侵略帝国

砂糖鉢

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4.パーティの始まり

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「最初の…獲物?」

「何を言ってるかわからないか?まぁ仕方ない
いや、わからなくていい
アン、君は快楽に身を預けていればいいのだよ」

「???」

「さぁ紹介しよう!君を天国へ連れて行ってくれるものたちだ!」

俺が言うと同時に、女が俺たちが入ってきた扉とは別の扉を操作し、開ける

扉が自動で開くと、中から2メートルほどの大男が10人ほど出てきた

全員が、全裸で

最初はポカンと見つめていたアンだったが、何をされるかわかってしまったのだろう

「やだ…やだぁ…」

そう呟きながら距離を取ろうと床を這う

「なぜだ?君はセックスが大好きだろう?
遠慮せずに楽しんでくれ」

俺はそう言って部屋から出る

「いやぁぁああああ!!!!!!」

部屋から出る間際聞こえたアンの悲鳴がとても心地よかった

それから連日連夜、アンは人造人間たちに犯された
口を、マンコを、ケツ穴を、手を使われて、脚を使われて

常人なら意識を手放すレベルの快楽も、疲労も、痛みも、改造されたアンの体はそれを許さない

最初は何か喋っていたアンも、いまでは「あー」とか「うー」程度しか言わなくなり、
たまに「んきゅぅううう」とか「いひぃいいい」と絶頂した際に叫ぶくらいだ

それで俺は、自白首輪に淫語プログラムを加えた首輪をつけ、無理やり喋るようにさせた

首輪の実地運用は初めてだったので、変換がうまく働かず調整が必要もあったが、全体的には問題なく稼働した

「マンコォォおおおお!!マンコいっ!いくっ!!!マンコいくうううっっ!!!あーーーー!!!マンコのそこ!壁っ!裏側の壁っ!!!ちんぽでこすって!!!!!気持ちいいい!!!!!!」

「くっくくく」

帝国内、皇族の住む家に侵入した俺は廊下を歩きながら、第一皇女・マリアに見せるために作ったアンが凌辱される動画を確認しながら俺は嗤う

「聖女の交渉に使えるくらいには、あのヤリマンにもなかなか価値はあったな
今後は肉壺部屋の女主人として取り立ててやるか」

そんな独り言を言っていると、ついにマリアの居室の前までたどり着く

「さて、ここからが本番だな」

俺はノックもせずに中に入る

部屋の中には栗毛の女とそのメイドが1人いた

「誰だっっ!!」

栗毛の女よりも小柄な金髪のメイドは、すぐに反応し俺と栗毛の女との間に入る

あっちの栗毛の方がマリアか

「夜分遅くに失礼、実はお届け物がございましてね」

俺は近くの机にアンの痴態を録画したクリスタルを置くと、扉の前まで下がる

「それは?」

「行方不明のアン様のものですよ」

「こいつっ!!!」

「エリー、それをとっていただける?」

「マリア様!」

「いいから、私は大丈夫よ」

「くっ…」

エリーと呼ばれたメイドは俺を警戒しつつ机まで移動しクリスタルを掴むと、すぐに元の位置まで戻り、マリアにクリスタルを渡す

『あんっ!あーーーーっ!!!あぁぁんん!!まんこいい!!クリもっ!!!すごっいっ!!全部気持ちいい!!!』

再生された映像に驚き、マリアはクリスタルを落とす
エリーは驚きつつも、再生されている映像を信じられないという顔で見続けている

ハッとして俺の方に振り返り、先ほどより強く警戒する

「どういう…ことでしょうか」

マリアは俺に尋ねる

「簡単に言えば人質だな
殺しはしないが、これを帝国中にばら撒けば、という」

まぁ本来なら、この類のものは一時は騒がれるだろうがいずれは沈静化する
大局を見れば仕方ないと見捨ててもいい部類に入る

しかし、この目の前にいる絶望的な顔をした第一皇女はそんなことは知らないし、何より家族が大切だろう

つまり…

「わ…私を…捧げれば、全て問題はないと、いうことでしょうか…」

「マリア様っ!!」

このメイドはわかっているのだろう、ここはアンを見捨てるべきだと言うことを

「うるさいぞ、メイド」

「お前っ!!!」

「黙れ」

「くっ…」

だが子供だ…少し強めに言っただけですぐ気圧されて黙る

そのままの視線でマリアを見る

「お前が来てくれるというのなら、な」

「保証は…あるのでしょうか」

「ない、だが来ないならば全て終わるというのはわかるだろう?」

「…」

「見捨てるという手もあるが…」

俺はあえて提案する

「それはっ!」

そして本人に否定させることで選択肢をなくす

「行き…ます」

これ以外方法はないと諦めさせる

「それならば、私も行きます」

「エリー、あなたは残ってください」

「マリア様、私はメイドですよ
…いいですね?」

最後は俺に向けての言葉だ

「ああ、そうだな…向こうでの皇女たちの世話でも頼もうか

ああ、そうそう
移動中は目隠しをしてもらうが構わないか?」

俺はそう言って2人を連れて帰るのだった
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