異世界焼き鳥屋

こう

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異世界生活の始まり!

#22 サリアに伝授!!

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前回は、カナトの店には大量のお客が来て大盛況であった。そして次の日の新聞にも大々的に取り上げられ、次の日にはさらに多くのお客が訪れる予想となっていた。そんな時、サリアはカナトの店を手伝いたいみたいなことを言い出してきたため、サリアに焼き鳥の作り方を教えることとなった。

「じゃあとりあえず焼く前の準備から!!簡単だよ、肉を串に刺すだけ!終わり!」

サリアは楽々と串に肉を刺した。

「次は焼くよ!このあっつくなってるところにさっきの串をのせるんだ!そして焦げない程度に何回かひっくり返すの!!んで、程良く焼けたら皿に盛り付けるの!これで完成」

こうカナトが言うと、サリアが肉を焼き始めた。しっかりと焼け具合を確認しながら串をひっくり返している。手際も丁寧だ。 出来上がると素早く皿に盛りつけまで完了させた。さすが店を経営している身だ!

「私が焼いたの一応味の確認してもらえないかしら??美味しくなかったらさすがにお店で出せないでしょ,,,?」

「わかった!とりあえずサリアのやつ試食させてもらうね!!」

まずは一口食べてみると、うまい肉の脂が広がる。普通の職人が焼いたものと全く差のない出来栄えであると思った。

「サリア天才だね!一発でこんなに美味しく焼くことができるなんて!合格だよ!今日からよければお手伝いお願いしたい...!」

「もちろんいいわよ!忙しい時はお互い様よ!と言うか、こんなにいい店で手伝えること自体が嬉しいわ!」

「ありがと笑」

こんなことを話しながら、サリアへの焼き鳥作り方講習はものの数分で完了した!
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