聖魔の乙女は運命を転がす~落ちこぼれ回復士の私が救世主になって魔王に愛される理由~

つかさ

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第二章

黒の爪

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 大司教公国の大司教の部屋。

研究施設リユニオンが襲撃に遭っただと?」

 大司教は驚きを隠せなかった。

「どういうことだ?警備は万全ではなかったのか?」
「はい、通常の倍以上の兵を配置しておりましたが、どこから入り込んだのか、内部もことごとく破壊されてしまいました」
「被害は?」

 報告しているのは暗紅色ダークレッドのローブの司祭だった。

「建物が全壊し、実験機材もすべて焼失しました。生きたまま捕らえていた魔族9体は見つかっていません。水槽の中で仮死状態だったので、自分の足で逃げたとは考えにくいと研究員たちは言っています」

 司祭は淡々と報告した。

「ラウエデス卿はどうした?」
「大怪我を負いましたが一命を取り止めて、回復士の治療で復帰しています」
「施設に送った娘は?」
「わかりません。研究施設リユニオンに送られたことは確認されていますが、遺体は見つかっていません。建物も崩壊していますので、おそらくは瓦礫の下敷きになって命を落としたのではないかと」
「ふむ…。襲ったのは魔族か?」
「いえ、それが…ラウエデス祭司長によると、襲ってきたのは移送任務の兵士だったと」
「兵士だと?人間だったというのか?」
「はい、その兵士は奴隷を研究施設へ護送する任務についていたのですが、なぜか途中の道で気を失って倒れていました。捕らえて事情を聞きましたが、何も覚えていないと言っています」
「確かか?」
「ラウエデス祭司長本人に確認したところ、間違いなくその兵士だったということです」
「精神スキルで操られていた可能性は?」
「わかりませんが、ないとも言い切れません。現在、拷問して吐かせているところです」
「ふむ…人魔同盟の連中の仕業かもしれんな」
「人魔同盟というと、最近よく聞く、人間と魔族の平等と共存を訴えるという集団ですか」
「そうだ。その兵士はその組織の人間かもしれん」
「…そういえば当日は近くで人魔同盟が集会を開いていたという報告がありましたね…」

 腕組みをしながらうろうろと室内を歩き回る大司教に、司祭は続けて報告をした。

研究施設リユニオンを破壊したのはドラゴンだったそうです」
「…!なんだと?」
「これは施設から逃げ出した研究員たち全員が目撃しています」
「バカな!ドラゴンは前線基地にいたはずだ」
「そう聞いていたので、皆驚いていました。ドラゴン相手に警備の兵らはなすすべなく、撤退するしかなかったと報告を受けています」
「むぅ…!」

 それを先に云え、というように大司教は司祭にいらついた様子を見せた。

「どういうことだ…何が起こってる。魔王が新たなドラゴンを召喚したのか?魔王が軍を起こしたという話は聞いていない。我が国にドラゴンが突然出現するなど、ありえん」

 大司教がフードの奥でなにやらブツブツ呟いているのにも構わず、司祭はしゃべり続ける。

「ラウエデス祭司長から、研究室を新たに設置して欲しいと要望が来ています」
「ああ、わかった。許可するから勝手にやれと言っておけ」
「は」
「それよりもドラゴンと逃げ出した魔族たちを追え。勇者候補とアトルヘイムの巡回兵たちにも協力を要請せよ」
「は、早急に手配します」



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 私たちは国境を目指して旅を続けていた。

 そんな時、<遠目>スキルを使ったアスタリスが、こちらへ向かっている人間の軍隊を発見した。
 黒い無地の三角の旗を掲げているという。

黒色重騎兵隊シュワルツランザーだ!」

 ジュスターが叫んだ。

「巡回隊でしょうか」
「おそらくな」
黒色重騎兵隊シュワルツランザーって、そんなに強いの?」

 緊張感を漂わせているジュスターたちに、私は暢気に訊いた。

「人間の軍隊では最強と言われています」
「そうなんだ」
「どうします?ジュスター様」
「逃げる、と言ってもこちらは馬車だ。隠れるところもないこの平原では、戦うしかないだろう」
「あの時のリベンジだね」

 ネーヴェは拳を握った。

「戦うのね?」
「はい」
「回復は私がするから、思い切り戦って」
「なるべく、トワ様のご負担にならないように頑張りますが、万一の場合は、カイザー様はトワ様を連れてお逃げください」

 カイザーは私のネックレスの中から『任せておけ』とだけ云った。

「そんなのダメよ。皆で一緒に国境を越えるんだから!」

 私が云うと、皆「もちろんです」と頷いた。
 私と契約して能力が底上げされたといっても、その能力は未知数だ。
 彼らに戦闘スキルを与える間もなく、敵がやってくるというので、私は慌ただしく馬車に乗せられてしまった。御者を務めるアスタリスに、直ちに遠くに移動するようにとジュスターは云ったけど、それじゃ回復できないからと、私は断固拒否した。
 それで、すぐに出発できるようにして、馬車を少し離れたところに止めてもらい、幌のついた荷台の隙間から彼らの様子を伺うことにした。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ほどなくして黒い軍旗を掲げた全身黒づくめの不気味な騎馬軍団が現れた。
 20騎程の一団は、馬具まですべて黒に統一されており、それが黒色重騎兵隊シュワルツランザーと云われる所以となっていた。
 軍事国家アトルヘイム帝国の誇る黒色重騎兵隊シュワルツランザーは12の部隊から編成されている。
 精鋭中の精鋭と云われる第1部隊は、全員が強力なスキル持ちである。その12の部隊それぞれに下位部隊が存在し、領地内や友好国内の巡回を担当している。
 トワたちの前に現れた黒色重騎兵隊シュワルツランザーも、そうした下位部隊の1つであろうと思われた。

「魔族だ!」
「魔族の一団を見つけたぞ!」

 先頭の騎士が報告した。

「展開!」

 隊長らしき者が号令を出すと、騎士たちは騎乗したままV字陣形を取った。
 さすがに職業軍人なだけはあり、統制の取れた動きをしている。

「突撃ー!」

 黒い騎馬の一団は、長い槍を構えて突進してきた。
 ジュスターたちは散開して脇に避けたが、正面に立っていたネーヴェは、殺到する騎馬たちに向けて風の魔法を撃った。
 しかし、彼らはその魔法を<防御壁>スキルで弾き、そのままネーヴェに向けて馬を走らせる。
 長槍の先端が、ネーヴェに迫る。
 そのネーヴェを庇い、槍を受けたのは大柄なシトリーだった。
 彼は体を<鋼鉄化>スキルで硬化させ、その体で槍の切先を弾いた。
 馬を避けたメンバーへも騎馬兵たちがそれぞれ槍で襲い掛かる。
 こちらは武器を持っていないので、圧倒的に不利だ。
 ウルクやテスカ、クシテフォンたち有翼人は空中から敵に魔法で対抗している。
 だが、騎馬兵らは<防御壁>スキルで魔法を弾き、有効なダメージを与えられていない。
 飛翔中のテスカが、1人の騎馬兵が投げた投擲用ナイフに翼を貫かれ、地面に墜落した。チャンスとばかりに騎兵たちが長槍を構えて殺到したが、彼はすんでの所で再び宙に舞い上がって行った。
 騎兵隊は散開したり集合したりと陣形を変えながら、巧みに攻撃を繰り返す。
 そのせいで、カナンや<高速行動>を持つウルク、ユリウスも自分の素早さを生かせないまま、じりじりと追い詰められていった。

「ふむ、なかなかやるな。貴様らは上級魔族か」
「ならば好都合。上級魔族を生け捕りにすれば高く売れるからな」

 彼らは集合陣形のまま槍を前方に構えた。

「我らは栄光の黒色重騎兵隊シュワルツランザー第1部隊旗下第5分隊『黒の爪』だ。魔族ごときに遅れは取らぬ!」

 そう云いつつ、突進して行った。

 トワは馬車の荷台から彼らの戦いを見つめ、ハラハラしていた。
 テスカが地面に落ちたときは、素早く回復させたけれど、生きた心地がしなかった。
 今のところ、どう見ても魔族側が不利なように思えた。
 カイザーはミニドラゴンの姿で彼女の肩に止まり、御者席にいるアスタリスごと馬車全体を<絶対防御>バリアで包んでくれている。
 トワ自身はそうして守られているのに、彼らは生身で、それも武器も持たずに戦っていると思うと、無力感でいっぱいになった。傷は回復してあげられるけど、やっぱり怪我を負うのを見ているのは辛いものだ。
 彼女は彼らに戦闘スキルを与えておけばよかったと後悔した。
 しかしその心配を振り払ったのはジュスターだった。

 ジュスターは集合陣形を取っている彼らの前に立ち塞がり、彼らの騎馬の足元を氷の範囲魔法で一気に凍り付かせた。
 彼らの防御壁は馬の足元の地面にまでは効力がなかったようだ。騎馬が急に動けなくなったことで、彼らの最大の武器である機動力を奪われることになってしまった。

「チッ!こざかしい真似を!」
「全員下乗!」

 隊長が声をかけると、『黒の爪』は全員馬から降りた。
 彼らの持つ槍は馬上専用にかなり長目に作られているため、下乗した場合はそれを捨てて腰に帯びた剣で対応する。

 それでようやく対等に戦えるようになった。
 だが、敵の武器にまともに対抗できているのは体術の使えるカナンとシトリーだけだった。
 その2人を援護していたのは空からはテスカとクシテフォン、地上からはネーヴェだった。
 ウルクとユリウスは<高速行動>を利用して逃げ回りながら、交互に魔法を撃って敵を翻弄している。
 さすがに重い鎧をつけた兵士らは、その速度にはついていけなかったが、魔法攻撃は防御壁によって無効化されていたため、ダメージは殆ど与えられなかった。

『黒の爪』の隊員らは、それぞれが防御壁を展開していたが、彼らの繰り出す手数の多い魔法に対して徐々に対応が難しくなってきた。

 ジュスターは氷魔法で自らの武器氷の鞭アイスウィップを作り出した。
 彼は『黒の爪』の隊長らしき人物に狙いを定め、氷の鞭アイスウィップを振るった。

 『黒の爪』隊長は大剣でその鞭を受け流しながら、味方を巻き込まないように、集団から少し離れた場所で戦っている。
 武器を持たない魔族たちと戦っていた『黒の爪』の騎士たちは、彼らが傷を受けてもすぐに回復してしまうことに気が付いた。

「チッ、こいつら、回復スキル持ちか」
「厄介だな。今までの奴らのようにはいかないか」

 それは馬車から見ていたトワが魔族たちを癒していたのだったが、当然彼らにはそんなことはわからない。騎士たちはそれを魔族たちが所持している回復系のスキルのせいだと思っていた。
 ダメージを与えても与えても、魔族らがまったくの無傷で戦い続けていることに、彼らは徐々に焦りを感じ始めた。

「まさか、こいつら全員が回復スキルを持っているのか?」
「そんなの聞いたことがない!」
「だが、こいつら強いぞ」
「くそっ、素手の相手に負けたとあっては、我らの名折れだ」
「だが、このままだとこっちが魔力切れでジリ貧になるぞ」

 魔法攻撃を受けていた重装兵の1人が叫ぶ。
 敵の魔法を防ぐ<防御壁>スキルは、展開しているだけで相応の魔力を消費する。そして敵の攻撃を受けるたびに消費する魔力は増加するのだった。
 彼らは2人1組で背中合わせになって、交互に<防御壁>スキルを展開し、魔族たちの攻撃に耐えていた。重装が裏目に出て、彼らのスピードに体が付いて行かず、魔法を防ぐだけで精いっぱいになっていた。

「どうなってるんだ?こいつらの魔力、無尽蔵かよ!」

 こちらの魔力はどんどん減っていっているのに、魔族たちの魔法攻撃は止むことがない。普通、こんなに立て続けに連続魔法を撃てば、10分と立たずに魔力切れを起こすものだ。

