44 / 75
サイモンペッグが出るのはIIIから
しおりを挟む
「だからあれだ」
佐々木が手を振る。
「乗り鉄と、プラレールが好きな人だ」
「それなら分かります」
けど・・・・と吉田が反論する。
「そんなに違いますかね、アニメ観るだけの人と、イベントに行く人って?」
「それくらい違うだろう」
佐々木が手で壁を作る。
「アニメが好きと、アニメ声優が好きっていうのには、かなり大きな差があると思うけどね」
「ううううんん、そうですかねぇ」
吉田が首を捻る。
「野球好きで、野球選手好きじゃないって人、いないじゃないですか」
「そこと同じか?」
「俺はアニメ声優には興味ないけど、アニメは好きってそんなに変だと思わんけどね」
佐々木が告げる。
「それにもう一回言うけど、それをヘビーユーザー、ライトユーザーって分けるのも変な感じだけどね」
「言いたいことは事は分かります」
「それはもう、別のものが好きな人たちじゃん」
「それに単純に、アニメ観て面白くて、これの続きが観たいって思うこと、ただそれだけを思う人、俺はそんなに変だと思わんけどね、っていうか普通そうだろう」
「だからそれは、ライトユーザーじゃないですか」
「うんんんん、そうか・・・・そうか?」
「だってキムタクのドラマ観る人は、キムタクのファンじゃないですか」
「でも俺、トムクルーズのファンじゃないけど、ミッションインポッシブル観るよ」
「でもあなた、サイモンペックのファンじゃないですか」
ハハハハハッと笑い、
「ごめん俺、サイモンペックのファンじゃないし、好きだけどファンじゃないし、サイモンペックが出るからミッションインポッシブル観るわけじゃないし、サイモンペックが出る前から、ミッションインポッシブル観てたし」
と佐々木は答える。
「だから俺が言いたいのは」
佐々木が喋る。
「映画は全部スター映画なの?ドラマは全部アイドルドラマなの?ってこと」
「はいはいはい、そうですね」
「スターが出てるから、アイドルが出てるからってだけで、映画やドラマ観ないよね」
佐々木が手を振る。
「むしろ映画好きって、そう言うのじゃない人たちだよね」
そうですね、と苦笑しながら吉田が頷く。
佐々木が手を振る。
「乗り鉄と、プラレールが好きな人だ」
「それなら分かります」
けど・・・・と吉田が反論する。
「そんなに違いますかね、アニメ観るだけの人と、イベントに行く人って?」
「それくらい違うだろう」
佐々木が手で壁を作る。
「アニメが好きと、アニメ声優が好きっていうのには、かなり大きな差があると思うけどね」
「ううううんん、そうですかねぇ」
吉田が首を捻る。
「野球好きで、野球選手好きじゃないって人、いないじゃないですか」
「そこと同じか?」
「俺はアニメ声優には興味ないけど、アニメは好きってそんなに変だと思わんけどね」
佐々木が告げる。
「それにもう一回言うけど、それをヘビーユーザー、ライトユーザーって分けるのも変な感じだけどね」
「言いたいことは事は分かります」
「それはもう、別のものが好きな人たちじゃん」
「それに単純に、アニメ観て面白くて、これの続きが観たいって思うこと、ただそれだけを思う人、俺はそんなに変だと思わんけどね、っていうか普通そうだろう」
「だからそれは、ライトユーザーじゃないですか」
「うんんんん、そうか・・・・そうか?」
「だってキムタクのドラマ観る人は、キムタクのファンじゃないですか」
「でも俺、トムクルーズのファンじゃないけど、ミッションインポッシブル観るよ」
「でもあなた、サイモンペックのファンじゃないですか」
ハハハハハッと笑い、
「ごめん俺、サイモンペックのファンじゃないし、好きだけどファンじゃないし、サイモンペックが出るからミッションインポッシブル観るわけじゃないし、サイモンペックが出る前から、ミッションインポッシブル観てたし」
と佐々木は答える。
「だから俺が言いたいのは」
佐々木が喋る。
「映画は全部スター映画なの?ドラマは全部アイドルドラマなの?ってこと」
「はいはいはい、そうですね」
「スターが出てるから、アイドルが出てるからってだけで、映画やドラマ観ないよね」
佐々木が手を振る。
「むしろ映画好きって、そう言うのじゃない人たちだよね」
そうですね、と苦笑しながら吉田が頷く。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
まさか、、お兄ちゃんが私の主治医なんて、、
ならくま。くん
キャラ文芸
おはこんばんにちは!どうも!私は女子中学生の泪川沙織(るいかわさおり)です!私こんなに元気そうに見えるけど実は貧血や喘息、、いっぱい持ってるんだ、、まあ私の主治医はさすがに知人だと思わなかったんだけどそしたら血のつながっていないお兄ちゃんだったんだ、、流石にちょっとこれはおかしいよね!?でもお兄ちゃんが医者なことは事実だし、、
私のおにいちゃんは↓
泪川亮(るいかわりょう)お兄ちゃん、イケメンだし高身長だしもう何もかも完璧って感じなの!お兄ちゃんとは一緒に住んでるんだけどなんでもてきぱきこなすんだよね、、そんな二人の日常をお送りします!
幻獣士の王と呼ばれた男
瑠璃垣玲緒
ファンタジー
これは遥か昔、のちの世に『幻獣士の王』と呼ばれる青年と従魔である幻獣が、新たな幻獣士のシステムを作った物語である。
傷付いた幻獣と出会い、悪意ある同族から守り友好の絆を結んだ男と、
助けてもらい主人を得た幻獣が、その後紆余曲折の末、幻獣達に人族を信じてもらえるよう説得して大きく世界を変え、のちに主人が幻獣士の王と呼ばれるまでの物語
謙虚で心優しい青年が本人の意思とは関係なく幻獣でチートしていく感じの予定です。
1章は説明っぽい感じになってしまいました。
後半から主人公の幻獣が増えていきます。
とりあえず一旦書けるところまで書いてから、書き直すか決めます。
ざまあ要素を3章と4章で少し出しますが、R指定の内容はない予定。
もふもふは3章後半以降で、これからもっと出せるよう頑張ります。
7章が完結、8章を執筆中。
注)
突然頭に浮かんだお話しなので、書いている途中で大幅に修正する可能性がありますが、とりあえず一旦完結するまではこのままで行きます。
ご承知の上でお楽しみ下さい。
エンディングはまだ決まっていません。
方向性のみ浮かんでいる感じのため、更新頻度は決まっていません。
オリジナル設定の予定ですが、万が一ほとんど同じ設定があったとしても偶然の一致であることをご理解下さい。
色々皆様のイメージと違ったりする部分があるかもしれませんが、この世界独自の世界観や考え方などなので、
そのことに関する誹謗中傷はご遠慮いただきたく思います。
誤字脱字は3回以上読み直して減らしているつもりではありますが、誤表現や分かりにくい部分などあるかもしれないので、コメントにてお知らせ下さい。
現在カクヨムでも公開予定
わたくし、今から義妹の婚約者を奪いにいきますの。
みこと。
恋愛
義妹レジーナの策略によって顔に大火傷を負い、王太子との婚約が成らなかったクリスティナの元に、一匹の黒ヘビが訪れる。
「オレと契約したら、アンタの姿を元に戻してやる。その代わり、アンタの魂はオレのものだ」
クリスティナはヘビの言葉に頷いた。
いま、王太子の婚約相手は義妹のレジーナ。しかしクリスティナには、どうしても王太子妃になりたい理由があった。
ヘビとの契約で肌が治ったクリスティナは、義妹の婚約相手を誘惑するため、完璧に装いを整えて夜会に乗り込む。
「わたくし、今から義妹の婚約者を奪いにいきますわ!!」
クリスティナの思惑は成功するのか。凡愚と噂の王太子は、一体誰に味方するのか。レジーナの罪は裁かれるのか。
そしてクリスティナの魂は、どうなるの?
全7話完結、ちょっぴりダークなファンタジーをお楽しみください。
※同タイトルを他サイトにも掲載しています。
もうこの世にいない伯爵様
夜桜
恋愛
伯爵ランドから婚約破棄を突き付けられた、侯爵令嬢クレアはショックを受けなかった。なぜなら、伯爵は既に――。
伯爵の悪魔的な計画ははじまる前から終わっていたのだった。
勇者学園とスライム魔王 ~ 勇者になりたい僕と魔王になった君と ~
冒人間
ファンタジー
勇者による魔王討伐から5年。
幼い頃のあの出会い。
もっと強くなろうと、互いに誓い合ったあの日。
僕は今日、勇者になるための第一歩を踏み出す。
この勇者学園で。
強くなろう。
きっと、あの子だって、強くなっているはずだから―――
「ボクね、魔王になったよ!」
マジで?
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
勇者になりたい少年、フィル=フィール。
魔王になったスライム、キュルル=オニキス。
さらに大貴族の令嬢、アリスリーチェやそのお付き達といった面々まで加わり、波乱万丈な勇者学園の物語が今、幕を開ける――
※「小説家になろう」様、「カクヨム」様、「ノベルアップ+」様にも掲載しております。
※現在11:20と23:20に毎日投稿中です
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
隠密スキルカンストさせた俺、異世界生活始めました
颯来千亜紀
ファンタジー
「さあ、その罪を地獄で懺悔しろ」
最凶の殺し屋と呼ばれていた主人公、佐霧圭二。いつも通りゆる~いオフを過ごしていたケイジだったのだが、何となく行きたくなったスイーツショップ、そこのオススメのホットケーキを1口食べたら異世界転移しちまった!?
ド天然な受付嬢にやかましいゴブリン、オマケに元同業者まで転移してきた!?
果たして隠密スキル程度しか会得していない俺は異世界で生きていくことが出来るのであろうか……。
ツッコミどころ満載、ほのぼの、時々シリアスなこっそり無双系ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる