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10章
356.ギル
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ギルバートはレアル達を待たせてレミオロン王の元へと向かった…
ちょうど席を外しているらしく部屋で待っていると、しばらくしてレミオロン王が到着し、クラウス隊長とクラーク医師も同席した…
「すみません…お待たせして…ちょうど罪人の聴取をしていまして…」
レミオロンが謝り席に座ると
「ああ…どうですか?何か喋りましたか?」
「いえ…今は黙秘を続けています…申し訳ありません」
レミオロンが謝ると、
「色々と問題が起きていて…本当に申し訳無い…」
疲れた顔を見せるレミオロンに
「その問題を一つ解決してやろう」
ギルバートがニヤッと笑うと
「えっ…」
レミオロンが驚いてギルバートを凝視した。
「今、行方不明のピース王子だがうちのもの達が保護したらしい…」
ギルバートの言葉にクラウス隊長が口を挟む。
「それは本当ですか!」
「クラウス!」
レミオロンがクラウスを睨んだ。
「申し訳ございません…」
クラウスが頭を下げさがる。
「かまわないさ、心配していただろうからね」
ギルバートが寛容に笑うと
「それでピースは?」
「私と共にこの国に来た従者達と一緒にいるようだ、怪我もなく無事だよ」
レミオロン達はホッと息をはくと
「本当にありがとうございます。では今すぐ迎えを遣わしますので…」
レミオロンがクラウスを見ると、頷き直ぐにでも向かおうとすると…
「それなんだが、ピース王子をもう少しうちで預かりたいと思っている」
ギルバートがニコリと笑うと
「それは…どういう意味でしょうか…」
レミオロンの顔が嫌悪感を示すと
「そんな顔をするな別に人質に取ったわけじゃ無いさ」
ギルバートが明るく答えると
「ですが…第一王子を断りもなく拘束するなど…」
「お前達がそれを言うか?」
ギルバートが嫌味たらしく言うと、クラウス達は唇を噛み締めた…。
「陛下…」
ユリウスが後ろから声をかけると
「わかってる…さて、冗談は置いといて…ピース王子は今王都熱に侵されているな?」
急に話が変わり困惑しながらもレミオロンが頷くと
「ピース王子をうちの者が手違いで治療してしまってなぁ…」
「「えっ!」」
「そ、それで王子の病気は?」
「無事、熱も下がったが…まだ安静にさせて様子を見ないといけないそうだ」
「それなら…この王宮で…」
クラーク先生が同意するようにコクコクと頷くと
「治療した薬師達がもうこちらにはきたくないそうだ…理由は君たちが一番よくわかっているね」
ギルバートがクラウス達をじっと見つめると
「なので…ピース王子を今すぐ迎えに来るのなら治療はお終いだ…後の事は君達でどうにかするといい。しかし、まだピース王子を預かっていいのなら最後まで治療を続けよう」
ギルバートがどうする?とレミオロンを見つめると…
「ギルバート王…どうかピースを治してやってください…」
レミオロンは机に手をつくと深々と頭を下げた…。
「わかった…では治り次第ピース王子をこちらに送り届けよう…だが!それまでに決して我らの仮の住居に兵士達を近づけさせないで頂きたい!」
「そ、それは…ウエスト国の皆さんも警護しないと…」
「君たちより強いのにか?」
ギルバートが鼻で笑うと
「必要ない」
キッパリと断る。
「その屋敷には、攫われた少女も滞在している…これ以上心の傷を広げたくないのでな…もし近くで怪しい行動が見えたら即刻王子の治療は止めて我らは国に帰らせてもらう」
「そ、そんな…」
「その意味がわかるよな?」
ギルバートがギロっと睨みつけると…フッと表情を和らげる。
「君達が変な事をしない限り我らから手は出さない…安心したまえ…我らはあいつらと違って子供に危害を加えるつもりは毛頭ない」
三人は、一瞬飛ばされた殺気に背中の汗が止まらないでいた…
「では、そういう事で…私は部屋に帰らせてもらうよ」
「は、はい…」
レミオロンが慌てて立ち上がると…
「あっ!そうだ、もう一つ重要な事を忘れていた…」
ギルバートがニッコリ笑うと、レミオロンがまだあるのかと顔を強ばらせた…。
「陛下…いいんですか?あちらの了承も取っていないのに」
ギルバートの後ろから付いてくるユリウスとシリウスが顔を曇らせる。
「何を言う!ここまでやってやったんだ、俺があいつに嘘をつくのにどんなに心を痛めたか…」
ギルバートが大袈裟に胸を掴んで苦しそうにすると
「それに…お前らだって行きたいだろ?」
ギルバートがニヤッと笑い二人を見ると
「「うっ…」」
二人が同じ顔で同じように顔を顰める。
「もう言っちゃったし、気にしない!気にしない!」
ギルバートはスキップでもしそうな勢いで廊下を歩いて行った…。
ミヅキ達が肉を焼いていると…
「おっ、デボット達が戻ってきた…ぞ…」
顔をあげてベイカーを見ると、顔が強ばっている…おかしいと思いミヅキが振り返るとそこにはデボットさん達に連れられてギルバート王とユリウスとシリウスがついてきていた。
