19 / 23
19話
しおりを挟む
肉‥‥肉ね。
何がいいかしら?買っていってももちろんいいのだけれどせっかくなら作ろうと思う。最高に美味しい肉料理ってなんだろう?
肉‥‥肉‥‥ハンバーグとか?
ハンバーグ‥‥ハンバーグ‥‥そうだわ!
ハンバーガーにしましょう!あれなら片手で食べられるからちょうどいいわ!
ん~、ハンバーガーに必要なのはバンズとレタスとトマト、チーズにハンバーグよね。レタスとトマトはあるからあとはチーズとハンバーグの材料を買いに行けばいいわね。
何個必要かしら?警備隊の人って交代制で沢山いるみたいだしまあ、多い分には問題ないでしょう。みなさん大食いだって女将さんも言っていたし。
50個ほど作りましょう!材料買いにいこーっ。
女将さんに教えてもらったおすすめのチーズ屋さんに来た。チーズだけでなく乳製品全般を扱っている。
比較的温厚な牛の魔物から採れたミルクは濃厚でとても美味しい。それを元に作られたチーズはよく熟成されていて旨味が凝縮されている。
こんなに美味しいミルクならアイスにしたら美味しそうね。昔先生が作ってくれたの!冷たくて甘くて濃厚で‥‥あの味が忘れられないわ!でも作り方を知らないのよね‥‥。ただ氷魔法を使っていたことはわかるんだけど。
先生の話ではアイスにはいろんな味があるのですって。じゅるりっ食べたい‥‥。
今度先生に会えたら絶対にレシピを教えてもらいましょう!
さて、材料は揃ったわ。そうそう、ナツメグを見つけたのよ!あれ異国の名産だからなかなか出回らないのよねぇ。
市場の端にある少し変わったお店で見つけたの。そこはいろんな国から珍しいものを集めて売っているの。もしかしたら先生が欲しがっていたものも揃っているかもしれないわ。
~ハンバーグ~
・ひき肉
・玉ねぎ
・ナツメグ
・サラダ油
・パン粉
・牛乳
・塩胡椒
これだけあれば十分ね。ひき肉は塊肉しか売っていなかったから刻んで自分で挽肉にしていく。
『小嵐』
魔法を使えばあっという間だわ。玉ねぎも同様に魔法でみじん切りにする。
パン粉もないから買ってきたフランスパン?のような硬いパンを粉砕してパン粉にする。
全ての材料を混ぜ合わせて空気を抜くように丸めたら焼く!
『熱』
一気に焼ける匂いがして美味しそう‥‥お腹空くわね。
焼けたら熱々のうちにハンバーガーに仕上げちゃいましょ!
パン屋さんで買ってきたバンズにレタス、トマト、ハンバーグ、チーズを順に挟んでいく。
この作業をひたすら繰り返す‥‥。
できた!流石に50個も作ると大変ね。余分に作った一つは自分で食べるの。
冷めないうちに食べてもらいたいから早く届けに行きましょ~。
何がいいかしら?買っていってももちろんいいのだけれどせっかくなら作ろうと思う。最高に美味しい肉料理ってなんだろう?
肉‥‥肉‥‥ハンバーグとか?
ハンバーグ‥‥ハンバーグ‥‥そうだわ!
ハンバーガーにしましょう!あれなら片手で食べられるからちょうどいいわ!
ん~、ハンバーガーに必要なのはバンズとレタスとトマト、チーズにハンバーグよね。レタスとトマトはあるからあとはチーズとハンバーグの材料を買いに行けばいいわね。
何個必要かしら?警備隊の人って交代制で沢山いるみたいだしまあ、多い分には問題ないでしょう。みなさん大食いだって女将さんも言っていたし。
50個ほど作りましょう!材料買いにいこーっ。
女将さんに教えてもらったおすすめのチーズ屋さんに来た。チーズだけでなく乳製品全般を扱っている。
比較的温厚な牛の魔物から採れたミルクは濃厚でとても美味しい。それを元に作られたチーズはよく熟成されていて旨味が凝縮されている。
こんなに美味しいミルクならアイスにしたら美味しそうね。昔先生が作ってくれたの!冷たくて甘くて濃厚で‥‥あの味が忘れられないわ!でも作り方を知らないのよね‥‥。ただ氷魔法を使っていたことはわかるんだけど。
先生の話ではアイスにはいろんな味があるのですって。じゅるりっ食べたい‥‥。
今度先生に会えたら絶対にレシピを教えてもらいましょう!
さて、材料は揃ったわ。そうそう、ナツメグを見つけたのよ!あれ異国の名産だからなかなか出回らないのよねぇ。
市場の端にある少し変わったお店で見つけたの。そこはいろんな国から珍しいものを集めて売っているの。もしかしたら先生が欲しがっていたものも揃っているかもしれないわ。
~ハンバーグ~
・ひき肉
・玉ねぎ
・ナツメグ
・サラダ油
・パン粉
・牛乳
・塩胡椒
これだけあれば十分ね。ひき肉は塊肉しか売っていなかったから刻んで自分で挽肉にしていく。
『小嵐』
魔法を使えばあっという間だわ。玉ねぎも同様に魔法でみじん切りにする。
パン粉もないから買ってきたフランスパン?のような硬いパンを粉砕してパン粉にする。
全ての材料を混ぜ合わせて空気を抜くように丸めたら焼く!
『熱』
一気に焼ける匂いがして美味しそう‥‥お腹空くわね。
焼けたら熱々のうちにハンバーガーに仕上げちゃいましょ!
パン屋さんで買ってきたバンズにレタス、トマト、ハンバーグ、チーズを順に挟んでいく。
この作業をひたすら繰り返す‥‥。
できた!流石に50個も作ると大変ね。余分に作った一つは自分で食べるの。
冷めないうちに食べてもらいたいから早く届けに行きましょ~。
5
お気に入りに追加
150
あなたにおすすめの小説
今さら跡継ぎと持ち上げたって遅いです。完全に心を閉ざします
匿名希望ショタ
恋愛
血筋&魔法至上主義の公爵家に生まれた魔法を使えない女の子は落ちこぼれとして小さい窓しかない薄暗く汚い地下室に閉じ込められていた。当然ネズミも出て食事でさえ最低限の量を一日一食しか貰えない。そして兄弟達や使用人達が私をストレスのはけ口にしにやってくる。
その環境で女の子の心は崩壊していた。心を完全に閉ざし無表情で短い返事だけするただの人形に成り果ててしまったのだった。
そんな時兄弟達や両親が立て続けに流行病で亡くなり跡継ぎとなった。その瞬間周りの態度が180度変わったのだ。
でも私は完全に心を閉ざします
婚約破棄されたおっとり令嬢は「実験成功」とほくそ笑む
柴野
恋愛
おっとりしている――つまり気の利かない頭の鈍い奴と有名な令嬢イダイア。
周囲からどれだけ罵られようとも笑顔でいる様を皆が怖がり、誰も寄り付かなくなっていたところ、彼女は婚約者であった王太子に「真実の愛を見つけたから気味の悪いお前のような女はもういらん!」と言われて婚約破棄されてしまう。
しかしそれを受けた彼女は悲しむでも困惑するでもなく、一人ほくそ笑んだ。
「実験成功、ですわねぇ」
イダイアは静かに呟き、そして哀れなる王太子に真実を教え始めるのだった。
※こちらの作品は小説家になろうにも重複投稿しています。
『王家の面汚し』と呼ばれ帝国へ売られた王女ですが、普通に歓迎されました……
Ryo-k
ファンタジー
王宮で開かれた側妃主催のパーティーで婚約破棄を告げられたのは、アシュリー・クローネ第一王女。
優秀と言われているラビニア・クローネ第二王女と常に比較され続け、彼女は貴族たちからは『王家の面汚し』と呼ばれ疎まれていた。
そんな彼女は、帝国との交易の条件として、帝国に送られることになる。
しかしこの時は誰も予想していなかった。
この出来事が、王国の滅亡へのカウントダウンの始まりであることを……
アシュリーが帝国で、秘められていた才能を開花するのを……
※この作品は「小説家になろう」でも掲載しています。
お望み通りに婚約破棄したのに嫌がらせを受けるので、ちょっと行動を起こしてみた。
夢草 蝶
恋愛
婚約破棄をしたのに、元婚約者の浮気相手から嫌がらせを受けている。
流石に疲れてきたある日。
靴箱に入っていた呼び出し状を私は──。
婚約破棄されたので実家へ帰って編み物をしていたのですが……まさかの事件が起こりまして!? ~人生は大きく変わりました~
四季
恋愛
私ニーナは、婚約破棄されたので実家へ帰って編み物をしていたのですが……ある日のこと、まさかの事件が起こりまして!?
妻と夫と元妻と
キムラましゅろう
恋愛
復縁を迫る元妻との戦いって……それって妻(わたし)の役割では?
わたし、アシュリ=スタングレイの夫は王宮魔術師だ。
数多くの魔術師の御多分に漏れず、夫のシグルドも魔術バカの変人である。
しかも二十一歳という若さで既にバツイチの身。
そんな事故物件のような夫にいつの間にか絆され絡めとられて結婚していたわたし。
まぁわたしの方にもそれなりに事情がある。
なので夫がバツイチでもとくに気にする事もなく、わたしの事が好き過ぎる夫とそれなりに穏やかで幸せな生活を営んでいた。
そんな中で、国王肝入りで魔術研究チームが組まれる事になったのだとか。そしてその編成されたチームメイトの中に、夫の別れた元妻がいて………
相も変わらずご都合主義、ノーリアリティなお話です。
不治の誤字脱字病患者の作品です。
作中に誤字脱字が有ったら「こうかな?」と脳内変換を余儀なくさせられる恐れが多々ある事をご了承下さいませ。
性描写はありませんがそれを連想させるワードが出てくる恐れがありますので、破廉恥がお嫌いな方はご自衛下さい。
小説家になろうさんでも投稿します。
魔力無しの聖女に何の御用ですか?〜義妹達に国を追い出されて婚約者にも見捨てられる戻ってこい?自由気ままな生活が気に入ったので断固拒否します〜
まつおいおり
恋愛
毎日毎日、国のトラブル解決に追われるミレイ・ノーザン、水の魔法を失敗して道を浸水させてしまったのを何とかして欲しいとか、火の魔道具が暴走して火事を消火してほしいとか、このガルシア国はほぼ全ての事柄に魔法や魔道具を使っている、そっちの方が効率的だからだ、しかしだからこそそういった魔力の揉め事が後を絶たない………彼女は八光聖女の一人、退魔の剣の振るい手、この剣はあらゆる魔力を吸収し、霧散させる、………なので義妹達にあらゆる国の魔力トラブル処理を任せられていた、ある日、彼女は八光聖女をクビにされ、さらに婚約者も取られ、トドメに国外追放………あてもなく彷徨う、ひょんなことからハルバートという男に助けられ、何でも屋『ブレーメンズ』に所属、舞い込む依頼、忙しくもやり甲斐のある日々………一方、義妹達はガルシア国の魔力トラブルを処理が上手く出来ず、今更私を連れ戻そうとするが、はいそうですかと聞くわけがない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる