ただずっと側にいてほしかった

ただ貴方にずっと側にいてほしかった…。

伯爵令息の彼と婚約し婚姻した。

騎士だった彼は隣国へ戦に行った。戦が終わっても帰ってこない彼。誰も消息は知らないと言う。

彼の部隊は敵に囲まれ部下の騎士達を逃がす為に囮になったと言われた。

隣国の騎士に捕まり捕虜になったのか、それとも…。

怪我をしたから、記憶を無くしたから戻って来れない、それでも良い。

貴方が生きていてくれれば。



❈ 作者独自の世界観です。

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