113 / 177
112.
しおりを挟む
エイトやカズキ達は楽しく食事を終えるとナナミとダレンは
「じゃあお先に…」
二人で先に部屋を出ていくと
「エイトちゃんも一緒にどうかしら」
ダレンがエイトを誘うと
「エイトは俺と風呂に入るんだ!」
カズキはシッシッとダレンを遠ざける。
「あっ、だがな…ナナミに手を出したらわかってるだろうな」
ジロっとダレンを睨み注意すると
「もう、カズキは心配しすぎよ!それに私がされるままでいられるわけないでしょ?」
ナナミが笑うと…
「確かにそうだな…」
「違いない」
カズキとラルクは真顔で頷いた。
「てことでそのまま休むわ、おやすみなさい」
「おやすみなさい」
エイトが笑って手を振ると
「よし!じゃあ男同志で風呂に入るか!」
カズキがポンッと頭に手を乗せると笑顔を向けた。
「うん!」
エイトはカズキ達と風呂に向かうとジャックが後ろからついてくる。
みんなで久しぶりの風呂に入るとみんなで体を洗い合う。
カズキはエイトの体を洗いながら最初に来た時よりしっかりとしてきた体に嬉しい様な寂しい様な気持ちになった。
湯船に浸かるとジャックを洗い流しているエイトに声をかける。
「エイト、膝に乗るか?」
カズキがおいでと手招きする。
エイトは嬉しそうに頷きカズキの膝に乗ってカズキの逞しい胸に頭を預ける。
素直に膝に乗るところはまだ子供だな…と嬉しくなると
上からはカズキの優しい声が降り注ぐ…
「今回はエイトも頑張ったなぁ…どうだった村の様子は」
「楽しかったよ!優しいおばさんが肉串をおまけしてくれたの、それにギルドの人達もすごい親切だったよ」
ニコニコと話すエイトにカズキは少し寂しそうに笑って頷く。
「うんうん…良かったな。エイトは可愛いし優しいからな気がついた奴らも可愛がってくれるんだろ」
「あと、女にもモテてたな」
ラルクがギルドで聞いた話を思い出してカズキに話すと
「これは将来が楽しみだな、変な女に捕まらないようにちゃんと教えてやらなきゃな」
カズキが笑ってエイトの頭を触ると
「えー?モテるってなぁに?ぼくなにかした?」
エイトがわからずにラルクを見ると
「はぁ…こういう素直な感じが女にはたまらないんだろうな…」
ラルクが苦笑しながらエイトを撫でると
「お前はまだわかんなくていいよ」
そのままでいろと首を傾げるエイトに笑いかけた。
「じゃあお先に…」
二人で先に部屋を出ていくと
「エイトちゃんも一緒にどうかしら」
ダレンがエイトを誘うと
「エイトは俺と風呂に入るんだ!」
カズキはシッシッとダレンを遠ざける。
「あっ、だがな…ナナミに手を出したらわかってるだろうな」
ジロっとダレンを睨み注意すると
「もう、カズキは心配しすぎよ!それに私がされるままでいられるわけないでしょ?」
ナナミが笑うと…
「確かにそうだな…」
「違いない」
カズキとラルクは真顔で頷いた。
「てことでそのまま休むわ、おやすみなさい」
「おやすみなさい」
エイトが笑って手を振ると
「よし!じゃあ男同志で風呂に入るか!」
カズキがポンッと頭に手を乗せると笑顔を向けた。
「うん!」
エイトはカズキ達と風呂に向かうとジャックが後ろからついてくる。
みんなで久しぶりの風呂に入るとみんなで体を洗い合う。
カズキはエイトの体を洗いながら最初に来た時よりしっかりとしてきた体に嬉しい様な寂しい様な気持ちになった。
湯船に浸かるとジャックを洗い流しているエイトに声をかける。
「エイト、膝に乗るか?」
カズキがおいでと手招きする。
エイトは嬉しそうに頷きカズキの膝に乗ってカズキの逞しい胸に頭を預ける。
素直に膝に乗るところはまだ子供だな…と嬉しくなると
上からはカズキの優しい声が降り注ぐ…
「今回はエイトも頑張ったなぁ…どうだった村の様子は」
「楽しかったよ!優しいおばさんが肉串をおまけしてくれたの、それにギルドの人達もすごい親切だったよ」
ニコニコと話すエイトにカズキは少し寂しそうに笑って頷く。
「うんうん…良かったな。エイトは可愛いし優しいからな気がついた奴らも可愛がってくれるんだろ」
「あと、女にもモテてたな」
ラルクがギルドで聞いた話を思い出してカズキに話すと
「これは将来が楽しみだな、変な女に捕まらないようにちゃんと教えてやらなきゃな」
カズキが笑ってエイトの頭を触ると
「えー?モテるってなぁに?ぼくなにかした?」
エイトがわからずにラルクを見ると
「はぁ…こういう素直な感じが女にはたまらないんだろうな…」
ラルクが苦笑しながらエイトを撫でると
「お前はまだわかんなくていいよ」
そのままでいろと首を傾げるエイトに笑いかけた。
0
お気に入りに追加
2,043
あなたにおすすめの小説
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
元勇者パーティーで雑用係をしていたが、追放されてしまった。
しかし彼は本当は最強でしかも、真の実力を隠していた!
今は辺境の小さな村でひっそりと暮らしている。
そうしていると……?
※第3回HJ小説大賞一次通過作品です!
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
【完結】神スキル拡大解釈で底辺パーティから成り上がります!
まにゅまにゅ
ファンタジー
平均レベルの低い底辺パーティ『龍炎光牙《りゅうえんこうが》』はオーク一匹倒すのにも命懸けで注目もされていないどこにでもでもいる冒険者たちのチームだった。
そんなある日ようやく資金も貯まり、神殿でお金を払って恩恵《ギフト》を授かるとその恩恵《ギフト》スキルは『拡大解釈』というもの。
その効果は魔法やスキルの内容を拡大解釈し、別の効果を引き起こせる、という神スキルだった。その拡大解釈により色んなものを回復《ヒール》で治したり強化《ブースト》で獲得経験値を増やしたりととんでもない効果を発揮する!
底辺パーティ『龍炎光牙』の大躍進が始まる!
第16回ファンタジー大賞奨励賞受賞作です。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる