孤独な戦い(2)

Phlogiston

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休日はおしっこがまんの日(2)

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「・・・・・・はあっ!はあっ!」

僕とナオは全裸で、それぞれ少しでも尿意を堪えられる姿勢に入っている。僕の部屋は少年特有のあどけない匂いと、はあはあという粗い呼吸音に包まれている。おしっこ我慢を全裸でやるようになったのは、少量の尿でも失禁した時にごまかしがきかないようにするためと、身体を冷やして尿意を感じやすくするため、そしてお互いの裸体を観察するためである。おしっこを必死に我慢する姿は、お互いに見ていてなかなか興奮させられる。

やはりさっきのハードなペッティングが災いして、僕もナオもかなり早い段階から強い尿意にさいなまれ、呼吸が乱れ始めた。ううっ、くうっ、という呻き声や深いため息も聞こえる。僕は腰をしきりにゆらして尿意を散らそうとしているが、ナオは既に股間をぐいぐい押したり、両足をばたばたさせたりしている。崩壊が近いのか腹筋が波打っている様子も見えた。僕よりもひと回り小さいはずのナオの膀胱が、限界と戦っているようだ。

「ああっ、おしっこっ!おしっこもれそうっ!もれそうっ!」ナオが早口で狼狽え始める。僕の膀胱もかなりぎちぎちになってきた。ナオは普段あまりこういうことを言わずに必死に我慢するので、尿意はかなりのものなのだろう。ナオの狼狽の声は今の僕の膀胱の叫び声と同じだ。

「いいっ!おしっこもれそうで気持ちいいっ!」僕はそう言うと、ペットボトルの水を手に取り、威勢よく飲む。ナオも同じ行動をしないとルール違反になるので、仕方なくペットボトルの水を飲まなければならない。・・・水がなかなかスムーズに入らないようで、ぐいぐいと押し込む感じだ。ナオの腹筋がえぐいくらいひくひくと震えている。べそをかいて悶え苦しむナオの膀胱が、小さくて色の薄いナオの下腹部から透けて見えるようだ。

それから数十分、状況は膠着していたが、当然ながら尿意が消失することはない。さっきの給水で体内にもたらされた水分は、お互いの膀胱に一気に直撃し、僕とナオはほぼ同じタイミングで最後の悶絶に入った。苦しい、苦しいっ!ああっ、膀胱が割れそうに苦しいっ!

ナオを見ると、全身をぷるぷると震わせて尿意に耐えている。髪や背中からは汗がしたたり、歯をがたがたと鳴らしている。・・・素晴らしい光景だ。崩壊寸前のナオを見て、僕の胸はぐんっ!と喜びに溢れた。本当に素晴らしい光景、ずっと見ていたい・・・、そう思った瞬間だった。

びゅーっ!と尿が天井に向かって吹き上がった!その出どころは、何と僕の陰茎だった。ああっ!油断した!会陰にぐるぐるっとした激しい奔流が一気に走る感覚・・・、もう止められない。僕はそのまま尿を噴き上げ続けた。ああっ、気持ちいいっ!だが、悔しい!あんなに限界まで追い詰めたのに、ナオに負けてしまうとは!

僕は全ての尿を出し終えて、全身をぶるぶる震わせていた。ナオを見ると、全く余裕のない顔を引きつらせながら、薄く笑っている。

「ぼくの、勝ちだ・・・っ!ああっ!んむあーっ!!」そう言い終わらないうちに、ナオの陰茎からも大量の尿が吹き上がった。
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