270 / 687
8章
382.開けゴマ
しおりを挟む
【シ、シルバ?】
ミヅキは恐る恐るシルバの顔色を伺うと…
【なんだ?】
シルバからは怒った様子も心配する様子も伺えなかった…
(あれ?けっこう長く記憶を見てたような…)
【シルバ…怒ってるの?】
ミヅキはもう一度シルバに話しかけてみると
【なんだ?何か不味い事をしたのか?やっぱりこの人形壊しておくか?】
シルバがジロリとゴーレムを見ると
【だ、駄目!この子がエヴァさんに渡す贈り物なんだから!】
【こいつが?】
シルバが疑う様にゴーレムを見ている。
【この子の中にある物をエヴァさんに渡して欲しいみたい】
【…なんでそんな事がわかるんだ?】
【えっ…あっーと…なんかゴーレムちゃんが見せてくれた】
【見せる?しかもゴーレムちゃんだと!】
[ゴーレムちゃん…]
「えっ?そのくらいいいよねぇ」
ミヅキがゴーレムに笑いかけると
[お好きな様にお呼び下さい]
「じゃあ…ゴーレムから…取って…レムちゃん!」
[レム…]
「そう、レムちゃんってどうかな?それとも雄一郎さんに付けてもらった名前があるのかな?」
(記憶ではずっとゴーレムって呼んでたけど…)
レムはギシギシと首を振る。
「なら今日からあなたの名前はレムちゃんね!」
[登録…しました…]
「うん!よろしくね」
ミヅキが笑うと…
【ミヅキー】
コハクが大声で叫びながらミヅキの元に戻ってきた!
【コハク?】
【ミヅキ…エヴァが…】
プルシアも言葉を濁すと…
【エヴァさん?エヴァさんがどうしたの!】
食べ物を届けに行っていたふたりの様子にミヅキは嫌な予感がした…
【シルバ!みんな!エヴァさんの所に行くよ!】
【ミヅキ乗れ!】
シルバが言うと、ミヅキはレムをギュッと抱きしめるとシルバに飛び乗り、急いでエヴァさんがいる雄一郎さんのお墓に向かった!
「エヴァさーん!」
雄一郎さんのお墓に身を預ける様に寄りかかっているエヴァさんを見つけてミヅキが呼ぶが反応がない…
「エヴァさん!」
ミヅキはシルバから降りるとエヴァさんに駆け寄った!
エヴァさんの肩を揺すると…エヴァさんの髪がサラッと風に揺れる…その間から見える肌はカサカサに乾き、ひび割れていた。
「酷い…なにこれ…」
ミヅキは痛々しいエヴァさんの頬を震える手でそっと触った。
「ミヅキ…?」
エヴァさんがうっすらと瞳を開けた…
「エヴァさん!よかった…これ…どうしたの?」
ミヅキが泣きそうな顔でエヴァさんを見ると
「ふふ…私よりよっぽど痛そうな顔だな」
エヴァさんが微笑んだ…
「これは…禁忌の魔法を使ってきた代償だよ…わかっていて使ったんだ…だからミヅキが悲しむ事は無いよ…出来ればミヅキに見つかりたくは無かったが…」
エヴァさんが今にも崩れそうな手でミヅキの頬を撫でると涙を拭いてくれた。
「待って…まだエヴァさんに渡してない物があるの…お願い…もう少し一緒にいたい…」
ミヅキはエヴァさんにそっと抱きつくと
「渡したい物?」
ミヅキはレムをエヴァさんに渡す。
「これが…渡したい物?」
エヴァがゴーレムを受け取ると…
[エヴァ様確認合言葉を]
レムがエヴァを認識した。
「〝開けゴマ〟」
ミヅキが日本語で合言葉を唱えた。
「えっ…」
エヴァさんがミヅキの言葉に反応した…
[合言葉を確認]
レムが答えると身体が開き…中からあの小瓶が出てきた…エヴァが小瓶を掴むと
「これは?」
「ねぇ…レムちゃん…あの記憶ってエヴァさんにも見せることってできるのかな?」
ミヅキが元に戻ったレムに聞くと…
[魔力を込めていただければ可能です]
「わかった…エヴァさんレムちゃんのここを触って…」
ミヅキはエヴァの手を取るとレムの紋章の上に手を乗せその上から自分の手を添えた。
そのまま先程の様に魔力を流すと…エヴァさんの瞳に涙が溢れた…
「エヴァさん…」
ミヅキがエヴァさんの手を握りしめると
「ミヅキ…ユウイチロウが…」
溢れ出る涙を拭うこともせずにエヴァさんは雄一郎さんの名前を呼ぶ…
「ユウイチロウ…ユウイチロウ…」
「エヴァさんも雄一郎さんの記憶見えたんだね…雄一郎さんずっと…ずっとエヴァさんの事を思ってたよ」
「ああ…ああ」
エヴァさんが何度も頷くと
「これをどうしてもエヴァさんに渡したかったみたい…ほら…私達同郷だから…頼まれてたんだ…」
エヴァが小瓶を見つめると…
「エヴァさん…これが何か鑑定してもいい?」
コクコク…
エヴァさんが頷くとミヅキは鑑定をしてみた。
《エリクサー(劣化版)》
エリクサーを作ろうとして出来たまがい物。
寿命がどんなに有ろうが無かろうが70年となる。
「なんだこれ?」
ミヅキが黙り込むと少し落ち着いたエヴァさんが話しかけてきた。
「ミヅキ?なんだったんだ?」
「うーん…雄一郎さんエリクサーを作ろうとしたみたい…だけど失敗して劣化版が出来たらしい…」
「劣化版?」
「うん…飲むとどんな人も寿命が70年になるみたい…なんで70年?」
[ご主人様がその薬を作った歳になった模様です]
レムが補足してくれる。
「なるほど…雄一郎さんエリクサーは作れなかったのかな?」
[はいその過程で出来たのがその薬です…ご主人様は永遠の命を手に入れてエヴァ様と一緒になる事を考えましたが…上手くいきませんでした。しかしその薬が出来たことで人として生きて行く道をエヴァさんに示したかったようですが…]
「会えないまま雄一郎さんの寿命が来ちゃったんだ…」
(でもそれが今ならエヴァさんの命を伸ばせる…)
ミヅキはエヴァさんと小瓶を見ると
「エヴァさん、雄一郎さんはきっと人として満足する人生を歩んで欲しいんだと思うな…私ももう少しエヴァさんと歩みたい」
「ミヅキ…」
「今…そんな形で死んじゃったら…悲しすぎるよ」
エヴァは小瓶を見つめると…パキンッと蓋を開けた。
小瓶の中味を一気に飲み干すと…
「ユウイチロウが作ったものを捨てるわけにはいかないからね」
エヴァさんが微笑むと…体が淡く光り出した…ひび割れていた皮膚がみるみるうちに元の綺麗な肌に戻っていった。
エヴァが自分の手や体を確認すると…
「さっきまでのだるさが嘘みたいに無くなった…」
「よかった…これでエヴァさんは人として普通の人生を送ることができるね!その先で…雄一郎さんがきっと待ってるよ」
「そうだね…」
エヴァはあと少しミヅキと過ごせる日々を思い穏やかに笑った…
[任務完了]
レムが言うと…
「レムちゃんはこれからどうするの?」
[休眠に入ります。ご主人様の命令が下されるまで…]
(それって…)
ミヅキが悲しそうにレムを見ると…
「レムちゃん…これって…ご主人様の書き換えって出来ないの?」
[.........可能…です]
「レムちゃんはご主人様変わるのは嫌かな?」
[嫌?すみません意味が理解出来ません…ゴーレムに意思はありませんので]
「そっか…ならご主人様を書き換えよう!エヴァさんが新しいご主人様になるのはどうかな?」
「私が?」
[エヴァ様は既に登録されています…そちらを先に削除しますか]
「えっ?登録?どういう事だ?」
「エヴァさんレムちゃんに前に会ってたの?」
「いや…」
エヴァが記憶に無いと首を振ると…
「レムちゃん、エヴァさんはなんて登録されてるの?」
[ご主人様の伴侶として登録されています]
レムの言葉にエヴァとミヅキは言葉を失った…
ミヅキは恐る恐るシルバの顔色を伺うと…
【なんだ?】
シルバからは怒った様子も心配する様子も伺えなかった…
(あれ?けっこう長く記憶を見てたような…)
【シルバ…怒ってるの?】
ミヅキはもう一度シルバに話しかけてみると
