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6キス
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「ふっ…んっ…」
緊張から口を強ばってギュッ閉めていると…
「力を抜け…」
サラッと胸の近くを触られて驚きから口を開けてしまった!
そのすきに王子の舌が私の中に入り込む…濃厚なキスが口の中でクチャクチャと音を立てる。
訳がわからずにされるがままになっているとドンドン、力が抜けていった…そして目からは涙がこぼれる…
息をどこですればいいのかわからずにいると口をやっと離される。
「はぁはぁ…」
息を整え潤んだ瞳でフレッド王子を見つめると…
顔を見られて手を伸ばしてきた…
今度は何!?
力を込めて、ギュッと目をつぶると目に溜まった涙を拭かれた。
「え…」
驚いてフレッド王子の顔を見つめるとフッと笑われる…そしてそのまま手をずらして肩にかかっていた下着の紐を下ろされた…すると男性には誰にも見せた事の無かった胸が顕になる。
「きゃっ!」
思わず胸を隠すと…
「小さいな…それに細すぎる…」
手を取られて頭の上で押さえつけられるとじっくりと舐め回すように体を見られた…
もう…お嫁にいけない…あっ…もう元々いけなかった。
そう思うとふっと力が抜けた…そうだ私にはそんな価値などもうないのだ…
急に抵抗を止めた私に王子は首を傾げる。
「どうした?抵抗してもいいんだぞ。まぁこの力では無駄だがな」
クックックと可笑しそうに笑っている。
「いえ、私にそんな価値などありませんからお好きなように…もうあなたのものですからね」
力なく笑ってそう言った。
「価値ね…」
王子は何か考えていると…
「まぁいい、覚悟があるなら早速もらおうか」
王子は私の下腹部に手を当てた…
「うっ…あ、あのひとつだけ…いいでしょうか?」
「なんだ?」
「あの…私初めてで…何もわからないのでつまらないかと…ですからガッカリしないでください…」
「何を今更、王子と毎日のように散々やっているのだろ?」
そ、それはきっと妹のレミリアだ…でもそれを言う訳には…
私は何も答えずに顔を逸らした…
王子は私の発言を嘘だと捉えたようで構わずに私の大事なところに手を伸ばす。
王子の長く冷たい指がどこかの知らない穴に入ろうとすると…
「痛っ…」
ピリッとする痛みに思わず声が漏れた。
「これは…」
王子は驚いて私の体をもう一度じっくりと眺めた…そうすると
「わかった…ゆっくりとやろう…大丈夫時間はたっぷりとあるからな…」
何故かわからないが王子は機嫌よく笑うと私の頭にそっとキスを落とした。
そのあとの事は曖昧にしか覚えてない…
王子は優しく何度も何度も私の体にキスをした…それはもうキスをしてない場所などない程に…
上から下まで隅々に舐められるようなキスをされ…その度に私は自分の声ではないような悲鳴をあげた。
王子は私が鳴く度に嬉しそうに何度もそこを責めた…
そしてもちろん口にも何度もキスをされる…この口のキスが時折気持ちよく感じてしまい…私は自分が自分では無くなるような感じに恐怖を覚えた。
緊張から口を強ばってギュッ閉めていると…
「力を抜け…」
サラッと胸の近くを触られて驚きから口を開けてしまった!
そのすきに王子の舌が私の中に入り込む…濃厚なキスが口の中でクチャクチャと音を立てる。
訳がわからずにされるがままになっているとドンドン、力が抜けていった…そして目からは涙がこぼれる…
息をどこですればいいのかわからずにいると口をやっと離される。
「はぁはぁ…」
息を整え潤んだ瞳でフレッド王子を見つめると…
顔を見られて手を伸ばしてきた…
今度は何!?
力を込めて、ギュッと目をつぶると目に溜まった涙を拭かれた。
「え…」
驚いてフレッド王子の顔を見つめるとフッと笑われる…そしてそのまま手をずらして肩にかかっていた下着の紐を下ろされた…すると男性には誰にも見せた事の無かった胸が顕になる。
「きゃっ!」
思わず胸を隠すと…
「小さいな…それに細すぎる…」
手を取られて頭の上で押さえつけられるとじっくりと舐め回すように体を見られた…
もう…お嫁にいけない…あっ…もう元々いけなかった。
そう思うとふっと力が抜けた…そうだ私にはそんな価値などもうないのだ…
急に抵抗を止めた私に王子は首を傾げる。
「どうした?抵抗してもいいんだぞ。まぁこの力では無駄だがな」
クックックと可笑しそうに笑っている。
「いえ、私にそんな価値などありませんからお好きなように…もうあなたのものですからね」
力なく笑ってそう言った。
「価値ね…」
王子は何か考えていると…
「まぁいい、覚悟があるなら早速もらおうか」
王子は私の下腹部に手を当てた…
「うっ…あ、あのひとつだけ…いいでしょうか?」
「なんだ?」
「あの…私初めてで…何もわからないのでつまらないかと…ですからガッカリしないでください…」
「何を今更、王子と毎日のように散々やっているのだろ?」
そ、それはきっと妹のレミリアだ…でもそれを言う訳には…
私は何も答えずに顔を逸らした…
王子は私の発言を嘘だと捉えたようで構わずに私の大事なところに手を伸ばす。
王子の長く冷たい指がどこかの知らない穴に入ろうとすると…
「痛っ…」
ピリッとする痛みに思わず声が漏れた。
「これは…」
王子は驚いて私の体をもう一度じっくりと眺めた…そうすると
「わかった…ゆっくりとやろう…大丈夫時間はたっぷりとあるからな…」
何故かわからないが王子は機嫌よく笑うと私の頭にそっとキスを落とした。
そのあとの事は曖昧にしか覚えてない…
王子は優しく何度も何度も私の体にキスをした…それはもうキスをしてない場所などない程に…
上から下まで隅々に舐められるようなキスをされ…その度に私は自分の声ではないような悲鳴をあげた。
王子は私が鳴く度に嬉しそうに何度もそこを責めた…
そしてもちろん口にも何度もキスをされる…この口のキスが時折気持ちよく感じてしまい…私は自分が自分では無くなるような感じに恐怖を覚えた。
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