109 / 252
第三章
第三章第25話 光魔法でキレイになるのです
しおりを挟む
おはようございます。ローザです。治癒が上手くできるようになってからは、魔術演習の授業がとってもとっても楽しいです。
もうですね。苦戦していたのがまるで嘘みたいに光属性の魔法が使えるようになったんですよ。
治癒だけじゃなくって解毒も体の中にある毒を分解するイメージでやったらできましたし、それにツェツィーリエ先生の結界も使えるようになったんです。
あ、それとですね。すごくいい魔法を思いついたんです。
えへへ、なんだと思います?
なんとですね。髪やお肌を守ってつやつやにしてくれる魔法が使えるようになったんですよ。
ほら、いつもあたしの髪やお肌はピーちゃんがキレイにしてくれているじゃないですか。
昨日の夜、いつものようにピーちゃんにキレイにしてもらっているときにふと思い出したんです。そういえば夢の世界の女の人は、太陽の光をカットしてくれるクリームを塗っていたなって。
そうするとですね。なんとお肌が綺麗になってシミやそばかすができなくなって、日焼けしてひりひりすることもなくなるみたいなんです。
それでですね。太陽の光をお肌まで届かないようにして、つやつやに見えるようにってやってみたらできちゃったんです。
名付けて、美容魔法です。
それと髪の毛もできるかなってやってみたら、こっちもできちゃいました。
えへへ、すごくないですか?
これであたし、ずっときれいなお肌のままでいられますよ。
えっと、たぶん?
ヴィーシャさんは今朝練に行っているので、リリアちゃんと一緒に食堂で朝ごはんを食べてきますね。
もちろん、美容魔法はかけましたよ。
それじゃあ、いってきます!
◆◇◆
「おはよう。あれ? ローザちゃん。なんだか今日はいつもよりお肌にツヤがあるような?」
リリアちゃんのお部屋に行くと、早速気付いてくれました。
「え? えへへ、わかります? 新しい魔法を試してみたんです」
「新しい魔法?」
「はい。光属性の、お肌と髪を守ってきれいに見せる美容魔法を試してみているんです」
「ええっ!? ずるい! あたしも使いたい! いいなぁ。ローザちゃんは魔法が使えて」
「えへへ」
リリアちゃんにも教えてあげたいんですけど、これを術式にするってどうやったらいいのかさっぱり分からないんですよね。
やっぱり大学に行かなきゃだめでしょうか?
「絶対、あたしもいつか使えるようになるんだからねっ」
「うん。あたしも術式のお勉強、頑張りますね」
と、そんな話をしているとヴィーシャさんが戻ってきました。
「あ、おはよう、二人とも。あれ? なんだかローザの雰囲気、変わった?」
ヴィーシャさんも早速変化に気付いてくれました。
「そうなの。ローザちゃんがズルしてるの」
「ズル?」
「だって、ローザちゃんが魔法でお肌と髪をきれいにしてるんだよ! あたしだって光属性なのに~」
「え? ああ、そっか。あはは。でもローザは特別だからね。それよりピーちゃんに綺麗にしてもらってもいいかい?」
「あ、はい。中にいるのでお願いすればやってくれると思います」
「ありがとう! 先に行ってて」
「はい」
「ああっ! ヴィーシャったらあたしがこんなに悲しんでるのにっ!」
「ああ、はいはい。きっとリリアも使えるようになるよ」
「なんだか適当だ~」
そうしてあたしたちは笑い合うと、ヴィーシャさんは部屋の中に、あたしたちは食堂へと向かうのでした。
◆◇◆
「あ、レジーナさん。おはようございます!」
「あら、ごきげんよう」
食堂に行くと、レジーナさんがお友達の方々と一緒に食事をしていました。
「あら? ローザ、あなた今日雰囲気が違うんじゃなくて?」
「えへへ。わかります? 実は――」
あたしは美容魔法を試していることを説明しました。
「まあ、魔法はやっぱり便利ですわね。ちょっとわたくしにもかけてみてちょうだい?」
「なっ! レジーナ様! そのようなことは!」
「あら、ローザがわたくしに危害を加えるとでも?」
「い、いえ。そのようなことは……」
「なら構いませんわ。さ、ローザ」
「は、はい」
あたしは自分にやったようにレジーナさんにも魔法をかけてみます。するとレジーナさんのお肌がもちもちのつやつやに見えるようになりました。でもなんだか髪の色が少し変なような……?
「あ、あれれ?」
「どうしたんですの?」
「レジーナ様、こちらを」
「あら、ありがとう」
レジーナさんはお友達の差し出した手鏡で自分の顔を確認します。
「あら? 髪の色がおかしいですわね」
「すみません。なんだかあたしの髪の色に合わせた感じになっちゃいました」
「あらそう。でも、素敵な魔法ですわね」
「ありがとうございます」
「ただ、この髪では出歩けませんわ。解いてよろしくてよ」
「はい」
あたしが魔法を解くと、お肌も髪も元に戻りました。
「ローザ、この魔法はあまり……ああ、もう手遅れですわね」
「え?」
あたしが周りを見回すと、食堂中の女子生徒たちがあたしたちのことを見ています。
「魔法を化粧に使うだなんて、あなたは本当に発想が豊かですわね。これまでのこんなことを考えた魔術師はいたかしら?」
「え、そうなんですか?」
でも、あたしは夢のおかげで思いついただけですからね。あたしの発想がすごいわけじゃないと思うんです。
「ええ。近い将来、世の貴婦人たちが貴女に殺到しそうですわね」
「あ!」
そんなこと思いつきもしませんでした。
「でも、もうこれだけの生徒に知られてしまいましたもの。今さら隠すなんて無理ですわよ?」
ど、ど、どうしましょう?
================
次回更新は通常どおり、2022/02/05 (土) 20:00 を予定しております。
もうですね。苦戦していたのがまるで嘘みたいに光属性の魔法が使えるようになったんですよ。
治癒だけじゃなくって解毒も体の中にある毒を分解するイメージでやったらできましたし、それにツェツィーリエ先生の結界も使えるようになったんです。
あ、それとですね。すごくいい魔法を思いついたんです。
えへへ、なんだと思います?
なんとですね。髪やお肌を守ってつやつやにしてくれる魔法が使えるようになったんですよ。
ほら、いつもあたしの髪やお肌はピーちゃんがキレイにしてくれているじゃないですか。
昨日の夜、いつものようにピーちゃんにキレイにしてもらっているときにふと思い出したんです。そういえば夢の世界の女の人は、太陽の光をカットしてくれるクリームを塗っていたなって。
そうするとですね。なんとお肌が綺麗になってシミやそばかすができなくなって、日焼けしてひりひりすることもなくなるみたいなんです。
それでですね。太陽の光をお肌まで届かないようにして、つやつやに見えるようにってやってみたらできちゃったんです。
名付けて、美容魔法です。
それと髪の毛もできるかなってやってみたら、こっちもできちゃいました。
えへへ、すごくないですか?
これであたし、ずっときれいなお肌のままでいられますよ。
えっと、たぶん?
ヴィーシャさんは今朝練に行っているので、リリアちゃんと一緒に食堂で朝ごはんを食べてきますね。
もちろん、美容魔法はかけましたよ。
それじゃあ、いってきます!
◆◇◆
「おはよう。あれ? ローザちゃん。なんだか今日はいつもよりお肌にツヤがあるような?」
リリアちゃんのお部屋に行くと、早速気付いてくれました。
「え? えへへ、わかります? 新しい魔法を試してみたんです」
「新しい魔法?」
「はい。光属性の、お肌と髪を守ってきれいに見せる美容魔法を試してみているんです」
「ええっ!? ずるい! あたしも使いたい! いいなぁ。ローザちゃんは魔法が使えて」
「えへへ」
リリアちゃんにも教えてあげたいんですけど、これを術式にするってどうやったらいいのかさっぱり分からないんですよね。
やっぱり大学に行かなきゃだめでしょうか?
「絶対、あたしもいつか使えるようになるんだからねっ」
「うん。あたしも術式のお勉強、頑張りますね」
と、そんな話をしているとヴィーシャさんが戻ってきました。
「あ、おはよう、二人とも。あれ? なんだかローザの雰囲気、変わった?」
ヴィーシャさんも早速変化に気付いてくれました。
「そうなの。ローザちゃんがズルしてるの」
「ズル?」
「だって、ローザちゃんが魔法でお肌と髪をきれいにしてるんだよ! あたしだって光属性なのに~」
「え? ああ、そっか。あはは。でもローザは特別だからね。それよりピーちゃんに綺麗にしてもらってもいいかい?」
「あ、はい。中にいるのでお願いすればやってくれると思います」
「ありがとう! 先に行ってて」
「はい」
「ああっ! ヴィーシャったらあたしがこんなに悲しんでるのにっ!」
「ああ、はいはい。きっとリリアも使えるようになるよ」
「なんだか適当だ~」
そうしてあたしたちは笑い合うと、ヴィーシャさんは部屋の中に、あたしたちは食堂へと向かうのでした。
◆◇◆
「あ、レジーナさん。おはようございます!」
「あら、ごきげんよう」
食堂に行くと、レジーナさんがお友達の方々と一緒に食事をしていました。
「あら? ローザ、あなた今日雰囲気が違うんじゃなくて?」
「えへへ。わかります? 実は――」
あたしは美容魔法を試していることを説明しました。
「まあ、魔法はやっぱり便利ですわね。ちょっとわたくしにもかけてみてちょうだい?」
「なっ! レジーナ様! そのようなことは!」
「あら、ローザがわたくしに危害を加えるとでも?」
「い、いえ。そのようなことは……」
「なら構いませんわ。さ、ローザ」
「は、はい」
あたしは自分にやったようにレジーナさんにも魔法をかけてみます。するとレジーナさんのお肌がもちもちのつやつやに見えるようになりました。でもなんだか髪の色が少し変なような……?
「あ、あれれ?」
「どうしたんですの?」
「レジーナ様、こちらを」
「あら、ありがとう」
レジーナさんはお友達の差し出した手鏡で自分の顔を確認します。
「あら? 髪の色がおかしいですわね」
「すみません。なんだかあたしの髪の色に合わせた感じになっちゃいました」
「あらそう。でも、素敵な魔法ですわね」
「ありがとうございます」
「ただ、この髪では出歩けませんわ。解いてよろしくてよ」
「はい」
あたしが魔法を解くと、お肌も髪も元に戻りました。
「ローザ、この魔法はあまり……ああ、もう手遅れですわね」
「え?」
あたしが周りを見回すと、食堂中の女子生徒たちがあたしたちのことを見ています。
「魔法を化粧に使うだなんて、あなたは本当に発想が豊かですわね。これまでのこんなことを考えた魔術師はいたかしら?」
「え、そうなんですか?」
でも、あたしは夢のおかげで思いついただけですからね。あたしの発想がすごいわけじゃないと思うんです。
「ええ。近い将来、世の貴婦人たちが貴女に殺到しそうですわね」
「あ!」
そんなこと思いつきもしませんでした。
「でも、もうこれだけの生徒に知られてしまいましたもの。今さら隠すなんて無理ですわよ?」
ど、ど、どうしましょう?
================
次回更新は通常どおり、2022/02/05 (土) 20:00 を予定しております。
56
お気に入りに追加
969
あなたにおすすめの小説
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
三年目の離縁、「白い結婚」を申し立てます! 幼な妻のたった一度の反撃
紫月 由良
恋愛
【書籍化】5月30日発行されました。イラストは天城望先生です。
【本編】十三歳で政略のために婚姻を結んだエミリアは、夫に顧みられない日々を過ごす。夫の好みは肉感的で色香漂う大人の女性。子供のエミリアはお呼びではなかった。ある日、参加した夜会で、夫が愛人に対して、妻を襲わせた上でそれを浮気とし家から追い出すと、楽しそうに言ってるのを聞いてしまう。エミリアは孤児院への慰問や教会への寄付で培った人脈を味方に、婚姻無効を申し立て、夫の非を詳らかにする。従順(見かけだけ)妻の、夫への最初で最後の反撃に出る。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
婚約者が王子に加担してザマァ婚約破棄したので父親の騎士団長様に責任をとって結婚してもらうことにしました
山田ジギタリス
恋愛
女騎士マリーゴールドには幼馴染で姉弟のように育った婚約者のマックスが居た。
でも、彼は王子の婚約破棄劇の当事者の一人となってしまい、婚約は解消されてしまう。
そこで息子のやらかしは親の責任と婚約者の父親で騎士団長のアレックスに妻にしてくれと頼む。
長いこと男やもめで女っ気のなかったアレックスはぐいぐい来るマリーゴールドに推されっぱなしだけど、先輩騎士でもあるマリーゴールドの母親は一筋縄でいかなくて。
脳筋イノシシ娘の猪突猛進劇です、
「ザマァされるはずのヒロインに転生してしまった」
「なりすましヒロインの娘」
と同じ世界です。
このお話は小説家になろうにも投稿しています
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
【完結】後妻に入ったら、夫のむすめが……でした
仲村 嘉高
恋愛
「むすめの世話をして欲しい」
夫からの求婚の言葉は、愛の言葉では無かったけれど、幼い娘を大切にする誠実な人だと思い、受け入れる事にした。
結婚前の顔合わせを「疲れて出かけたくないと言われた」や「今日はベッドから起きられないようだ」と、何度も反故にされた。
それでも、本当に申し訳なさそうに謝るので、「体が弱いならしょうがないわよ」と許してしまった。
結婚式は、お互いの親戚のみ。
なぜならお互い再婚だから。
そして、結婚式が終わり、新居へ……?
一緒に馬車に乗ったその方は誰ですか?
【完結】婚約破棄されて修道院へ送られたので、今後は自分のために頑張ります!
猫石
ファンタジー
「ミズリーシャ・ザナスリー。 公爵の家門を盾に他者を蹂躙し、悪逆非道を尽くしたお前の所業! 決して許してはおけない! よって我がの名の元にお前にはここで婚約破棄を言い渡す! 今後は修道女としてその身を神を捧げ、生涯後悔しながら生きていくがいい!」
無実の罪を着せられた私は、その瞬間に前世の記憶を取り戻した。
色々と足りない王太子殿下と婚約破棄でき、その後の自由も確約されると踏んだ私は、意気揚々と王都のはずれにある小さな修道院へ向かったのだった。
注意⚠️このお話には、妊娠出産、新生児育児のお話がバリバリ出てきます。(訳ありもあります)お嫌いな方は自衛をお願いします!
2023/10/12 作者の気持ち的に、断罪部分を最後の番外にしました。
2023/10/31第16回ファンタジー小説大賞奨励賞頂きました。応援・投票ありがとうございました!
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
★小説家になろう様でも公開しています。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる