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9章 海の国
292.脱線
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「どうやって行くと言うんだ…我らは身動きも取れないのに…」
大臣が投げやりに言うと…
「牢から出てですよ」
セバスが当たり前の様に言う。
「ブラハと言う方は…私を叩いた方ですよね?何処に行かれましたか?」
セバスは構わずに質問すると
「…わからん…後は王族のアクア様が行方不明となっている…もしかしたらアクア様を探しに…」
「うーん…それは不味いですね…」
セバスが顔を顰めると…
「なんでですか?」
デボットが聞く
「多分…リップル王子がアクアさんと接触してたと思うんですよね…あの場所に来た事…心変わりしたあの隊長さんに〝お前もか〟と言ってましたから…きっとそれはアクアさんの事でしょう」
皆が頷くと
「私達を部屋に待たせて、人を連れて来ると言ってました…てっきりアクアさんを連れて来るのかと思いましたが…直ぐにでも連れて来なかった所を見ると、逃げられたか話が上手くいかなかった…何かトラブルがあったのかもしれません。もし…アクアさんが今一人なら…向かうところは…」
「ミヅキの所…」
デボットが嫌な顔をする…
「シルバさんミヅキさんと連絡取れましたか?」
フルフル…
シルバが首を振る…
「どうしたのでしょう…ベイカーさんがいるなら…大丈夫…ですよね」
セバスは不安そうに皆の顔を見回すと…
「うーん…あの二人…なんかすぐ脱線しませんか?」
「他に興味引かれると…夢中になりそうですよね…」
「あー…食べ物関連は特にな…」
セバスが眉間に皺を寄せると…
「シンクさん…どうにかミヅキさんと接触できますかね?」
【えっ!僕?】
シンクが嬉しそうにぴょんと跳ねると、シルバが不満そうに唸る…
【俺も行きたいのに…】
シルバの不満そうな様子に気がつくと
「シルバさんは目立ちますから…今回は我慢して欲しいんですけど…ね」
セバスが苦笑する…
「ミヅキさん達と接触してどうにか王達の元に行かないと…多分、王妃様が危ない状態なのでしょう…これを一番急いだ方がいい気がします…」
「王妃様は症状が軽いって言ってませんでしたか?」
「症状が軽いなら隠さないでしょう…しかも地下に…この大変な時に王が王妃のそばに付きっきりなのも気になります」
【分かった!とりあえずミヅキに会う!それでここまで一緒に来ればいいんだね!】
【早く連れてきてくれよ】
シルバが頼むと…
【了解!】
シンクが牢屋の壁を溶かして進もうとすると…
「シンクさん!海の中の移動がありますから!ちょっと待って下さい!」
セバスが慌てて止める。
シンクに空気の膜を作ると…
「シンクさん空気の膜を作っておきます…ただ…その間火魔法は使わないで下さい」
【えー!僕、炎が得意なのに!】
シンクがバサバサと羽ばたくと…
「不満な気持ちは分かりますが…空気を纏って火を使うと大変危険です…シンクさんは平気でも…周りが火の海になってしまいますからね…」
セバスの言葉にデボットとレアルがゾッとする
【うぅー…しょうがない…でもどうやってここから移動しよう…】
壁に少し開けた穴を見ると
「シルバさんここに軽く穴を開けて貰えますか?」
シンクが開けた穴を指すと、シルバが前脚を振り下ろす。
ドガッ!
壁に穴が開くと…
「では私達はミヅキさん達が動きやすいように彼らの注意を引きましょう…」
そう言ってニコッとシルバとプルシアを見た。
その頃ミヅキ達は…
「ベイカーさん!みて!みて!これ!」
ミヅキが大きな貝をベイカーさんに見せる。
「どうした!また食えるやつか?」
「そう!しかも高いよ!焼いてもいいし生でも美味しい!」
ミヅキが興奮すると
「よし!もっと拾おう!」
ベイカーさんが同じ貝を拾う。
「これなんてどうだ?」
シードが取ってきたものを手にミヅキに見せると…
「はっ!イカだ!ベイカーさんイカだよ!」
「よく知ってますね…イカなんて陸上の人は食べないかと思ってました…」
シードが驚いていると…
「これ…クラーケンみたいだなぁ…」
ベイカーがつんつんとつつくと
「あれはタコ!これはイカ!似てるけど違うの!イカも美味しいよ~イカソーメンにイカの天ぷらイカの塩辛なんてお酒に合うよ!」
「どんな料理かわからんが…ミヅキが作るなら美味いんだろうな…」
ベイカーが生唾を飲む
「どれも聞いた事ない料理ですね…イカなんて焼いて食べるくらいしか…」
「焼いても美味しいよね!醤油を塗ったら最高だよ!」
「…ミヅキ…」
ベイカーが深刻な声で…
「…駄目だよ…」
ミヅキが首を振る。
「ほら…シードに食わせてやらんと…体力が持たないんじゃないか?」
急に真剣に話し出す二人に困惑していると、なぜが自分の名前を出された。
「私は別に…食べなくとも…」
大丈夫、必要ない…と言おうとすると…
「ほら!ミヅキ作ってやろうぜ!」
ベイカーさんがシードの言葉を遮る。
「うーん…そうだね…ちょっと食べた方が治りも早くなるかなぁ…」
ミヅキが未だ腕を動かせないシードを見ると…
「じゃベイカーさん薪を集めて…」
「任せろ!」
ベイカーは薪を見つけに走り出した…
あっという間に姿が見えなくなってしまうと…
「薪なら私が出したのに…」
ネーレが木を出す…
「ネーレ様のは生木でしょ?燃やせないよー」
「いや…別にもう枯れた所だ…大丈夫」
「えっ…じゃいただきます…」
ミヅキがうやうやしく頂くと…
「あっ!ネーレ様の木も燃やせないんじゃ!?」
ネーレ様神木じゃん!
「そうなのか?」
ネーレが自分の手を見ると…
「ネーレ様の木はイカを指すのに使わせて貰うね、そうすれば上手く焼けそうだよ」
「ミヅキさん、イカはどのくらい必要ですか?」
シードが聞くと…
「駄目だよ!シードさんは休んでて!私が取りに行ってくるから」
「いえ…このくらい大丈夫ですから、もう血も出ていませんし」
「駄目です!」
ミヅキはシードに通せんぼをすると…
「なら…お手伝い程度にしますから…ついて行かせて下さい…じっとしてても…嫌な事を考えてしまいそうで…」
「わかりました…じゃあお手伝いよろしくお願いします!ムー!行こう!」
ミヅキがポチャンと海に入るとムーが膜を作る、シードさんがミヅキの後をついて行くと…
「ここら辺にイカが多いですよ…」
海にでてシードが指さすと…何かが海の中を降りて来て影を作る…
「なんだ?」
シードが突然出来た影に上を向くと…
「リバイアサン!」
シードの顔が強張る!
【わぁー!すごーい!海のドラゴン?】
ミヅキがリバイアサンに見とれていると…
「ミヅキさん!!」
シードがミヅキを掴むと急いで木の洞に入ろうとする!
しかし…リバイアサンに回り込まれ行く手を塞がれてしまった。
【な、何?シードさんなんで急いでるの?】
【ミヅキ!?】
そこ時シルバの声が頭に響いた。
【あっ!シルバ~お城に着いた?】
ミヅキが呑気に聞くと
【やっと繋がった…何してたんだ?ずっと呼んでたんだぞ…】
【ごめんね!ベイカーさん達と貝とかイカ捕まえてた】
ミヅキが急にボーっとしだすと…
「ミヅキさんどうした?しっかりしろ!今は集中して逃げないと…」
シードがミヅキの手を引っ張ると
【あっ!シルバちょっとまってて…今リバイアサンって言うかっこいいドラゴンが来て、シードさんが慌ててるの!ちょっと後でね!】
一方的に話を終えてしまった。
【ミヅキ!ミヅキ!くっそーリバイアサンってさっきのやつだろ…ミヅキに何かしに行ったのか…】
【どういう事でしょう】
プルシアがシルバを見ると…
【シードって誰だ…】
【わからん…】
【これはシンクに急いで貰わないとだな…】
シルバは嫌な予感にシンクに急いで話しかけた…。
大臣が投げやりに言うと…
「牢から出てですよ」
セバスが当たり前の様に言う。
「ブラハと言う方は…私を叩いた方ですよね?何処に行かれましたか?」
セバスは構わずに質問すると
「…わからん…後は王族のアクア様が行方不明となっている…もしかしたらアクア様を探しに…」
「うーん…それは不味いですね…」
セバスが顔を顰めると…
「なんでですか?」
デボットが聞く
「多分…リップル王子がアクアさんと接触してたと思うんですよね…あの場所に来た事…心変わりしたあの隊長さんに〝お前もか〟と言ってましたから…きっとそれはアクアさんの事でしょう」
皆が頷くと
「私達を部屋に待たせて、人を連れて来ると言ってました…てっきりアクアさんを連れて来るのかと思いましたが…直ぐにでも連れて来なかった所を見ると、逃げられたか話が上手くいかなかった…何かトラブルがあったのかもしれません。もし…アクアさんが今一人なら…向かうところは…」
「ミヅキの所…」
デボットが嫌な顔をする…
「シルバさんミヅキさんと連絡取れましたか?」
フルフル…
シルバが首を振る…
「どうしたのでしょう…ベイカーさんがいるなら…大丈夫…ですよね」
セバスは不安そうに皆の顔を見回すと…
「うーん…あの二人…なんかすぐ脱線しませんか?」
「他に興味引かれると…夢中になりそうですよね…」
「あー…食べ物関連は特にな…」
セバスが眉間に皺を寄せると…
「シンクさん…どうにかミヅキさんと接触できますかね?」
【えっ!僕?】
シンクが嬉しそうにぴょんと跳ねると、シルバが不満そうに唸る…
【俺も行きたいのに…】
シルバの不満そうな様子に気がつくと
「シルバさんは目立ちますから…今回は我慢して欲しいんですけど…ね」
セバスが苦笑する…
「ミヅキさん達と接触してどうにか王達の元に行かないと…多分、王妃様が危ない状態なのでしょう…これを一番急いだ方がいい気がします…」
「王妃様は症状が軽いって言ってませんでしたか?」
「症状が軽いなら隠さないでしょう…しかも地下に…この大変な時に王が王妃のそばに付きっきりなのも気になります」
【分かった!とりあえずミヅキに会う!それでここまで一緒に来ればいいんだね!】
【早く連れてきてくれよ】
シルバが頼むと…
【了解!】
シンクが牢屋の壁を溶かして進もうとすると…
「シンクさん!海の中の移動がありますから!ちょっと待って下さい!」
セバスが慌てて止める。
シンクに空気の膜を作ると…
「シンクさん空気の膜を作っておきます…ただ…その間火魔法は使わないで下さい」
【えー!僕、炎が得意なのに!】
シンクがバサバサと羽ばたくと…
「不満な気持ちは分かりますが…空気を纏って火を使うと大変危険です…シンクさんは平気でも…周りが火の海になってしまいますからね…」
セバスの言葉にデボットとレアルがゾッとする
【うぅー…しょうがない…でもどうやってここから移動しよう…】
壁に少し開けた穴を見ると
「シルバさんここに軽く穴を開けて貰えますか?」
シンクが開けた穴を指すと、シルバが前脚を振り下ろす。
ドガッ!
壁に穴が開くと…
「では私達はミヅキさん達が動きやすいように彼らの注意を引きましょう…」
そう言ってニコッとシルバとプルシアを見た。
その頃ミヅキ達は…
「ベイカーさん!みて!みて!これ!」
ミヅキが大きな貝をベイカーさんに見せる。
「どうした!また食えるやつか?」
「そう!しかも高いよ!焼いてもいいし生でも美味しい!」
ミヅキが興奮すると
「よし!もっと拾おう!」
ベイカーさんが同じ貝を拾う。
「これなんてどうだ?」
シードが取ってきたものを手にミヅキに見せると…
「はっ!イカだ!ベイカーさんイカだよ!」
「よく知ってますね…イカなんて陸上の人は食べないかと思ってました…」
シードが驚いていると…
「これ…クラーケンみたいだなぁ…」
ベイカーがつんつんとつつくと
「あれはタコ!これはイカ!似てるけど違うの!イカも美味しいよ~イカソーメンにイカの天ぷらイカの塩辛なんてお酒に合うよ!」
「どんな料理かわからんが…ミヅキが作るなら美味いんだろうな…」
ベイカーが生唾を飲む
「どれも聞いた事ない料理ですね…イカなんて焼いて食べるくらいしか…」
「焼いても美味しいよね!醤油を塗ったら最高だよ!」
「…ミヅキ…」
ベイカーが深刻な声で…
「…駄目だよ…」
ミヅキが首を振る。
「ほら…シードに食わせてやらんと…体力が持たないんじゃないか?」
急に真剣に話し出す二人に困惑していると、なぜが自分の名前を出された。
「私は別に…食べなくとも…」
大丈夫、必要ない…と言おうとすると…
「ほら!ミヅキ作ってやろうぜ!」
ベイカーさんがシードの言葉を遮る。
「うーん…そうだね…ちょっと食べた方が治りも早くなるかなぁ…」
ミヅキが未だ腕を動かせないシードを見ると…
「じゃベイカーさん薪を集めて…」
「任せろ!」
ベイカーは薪を見つけに走り出した…
あっという間に姿が見えなくなってしまうと…
「薪なら私が出したのに…」
ネーレが木を出す…
「ネーレ様のは生木でしょ?燃やせないよー」
「いや…別にもう枯れた所だ…大丈夫」
「えっ…じゃいただきます…」
ミヅキがうやうやしく頂くと…
「あっ!ネーレ様の木も燃やせないんじゃ!?」
ネーレ様神木じゃん!
「そうなのか?」
ネーレが自分の手を見ると…
「ネーレ様の木はイカを指すのに使わせて貰うね、そうすれば上手く焼けそうだよ」
「ミヅキさん、イカはどのくらい必要ですか?」
シードが聞くと…
「駄目だよ!シードさんは休んでて!私が取りに行ってくるから」
「いえ…このくらい大丈夫ですから、もう血も出ていませんし」
「駄目です!」
ミヅキはシードに通せんぼをすると…
「なら…お手伝い程度にしますから…ついて行かせて下さい…じっとしてても…嫌な事を考えてしまいそうで…」
「わかりました…じゃあお手伝いよろしくお願いします!ムー!行こう!」
ミヅキがポチャンと海に入るとムーが膜を作る、シードさんがミヅキの後をついて行くと…
「ここら辺にイカが多いですよ…」
海にでてシードが指さすと…何かが海の中を降りて来て影を作る…
「なんだ?」
シードが突然出来た影に上を向くと…
「リバイアサン!」
シードの顔が強張る!
【わぁー!すごーい!海のドラゴン?】
ミヅキがリバイアサンに見とれていると…
「ミヅキさん!!」
シードがミヅキを掴むと急いで木の洞に入ろうとする!
しかし…リバイアサンに回り込まれ行く手を塞がれてしまった。
【な、何?シードさんなんで急いでるの?】
【ミヅキ!?】
そこ時シルバの声が頭に響いた。
【あっ!シルバ~お城に着いた?】
ミヅキが呑気に聞くと
【やっと繋がった…何してたんだ?ずっと呼んでたんだぞ…】
【ごめんね!ベイカーさん達と貝とかイカ捕まえてた】
ミヅキが急にボーっとしだすと…
「ミヅキさんどうした?しっかりしろ!今は集中して逃げないと…」
シードがミヅキの手を引っ張ると
【あっ!シルバちょっとまってて…今リバイアサンって言うかっこいいドラゴンが来て、シードさんが慌ててるの!ちょっと後でね!】
一方的に話を終えてしまった。
【ミヅキ!ミヅキ!くっそーリバイアサンってさっきのやつだろ…ミヅキに何かしに行ったのか…】
【どういう事でしょう】
プルシアがシルバを見ると…
【シードって誰だ…】
【わからん…】
【これはシンクに急いで貰わないとだな…】
シルバは嫌な予感にシンクに急いで話しかけた…。
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