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第20話 言葉の爆弾処理
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俺は今猛烈に追い詰められている。
3人の女子に追い詰められている。追い詰められていると言うより、詰め寄られている。
1人は水色の髪でサイドテールが特徴の華奢な女の子。
「ねぇこの中に本命がいるって本当なの!?お姉ちゃんの勘的に、この赤髪の人でしょ!かいちゃん胸大きい子好きそうだし!ほんと、胸ばっかいやらしい!」
なんで姉にこんなこと言われなきゃならないんだろうか。
あー、なんかオーラが強まってきてる。
もう1人は赤茶色の長髪で色々出てる女の子。
「あら、私が本命なの?でも海斗くんには幸さんもいるし、これってもしかして私罪なことしてる?
お姉さん困っちゃうわ。
ねぇ、海斗くんはどう思う?」
とことんまで朱さんはこの状況を引っ掻き回したいんだろうな。
ほらまたオーラが強まった。
そして最後に黒髪ストレートロングで全体的にすらーっとしてる女の子。
「ねぇ、ダーリン?」
オーラが凄すぎるんですがほんとどうしようこれ。
「何でしょうか、幸さん。」
「二人は一体何を言ってるんだろうね?
本命が私以外ありえないわよね。ねぇダーリン、なんで目をそらすの?なんで逃げようとするの?
逃がさないわよ?私がダーリンを逃がすわけないでしょ?」
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!!
「あの時はあんなに愛してくれたのに!!!!」
幸さんは爆弾を落としやがった。
「ちょっとかいちゃんどういうこと!?」
「へぇ、愛し合ったとまではしらなかったわぁ…」
ずいっと2人が詰め寄る。
ほらこうなる。
「私の愛が足りなかったのね。それならそうと言ってよ。もっと愛してあげるから。
なんならここでもいいのよ?
ほらほらほらほらほらほらほらほらほらほら!」
これは勝機!!切り返しのチャンス!
「本当にいいんだね?この場でしても。
後悔しても知らないよ?いいのかな?大好きな朱お姉さんに見られてもいいの?」
幸さんの耳元で囁いてみた。
普段の声と変えて、幸さんの弱点低音イケボ風にして…ね。
「ダーリン?何を言ってるの?
冗談だからね…?勢いで言っただけだから…
お願い、耳元でその声で囁くのやめて……」
幸さんがしおらしくなりすっかり大人しくなった。
ここである感情が湧き上がった。
もっと幸さんのしおらしい姿を見てみたい。
「勢いで言ったにしては随分と爆弾を落としてくれましたね。もしかしてホントは逆にやられたいっていう意思表示だったりしたのかな?
それならそうと言ってくれればいいのに。
くふふふふふふふふふ。」
ダメだ、どんどん別の人格が生み出されてきそうな予感しかしない。
「ここでもいいって言ってましたよね?
なんならここでしてあげますよ。」
幸さんの胸を見て、そして目線を少しづつ下げながら発言していた。
そして行動に移そうとした時だった。
「やめなさい!!!」
パシン
右頬が痛かった。
気がついたら目の前にかなりご立腹の様子の海深。
そして幸さんの側には朱さんがおりなんとかなだめてるようである。
つまりは全員幸さんの味方である。
「あんた今何しようとしたか分かってるの!?」
どうやら俺は思ってた以上にとんでもないことをしでかしてしまったみたいだ……。
3人の女子に追い詰められている。追い詰められていると言うより、詰め寄られている。
1人は水色の髪でサイドテールが特徴の華奢な女の子。
「ねぇこの中に本命がいるって本当なの!?お姉ちゃんの勘的に、この赤髪の人でしょ!かいちゃん胸大きい子好きそうだし!ほんと、胸ばっかいやらしい!」
なんで姉にこんなこと言われなきゃならないんだろうか。
あー、なんかオーラが強まってきてる。
もう1人は赤茶色の長髪で色々出てる女の子。
「あら、私が本命なの?でも海斗くんには幸さんもいるし、これってもしかして私罪なことしてる?
お姉さん困っちゃうわ。
ねぇ、海斗くんはどう思う?」
とことんまで朱さんはこの状況を引っ掻き回したいんだろうな。
ほらまたオーラが強まった。
そして最後に黒髪ストレートロングで全体的にすらーっとしてる女の子。
「ねぇ、ダーリン?」
オーラが凄すぎるんですがほんとどうしようこれ。
「何でしょうか、幸さん。」
「二人は一体何を言ってるんだろうね?
本命が私以外ありえないわよね。ねぇダーリン、なんで目をそらすの?なんで逃げようとするの?
逃がさないわよ?私がダーリンを逃がすわけないでしょ?」
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!!
「あの時はあんなに愛してくれたのに!!!!」
幸さんは爆弾を落としやがった。
「ちょっとかいちゃんどういうこと!?」
「へぇ、愛し合ったとまではしらなかったわぁ…」
ずいっと2人が詰め寄る。
ほらこうなる。
「私の愛が足りなかったのね。それならそうと言ってよ。もっと愛してあげるから。
なんならここでもいいのよ?
ほらほらほらほらほらほらほらほらほらほら!」
これは勝機!!切り返しのチャンス!
「本当にいいんだね?この場でしても。
後悔しても知らないよ?いいのかな?大好きな朱お姉さんに見られてもいいの?」
幸さんの耳元で囁いてみた。
普段の声と変えて、幸さんの弱点低音イケボ風にして…ね。
「ダーリン?何を言ってるの?
冗談だからね…?勢いで言っただけだから…
お願い、耳元でその声で囁くのやめて……」
幸さんがしおらしくなりすっかり大人しくなった。
ここである感情が湧き上がった。
もっと幸さんのしおらしい姿を見てみたい。
「勢いで言ったにしては随分と爆弾を落としてくれましたね。もしかしてホントは逆にやられたいっていう意思表示だったりしたのかな?
それならそうと言ってくれればいいのに。
くふふふふふふふふふ。」
ダメだ、どんどん別の人格が生み出されてきそうな予感しかしない。
「ここでもいいって言ってましたよね?
なんならここでしてあげますよ。」
幸さんの胸を見て、そして目線を少しづつ下げながら発言していた。
そして行動に移そうとした時だった。
「やめなさい!!!」
パシン
右頬が痛かった。
気がついたら目の前にかなりご立腹の様子の海深。
そして幸さんの側には朱さんがおりなんとかなだめてるようである。
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