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今の中国は昔の日本で、未来のインド
歴史は続く続く
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「でさぁ」
「はい」
「もちろん、インドで終わりのわけがないのね」
「そうですね」
苦笑しながら吉田が頷く。
「インドの次はタイであったり、ベトナムだったりするわけじゃん」
「はいはいはい」
「そういう国が下請けになって、世界の工場になって豊かになっていく」
佐々木が指を回す。
「そして豊かになったら、アメリカやヨーロッパや日本の土地や会社を買っていく」
「はいはいはい、そうですね」
「そしてタイ人やベトナム人は、みんな思うの」
「はい」
「勤勉で誠実で、真面目で独創的で、寛容の自分たちが」
「ハハハハハハッ、はい」
「平和を愛する自分たちが、努力をしたから豊かになったんだ、富を得たんだって思うの」
「はいはい、そうですね」
「そして、西洋の、欧米の収奪的支配を打破するんだって言うの」
ハハハハハハッと吉田は笑う。
「はい」
「もちろん、インドで終わりのわけがないのね」
「そうですね」
苦笑しながら吉田が頷く。
「インドの次はタイであったり、ベトナムだったりするわけじゃん」
「はいはいはい」
「そういう国が下請けになって、世界の工場になって豊かになっていく」
佐々木が指を回す。
「そして豊かになったら、アメリカやヨーロッパや日本の土地や会社を買っていく」
「はいはいはい、そうですね」
「そしてタイ人やベトナム人は、みんな思うの」
「はい」
「勤勉で誠実で、真面目で独創的で、寛容の自分たちが」
「ハハハハハハッ、はい」
「平和を愛する自分たちが、努力をしたから豊かになったんだ、富を得たんだって思うの」
「はいはい、そうですね」
「そして、西洋の、欧米の収奪的支配を打破するんだって言うの」
ハハハハハハッと吉田は笑う。
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