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6章
290.逃亡
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【何してるんだ?あいつ?】
シルバがつっこむと…
【ミヅキはもっと可愛いのにね~】
シンクが呆れる…
いきなりリバイアサンに頭を下げれられ驚くと…セバスが岩場を指差す。
【どうやらあそこに行けって事かな】
シルバ達が移動すると、セバスもそれに続く。
岩場に空間を作ると…
「すみませんが言葉がわからないので一方的にお話しします。見たところプルシアさんがリバイアサン…彼を負かしたもののなかなか帰ろうとしない感じでしょうか?」
シルバとプルシアが頷く。
「私に頭を下げたのはよく分かりませんが…ついてくる気ですよね…」
リバイアサンが大きく頷くとプルシア達がため息をつく。
【ちょっと 我らで話をするからお前は席を外してくれ…】
プルシアがリバイアサンに声をかけると…リバイアサンは頭を下げて離れて行った…
「うーん…引く気はなさそうですね…こちらをずっと見てますよ…とりあえず私達は海の国の城に案内されるようです。罪人ではなく客人としてもてなしてくれそうですね…そこでアクアさんと会えるといいのですが…」
ちらっとシルバを見ると…
「シルバさんの様子ではあちらと話が出来たんですよね?」
シルバが頷く。
「ミヅキさんは無事の様ですね…まぁベイカーさんがついてて何かあっては困りますがね…シルバさんが大人しくついてきてるって事は…」
シルバが気に入らなそうに吠える…
「まぁ…大人しくとでも言われましたか?」
セバスが苦笑すると…
シルバがぷいっと顔を背ける。
「さて…コレでどうにか王と会ってその元凶を我々がどうにかしないと…でも浄化できるのはミヅキさんだけですからね…あまり海の国の上層部には会わせたくありませんからね…この様な閉鎖的な国は頭が固い方が多いですから…」
うーんとセバスが悩むと…
「とりあえず王にあって出方を見ましょう…助ける価値無しと分かれば適当にあしらってミヅキさんを連れて脱出です」
シルバが頷く。
「ではついてきて下さい。シルバさんはミヅキさんに報告を…そこで待機するようにと私達が動けるようになったら迎えに行きましょう」
「ガウゥ…」
セバスは頷くと海へと入り海の国へと戻って行った…
【お前はでかいから入れないだろ…大人しくここで待機してろ】
シルバがまだついてくるリバイアサンに言うと…リバイアサンがプルシアを見る。
【そうですね…小さくなれるならついてきても良かったですけど…その姿では騒がれますよ…】
リバイアサンはガックリ項垂れると…
【では…ここら辺で待っております…ご主人様…青龍様をよろしくお願いします…】
セバスに再度頭を下げると海の底に潜って行った…
【…諦めなそうだな…盛大に勘違いしているし…】
シルバがリバイアサンの後ろ姿を見つめると…
【ドラゴンは諦めが悪いですからね。彼はしつこそうですから…ミヅキに合わせるのはちょっと…】
プルシアが苦笑した…
セバスに続いて国に戻ると…先程とは違う視線を向けられる…
忌々しげに見つめていた視線は、期待と恐れと不安に変わっていた。
「ではこちらに…」
リップルが海に向かって声を出すと…大きな影が迫って来た。
「これは…」
そこには大きな魚がゆっくりと泳いで来た…
「これに乗って移動します…どうぞお乗り下さい」
ジュウトが先導するとセバス達が魚の背に乗る。
【ミヅキが好きそうだな】
【確かに…】
【絶対乗りたいって言いそうですね…】
【クゥーン】
皆が乗り込んだのを確認すると…
「ホエール行け!」
リップルが合図した…ゆっくりと海の中を移動すると…木の中腹部分に大きな穴が開いていた。
大きな魚がそこに入ると…
「どうぞこちらに…」
そこから城の中に入れる造りになっていた。
城の中は水路と陸路と両方が並んで通っており…どちらの姿でも移動できるようになっていた。
「一度…客室にお通ししろ…私は…人を連れてくる」
リップルが声をかけると…
「では、私がご案内致します」
ジュウト隊長が広い客人様の部屋まで案内した…
「こちらをお使い下さい。何か必要な物があれば仰って下さい、女性の方はこちらに…」
相向かい部屋を案内しようとすると…
「いや…大丈夫だ、彼らと一緒で構わないよ」
エヴァが断ると
「…わかりました。では少しお待ち下さい」
彼らが部屋に入るのを見届けると…兵士達を見張りにつけて…
「誰も通さぬように…」
ジュウトはリップル王子の部屋へと向かった…
リップルは急いで部屋に戻ると
「アクア!」
「兄さんごめん!」
アクアは扉が開いた途端に、リップルに網を投げた!
突然の事に思わず手で払うと、網が逆に絡みつく…その隙にアクアが縄でぐるぐる巻にすると…
「ま、待てアクア!陸上の者の事で話がある!」
「わかってる!兄さんとは意見が違うって!でも僕はミヅキを信じたいんだ!」
アクアは部屋を飛び出して行った…
「くっそ!話を聞けーアクアー!」
廊下に響く兄の声を無視してアクアは城を飛び出して行った…。
「アクアー!戻ってこい!陸上の者は今城に来てもらってるんだ!」
もがくがどうにも縄が解けそうに無い…無駄な足掻きか…と暴れていると
「リップル様?」
外に響く叫び声と開きっぱなしの扉に不審に思いジュウト隊長が顔を覗かせた。
縛られたリップル王子の姿に驚き駆け寄ると
「リップル様!大丈夫ですか?」
急いで縄と網を切る。
「一体誰に…」
剣を出し警戒すると…
「アクアだ…」
リップルの言葉にジュウト隊長が驚く
「アクア様が何故?」
「詳しい事は後でだ!アクアを今すぐ探して連れてこい!」
「はっ、はい!」
ジュウトは急いで兵士達の元へ向かった…
「何やら外が騒がしいですね…」
セバスが慌ただしく走る兵士の足音に耳をすませる。
「何かあったのか?我々はまだ何もしてないのになぁ」
エヴァが頬杖をつきながら外を眺めている。
「お待ちください!誰も通すなとジュウト隊長に言われております!」
扉のすぐ外まで騒がしくなると…
「ええい!退け!ここに陸上の者がいるのはわかっているんだ!」
「困ります!ブラハ大臣!」
兵士が必死でこの部屋に入るのを止めようとしているようだ…
「うるさい!」
大臣は兵士を突き飛ばすと…部屋の中に入ってきた!
セバス達が立ち上がると…ジロっと舐め回すように見る…
「こいつらが陸上の者か…お前達!牢屋に連れて行け!」
大臣が引き連れて来た兵士に声をかける!
『はい…』
兵士達がセバス達を捕まえようとすると…
「私達はこちらの王子に案内されましたが…私達を牢屋に案内してもいいのですか?」
セバスが大臣に聞くと…
パーンッ!
セバスの頬を手の甲で叩いた…
「陸上の者が勝手に口を聞くな!汚らわしい!」
そう言ってセバスを叩いた手を布で拭く…
「セ、セバスさん…大丈夫ですか?」
デボットが真っ青になって聞くと…
「ええ…問題ありませんよ…」
セバスはニッコリと微笑んだ…
シルバがつっこむと…
【ミヅキはもっと可愛いのにね~】
シンクが呆れる…
いきなりリバイアサンに頭を下げれられ驚くと…セバスが岩場を指差す。
【どうやらあそこに行けって事かな】
シルバ達が移動すると、セバスもそれに続く。
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「すみませんが言葉がわからないので一方的にお話しします。見たところプルシアさんがリバイアサン…彼を負かしたもののなかなか帰ろうとしない感じでしょうか?」
シルバとプルシアが頷く。
「私に頭を下げたのはよく分かりませんが…ついてくる気ですよね…」
リバイアサンが大きく頷くとプルシア達がため息をつく。
【ちょっと 我らで話をするからお前は席を外してくれ…】
プルシアがリバイアサンに声をかけると…リバイアサンは頭を下げて離れて行った…
「うーん…引く気はなさそうですね…こちらをずっと見てますよ…とりあえず私達は海の国の城に案内されるようです。罪人ではなく客人としてもてなしてくれそうですね…そこでアクアさんと会えるといいのですが…」
ちらっとシルバを見ると…
「シルバさんの様子ではあちらと話が出来たんですよね?」
シルバが頷く。
「ミヅキさんは無事の様ですね…まぁベイカーさんがついてて何かあっては困りますがね…シルバさんが大人しくついてきてるって事は…」
シルバが気に入らなそうに吠える…
「まぁ…大人しくとでも言われましたか?」
セバスが苦笑すると…
シルバがぷいっと顔を背ける。
「さて…コレでどうにか王と会ってその元凶を我々がどうにかしないと…でも浄化できるのはミヅキさんだけですからね…あまり海の国の上層部には会わせたくありませんからね…この様な閉鎖的な国は頭が固い方が多いですから…」
うーんとセバスが悩むと…
「とりあえず王にあって出方を見ましょう…助ける価値無しと分かれば適当にあしらってミヅキさんを連れて脱出です」
シルバが頷く。
「ではついてきて下さい。シルバさんはミヅキさんに報告を…そこで待機するようにと私達が動けるようになったら迎えに行きましょう」
「ガウゥ…」
セバスは頷くと海へと入り海の国へと戻って行った…
【お前はでかいから入れないだろ…大人しくここで待機してろ】
シルバがまだついてくるリバイアサンに言うと…リバイアサンがプルシアを見る。
【そうですね…小さくなれるならついてきても良かったですけど…その姿では騒がれますよ…】
リバイアサンはガックリ項垂れると…
【では…ここら辺で待っております…ご主人様…青龍様をよろしくお願いします…】
セバスに再度頭を下げると海の底に潜って行った…
【…諦めなそうだな…盛大に勘違いしているし…】
シルバがリバイアサンの後ろ姿を見つめると…
【ドラゴンは諦めが悪いですからね。彼はしつこそうですから…ミヅキに合わせるのはちょっと…】
プルシアが苦笑した…
セバスに続いて国に戻ると…先程とは違う視線を向けられる…
忌々しげに見つめていた視線は、期待と恐れと不安に変わっていた。
「ではこちらに…」
リップルが海に向かって声を出すと…大きな影が迫って来た。
「これは…」
そこには大きな魚がゆっくりと泳いで来た…
「これに乗って移動します…どうぞお乗り下さい」
ジュウトが先導するとセバス達が魚の背に乗る。
【ミヅキが好きそうだな】
【確かに…】
【絶対乗りたいって言いそうですね…】
【クゥーン】
皆が乗り込んだのを確認すると…
「ホエール行け!」
リップルが合図した…ゆっくりと海の中を移動すると…木の中腹部分に大きな穴が開いていた。
大きな魚がそこに入ると…
「どうぞこちらに…」
そこから城の中に入れる造りになっていた。
城の中は水路と陸路と両方が並んで通っており…どちらの姿でも移動できるようになっていた。
「一度…客室にお通ししろ…私は…人を連れてくる」
リップルが声をかけると…
「では、私がご案内致します」
ジュウト隊長が広い客人様の部屋まで案内した…
「こちらをお使い下さい。何か必要な物があれば仰って下さい、女性の方はこちらに…」
相向かい部屋を案内しようとすると…
「いや…大丈夫だ、彼らと一緒で構わないよ」
エヴァが断ると
「…わかりました。では少しお待ち下さい」
彼らが部屋に入るのを見届けると…兵士達を見張りにつけて…
「誰も通さぬように…」
ジュウトはリップル王子の部屋へと向かった…
リップルは急いで部屋に戻ると
「アクア!」
「兄さんごめん!」
アクアは扉が開いた途端に、リップルに網を投げた!
突然の事に思わず手で払うと、網が逆に絡みつく…その隙にアクアが縄でぐるぐる巻にすると…
「ま、待てアクア!陸上の者の事で話がある!」
「わかってる!兄さんとは意見が違うって!でも僕はミヅキを信じたいんだ!」
アクアは部屋を飛び出して行った…
「くっそ!話を聞けーアクアー!」
廊下に響く兄の声を無視してアクアは城を飛び出して行った…。
「アクアー!戻ってこい!陸上の者は今城に来てもらってるんだ!」
もがくがどうにも縄が解けそうに無い…無駄な足掻きか…と暴れていると
「リップル様?」
外に響く叫び声と開きっぱなしの扉に不審に思いジュウト隊長が顔を覗かせた。
縛られたリップル王子の姿に驚き駆け寄ると
「リップル様!大丈夫ですか?」
急いで縄と網を切る。
「一体誰に…」
剣を出し警戒すると…
「アクアだ…」
リップルの言葉にジュウト隊長が驚く
「アクア様が何故?」
「詳しい事は後でだ!アクアを今すぐ探して連れてこい!」
「はっ、はい!」
ジュウトは急いで兵士達の元へ向かった…
「何やら外が騒がしいですね…」
セバスが慌ただしく走る兵士の足音に耳をすませる。
「何かあったのか?我々はまだ何もしてないのになぁ」
エヴァが頬杖をつきながら外を眺めている。
「お待ちください!誰も通すなとジュウト隊長に言われております!」
扉のすぐ外まで騒がしくなると…
「ええい!退け!ここに陸上の者がいるのはわかっているんだ!」
「困ります!ブラハ大臣!」
兵士が必死でこの部屋に入るのを止めようとしているようだ…
「うるさい!」
大臣は兵士を突き飛ばすと…部屋の中に入ってきた!
セバス達が立ち上がると…ジロっと舐め回すように見る…
「こいつらが陸上の者か…お前達!牢屋に連れて行け!」
大臣が引き連れて来た兵士に声をかける!
『はい…』
兵士達がセバス達を捕まえようとすると…
「私達はこちらの王子に案内されましたが…私達を牢屋に案内してもいいのですか?」
セバスが大臣に聞くと…
パーンッ!
セバスの頬を手の甲で叩いた…
「陸上の者が勝手に口を聞くな!汚らわしい!」
そう言ってセバスを叩いた手を布で拭く…
「セ、セバスさん…大丈夫ですか?」
デボットが真っ青になって聞くと…
「ええ…問題ありませんよ…」
セバスはニッコリと微笑んだ…
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