ちゃんを布にくるんでリリアンさんとルンバさんに見せる。
「赤ちゃん…私の…」
リリアンさんが震える手を伸ばすとルンバさんが支えるよにリリアンさんに手を添える…
二人で赤ちゃんを抱きしめると
「俺の子…俺達の子だ…リリアンありがとう…ありがとう…」
ルンバさんからぽたぽたと涙がこぼれる。
「おばばもムツカもミヅキもありがとう…」
「ふん!感謝しな!」
おばばが偉そうにふんぞりかえると…
ゴキッ!
嫌な音がおばばの腰あたりから響く…
おばばを見ると…固まり悲痛な面持ちで天を仰いでいた…
私はおばばに駆け寄ると慌てて腰に回復魔法をかける!
「大丈夫!?おばば!」
するとおばばは腰をさすって…
「ありゃ?痛みがきれいさっぱり無くなっとる!」
よっと腰を動かすが大丈夫そうだ…
「ちょっと無理しないで下さい!片付けは私とムツカでやるからおばばは指示だけだして!」
私はおばばを大人しく座らせると
「じゃあ頼むか…まずはリリアンの処理だ」
「えっ…それは…」
「なんだぁ?先までの勢いは!ほらさっさとやりな!」
おばばは笑いながら私とムツカを顎でこき使っていった…
リリアンさんとルンバさんを違う部屋に移すとちょいちょいとリリアンさんに呼ばれる。
私とムツカがそばにいくと…
「二人とも本当にありがとう…ねぇあなたたちの弟よ…挨拶してあげて」
リリアンさんが赤ちゃんを見せてくれる…
私とムツカは覗き込むと…ピタッと泣いていた声が止まる…
「わぁ…ちっちゃ~い…」
ムツカが小さい声で話すと
「おねえちゃんだよ…」
私は赤ちゃんの手をそっと触ると…小さい手がギュッと私の指を握りしめた。
まだ見えるはずもない目がうっすらと開くとこちらを見つめているような気がする…
私は見覚えのある瞳の色に…
やっと会えたね…
心の中で返事を返した。
「ふふ…二人の事がわかってるみたいね」
リリアンさんが微笑みながら私達と赤ちゃんを見つめる。
「リリアンさん…名前は?」
私が聞くと…
「あれ?もうミヅキちゃんが付けてくれたじゃない!」
「本当にいいの?」
「ええ…ずっとその名前で呼んでたからもうそれしか考えられないわ」
リリアンさんが苦笑すると…
「ミヅキちゃんが一番最初に呼んであげてちょうだい…」
「えっ…」
私はリリアンさんとルンバさんを見ると二人とも最初から決めていたのか笑って頷く。
私は赤ちゃんを見つめると…
「オイト…君はオイトだよ…今度は幸せになれるよ」
そっと呟いてオイトの頬にキスを落とした。
キャッ!キャッ!
「うそ!笑ってるわ…」
オイトは嬉しそうに笑ったかと思うとスーッと寝てしまう…
「凄い!ミヅキさまオイトは天才かも!自分の名前がわかってるみたいだったよ!」
ムツカがすごいすごい!と喜んでいると
「そうだね!私達の弟だよ!そりゃ天才だよ!」
「早くオイトと遊びたいなぁ!」
ムツカがムニムニとオイトの柔らかい頬をつんつんとつつくと…
「おい!ミヅキ!ムツカ!何してるんだい、まだ片付けは終わってないよ!」
奥からおばばが呼ぶ声がすると
「あっ!忘れてた!ムツカ行こ!」
「うん!リリアンさんゆっくり赤ちゃんと休んでね!ルンバおじさんしっかり見ててよ」
私たちはそっと部屋を出ると音を立てないように扉を閉めた。
ミヅキ達が居なくなると…
「リリアン…ご苦労さま。可愛い子を産んでくれてありがとうな」
ルンバが改めてお礼を言うと
「ふふ!凄いでしょ!こんな可愛い子なかなか産めないわよ!お礼ならしっかりとしてちょうだい!」
リリアンさんがグイッと顔を近づけると…
「お前もその子も…ムツカもミヅキもずっと守る。愛してるぞ…」
ルンバはリリアンの口にしっかりとキスをすると…
「今はゆっくり休め」
「う、うん…」
本当にすると思わなかったリリアンさんがぽけっとしながら横になる。
「俺も二人を手伝って来るから…」
顔を背けるルンバにリリアンは少し寂しくなり声をかける…
「ねぇ…もう少しここにいて欲しいな」
リリアンの言葉にルンバは足を止めると…
くるっと振り返るとリリアンのそばに寄る…その顔は耳まで真っ赤に染まっていた。
「何その顔!」
リリアンは思わず笑うと
「キスなんて何度もしてるじゃない?」
ふふっと笑うと
「また改めて好きになったんだ…」
ふいっと顔を背けると
「馬鹿ね…」
今度はリリアンの方からルンバに近づきキスをする…
「もう少しこの子が大きくなってから二人目は考えましょうね」
「当たり前だろ!」
ルンバが慌てて扉の方を見ると
「誰も聞いて無いわよ」
クスクスと笑うと
「いや、一人しっかりと見て聞いてる奴がいる」
「えっ!?何処?」
ルンバの言葉にリリアンは部屋をキョロキョロと見るが誰もいない…
「ほらここだ…」
リリアンの手元を優しく撫でると…
「オイト…」
しっかりと目を覚ましたオイトがじっと二人を見つめていた…
「この事はお姉ちゃん達には内緒よ…」
リリアンはオイトのおでこにキスを落とすとギュッと抱きしめた。
「そろそろ痛む時間が短くなってきたね…」
おばばがリリアンさんの足元を覗くと
「よし、そろそろ頭が見えてきたよ!もう少しだ頑張んな!」
リリアンさんに声をかけると
「はぁいいぃ…」
リリアンさんから力んでいる声がする…
「こら力むな!呼吸するんだよ」
おばばが声をかけると
「く、くるしい~!はぁ、はぁ…うー!!」
リリアンさんが苦しそうに息を吐く!
「リリアンさん!ヒッヒッフーだよ!ヒッヒッフー!」
私はリリアンさんに合わせて呼吸をすると…
「ひっ!ひっ!ふー…ひっ!ひっ!ふー」
辛そうにどうにか息をする!
「よし、いいよ!あんたが息をしないと苦しいのは赤ちゃんなんだよ!親になるんだろ!しっかりしな!」
「ほら!ルンバさんも呼吸を一緒にしてあげて!ヒッヒッフー!ヒッヒッフー!」
「リリアン!頑張れ!ヒッヒッフーだ!ヒッヒッフー!」
ルンバさんが真剣に呼吸をしていると
「ふふ…ヒッヒッフー…ヒッヒッフー…」
リリアンさんがふと笑う…
「きた!リリアン!今だ一気にいきみな!」
おばばの声にリリアンさんは顔を真っ赤にしていきむと
「はい!呼吸して!」
「ひっ!ひっ!ひっ!ひっ!」
リリアンさんがあまりの痛みに息を吸い続ける!
「違う吐いて吸うんだよ」
おばばが慌てると
「リリアン!大丈夫だ!俺がついてるぞ!」
「リリアンさん私もいるよ!頑張れ!」
ルンバとムツカがギュッと掴んでくるリリアンさんの手を握りしめると
「ふーーー!!」
リリアンさんの呼吸が戻る!
「ほらいきむんだ!一気に出しちまいな!」
おばばの声にリリアンさんは疲れきった体で力を振り絞り思いっきりいきむと…
「…ぉんぎゃぁ~!!」
元気な赤ちゃんの声が響く!
「う、産まれた…」
ミヅキが唖然として赤ちゃんを見ていると…
「ほら!ミヅキ消毒したナイフを持ってきな!」
「は、はい!」
「後は布!」
「はい!」
「お湯!」
「は、はい~!」
ミヅキは言われがまま用意していたものをおばばに渡していくと…
「ほら、あんたらの子だよ」
綺麗に拭かれた小さい赤ちゃんを布にくるんでリリアンさんとルンバさんに見せる。
「赤ちゃん…私の…」
リリアンさんが震える手を伸ばすとルンバさんが支えるよにリリアンさんに手を添える…
二人で赤ちゃんを抱きしめると
「俺の子…俺達の子だ…リリアンありがとう…ありがとう…」
ルンバさんからぽたぽたと涙がこぼれる。
「おばばもムツカもミヅキもありがとう…」
「ふん!感謝しな!」
おばばが偉そうにふんぞりかえると…
ゴキッ!
嫌な音がおばばの腰あたりから響く…
おばばを見ると…固まり悲痛な面持ちで天を仰いでいた…
私はおばばに駆け寄ると慌てて腰に回復魔法をかける!
「大丈夫!?おばば!」
するとおばばは腰をさすって…
「ありゃ?痛みがきれいさっぱり無くなっとる!」
よっと腰を動かすが大丈夫そうだ…
「ちょっと無理しないで下さい!片付けは私とムツカでやるからおばばは指示だけだして!」
私はおばばを大人しく座らせると
「じゃあ頼むか…まずはリリアンの処理だ」
「えっ…それは…」
「なんだぁ?先までの勢いは!ほらさっさとやりな!」
おばばは笑いながら私とムツカを顎でこき使っていった…
リリアンさんとルンバさんを違う部屋に移すとちょいちょいとリリアンさんに呼ばれる。
私とムツカがそばにいくと…
「二人とも本当にありがとう…ねぇあなたたちの弟よ…挨拶してあげて」
リリアンさんが赤ちゃんを見せてくれる…
私とムツカは覗き込むと…ピタッと泣いていた声が止まる…
「わぁ…ちっちゃ~い…」
ムツカが小さい声で話すと
「おねえちゃんだよ…」
私は赤ちゃんの手をそっと触ると…小さい手がギュッと私の指を握りしめた。
まだ見えるはずもない目がうっすらと開くとこちらを見つめているような気がする…
私は見覚えのある瞳の色に…
やっと会えたね…
心の中で返事を返した。
「ふふ…二人の事がわかってるみたいね」
リリアンさんが微笑みながら私達と赤ちゃんを見つめる。
「リリアンさん…名前は?」
私が聞くと…
「あれ?もうミヅキちゃんが付けてくれたじゃない!」
「本当にいいの?」
「ええ…ずっとその名前で呼んでたからもうそれしか考えられないわ」
リリアンさんが苦笑すると…
「ミヅキちゃんが一番最初に呼んであげてちょうだい…」
「えっ…」
私はリリアンさんとルンバさんを見ると二人とも最初から決めていたのか笑って頷く。
私は赤ちゃんを見つめると…
「オイト…君はオイトだよ…今度は幸せになれるよ」
そっと呟いてオイトの頬にキスを落とした。
キャッ!キャッ!
「うそ!笑ってるわ…」
オイトは嬉しそうに笑ったかと思うとスーッと寝てしまう…
「凄い!ミヅキさまオイトは天才かも!自分の名前がわかってるみたいだったよ!」
ムツカがすごいすごい!と喜んでいると
「そうだね!私達の弟だよ!そりゃ天才だよ!」
「早くオイトと遊びたいなぁ!」
ムツカがムニムニとオイトの柔らかい頬をつんつんとつつくと…
「おい!ミヅキ!ムツカ!何してるんだい、まだ片付けは終わってないよ!」
奥からおばばが呼ぶ声がすると
「あっ!忘れてた!ムツカ行こ!」
「うん!リリアンさんゆっくり赤ちゃんと休んでね!ルンバおじさんしっかり見ててよ」
私たちはそっと部屋を出ると音を立てないように扉を閉めた。
ミヅキ達が居なくなると…
「リリアン…ご苦労さま。可愛い子を産んでくれてありがとうな」
ルンバが改めてお礼を言うと
「ふふ!凄いでしょ!こんな可愛い子なかなか産めないわよ!お礼ならしっかりとしてちょうだい!」
リリアンさんがグイッと顔を近づけると…
「お前もその子も…ムツカもミヅキもずっと守る。愛してるぞ…」
ルンバはリリアンの口にしっかりとキスをすると…
「今はゆっくり休め」
「う、うん…」
本当にすると思わなかったリリアンさんがぽけっとしながら横になる。
「俺も二人を手伝って来るから…」
顔を背けるルンバにリリアンは少し寂しくなり声をかける…
「ねぇ…もう少しここにいて欲しいな」
リリアンの言葉にルンバは足を止めると…
くるっと振り返るとリリアンのそばに寄る…その顔は耳まで真っ赤に染まっていた。
「何その顔!」
リリアンは思わず笑うと
「キスなんて何度もしてるじゃない?」
ふふっと笑うと
「また改めて好きになったんだ…」
ふいっと顔を背けると
「馬鹿ね…」
今度はリリアンの方からルンバに近づきキスをする…
「もう少しこの子が大きくなってから二人目は考えましょうね」
「当たり前だろ!」
ルンバが慌てて扉の方を見ると
「誰も聞いて無いわよ」
クスクスと笑うと
「いや、一人しっかりと見て聞いてる奴がいる」
「えっ!?何処?」
ルンバの言葉にリリアンは部屋をキョロキョロと見るが誰もいない…
「ほらここだ…」
リリアンの手元を優しく撫でると…
「オイト…」
しっかりと目を覚ましたオイトがじっと二人を見つめていた…
「この事はお姉ちゃん達には内緒よ…」
リリアンはオイトのおでこにキスを落とすとギュッと抱きしめた。
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