孤独な戦い(1)

Phlogiston

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部屋に戻ってから(2)

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「・・・んんっ、ふううっ!」

何度も射精しているのに全く興奮が収まらない。このままでは頭がおかしくなってくる・・・。僕は部屋に弟のナオを呼ぶことにした。スマホを操作してナオに短文を送ると、ナオは直ぐに来てくれた。

ベッドの上で乱れに乱れている僕の姿と部屋に漂う精液のいやらしい匂いにナオははじめきょとんとしていたが、状況を理解して僕に迫り、言葉責めの遊びをしはじめた。それと同時にナオの細くて白い指が僕の下腹部の上でするすると踊る。

「どうしてこんなになっちゃったの?」「・・・遊んでて、・・・学校にいる時から、おしりに責め具を入れて、遊んでいたら、・・・前立腺・・・、前立腺がっ!!」「ふーん、前立腺が本気になっちゃったんだ?」「・・・うん。うああっ!」ナオが僕の陰茎をもてあそぶ。僕の陰茎は今まで以上に熱く硬く勃起し、カウパーをだらだらと垂らしている。

「いやらしいね・・・。今日何回射精したの?」「・・・な、7回、かな・・・。」「それでもまだこんなに元気なんだね。」ナオは僕の陰茎を巧みに愛撫しながら、肛門の責め具をとてつもなく乱暴にぐいぐいと僕の身体の奥めがけてねじ込んで来た。僕の前立腺はその動きの直撃を受けて、歓びの嵐に沸き立つ。僕は下腹部をよじらせながら悶え苦しんだ。

ああっ、前立腺だけじゃなくてっ、下腹部の内臓が全部震えるような猛烈な快感、・・・しかもナオはその動きをずっと持続させるので、逃げ場を失った快楽はずんずんずんと僕の下腹部に溜まり、僕は射精寸前に追い込まれる。

「おしっこは?」「・・・も、もれそう・・・」「膀胱ぎっちぎちなの?」「う、うん・・・」実際、僕の膀胱も既に限界を迎えていた。僕の膀胱は大量の淡黄色の尿を抱え持ってぶるぶると震えている。僕の下腹部はもう、限界だっ!

「仕方ないなあ・・・」ナオは僕の勃起した陰茎を口に含んだ。ナオの口淫は人の口の中と言うよりも何かの化け物の中でされているようで、得体の知れない恐ろしさがある。僕の亀頭はナオの口の中で歓びの絶叫を上げている。僕はナオの頭部をつかんで、今日最大かも知れないこの快感に必死で耐えていた。しかし射精の時はあっという間に来た。僕はありったけの精液をナオの口の中に放出する。ナオはそれを躊躇いなく飲み下した。そして「・・・おしっこ、おしっこも・・・、出していいよ・・・」

ああっ、その言葉に僕の膀胱は思わずぶるぶるっ!と痙攣を起こしたように沸き立った。それまで意識してぎっちり引き締めていた尿道括約筋が一気に緩む!僕の尿は会陰部でぐるぐるっと旋回しながら吹き上がり、ナオの口の中にどんどん流れ込む。ナオはのどを鳴らして一心不乱に飲み下し続けた。そしてついに一滴も零さずに飲み切ったのである。

はあっ!はあっ!と僕が喘ぎ声を上げているとナオは「・・・すごく美味しかった、どっちも!」と言って、僕の部屋を後にした。

今度からは責め具で前立腺をいじめるのもほどほどにしないと・・・、と僕はぼんやりと考えていた。ああ、それにしてもあの弟、ただ者じゃない気がする・・・。
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