 トワが魔族たちの体力と共に魔力も同時に回復させていたので、彼らの魔力は尽きることがないのだった。『黒の爪』の騎士たちは魔法攻撃に押され、徐々に後退し始めた。

 そのタイミングで、彼らの馬の足元を覆っていた氷がパリン!と音を立てて割れ、消え去った。

「馬が動けるぞ!」

 彼らの乗ってきた馬はよく訓練されていて、自由になっても足踏みをしながらその場に留まっていた。
 ジュスターと戦っていた『黒の爪』の隊長がそれに気づき、隊員らに集合をかけた。
 彼は防御壁を展開しながら、馬の周囲に集合してきた隊員たちに乗馬するよう指示した。
 仲間が乗馬している間、周囲で防御壁を展開していた重装兵が、ついに魔力が切れを起こして、ネーヴェの放った魔法で吹き飛ばされた。
 すぐさま、別の隊員が代わりに立ち、防御壁を展開した。吹き飛ばされた仲間を他の者が助け起こして回復ポーションを飲ませ、乗馬させた。

「撤退しろ!一時撤退だ!」

 隊長はそう叫んだ時、ジュスターの氷の鞭アイスウィップによって剣を跳ね飛ばされた。
 すかさずジュスターの周囲に7人の魔族たちが集まってきた。
 そして、隊長に魔法の集中砲火を浴びせた。
 後ろにいた騎馬兵たちが、隊長の前に防御壁を二重三重に展開する。

「隊長、今のうちに馬へ!」

 他の隊員の呼びかけに応じ、隙を縫って隊長は自分の馬に乗った。
 ジュスターが、さっと手を挙げると魔族たちは攻撃を止めた。

「おとなしく去るなら見逃してやる」

 ジュスターが隊長に向かって云った。

「クッ、魔族ごときが我らに情けをかけるか」

 馬上の隊長は馬の手綱を引きながらジュスターに向かって云い返した。

「隊長、まだ戦えます!魔族に後れを取るなど…」

『黒の爪』の隊員たちが云うのを制し、隊長は魔族たちの背後に見える一台の馬車を指した。

「見ろ。あの馬車の中に、まだ大物がいる」

 隊長の指摘に、ジュスターの表情がピクッとかすかに動いた。

「こいつらはその部下だろう」

 すると、彼の部下たちが「では、あの馬車を攻撃しましょう!」と云い出した。

 ジュスターたちは身構えた。
 もし彼らが馬車を攻撃するのであれば、もはや容赦はしない構えであった。

「見てわからんか。今まで相手にしてきた下級魔族とこいつらはあきらかに格が違う。あの馬車にその首魁がいるとなれば、厄介なことになるやもしれん」
「しかし、隊長!魔族ごときに背中を向けるのは我慢なりません!」
「ここで魔族相手に全滅したとあってはそれこそ黒色重騎兵隊シュワルツランザーの名に傷がつくことになる。見ろ、奴ら全くの無傷だ。こちらは魔力がもう底を尽きかけているというのにだ。このまま戦い続ければ結果は見えている」
「くそっ…」

『黒の爪』の騎兵隊員たちは、一応の結論を出したようだ。

「撤退であって敗北ではない。はき違えるな」

 隊長が云うと、全員が渋々頷いた。
 だが、隊長の背後にいた騎兵の一人が、「魔族風情が!」と叫びつつ持っていた長槍をジュスターに向けて投げつけた。
 しかしその槍はジュスターに届く前に凍らされてしまい、ポトリと地面に落ちてしまった。

「く…!」
「だまし討ちのような真似はよせ。我らの名に傷をつけるつもりか」
「…すいません」

『黒の爪』の隊長は、槍を投げた騎士を叱責した。

「貴様の名を聞いておこうか」
「ジュスターだ」
「我らは黒色重騎兵隊シュワルツランザー第1部隊旗下第5分隊『黒の爪』。私は隊長のヘルマン・キーファーだ。その顔、覚えておくぞ」

 隊長はジュスターにそう捨て台詞を吐いて、馬首を巡らせた。

「撤退する!」

『黒の爪』の騎士らは馬を方向転換させつつ、撤退しようとしていた。

 凍ったまま落ちていた長槍を拾ったカナンは、「忘れ物だ」と云って、槍を投げた騎馬兵に向けて鋭いスピードで投げ返した。
 撤退しかけていた騎馬兵は、それをかろうじて手で受け止め、バランスを崩して危うく落馬しそうになって、仲間に助けられていた。その騎馬兵は、憎しみのあまり鬼の形相をしてカナンを睨みつけたまま、隊長の後について行った。

 こうして黒色重騎兵隊シュワルツランザー『黒の爪』部隊は去って行った。
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