「なんであの人来たんだ?」
ベイカーが首を傾げると
「すみません…セバスさん、付いてくる事を条件に出されまして…」
デボット達が耳打ちすると
「大丈夫ですよ、こうなると思っていましたから」
セバスが笑って二人を労うと
「おお!ギルお前も来たんか!」
ディムロスがギルバートに近づくと酒を渡す。
「全く狡いぞお前達!こんな面白そうな事をして黙ってるなんて」
ギルバートが文句を言うと
「そりゃ王様となんか食えないだろ」
ディムロスが笑うと
「じゃあ今日はただのギルとして参加だ!みんなもそのつもりでな!」
ギルバートが豪快に笑うと
「そのつもり…っていつもそんな感じじゃねえか…」
アランが愚痴をこぼす…
「あーあ…せっかく羽を伸ばしてたのにぃ~」
ミシェルもよいしょっと立ち上がると服を整えるとギルバート王の元に向かう。
「陛下…」
ミシェル隊長がギルバートに頭を下げると
「ミシェル隊長、警護は大丈夫だ。俺はディムロスと飲んでるからなお前達も好きにしてていいぞ、こんな所で襲ってくる奴などいないだろ?」
「そういう訳にもいきません」
ミシェル隊長が苦笑すると…
「あっ!まじでなら俺は肉を食ってくるな!」
一緒に近づいたアランがさっさと剣をしまって焼き場へと戻って行った…ミシェルとユリウス達は唖然とアランを見つめた…。
「はーい!肉焼けましたよ~」
ミヅキが声をかけると
「「待ってました!」」
ベイカーとアランが皿を突き出す!
「…アラン隊長…ギルさんの警護は?」
ミヅキがジッとアランを見つめると
「今夜はいいんだと、親父もついてるし大丈夫だろ、大体あの二人に勝てるやつなんざいないよ」
それより肉をくれと皿をクイクイと動かしている。
ミヅキは呆れながらも肉を盛ると
「もう、じゃあこのお肉ギルさんとじいちゃんに渡してきてね」
ミヅキが三皿分用意すると
「わかった、わかった!」
アランはさっさと受け取るとくるっとギルバート王の方に行こうとする。
「あー!アラン隊長このタレを付けても食べるんだよ!あとこの野菜も!お肉を巻いて食べるとさっぱりして美味しいからギルさん達に説明してね」
「なんだ?野菜を巻くのか?」
ミヅキから葉を受け取ると
「うん、コハクに頼んで生やして貰ったんだ、じっちゃん達はお年だし肉だけだと油っこすぎるだろうからね」
「ふーん…まぁ俺は肉だけでいいかな」
アランは葉とタレを受け取ると今度こそ離れて行くが…
「うっま!」
届ける途中でつまみ食いをしたようで大声をあげていた…。
ちょうど席を外しているらしく部屋で待っていると、しばらくしてレミオロン王が到着し、クラウス隊長とクラーク医師も同席した…
「すみません…お待たせして…ちょうど罪人の聴取をしていまして…」
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「ああ…どうですか?何か喋りましたか?」
「いえ…今は黙秘を続けています…申し訳ありません」
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「色々と問題が起きていて…本当に申し訳無い…」
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「その問題を一つ解決してやろう」
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「えっ…」
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「それは本当ですか!」
「クラウス!」
レミオロンがクラウスを睨んだ。
「申し訳ございません…」
クラウスが頭を下げさがる。
「かまわないさ、心配していただろうからね」
ギルバートが寛容に笑うと
「それでピースは?」
「私と共にこの国に来た従者達と一緒にいるようだ、怪我もなく無事だよ」
レミオロン達はホッと息をはくと
「本当にありがとうございます。では今すぐ迎えを遣わしますので…」
レミオロンがクラウスを見ると、頷き直ぐにでも向かおうとすると…
「それなんだが、ピース王子をもう少しうちで預かりたいと思っている」
ギルバートがニコリと笑うと
「それは…どういう意味でしょうか…」
レミオロンの顔が嫌悪感を示すと
「そんな顔をするな別に人質に取ったわけじゃ無いさ」
ギルバートが明るく答えると
「ですが…第一王子を断りもなく拘束するなど…」
「お前達がそれを言うか?」
ギルバートが嫌味たらしく言うと、クラウス達は唇を噛み締めた…。
「陛下…」
ユリウスが後ろから声をかけると
「わかってる…さて、冗談は置いといて…ピース王子は今王都熱に侵されているな?」
急に話が変わり困惑しながらもレミオロンが頷くと
「ピース王子をうちの者が手違いで治療してしまってなぁ…」
「「えっ!」」
「そ、それで王子の病気は?」
「無事、熱も下がったが…まだ安静にさせて様子を見ないといけないそうだ」
「それなら…この王宮で…」
クラーク先生が同意するようにコクコクと頷くと
「治療した薬師達がもうこちらにはきたくないそうだ…理由は君たちが一番よくわかっているね」
ギルバートがクラウス達をじっと見つめると
「なので…ピース王子を今すぐ迎えに来るのなら治療はお終いだ…後の事は君達でどうにかするといい。しかし、まだピース王子を預かっていいのなら最後まで治療を続けよう」
ギルバートがどうする?とレミオロンを見つめると…
「ギルバート王…どうかピースを治してやってください…」
レミオロンは机に手をつくと深々と頭を下げた…。
「わかった…では治り次第ピース王子をこちらに送り届けよう…だが!それまでに決して我らの仮の住居に兵士達を近づけさせないで頂きたい!」
「そ、それは…ウエスト国の皆さんも警護しないと…」
「君たちより強いのにか?」
ギルバートが鼻で笑うと
「必要ない」
キッパリと断る。
「その屋敷には、攫われた少女も滞在している…これ以上心の傷を広げたくないのでな…もし近くで怪しい行動が見えたら即刻王子の治療は止めて我らは国に帰らせてもらう」
「そ、そんな…」
「その意味がわかるよな?」
ギルバートがギロっと睨みつけると…フッと表情を和らげる。
「君達が変な事をしない限り我らから手は出さない…安心したまえ…我らはあいつらと違って子供に危害を加えるつもりは毛頭ない」
三人は、一瞬飛ばされた殺気に背中の汗が止まらないでいた…
「では、そういう事で…私は部屋に帰らせてもらうよ」
「は、はい…」
レミオロンが慌てて立ち上がると…
「あっ!そうだ、もう一つ重要な事を忘れていた…」
ギルバートがニッコリ笑うと、レミオロンがまだあるのかと顔を強ばらせた…。
「陛下…いいんですか?あちらの了承も取っていないのに」
ギルバートの後ろから付いてくるユリウスとシリウスが顔を曇らせる。
「何を言う!ここまでやってやったんだ、俺があいつに嘘をつくのにどんなに心を痛めたか…」
ギルバートが大袈裟に胸を掴んで苦しそうにすると
「それに…お前らだって行きたいだろ?」
ギルバートがニヤッと笑い二人を見ると
「「うっ…」」
二人が同じ顔で同じように顔を顰める。
「もう言っちゃったし、気にしない!気にしない!」
ギルバートはスキップでもしそうな勢いで廊下を歩いて行った…。
ミヅキ達が肉を焼いていると…
「おっ、デボット達が戻ってきた…ぞ…」
顔をあげてベイカーを見ると、顔が強ばっている…おかしいと思いミヅキが振り返るとそこにはデボットさん達に連れられてギルバート王とユリウスとシリウスがついてきていた。
「なんであの人来たんだ?」
ベイカーが首を傾げると
「すみません…セバスさん、付いてくる事を条件に出されまして…」
デボット達が耳打ちすると
「大丈夫ですよ、こうなると思っていましたから」
セバスが笑って二人を労うと
「おお!ギルお前も来たんか!」
ディムロスがギルバートに近づくと酒を渡す。
「全く狡いぞお前達!こんな面白そうな事をして黙ってるなんて」
ギルバートが文句を言うと
「そりゃ王様となんか食えないだろ」
ディムロスが笑うと
「じゃあ今日はただのギルとして参加だ!みんなもそのつもりでな!」
ギルバートが豪快に笑うと
「そのつもり…っていつもそんな感じじゃねえか…」
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「そういう訳にもいきません」
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「あっ!まじでなら俺は肉を食ってくるな!」
一緒に近づいたアランがさっさと剣をしまって焼き場へと戻って行った…ミシェルとユリウス達は唖然とアランを見つめた…。
「はーい!肉焼けましたよ~」
ミヅキが声をかけると
「「待ってました!」」
ベイカーとアランが皿を突き出す!
「…アラン隊長…ギルさんの警護は?」
ミヅキがジッとアランを見つめると
「今夜はいいんだと、親父もついてるし大丈夫だろ、大体あの二人に勝てるやつなんざいないよ」
それより肉をくれと皿をクイクイと動かしている。
ミヅキは呆れながらも肉を盛ると
「もう、じゃあこのお肉ギルさんとじいちゃんに渡してきてね」
ミヅキが三皿分用意すると
「わかった、わかった!」
アランはさっさと受け取るとくるっとギルバート王の方に行こうとする。
「あー!アラン隊長このタレを付けても食べるんだよ!あとこの野菜も!お肉を巻いて食べるとさっぱりして美味しいからギルさん達に説明してね」
「なんだ?野菜を巻くのか?」
ミヅキから葉を受け取ると
「うん、コハクに頼んで生やして貰ったんだ、じっちゃん達はお年だし肉だけだと油っこすぎるだろうからね」
「ふーん…まぁ俺は肉だけでいいかな」
アランは葉とタレを受け取ると今度こそ離れて行くが…
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