【なんだ?何か不味い事をしたのか?やっぱりこの人形壊しておくか?】
シルバがジロリとゴーレムを見ると
【だ、駄目!この子がエヴァさんに渡す贈り物なんだから!】
【こいつが?】
シルバが疑う様にゴーレムを見ている。
【この子の中にある物をエヴァさんに渡して欲しいみたい】
【…なんでそんな事がわかるんだ?】
【えっ…あっーと…なんかゴーレムちゃんが見せてくれた】
【見せる?しかもゴーレムちゃんだと!】
[ゴーレムちゃん…]
「えっ?そのくらいいいよねぇ」
ミヅキがゴーレムに笑いかけると
[お好きな様にお呼び下さい]
「じゃあ…ゴーレムから…取って…レムちゃん!」
[レム…]
「そう、レムちゃんってどうかな?それとも雄一郎さんに付けてもらった名前があるのかな?」
(記憶ではずっとゴーレムって呼んでたけど…)
レムはギシギシと首を振る。
「なら今日からあなたの名前はレムちゃんね!」
[登録…しました…]
「うん!よろしくね」
ミヅキが笑うと…
【ミヅキー】
コハクが大声で叫びながらミヅキの元に戻ってきた!
【コハク?】
【ミヅキ…エヴァが…】
プルシアも言葉を濁すと…
【エヴァさん?エヴァさんがどうしたの!】
食べ物を届けに行っていたふたりの様子にミヅキは嫌な予感がした…
【シルバ!みんな!エヴァさんの所に行くよ!】
【ミヅキ乗れ!】
シルバが言うと、ミヅキはレムをギュッと抱きしめるとシルバに飛び乗り、急いでエヴァさんがいる雄一郎さんのお墓に向かった!
「エヴァさーん!」
雄一郎さんのお墓に身を預ける様に寄りかかっているエヴァさんを見つけてミヅキが呼ぶが反応がない…
「エヴァさん!」
ミヅキはシルバから降りるとエヴァさんに駆け寄った!
エヴァさんの肩を揺すると…エヴァさんの髪がサラッと風に揺れる…その間から見える肌はカサカサに乾き、ひび割れていた。
「酷い…なにこれ…」
ミヅキは痛々しいエヴァさんの頬を震える手でそっと触った。
「ミヅキ…?」
エヴァさんがうっすらと瞳を開けた…
「エヴァさん!よかった…これ…どうしたの?」
ミヅキが泣きそうな顔でエヴァさんを見ると
「ふふ…私よりよっぽど痛そうな顔だな」
エヴァさんが微笑んだ…
「これは…禁忌の魔法を使ってきた代償だよ…わかっていて使ったんだ…だからミヅキが悲しむ事は無いよ…出来ればミヅキに見つかりたくは無かったが…」
エヴァさんが今にも崩れそうな手でミヅキの頬を撫でると涙を拭いてくれた。
「待って…まだエヴァさんに渡してない物があるの…お願い…もう少し一緒にいたい…」
ミヅキはエヴァさんにそっと抱きつくと
「渡したい物?」
ミヅキはレムをエヴァさんに渡す。
「これが…渡したい物?」
エヴァがゴーレムを受け取ると…
[エヴァ様確認合言葉を]
レムがエヴァを認識した。
「〝開けゴマ〟」
ミヅキが日本語で合言葉を唱えた。
「えっ…」
エヴァさんがミヅキの言葉に反応した…
[合言葉を確認]
レムが答えると身体が開き…中からあの小瓶が出てきた…エヴァが小瓶を掴むと
「これは?」
「ねぇ…レムちゃん…あの記憶ってエヴァさんにも見せることってできるのかな?」
ミヅキが元に戻ったレムに聞くと…
[魔力を込めていただければ可能です]
「わかった…エヴァさんレムちゃんのここを触って…」
ミヅキはエヴァの手を取るとレムの紋章の上に手を乗せその上から自分の手を添えた。
そのまま先程の様に魔力を流すと…エヴァさんの瞳に涙が溢れた…
「エヴァさん…」
ミヅキがエヴァさんの手を握りしめると
「ミヅキ…ユウイチロウが…」
溢れ出る涙を拭うこともせずにエヴァさんは雄一郎さんの名前を呼ぶ…
「ユウイチロウ…ユウイチロウ…」
「エヴァさんも雄一郎さんの記憶見えたんだね…雄一郎さんずっと…ずっとエヴァさんの事を思ってたよ」
「ああ…ああ」
エヴァさんが何度も頷くと
「これをどうしてもエヴァさんに渡したかったみたい…ほら…私達同郷だから…頼まれてたんだ…」
エヴァが小瓶を見つめると…
「エヴァさん…これが何か鑑定してもいい?」
コクコク…
エヴァさんが頷くとミヅキは鑑定をしてみた。
《エリクサー(劣化版)》
エリクサーを作ろうとして出来たまがい物。
寿命がどんなに有ろうが無かろうが70年となる。
「なんだこれ?」
ミヅキが黙り込むと少し落ち着いたエヴァさんが話しかけてきた。
「ミヅキ?なんだったんだ?」
「うーん…雄一郎さんエリクサーを作ろうとしたみたい…だけど失敗して劣化版が出来たらしい…」
「劣化版?」
「うん…飲むとどんな人も寿命が70年になるみたい…なんで70年?」
[ご主人様がその薬を作った歳になった模様です]
レムが補足してくれる。
「なるほど…雄一郎さんエリクサーは作れなかったのかな?」
[はいその過程で出来たのがその薬です…ご主人様は永遠の命を手に入れてエヴァ様と一緒になる事を考えましたが…上手くいきませんでした。しかしその薬が出来たことで人として生きて行く道をエヴァさんに示したかったようですが…]
「会えないまま雄一郎さんの寿命が来ちゃったんだ…」
(でもそれが今ならエヴァさんの命を伸ばせる…)
ミヅキはエヴァさんと小瓶を見ると
「エヴァさん、雄一郎さんはきっと人として満足する人生を歩んで欲しいんだと思うな…私ももう少しエヴァさんと歩みたい」
「ミヅキ…」
「今…そんな形で死んじゃったら…悲しすぎるよ」
エヴァは小瓶を見つめると…パキンッと蓋を開けた。
小瓶の中味を一気に飲み干すと…
「ユウイチロウが作ったものを捨てるわけにはいかないからね」
エヴァさんが微笑むと…体が淡く光り出した…ひび割れていた皮膚がみるみるうちに元の綺麗な肌に戻っていった。
エヴァが自分の手や体を確認すると…
「さっきまでのだるさが嘘みたいに無くなった…」
「よかった…これでエヴァさんは人として普通の人生を送ることができるね!その先で…雄一郎さんがきっと待ってるよ」
「そうだね…」
エヴァはあと少しミヅキと過ごせる日々を思い穏やかに笑った…
[任務完了]
レムが言うと…
「レムちゃんはこれからどうするの?」
[休眠に入ります。ご主人様の命令が下されるまで…]
(それって…)
ミヅキが悲しそうにレムを見ると…
「レムちゃん…これって…ご主人様の書き換えって出来ないの?」
[.........可能…です]
「レムちゃんはご主人様変わるのは嫌かな?」
[嫌?すみません意味が理解出来ません…ゴーレムに意思はありませんので]
「そっか…ならご主人様を書き換えよう!エヴァさんが新しいご主人様になるのはどうかな?」
「私が?」
[エヴァ様は既に登録されています…そちらを先に削除しますか]
「えっ?登録?どういう事だ?」
「エヴァさんレムちゃんに前に会ってたの?」
「いや…」
エヴァが記憶に無いと首を振ると…
「レムちゃん、エヴァさんはなんて登録されてるの?」
[ご主人様の伴侶として登録されています]
レムの言葉にエヴァとミヅキは言葉を失った…
371
お気に入りに追加
23,205
あなたにおすすめの小説
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
収容所生まれの転生幼女は、囚人達と楽しく暮らしたい
三園 七詩
ファンタジー
旧題:収容所生まれの転生幼女は囚人達に溺愛されてますので幸せです
無実の罪で幽閉されたメアリーから生まれた子供は不幸な生い立ちにも関わらず囚人達に溺愛されて幸せに過ごしていた…そんなある時ふとした拍子に前世の記憶を思い出す!
無実の罪で不幸な最後を迎えた母の為!優しくしてくれた囚人達の為に自分頑張ります!
野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。
「デブは出て行け!」と追放されたので、チートスキル【マイホーム】で異世界生活を満喫します。
亜綺羅もも
ファンタジー
旧題:「デブは出て行け!」と追放されたので、チートスキル【マイホーム】で異世界生活を満喫します。今更戻って来いと言われても旦那が許してくれません!
いきなり異世界に召喚された江藤里奈(18)。
突然のことに戸惑っていたが、彼女と一緒に召喚された結城姫奈の顔を見て愕然とする。
里奈は姫奈にイジメられて引きこもりをしていたのだ。
そんな二人と同じく召喚された下柳勝也。
三人はメロディア国王から魔族王を倒してほしいと相談される。
だがその話し合いの最中、里奈のことをとことんまでバカにする姫奈。
とうとう周囲の人間も里奈のことをバカにし始め、極めつけには彼女のスキルが【マイホーム】という名前だったことで完全に見下されるのであった。
いたたまれなくなった里奈はその場を飛び出し、目的もなく町の外を歩く。
町の住人が近寄ってはいけないという崖があり、里奈はそこに行きついた時、不意に落下してしまう。
落下した先には邪龍ヴォイドドラゴンがおり、彼は里奈のことを助けてくれる。
そこからどうするか迷っていた里奈は、スキルである【マイホーム】を使用してみることにした。
すると【マイホーム】にはとんでもない能力が秘められていることが判明し、彼女の人生が大きく変化していくのであった。
ヴォイドドラゴンは里奈からイドというあだ名をつけられ彼女と一緒に生活をし、そして里奈の旦那となる。
姫奈は冒険に出るも、自身の力を過信しすぎて大ピンチに陥っていた。
そんなある日、現在の里奈の話を聞いた姫奈は、彼女のもとに押しかけるのであった……
これは里奈がイドとのんびり幸せに暮らしていく、そんな物語。
※ざまぁまで時間かかります。
ファンタジー部門ランキング一位
HOTランキング 一位
総合ランキング一位
ありがとうございます!
転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました
ひより のどか
ファンタジー
ただいま女神様に『行ってらっしゃ~い』と、突き落とされ空を落下中の幼女(2歳)です。お腹には可愛いピンクと水色の双子の赤ちゃんドラゴン抱えてます。どうしようと思っていたら妖精さんたちに助けてあげるから契約しようと誘われました。転生初日に一気に妖精さんと赤ちゃんドラゴンと家族になりました。これからまだまだ仲間を増やしてスローライフするぞー!もふもふとも仲良くなるぞー!
初めて小説書いてます。完全な見切り発進です。基本ほのぼのを目指してます。生暖かい目で見て貰えらると嬉しいです。
※主人公、赤ちゃん言葉強めです。通訳役が少ない初めの数話ですが、少しルビを振りました。
※なろう様と、ツギクル様でも投稿始めました。よろしくお願い致します。
※カクヨム様と、ノベルアップ様とでも、投稿始めました。よろしくお願いしますm(_ _)m
転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
髪の色は愛の証 〜白髪少年愛される〜
あめ
ファンタジー
髪の色がとてもカラフルな世界。
そんな世界に唯一現れた白髪の少年。
その少年とは神様に転生させられた日本人だった。
その少年が“髪の色=愛の証”とされる世界で愛を知らぬ者として、可愛がられ愛される話。
⚠第1章の主人公は、2歳なのでめっちゃ拙い発音です。滑舌死んでます。
⚠愛されるだけではなく、ちょっと可哀想なお話もあります。
天才になるはずだった幼女は最強パパに溺愛される
雪野ゆきの
ファンタジー
記憶を失った少女は森に倒れていたところをを拾われ、特殊部隊の隊長ブレイクの娘になった。
スペックは高いけどポンコツ気味の幼女と、娘を溺愛するチートパパの話。
※誤字報告、感想などありがとうございます!
書籍はレジーナブックス様より2021年12月1日に発売されました!
電子書籍も出ました。
文庫版が2024年7月5日に発売されました!
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。